計測分析機器に関連するノーベル賞受賞


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アインシュタイン:ドイツ生まれの理論物理学者。光量子説・ブラウン運動・特殊相対性理論・一般相対性理論を発表。

アシュキン:ベル研究所とルーセント・テクノロジーで働いていたアメリカ合衆国の物理学者。

アミノ酸:広義には、アミノ基とカルボキシ基の両方の官能基を持つ有機化合物の総称。

ヴュートリッヒ:スイス出身の化学者でノーベル化学賞受賞者。タンパク質を構造解析する手段としての多次元核磁気共鳴法の先駆的研究をリードした。

ガンマ線:ラジウムなどの放射性物質から出る放射線の一つ。波長の短い電磁波で、物質を透過する力が強い。

クリック:イギリスの科学者。DNAの二重螺旋構造の発見者。

クロマトグラフィー:ロシアの植物学者ミハイル・ツヴェットが発明した、物質を分離・精製する技法。

ケンドリュー:イギリスオックスフォード出身の生化学者、結晶学者。ヘムを含むタンパク質の構造を解析した功績により、ノーベル化学賞を受賞。

デヴィッソン:米国の物理学者。 ガーマーと共同で回折実験を行い、電子の波動性を証明。 1937年、ノーベル物理学賞受賞。

デバイ:オランダ・マーストリヒト出身の物理学者・化学者で、1936年のノーベル化学賞受賞者。

デュボシェ:スイスの生物物理学者。エーグル生まれ。ローザンヌ大学名誉教授。スプレー凍結法を確立。

バソフ:ロシアの物理学者で教育者。メーザー、レーザーの発明に繋がった量子エレクトロニクス分野の基礎研究によりノーベル物理学賞を受賞。

ビーニッヒ:ドイツの物理学者。走査型トンネル顕微鏡の発明でノーベル物理学賞を受賞。

プロホロフ:ロシアの物理学者。アンモニア・メーザーをつくり、三準位法を提案。固体レーザーとその応用に関する研究も行った。ノーベル物理学賞を受賞。

ヘイロフスキー:チェコプラハ出身の分析化学者。ポーラログラフィーの原理を発見した。

ペルーツ:オーストリア生まれのイギリスの化学者。タンパク質の構造解析の功績によりノーベル化学賞を受賞。

ヘンシュ:ドイツの物理学者。マックス・プランク研究所の量子光学部門所長、ミュンヘン大学教授。

ポーラログラフ分析法:微小電極上において行なわれる物質の電解現象に着目し、その電流-電圧曲線を記録し、物質の定量や電極反応などを研究する分析法。

ホログラフィー:3次元像を記録した写真であるホログラム の製造技術のこと。

マイケルソン:アメリカの物理学者。光速度の測定、干渉計による一連の高精度光学実験と物理学への寄与で、1907年にノーベル物理学賞受賞。

メーザー:誘導放出によってマイクロ波を増幅したりコヒーレントなマイクロ波を発生させたりできる装置。

メスバウアー:ドイツの物理学者でメスバウアー効果の発見者として知られる。 ノーベル物理学賞受賞。

ヨアヒム・フランク:生物物理学者。単粒子解析クライオ電子顕微鏡の開発と、細菌や真核生物由来のリボソームの構造と機能の解析を行った。

ラウエ:ドイツの理論物理学者。結晶によるX線の回折を行ってラウエ斑点を発見し、X線が電磁波であることを示した。

ラマン:インドの物理学者。1930年のノーベル物理学賞受賞者。ラマン効果の発見者。

ラマン効果:ラマン散乱。物質に光を入射したとき、散乱された光の中に入射された光の波長と異なる波長の光が含まれる現象。

ルスカ:ドイツの物理学者。電子顕微鏡の基礎技術を開発。透過型電子顕微鏡(電子線が薄片試料を通りぬけた像を拡大するもの)を開発。

ローラー:スイス人の物理学者。走査型トンネル電子顕微鏡の開発に取り組んだ。ノーベル物理学賞を受賞。

ワトソン:アメリカ出身の分子生物学者。DNAの分子構造における共同発見者の一人として知られる。

核酸:リボ核酸とデオキシリボ核酸の総称で、塩基と糖、リン酸からなるヌクレオチドがホスホジエステル結合で連なった生体高分子。

干渉計:波を干渉させる装置全般。波長や位相差を測定する機器。天体観測装置に限定することもある。

原子核:原子の中心をなすもの。陽子と中性子からなり、原子番号と同じ数の正電荷をもっている。原子の質量の大部分を占める。

光ピンセット:集光したレーザー光により微小物体をその焦点位置の近傍に捕捉し、さらには動かすことのできる装置および技術。

光電効果:物質に光を照射した際に、電子が放出されたり電流が流れたりする現象。

磁気能率:磁気モーメント。磁石の強さとその向きを表すベクトル量。

走査型トンネル顕微鏡:ゲルト・ビーニッヒとハインリッヒ・ローラーによって作り出された実験装置であり、走査型プローブ顕微鏡の一形式。

電子顕微鏡:通常の顕微鏡では、観察したい対象に光をあてて拡大するのに対し、光の代わりに電子をあてて拡大する顕微鏡のこと。

緑色蛍光蛋白(GFP):オワンクラゲがもつ分子量約27 kDaの蛍光性をもつタンパク質。青色の光を吸収して緑色の蛍光を発する。

* 2021/09/23.

受賞年 事項
1907 干渉計による研究(マイケルソン、物理)
1914 結晶によるX 線回折の発見(ラウエ、物理)
1915 X 線結晶構造解析法の確立(ブラッグ父子、物理)
1921 光電効果の法則の発見(アインシュタイン、物理)
1930 ラマン効果の発見(ラマン、物理)
1936 気体のX 線回折(デバイ、化学)
1937 結晶による電子の回折の発見(デヴィッソン、物理)
1952 原子核磁気能率の測定(ブロッホ、パーセル、物理)
1952 分配クロマトグラフィーによるアミノ酸分析法の発見(マーティン、化学)
1959 ポーラログラフ分析法の発明(ヘイロフスキー、化学)
1961 ガンマ線の無反跳核共鳴吸収の研究(メスバウアー、物理)
1962 核酸の二重ラセン構造の発見(ワトソン、クリック、医学生理学)
1962 蛋白質の立体構造の解明(ケンドリュー、ペルーツ、化学)
1964 生化学物質の構造決定(ホジキン、化学)
1964 メーザー、レーザーの発明(タウンズ、バソフ、プロホロフ、物理)
1971 ホログラフィーの発明(ガボール、物理)
1977 ラジオイムノアッセイ法の開発(ヤロー、医学生理学)
1985 結晶構造決定法の開発(ハウプトマン、カール、化学)
1986 電子顕微鏡に関する基礎研究と設計(ルスカ、物理)
1986 走査型トンネル顕微鏡の開発(ビーニッヒ、ローラー、物理)
2002 生体高分子の同定および構造解析のための手法の開発(田中、フェン、ヴュートリッヒ、化学)
2005 超短光パルスレーザーによる光周波数計測技術の開発(ホール、ヘンシュ 物理)
2008 緑色蛍光蛋白(GFP) の発見(蛋白観察マーカー)( 下村、シャルフィー、チェン 化学)
2017 クライオ電子顕微鏡の開発(デュボシェ、ヘンダーソン、ヨアヒム・フランク、化学)
2018 光ピンセット(アシュキンら、物理)


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