バロックの歴史


* 2021/09/15.

音 楽 一 般
1597 フィレンツェでオペラ誕生:ペーリPeriイタリア(1561-1633)「ダフネ」初演(殆ど散失)史上最初のオペラ 日本26聖人殉教:長崎西坂において キリシタン最初の殉教
1600 ペーリ:オペラ「エウリディーチェ」初演
ローマでオラトリオ誕生:カヴァリエーリCavalieriイタリア(c.1550-1602)史上最初のオラトリオ「魂と肉体の劇」初演
ギルバートイギリス「磁石」(磁気学、電気学の礎)出版
関ヶ原の合戦徳川家康、日本の支配権を得る家康は朱印船を東南アジア諸国へ派遣豊後にリーフデ号漂着家康は船員からオランダとイギリスの情報を得る
1601 カッチーニCacciniイタリア(c.1550-1618):「新しい音楽」(“麗しのアマリッリ”を含む)出版  
1602   シェークスピアイギリス:「ハムレット」
1603   ジェイムズⅠ世英国王即位(~25在位)
徳川家康:江戸幕府を開く(~1867年大政奉還)
1604   ガリレイイタリア落体の法則発見
1605 ベネヴォリBenevoliイタリア(1605-72)生 セルバンテススペイン(1547-1616)「ドン・キホーテ」第1部完成
1607 モンテヴェルディMonteverdiイタリア(1567-1643):オペラ「オルフェオ」初演  
1609   ケプラードイツ:天体(惑星)運動の法則発表
1610 モンテヴェルディ:聖母マリアの祝日のための「6声部のミサ曲“イン・イロ・テンポレ”」と「聖母マリアの晩課」① 教皇パウロ5世に献呈、ヴェネツィアで出版  
1612 ジョヴァンニ・ガブリエリG.Gabrieliイタリア(1554/57-1612)没 ルーブル宮殿造営開始(~1690完成)
1613   徳川家光鎖国令(~1867明治維新)
1614   幕府のキリシタン禁止令:宣教師国外追放、宣教師・信徒の潜伏
1615 ジョヴァンニ・ガブリエリ:「シンフォニア・サクラ第2巻」(“角笛を吹き鳴らせ”を含む)出版  
1616   家康の死にともない日光東照宮起工
1619   10月6日京都のキリシタン大殉教53名
1621   フェリペ4世スペイン国王即位
1622   9月10日長崎のキリシタン大殉教56名
1623   12月4日江戸のキリシタン大殉教50名
1626   スウィフトイギリス(1667-1745)「ガリヴァー旅行記」完成
1627 シュッツSchuetzドイツ(1585-1672):オペラ「ダフネ」初演 ドイツ・オペラ成立  
1628   キリシタン踏み絵始まる(~1857)
1630   ボストン市創設
1632 リュリLullyイタリア→フランス(1632-87)生
モンテヴェルディ:司祭叙階(65歳)
ガリレイ「天体時計」(地動説)発表33年異端尋問で有罪
1637 公開オペラ劇場の開始(ヴェネツィア)
ブックスフーデBuxtehudeドイツ(1637-1707)生
デカルトフランス「方法叙説」出版
1638 アッレグリAllegriイタリア(1582-1652):「ミゼレレ」作曲  
1640 モンテヴェルディ:オペラ「ウリッセの帰還」初演 清教徒革命勃発 (~60)
1642 モンテヴェルディ:遺作オペラ「ポッペアの戴冠」初演 レンブランドオランダ「夜警」
1643   ルイ14世フランス王即位 (~1715在位)
1644 弦楽器制作者ストラディヴァリイタリア(1644-1737)生  
1646   ベルニーニイタリア「聖テレサの法悦」
1650 キルヒャードイツ「音楽汎論」出版 ハーヴァート大学創立
1653 コレッリCorelliイタリア(1653-1713)生
パッヘルベルPachelbelドイツ(1653-1706)生
 
1656   ベラスケスイタリア「ラス・メニーナス(宮廷の侍女たち)」ベルニーニイタリアサン・ピエトロ大聖堂広場の大柱廊制作
1659 パーセルPurcellイギリス(1659-95)生  
1667   ミルトンイギリス「失楽園」出版
1668 クープランCouperinフランス(1668-1733)生 モリエールフランス「守銭奴」出版
1670   パスカルフランス(死後)「パンセ」出版
1677 リュリ:「テ・デウム」初演  
1678 ヴィヴァルディVivaldiイタリア(1678-1741)生(作品ex.「グロリア ニ長調RV589」作曲・出版年不明)  
1681 テレマンTelemannドイツ(1681-1767)生 ボシュエフランス「世界史論」出版
1682 ビーバーBiberオーストリア(1644-1704)「53声部のミサ」初演(従来はベネヴォリ作とされていた)  
1683 ラモーRameauフランス(1683-1764)生
パーセル:オペラ「ディドーとアエネアス」初演か
ヴィーントルコの包囲より解放
1684   ヴェルサイユ宮殿完成
1685 バッハJ.S.Bachドイツ(1685-1750)生
ヘンデルHändelドイツ→イギリス(1685-1759)生
ドメニコ・スカルラッティD.Scarlattiイタリア(1685-1757)生(作品ex.c.600曲のクラヴィア・ソナタ作曲・出版年不明)
 
1687   ニュートンイギリス:「自然哲学の数学的原理」(万有引力、運動の3法則を含む) 出版
1688   元禄時代(1688/9/30~1704/3/13)
1689    
1690 ヴェルクマイスター「新音律論」発表 ロックイギリス「人間悟性論」出版
1701   エール大学創立
1703 プロサールフランス「音楽事典」編集ヴィヴァルディ:司祭になる  
1710 ペルゴレージPergolesiイタリア(1710-36)生
フリ-デマン・バッハW.F.Bachドイツ(1710-84)生
 
1711 ヴィヴァルディ:協奏曲集「調和の霊感RV522」出版  
1713 バッハ:ヴィヴァルディの協奏曲10曲編曲  
1714 グルックドイツ(1714-87)生
エマヌエル・バッハC.P.E.Bachドイツ(1714-88)生:バッハ次男
クープラン:カンタータ「聖水曜日朝課の朗読」初演
ライプニッツドイツ「単子論」出版
1719   デフォーイギリス「ロビンソン・クルーソー」出版
1722 ラモー:「和声論」出版
マッテゾンJ.Matthesonドイツ(1681-1764):「音楽批評」創刊
 
1724 ラモー:「運指教則本付きクラブサン曲集」(ex.“鳥のさえずり”を含む)出版  
1726   スウィフトイギリス「ガリヴァー旅行記」出版
1727 バッハ:「マタイ受難曲BWV244」初演
ヴィヴァルディ:オペラ「怒れるオルランドRV728」初演
 
1729 ソレルSolerスペイン(1729-83)生  
1731   プレヴォーフランス:「マノン・レスコー」出版
1732 ペルゴレージ:オペラ「妹に恋した兄」初演
ハイドンオーストリア(1732-1809)生
 
1733 テレマン:「食卓の音楽」出版ペルゴレージ:オペラ「女中奥様」初演  
1736 ペルゴレージ :「スタバート・マーテル」作曲  
1739 ラモー:オペラ・バレー「ヘベの祭典」初演 ロシア船安房沖に来航
1742 ヘンデル:オラトリオ「メサイアHWV56」初演  
1745 エマヌエル・バッハ「ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ ハ長調」出版
ラモー:オペラ「プラテー」初演
 
1747   サン=スーシ宮殿完成
1749 ヘンデル:「王宮の花火HWV351」初演 フランクリンアメリカ:避雷針の発明
ゲーテGoetheドイツ(1749-1832)生
1750 サリエリイタリア(1750-1825)生
バッハ死去
 
1751   フランス「百科全書」刊行開始
1752 ブフォン戦争(~1754 フランス音楽対イタリア音楽の論争←ラモーvsペルゴレージ)  
1756 モーツァルトオーストリア(1756-91)生  
1756 ヘンデル死去  
1770 ベートーヴェンドイツ(1770-1827)生  
1781   カントドイツ:「純粋理性批判」発表
1785 エマヌエル・バッハ:「クラヴィア・ソナタ第1番」出版  

天体(惑星)運動の法則:ケプラーが発見した、惑星の運動に関する三つの法則。第一法則(楕円軌道の法則)は、惑星の軌道は楕円でその焦点の一つに太陽がある。第二法則(面積速度一定の法則)は、惑星と太陽を結ぶ動径は等時間に等面積を描く。第三法則(調和の法則)は、惑星の太陽からの平均距離の3乗と公転周期の2乗の比は一定である。

オラトリオ:宗教的な題材による歌詞をもち,独唱,重唱,合唱,管弦楽のための総合的で大規模な音楽作品。オペラと違って所作,衣装,舞台装置を伴わない。

自然哲学の数学的諸原理:アイザック・ニュートンの著書で、ニュートン力学体系の解説書である。1687年7月5日刊、全3巻。古典力学の基礎を築いた画期的なもので、近代科学における最も重要な著作の1つ。

朱印船:近世初期、朱印状を受けて外国との貿易に従事した船。豊臣秀吉の朱印状を携えた南蛮貿易船に始まったが、鎖国により全面的に禁止された。

清教徒革命:17世紀のイギリスで生じた革命(1640‐60)。その過程でイギリスは一時,君主政が否定され共和政となった。清教徒革命ともいう。

大政奉還:政権を天皇に返上すること。慶応3年(1867)10月14日、江戸幕府の第15代将軍徳川慶喜が政権を朝廷に返上することを申し入れ、朝廷が翌15日それを受け入れたこと。これによって鎌倉幕府以来約700年続いてきた武家政治は終了した。

単子論:ドイツの哲学者・数学者ライプニッツの哲学書。『モナド論』とも呼ばれる。1714年執筆,1840年刊。彼の哲学体系を要約したもの。全実在あるいは宇宙は無数の単子(モナド)からなり,単子は原子のようなものであるが知覚と欲求をもち,それが集まって統一と調和を保っているとし,神による予定調和と,その中における人間の自由意志を説いた。

純粋理性批判:哲学書。カント著。一七八一年刊。理性が認識の限界を超えて学としての形而上学を成立させるのを否定し、認識の限界を明確にすることによって理論理性の能力を批判。客観に認識の基準があるとした従来の哲学に対して、主観に認識の基準があるとするコペルニクス的転回を説いた。

ルーブル宮殿:フランス、パリのセーヌ川右岸にある宮殿。一三世紀にフィリップ二世が城塞を築いたのに始まる。一五四六年フランソワ一世が南西部分を造らせて以来、ナポレオン三世時代まで四世紀を費やして完成。一七九三年以来、建物の大部分は美術館として使用。

殉教:宗教上の信仰のために迫害を受けて死ぬことをさし,イスラームやキリスト教といった一神教に多くみられる

方法叙説:フランスの哲学者デカルトの著書。1637年刊。副題の「理性を正しく導き,学問において真理を探究せんがための方法」という言葉が示しているように,彼の方法的懐疑とその結果が述べられており,近代思想の珠玉の小編。

人間悟性論:イギリスの哲学者 J.ロックの著書。 20年間にわたってまとめられ,1690年刊。「生得観念について」「観念について」「言語について」「知識について」の全4巻から成る。この書は近世認識論の発端をなし,G.バークリー,D.ヒュームなどに引継がれ,また心理学,宗教論ではイギリス,フランスの啓蒙主義に多大な影響を与えた。

サンスーシ宮殿:ドイツ北東部の首都ベルリンから南西約30km、ブランデンブルク州の州都ポツダム市街の西に広がるサンスーシ公園北東部に建つロココ建築の宮殿。

ブフォン論争:1750年代にヨーロッパの知識人の間で起こった論争をさす用語である。特に、ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージの『奥様女中』が1752年にパリでユスターシュ・バンビーニ率いるイタリアの歌劇役者たちによって上演され、その上演が終わる1754年までの間、議論が白熱した。

安房沖:鹿児島県熊毛郡屋久島町安房付近の沖合

サリエリ:イタリアの作曲家。1750-1825。神聖ローマ皇帝、オーストリア皇帝に仕えた宮廷音楽家。死後忘れ去られるが、1984映画「アマデウス」にて脚光を浴びる。

アッレグリ:イタリアの作曲家、司祭、歌手。弦楽合奏のための作品を作曲した初期の作曲家の一人であり、弦楽四重奏曲の最初期における重要な作曲者。

カッチーニ:イタリア・バロック初期の作曲家。「カッチーニのアヴェ・マリア」が有名だが、実際にはソ連時代のヴァヴィロフの作だということが分かっている。

キルヒャー:ドイツの学者(1602~1680)。イエズス会司祭。東洋研究、地質学、医学など幅広い分野で優れた業績を残した。磁力で動く楽器を作ったり、「音楽汎論」を出版し音楽理論についての著述もしている。

クープラン:フランス・バロック時代の作曲家(1668~1733)。当時の鍵盤楽器であるクラヴサンのための曲を多く残した。

コレッリ:イタリアの作曲家。対位法の厳格な規則から自由な作風で、旋律の美しい流れと伴奏パートの丁寧な扱いが特徴的である。弦楽器と通奏低音のため楽曲を多く残した。

シュッツ:ドイツの初期バロック時代を代表する作曲家。「ドイツ音楽の父」と形容される。

ジョバンニ・ガブリエリ:イタリアの作曲家(1554または1557〜1612)。ヴェネツィア楽派の頂点に立ちルネサンスからバロック音楽への過渡期を代表する。分割合唱による作曲技法を広めた。

ストラディヴァリ:イタリアのクレモナで活動した弦楽器製作者。6世紀後半に登場したヴァイオリンの完成に貢献した。その作品(ストラディバリウス)は、21世紀現在、約600挺が現存する。

パーセル:イギリスの作曲家。イタリアやフランスの影響を受けつつ独自の音楽を生み出した。

パッへルベル:ドイツの作曲家。宗教曲・非宗教曲を問わず多くの楽曲を制作、コラール前奏曲やフーガの発展に大きく貢献したことから、バロック中期における最も重要な作曲家の一人。今日では「パッヘルベルのカノン」が有名。

ブックスフーデ:ドイツの作曲家。オルガン音楽の巨匠。ブクステフーデと表記されることが多い。バロック期の教会カンタータの形成に貢献する一方、オルガン音楽においては、その即興的・主情的な作風は幻想様式の典型とされ、バッハにも影響を与えた。

ペーリ:イタリアの作曲家(1561~1633)。ルネサンス〜バロック初期に活躍。ギリシャ悲劇を規範に、初めてオペラを作曲した。

ベネヴォリ:イタリアの作曲家(1605~1672)初期バロック時代に、複雑に声部の分かれた大掛かりな宗教曲を多数残した。ローマ楽派の巨大バロック様式を代表する一人。

モンテヴェルディ:イタリアの作曲家(1567~1643)。ルネサンスからバロック時代にかけて、オペラを多く残し、ヴェネツィア音楽の最も華やかな時代を作り上げた。

リュリ:フランス・バロック音楽の作曲家(1632~1687)ルイ14世に気に入られ、王のために多くのバレエ音楽を書いた。

ヴィヴァルディ:イタリアのバロック後期の作曲家。ヴァイオリン協奏曲「四季」が有名。

ヴェルクマイスター:ドイツの音楽理論家。ヴェルクマイスターの調律法として知られる鍵盤楽器の調律法について記した。

テレマン:後期バロックを代表するドイツの作曲家。クラシック音楽史上もっとも多くの曲を作った作曲家として知られる。

ドメニコ・スカルラッティ:イタリアの作曲家。多数のチェンバロのためのソナタと練習曲集が有名。

バッハ:ドイツの作曲家。バロック時代の最後尾に位置する作曲家としてそれまでの音楽を集大成したとも評価されるが、西洋音楽の基礎を構築した作曲家であり音楽の源流であるとも捉えられ、日本では「音楽の父」と称される。

ビーバー:オーストリアの作曲家。ヴァイオリンの技巧にすぐれ、高度な技術を必要とするヴァイオリン曲を多く残した。

フリーデマン・バッハ:バッハの長男でドイツの作曲家・オルガニスト。膨大な作品数にもかかわらず、出版されたものは少ない。

プロサール:フランスの音楽理論家。1703年「音楽辞典」を編纂。

ペルゴレージ:イタリアの作曲家。モーツァルトやロッシーニらに継がれるオペラ・ブッファの基礎を築き、甘美な旋律にあふれたオペラを作曲した。古典派音楽の様式を最も早く示した人物として音楽史に名を遺している。

ヘンデル:ドイツ出身で、イギリスに帰化した作曲家。後期バロックの著名な作曲家。特にイタリア語のオペラ・セリアや英語のオラトリオの作曲で知られ、オラトリオ『メサイア』は現在でも人気が高い。

ラモー:バロック時代のフランスの作曲家・音楽理論家。機能和声法と調性を体系的に理論化し、ハーモニーという語を和音や和声の意味で用いた最初の音楽理論家。

エマヌエル・バッハ:ドイツの作曲家。バッハの次男。ギャラント様式や多感様式を追究して、古典派音楽の基礎を築き、ハイドンやベートーヴェンにも影響を与えた。

グルック:ドイツにの作曲家。オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」作曲。西洋音楽史上では「オペラの改革者」として名を残している。

ソレル:スペインの18世紀の舞台音楽の作曲家。オペラ・ブッファの作曲家として、モーツァルトと並び立つ存在と評価されていた。

マッテゾン:ドイツ後期バロック音楽の作曲家。音楽理論家・作家・外交官・辞書編纂者。ヘンデルと大の親友であった。

ガリレイ:イタリアの物理学者、天文学者。代科学的な手法を樹立するのに多大な貢献をし「近代科学の父」「天文学の父」と呼ばれる。振り子の等時性に関する研究、斜面上をころがる物体の運動に関する理論、落体の運動法則のほか、木星の衛星、月面のクレーター、太陽の黒点などを発見した。

ケプラー:ドイツの天文学者。天体の運行法則に関する「ケプラーの法則」を唱えた。理論的に天体の運動を解明したという点において、天体物理学者の先駆的存在だといえる。

シェイクスピア:イギリスの劇作家、詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物。卓越した人間観察眼からなる内面の心理描写により、もっとも優れた英文学の作家とも言われている。

スウィフト:イギリスの諷刺作家、随筆家、政治パンフレット作者、詩人、および司祭。著名な作品に『ガリヴァー旅行記』『穏健なる提案』『ステラへの消息』などがある。英語の散文で諷刺作品を書いた古今の作家のなかでも第一級と言われている。アイルランドの10ポンド紙幣に肖像が使用されていた。

ベートーヴェン:ドイツの作曲家。音楽史上極めて重要な作曲家の一人であり、日本では「楽聖」とも呼ばれる。その作品は古典派音楽の集大成かつロマン派音楽の先駆けとされ、後世の音楽家たちに多大な影響を与えた。

モーツァルト:オーストリアの音楽家。古典派音楽・ウィーン古典派を代表する人物。幼いころから神童として名を馳せ、ヨーロッパ各地を演奏旅行した。宮廷等に属さずフリーランスで活躍した最初の演奏家・作曲家。あらゆるジャンルにわたって数多くの傑作を生み出し、今日でも頻繁に演奏されている。

デカルト:フランスの哲学者、数学者。合理主義哲学の祖であり、「我思う。ゆえに我あり」の命題に示される通り、人間の理性を用いて真理を探究することを目指し、近世哲学の祖として知られる。

ニュートン:イギリスの自然哲学者、数学者、物理学者、天文学者、神学者。主な功績に「万有引力の法則」で知られるニュートン力学の確立や微積分法の発見がある。

ハイドン:古典派を代表するオーストリアの作曲家。数多くの交響曲、弦楽四重奏曲を作曲し、交響曲の父、弦楽四重奏曲の父と呼ばれている。弦楽四重奏曲第77番(第62番)の第2楽章にも用いられた皇帝讃歌『神よ、皇帝フランツを守り給え』の旋律は、現在ドイツ国歌(ドイツの歌)に用いられている。

パスカル:フランスの哲学者、自然哲学者、物理学者、思想家、数学者、キリスト教神学者、発明家、実業家である。神童として数多くのエピソードを残した早熟の天才で、その才能は多分野に及んだ。「人間は考える葦である」などの命題やパスカルの賭けなどの多数の有名な思弁がある遺稿集『パンセ』は有名である。その他、パスカルの三角形、パスカルの原理、パスカルの定理などの発見で知られる。

ベラスケス:スペインの画家。スペイン絵画の黄金時代であった17世紀を代表する巨匠で、マネは「画家の中の画家」と呼んだ。代表作「ブレダの開城」。

ベルニーニ:イタリアの彫刻家、建築家、画家。「ベルニーニはローマのために生まれ、ローマはベルニーニのためにつくられた」と賞賛されたバロック芸術の巨匠である。古代遺跡が残る古き都ローマは彼の手によって、壮大なスケール、絢爛豪華な装飾にあふれる美の都に変貌し、人々は彼の作品を「芸術の奇跡」と絶賛した。

ボシュエ :フランスのカトリック司教・神学者。その説教と演説で特に有名であった。著書に「哲学入門」「世界史叙説」「棺前説教集」等がある。

ミルトン:イギリスの詩人。代表作「失楽園」はダンテ「神曲」やアリオスト『狂えるオルランド』と並ぶルネサンス期の長編叙事詩の名作である。

モリエール:フランス王国ブルボン朝時代の俳優、劇作家。ピエール・コルネイユ、ジャン・ラシーヌとともに古典主義の3大作家の1人。悲劇には多くを残さなかったが、鋭い風刺を効かせた数多くの優れた喜劇を制作し、フランス古典喜劇を完成させた。

レンブラント:オランダの画家。バロック絵画を代表する一人。大画面と、光と影の明暗を明確にする技法を得意とし「光の画家」「光の魔術師」の異名を持つ。代表作「夜警」。

カント:ドイツの哲学者。ケーニヒスベルク大学の哲学教授を務めた。「純粋理性批判」、「実践理性批判」、「判断力批判」の三批判書を発表し、批判哲学を提唱して、認識論における、いわゆる「コペルニクス的転回」をもたらした。

ゲーテ:ドイツの詩人、劇作家、小説家、自然科学者(色彩論、形態学、生物学、地質学、自然哲学、汎神論)、政治家、法律家。ドイツを代表する文豪であり、小説「若きウェルテルの悩み」、叙事詩「ヘルマンとドロテーア」、詩劇「ファウスト」など広い分野で重要な作品を残した。

デフォー:イギリスの著作家、ジャーナリスト。「ロビンソン・クルーソー」を書いたことで有名。

フランクリン:アメリカの政治家、外交官、著述家、物理学者、気象学者。印刷業で成功を収めた後、政界に進出しアメリカ独立に多大な貢献をした。また、凧を用いた実験で、雷が電気であることを明らかにしたことでも知られている。勤勉性、探究心の強さ、合理主義、社会活動への参加という18世紀における近代的人間像を象徴する人物。己を含めて権力の集中を嫌った人間性は、個人崇拝を敬遠するアメリカの国民性を超え、アメリカ合衆国建国の父の一人として讃えられる。

プレヴォー:フランスの小説家。カトリック教会の聖職者であったため、アベ・プレヴォ(Abbé Prévost、僧プレヴォ)と短縮して呼ばれることが多い。イエズス会学校で学び、幾度か聖職を離れて軍に入隊したり、逃亡して外国へ行った経験が、高名な小説『マノン・レスコー』の土台となった。

ライプニッツ:ドイツの哲学者、数学者。デカルトやスピノザなどとともに近世の大陸合理主義を代表する哲学者である。主著は『単子論』、『形而上学叙説』、『人間知性新論』、『神義論』など。

ロック:イギリスの哲学者。イギリス経験論の父と呼ばれ、主著『人間悟性論』(『人間知性論』)において経験論的認識論を体系化した。また、「自由主義の父」とも呼ばれ、その考えはアメリカ独立宣言、フランス人権宣言に大きな影響を与えた。

百科全書:フランスの啓蒙思想家ディドロとダランベールら「百科全書派」が中心となって編集し、1751年から1772年まで20年以上かけて完成した大規模な百科事典。

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