下水道の歴史


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トイレ・下水道・水道
  
歴史
  

* 2021/10/10.

西暦 元号 出来事
BC5000   メソポタミアのウル、バビロン、ラガシユ等で下水道築造
BC3000   モヘンジヨ・ダロ、カーリーバンガン等の都市に下水溝、水洗便所築造
BC2900~2700   メソポタミアの都市が発達し、下水道築造
BC2000   クレク島の宮殿に腰掛式水洗便所がつくられ、配水管に接続される
BC2000~1400   中国河南省准陽県平糧台で配水管築造
BC1100   中国洛陽近郊の二里類で配水管築造
BC300-200   秦の都威陽で五角形の管使われる
645 大化1 難波宮に排水溝築造
694 持統5 藤原京に排水構築造
708 和銅1 平城京に排水溝築造
784 延暦3 長岡京に排水溝築造
  (平安時代) 野玄式便所(日本式水洗トイレ)が高野山にできる
1347 貞和1 全ヨーロッパでペスト流行
1370 建徳1 パリに最初の円天井の下水道築造
1583 天正11 大阪城の城下町に背割下水ができる(太閤下水)
1606 慶長11 パリに最初の下水主幹線できる
1728頃 享保13 ベルサイユ宮殿に最初の水洗トイレを設置
1750   セーヌ川に流入する開きょ式下水道築造
1848   ロンドンで便所の下水道への接続を義務とする
1873 明治6 東京銀座に下水管布設(側溝を暗きょ化)
1877 明治10 コレラ流行
1881 明治14 横浜区で下水道築造(石造り馬蹄形管で底部は松坂)
1884 明治17 東京府神田下水施工
1894 明治27 大阪市、上下水道改良事業開始
1895 明治28 大阪市、本田袖水所完成
(わが国初のポンプ所)
1900 明治33 下水道法公布
1910年代   活性汚泥法を開発
1922 大正11 東京三河島汚水処分工場運転開始
(処理方式は標準散水ろ床法)
1930 昭和5 名古屋市掘留熱田処理場運転開始
(わが国初の散気式活性汚泥実用化)
1934 昭和9 岐阜市わが国初の分流式下水道事業
1948 昭和23 福井市で戦後初の公共下水道事業起工

ペスト:ペスト菌の感染によって引き起こされる感染症。主にげっ歯類を宿主とし、都市部ではネズミに寄生するノミによって伝播する。症状は発熱・頭痛・脱力感等。致死率が非常に高く、また感染者は皮下に内出血を起こし黒色となる為、黒死病とも呼ばれる。

暗きょ:河川や水路のうち、地上を流れ天井に蓋をされた、あるいは地下に埋設されたタイプを指す。

活性汚泥:人為的・工学的に培養された好気性微生物群を含む浮遊性有機汚泥の総称。微生物により有機物が分解され、汚濁や悪臭の軽減が可能となる。排水の浄化手段として広く用いられている。

散水ろ床法:下水処理に用いられる生物膜法の一つ。円形構造物の底に微生物が繁殖する細かな砕石を積み重ね、そこに上から下水を散水し、有機物を分解・浄化させる。

背割下水:大阪市に存在する古い下水溝。太閤下水とも呼ばれるが、現在は江戸時代に築造されたと考えられている。大阪城下町の建物の背面(裏口)に沿って掘られた為、その名が付いた。

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