キリスト教の歴史


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歴史
  

* 2021/09/07.

出来事
紀元前1950年頃
(2000B.C.)
古代パレスチナ族長時代(アブラハム・イサク・ヤコブ)
1700年頃 ヤコブ一族がエジプトに移住
1280年頃 モーセによるエジプト脱出、荒野放浪
1220年頃 ヨシュアによるイスラエル民族のカナン占領
1207年 パレスチナにおける民族集団としての「イスラエル(ヘブライ語で『神が支配する』の意味)」が存在(エジプト王メルエンプタハ〔メルネプタ〕のイスラエル碑より)
1200年頃~
1020年頃まで
士師時代(デボラ・ギデオン・サムエルら)
1060年頃 ペリシテ人がパレスチナに進出する。
1050年頃 アフェクにおいてイスラエルが敗北・シロの陥落
1020年頃 イスラエル統一王国時代
1020年頃~ サウル王・ダビデ王・ソロモン王時代、ヤハウェ資料成立
957年 エルサレム神殿建設、
922年 ヤロブアムの反乱、王国の分裂
紀元前10世紀頃~
紀元前6世紀頃
 
南ユダ王国(預言者イザヤ・エレミヤ・エゼキエル・ミカが活躍)北イスラエル王国(預言者エリヤ・エリシャ・アモス・ホセアが活躍)
720年 アッシリア王シャルマナサル5世の侵攻によりサマリアが陥落・指導者の捕囚・北イスラエル王国滅亡。
705年 エルサレム軍備拡張、異教的慣習の撤廃が行われる。
701年 ユダ王国アッシリアの属領となる。
626年 新バビロニア(カルデア)王国がアッシリアより独立
612年 新バビロニアによりアッシリア滅亡・首都ニネベが破壊される。
597年 バビロニア王ネブカドネツァル2世の第1次ユダ侵攻、エルサレム陥落、第1次バビロニア捕囚。
586年 ネブカドネツァル2世の第2次ユダ侵攻、エルサレム陥落、ユダ王国滅亡、第2次バビロニア捕囚。
539年 ペルシャ王キュロスがバビロニアとフェニキア征服
捕囚民が本国へ帰還開始、エルサレム神殿再建開始
520~515年 エルサレム第二神殿再建
紀元前5世紀頃 預言者ハガイ・ゼカリアが活躍。
エズラ・ネヘミヤの改革
427年 古代ギリシアの哲学者プラトン生まれる。
紀元前4世紀頃 モーセ五書が正典とされ、ユダヤ教成立
アレクサンドロスによりペルシャ帝国滅亡、エルサレムが占領される。
ヘレニズム時代始まる。
384年 古代ギリシアの哲学者アリストテレス生まれる。
紀元前3世紀頃 アレクサンドリア図書館が設立され、エジプトでセプチュアギンタ(七十人訳聖書)が着手される。
198年 パレスチナがシリアのセレウコス王朝に統治される。
167年 エルサレムがシリアのセレウコス王朝に占領され、ユダヤ教徒への迫害がなされる。
164年 ユダ・マカバイがエルサレムを奪い返し、神殿を清め直す。
143年 シモン・マカバイがユダヤを独立させる。
紀元前2世紀中頃 サドカイ派、ファリサイ派、エッセネ派(クムラン教団を含む)が起こる。
63年 ローマ帝国のポンペイウスがエルサレムを占領し、ユダヤがローマ帝国の属領となる。
44年 ローマ皇帝カエサルの暗殺
40年 ヘロデがユダヤ王となる。
27年 ローマ皇帝オクタウィアーヌスがアウグストゥスの称号を受ける。
4年 ヘロデ大王没
紀元前4年頃 イエス誕生
紀元18年
(A.D.18)
カイファ(カヤパ)大祭司となる(~36年)
26年 ポンテオ・ピラトがユダヤ総督となる(~36年)
28年 洗礼者ヨハネの活動、イエスが洗礼を受ける
30年頃 イエスの十字架刑、キリスト教、エルサレム教会の誕生
32年頃 ステファノの殉教(使徒言行録)
33年頃 パウロの回心
48年頃 エルサレムにて使徒会議開かれる。
パウロ伝道旅行開始
50年頃 パウロにより「テサロニケの信徒への手紙一」が執筆される。
64年 ローマの大火、皇帝ネロによるキリスト教迫害
60/4年頃 パウロ、ペトロの殉教
66年 ユダヤ戦争が起こり、ローマ軍によりエルサレム陥落(70年)
73年 マサダ要塞の陥落
70~80年代 共観福音書(マタイ、マルコ、ルカ)成立
90年 ユダヤ教がヤムニア会議にて旧約聖書正典を成立させる。
90年代 ヨハネによる福音書成立
95年頃 ローマ皇帝ドミティアーヌスによるキリスト教迫害
紀元1世紀末 教会生活の規定を記した指導書『ディダケー(12使徒の教訓)』が執筆される。
132年~135年 バル・コクバによる第2次ユダヤ戦争が起こる。
135年頃 グノーシス主義が盛んになる。
140年頃 マルキオン、ローマで活動
144年 マルキオンがキリスト教会から破門される。
150年頃 リヨンのエイレナイオスがグノーシス主義と対決した『対異端駁論』を記す。
160年頃 ユスティノスが『トリュフォンとの対話』(ギリシア語でユダヤ人向けに書かれたキリスト教弁証書)を記す。
165年 ユスティノスがローマで殉教
185年頃 ゲルマニアにキリスト教が入る。
197年 テルトゥリアヌスがローマ帝国の迫害に対して法的な観点からキリスト教を弁護した『護教論(「弁証書」)』を記す。
200年頃 エデッサが東シリアのキリスト教の中心地となる。
200/2年 アレクサンドリアのクレメンスがキリスト教の哲学に対する関係を扱った『ストロマテイス』を記す。
204/5年 新プラトン主義の創始者プロティノスがエジプトで生まれる。
3世紀初 ローマのカタコンベ(地下墓地)にキリスト教壁画登場
220年頃 キリスト教がペルシャ、アラビアに浸透
230年頃 オリゲネスが「キリスト教最初の教義学」と言われる『諸原理について(「原理論」)』を記す。
250年 デキウス帝によるローマ帝国最初の全国的規模のキリスト教大迫害
250年以後 西ゴート族のキリスト教化始まる。
258年 カルタゴの主教キプリアヌス殉教
4世紀初頭 ローマのパオロ(パウロ)墓地記念堂(後の聖パオロ大聖堂:サン・パオロ・フオリ・レ・ムーラ聖堂)が建立される。
4世紀前半 エチオピアにキリスト教が伝わる。
303年 ディオクレティアヌス帝による大迫害(~313年)
313年 コンスタンティヌス帝のミラノ寛容令(勅令)によりキリスト教公認される。
325年 ニカイア公会議(第1回世界教会総会議)。ニカイア信条成立。
330年 コンスタンティヌス帝が首都をローマからビザンティウムへ移し、コンスタンティノポリス(現在のイスタンブール)と改名。ローマの聖ピエトロ(ペトロ)大聖堂が建立される。
371年頃 ニュッサのグレゴリオスが主教となる。
374年 アンブロシウスがミラノの主教となる。
381年 コンスタンティノポリス総会議(第2回世界教会総会議)。ニカイア・コンスタンティノポリス信条成立
386年 アウグスティヌス回心
392年 テオドシウス帝がキリスト教を国教と定める。
395年 ローマ帝国東西に分裂
396年 アウグスティヌスがヒッポの司教となる。
397年 カルタゴ会議において正典が決定される(新約聖書27巻、旧約聖書44巻)。
398年 クリュソストモスがコンスタンティノポリスの大主教となる。
4世紀末以降 アンブロシウス(アンブロージョ)聖歌(ミラノ聖歌)が歌われる。
エジプトでコプト教会が成立
400年頃 アウグスティヌスが『告白』を執筆
404/5年 ヒエロニムスがヴルガタ訳聖書を完成させる。
411年 ドナトゥス派が異端とされる。
413/26年 アウグスティヌスが『神の国』を執筆
430年 アウグスティヌス没する。
431年 エフェソ公会議(第3回世界教会総会議)
449年頃 アングロ、サクソン族、ゴート族、ブリタニア(イギリス)に侵入
451年 カルケドン公会議(第4回世界教会総会議)。カルケドン信条が成立
476年 西ローマ帝国滅亡。キリスト単性論論争(~681年)
486年 クローヴィスがフランク王国を統一。
496/98年 クローヴイス1世が受洗、フランク族がキリスト教化される。
527年 東ローマ皇帝ユスティニアヌス1世が即位(~65年)
529年 ベネディクトウス、モンテ・カシーノに修道院を開く。
535年 インド、セイロンにキリスト教が伝わる。
553年 第2コンスタンティノポリス公会議(第5回世界教会総会議)。
563年頃 大コルンバヌスがアイオナ島に修道院を設立し、スコットランドに宣教。
589年 トレドー公会議が開かれ、「フィリオクエ」(「聖霊が父と子から発出する」と信条において唱えること)が成文化される。
590年 教皇グレゴリウス1世が即位(~604年)
596年 カンタベリーのアウグスティヌス、アングロサクソン族伝道に派遣される(イギリス伝道)。
600年 ローマにスコラ・カントルム(聖歌隊のための学校)創立
604年 ロンドンにセント・ポール(聖パウロ)大聖堂建立
614年 ペルシャ軍によるエルサレム陥落
622年 回教紀元(マホメットのヘジラ暦:イスラム教で言うところの紀元)の始まり。
キリスト単意説論争始まる(~681年)
635年 ネストリウス派(キリスト教の一派で異端とされ、イスラム教文化と影響を及ぼしあった:「アッシリア教会」「景教」とも言う)が唐の都、長安に伝えられる。
637年 イスラム軍がエルサレムを占領
657年頃 礼拝でパイプ・オルガンの使用始まる。
668年以降 景教が統一新羅(後の朝鮮半島)に伝わる。
680/1年 第3コンスタンティノポリス公会議(第6回世界教会総会議)
711年 イスラム軍が西ゴート王国を征服し、スペインを支配する。
726年 イコン論争(画像論争)始まる。
736年 中国の景教の僧が日本を訪れる。
751年 ピピン、フランク国王となる、カロリング王朝始まる。
756年 ピピンがイタリア中心部の国土を教皇に提供、「教皇領」の始まり。
768年 カール1世がフランク王となる。
780年 東ローマ皇帝コンスタンティヌス6世即位(~797年)、イコン信仰復活。
781年 唐の「大秦景教流行中国碑」が建てられる。
787年 第2ニカイア公会議(第7回世界教会総会議)
789年 ノルマン人がブリタニア(イギリス)に上陸
8世紀 ガリア聖歌、モサラベ(スペインのアラブ化されたキリスト者)聖歌が歌われる。
800年 カール大帝がローマ教皇レオ3世より西ローマ皇帝の冠を授けられる。
800年頃 ローマ聖歌(グレゴリオ聖歌)が歌われる。
830年頃 パスカシウス・ラドベルトゥスが聖餐論についての著作『主の肉体と血について』を執筆し、後の化体説の素地を作る。
844年 聖餐論争が始まる。
9世紀中頃 最初のポリフォニー(多声音楽)、平行オルガヌムが起こる。
869年 スラヴ人への伝道を行なったキュリロスがローマに行き、教皇よりスラヴ語による礼拝を行う許可を受ける。
第4コンスタンティノポリス総会議(西方の認める第8回世界教会総会議)
879年 コンスタンティノポリス会議(東方の認める第8回世界教会総会議)
871年 イングランド王アルフレッド大王即位(~901年)
880年 ロシアにキエフ公国成立
911年 ノルマンディ公国創建
962年 神聖ローマ帝国が創建され、ドイツ王であったオットー大帝がローマで帝位を授けられる。
988年 ロシアのウラジミール1世がキリスト教に改宗する。
989年 ロシアのウラジミール1世が東ローマ皇帝バシリウス2世の妹と結婚し、ギリシア正教(東ローマ帝国〔ビザンティン帝国〕の教会、東方正教会の一つ)を国教とする。
995年 ノルウェー王オーラフ1世がノルウェーにキリスト教を導入する。
紀元1014年 デンマーク王クヌード2世がキリスト教を国教とする。
1033年頃 アンセルムス生まれる。
1054年 東西教会の最終的分裂(相互破門)
1066年 ノルマン人がイギリスを征服。
1077年 神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世が教皇グレゴリウス7世に対して聖職者の任命に関して教会の権威に服従し、許しを乞うた「カノッサの屈辱(カノッサ事件)」が起こる。
11世紀末 スコラ哲学(スコラ学)が盛んになる。
1090年頃 ボローニャ大学の基礎ができる。
1092年 トルコ人によるニカイア占領:東ローマ皇帝アレクシス1世が教皇ウルバヌス2世に援助を求め、十字軍を結成。
1093年 アンセルムスがカンタベリー大主教となる(~1109年)
1096年 第1回十字軍(~1099年)
1098年 フランスにシトー修道会(ベネディクトゥス派の改革修道会)が設立される。
1099年 十字軍がエルサレムを占領し、エルサレム王国を建設。
1115年 クレルヴォー修道院が創建される。初代院長にベネディクトゥス会修道院長のベルナルドゥスがなる。
1123年 第1ラテラノ総会議(西方の認める第9回世界教会総会議)
1123年頃 フランスの初期スコラ神学者ペトルス・アベラルドゥスが『然りと否』を執筆。
12世紀中頃 フランク王国でゴシック建築が盛んになる。
1139年 第2ラテラノ総会議(西方の認める第10回世界教会総会議)
1140年頃 南フランクにカタリ派(別名アルビ派が起こる。
1143年 ポルトガル王国成立
1147年 第2回十字軍
1148/50年 ロンバルドゥス『命題集』(教会によって公認された中世神学教育の公の教義学教科書)を執筆。
1158年 ボローニャ大学認可される。
1160年頃 ノートル・ダム楽派が起こる(~1210年頃)
1163年 パリのノートル・ダム大聖堂(パリ大聖堂)着工
1170年頃 オックスフォード大学創立。
1177年 ワルドー派(二元論的異端とされた民衆宗教運動団体)が結成される。
1179年 第3ラテラノ総会議(西方公認第11回世界教会総会議)
1180年 パリ大学公認される。
フランス王フィリップ2世即位。
1181/2年 アッシジのフランチェスコ生まれる。
1187年 サラディンがエルサレムを占領(エルサレム王国滅亡)
1189年 第3回十字軍(~1192年)
1198年 教皇インノケンティウス3世即位(~1216年)
1199年 ドイツ騎士団が騎士修道会に発展し、公認される。
1200年頃 モテトゥスの成立
1204年 第4回十字軍(~1204年)
1206/7年 フランチェスコの回心
1209年 ケンブリッジ大学創立
1211年 ランス大聖堂着工。
1212年 少年十字軍:多数の少年が奴隷とされてしまう。
1215年 第4ラテラノ総会議(西方公認第12回世界教会総会議):化体説が教義に入れられる。
1216年 ドミニコ修道会認可される。
1217年 第5回十字軍(~1221年)
1220年 アミアン大聖堂着工
1223年 フランシスコ会修道会認可される。
1226年 フランス王ルイ9世即位(~1270年)
1228年 第6回十字軍(~1229年)
1245年 第1リヨン総会議(西方公認第13回世界教会総会議)
アルベルトゥス・マグヌス(スコラ学者)がドミニコ会教師となり、パリ。ケルンで教える。
1248年 第7回十字軍(~1254年)
ケルン大聖堂着工
1250年 シエナ大聖堂着工
1257年 パリ大学に神学院設立
1265/6年 ドゥンス・スコトゥス生まれる。
1265年 トマス・アクィナスが『神学大全』を執筆(~1273年)
1270年 第8回十字軍
1274年 第2リヨン総会議(西方公認第14回世界教会総会議):東西教会が合同する。
1291年 アクル(アコ)陥落。十字軍終結。エルサレム王国滅亡。
1294年 フランシスコ会のモンテコルビーノが元の首都大都(北京)に到着。
1296年 フィレンツェ大聖堂着工
1298年 バルセロナ大聖堂着工
1299年 オスマン・トルコ帝国建国。
1300年頃 アルス・ノーヴァが起こる。
1303年 ローマ大学創立。北京にカトリック大司教座を設置。
1309年 教皇庁がアヴィニョンに移される。教皇のバビロニア捕囚はじまる(~1377年)。
1311年 ヴィエンヌ総会議(西方公認第15回世界教会総会議)
1314年頃 ルネサンス第1期 この頃、ダンテの『神曲』が完成。
1327年 哲学的神秘主義者マイスター・エックハルト没
1339年 イギリスとフランスの百年戦争
1347年 ウィリアム・オッカム没
ヨーロッパにペスト大流行(~1351年)
1350年 「神の友」運動(神秘的信仰体験を重視する運動の一つ)起こる。
1360年 ウィーン大学創立。
ギョーム・ド・マショーが現存最古の通作ミサ曲を作曲。
1375年 文学者ボッカチオ没
1378年 大シスマ(教皇同士の対立による教会の二大分裂)始まる(~1417年)。
1382年 ジョン・ウィクリフが『英訳聖書』を完成させる。
1386年 ハイデルベルク大学創立。
ミラノ大聖堂着工。
1392年 エルフルト大学創立
15世紀以降 イングランドで2声のキャロル歌われる。
1400年頃 ドイツ神秘主義の著作物『テオロギア・ゲルマニカ』が書かれる。ルネサンス第2期
1414年 コンスタンツ総会議(西方公認第16回世界教会総会議 ~1418年)
1415年 総会議が「パン」だけの聖餐を採択。ローマ・カトリック教会を批判したボヘミア(現在のチェコスロバキア)の改革者ヨハネス・フス(ヤン・フス)を火刑にし、宗教改革の先駆者ジョン・ウィクリフを死後裁判で異端と宣告する。
フィレンツェ・ルネサンスが起こる。
1419年 フスの火刑に対してボヘミアの民衆が怒り、フス戦争が起こる。(~1434年)
1430年 グーテンベルク活版印刷術発明。
1431年 ジャンヌ・ダルク火刑に処せられる。
バーゼル総会議開かれる(~1449年)。
1438年 フェララ・フィレンツェ総会議が開かれ(~1439年)、東西教会の合同宣言が行われる。
1449年 ルネサンス第3期
15世紀中頃以降 フランドル楽派が活動。
1453年 トルコ軍によりコンスタンティノポリス陥落、東ローマ帝国滅亡。
1457年 フス派がボヘミア兄弟団(後のモラヴィア兄弟団)を結成。
1460年 フライブルク大学創立。
1464年 哲学者でバーゼル総会議の理論的指導者の一人ニコラウス・クザヌス没。
1471年 ドイツの思想家トマス・ア・ケンピス没。
1472/3年 レオナルド・ダ・ヴィンチが『受胎告知』を完成させる。
1479年 イスパニア王国(現在のスペイン)生まれる。
1483年 ドイツの宗教改革者マルティン・ルターがアイスレーベンに生まれる(11月10日)。
1484年 スイス・チューリッヒの宗教改革者フリードリッヒ・ツヴィングリが生まれる(1月1日)。
1491年 イエズス会創立者イグナティウス・デ・ロヨラが生まれる。
1492年 コロンブスがアメリカを発見。
1497年 ドイツの宗教改革者フィリップ・メランヒトンが生まれる。
レオナルド・ダ・ヴィンチが『最後の晩餐』を完成させる。
1498年 イタリアの教会改革者サヴォナローラ火刑に処せられる。
ヴァスコ・ダ・ガマがインド航路を発見。
ミケランジェロ『サン・ピエトロのピエタ』作成(~1500年)。
16世紀 ポリフォニー受難曲が作曲される。
パロディー・ミサ曲の発展
16世紀以降 英国教会でアンセム(礼拝の最初や最後に付加的に歌われるもの)・サーヴィス(聖餐式等の典礼曲)成立。
1508年 ミケランジェロがシスティナ礼拝堂壁画制作(~1512年)
1509年 スイス・ジュネーヴの宗教改革者ジャン・カルヴァンが生まれる(7月10日)。
イングランド王としてヘンリー8世が即位(~1547年)
1512年 グリューネヴァルト『イーゼンハイムの祭壇画』作成(~1515年)
1513年 ルター、ヴィッテンベルク大学で第1回詩編講義を行なう(~1515年)。この頃に宗教改革者となる体験、「キリストに対する信仰のみによって義とされる」という「神の義の発見」をしたと言われている。
1516年 オランダの人文主義者エラスムスがギリシア語新約聖書を印刷出版する。
1517年 ルターがヴィッテンベルク城教会の扉に95箇条の提題を掲げ、ドイツの宗教改革が始まる(10月31日)。
1518年 ツヴィングリ、チューリッヒ大司教座教会付き牧師となる。
ルター、カトリック教会から異端審問を受け、そのハイデルベルク討論で自らの神学を「十字架の神学」と呼ぶ。
1520年 ルター、カトリック教会から異端として破門の威嚇を受けるが、『キリスト者の自由』を始めとする宗教改革三大文書を発表。
1521年 ヴォルムスの国会でルターの破門が神聖ローマ帝国によって政治的に承認され、ルターは領主フリードリッヒ賢公の計らいでヴァルトブルク城に保護される。
メランヒトンがプロテスタント教会最初の教義学書『ロキ・コンムネス』を執筆。カール・シュタットがヴィッテンベルクで修道院の解散、ミサ改革を行なう。
1522年 ルター、ドイツ語新約聖書出版。
トーマス・ミュンツァーの一派がヴィッテンベルクで礼拝堂の画像を破壊し騒乱となるが、ルターの説教で治まる。
1523年 ツヴィングリがチューリッヒの宗教改革を行なう。
再洗礼派の誕生。
フランスで改革運動起こる。
1524年 ドイツ農民戦争(~1525年)。
エラスムスが『自由意志論』執筆。
イタリア・ルネサンス最盛期。
1525年 スイス・バーゼルで改革運動。
ルターがエラスムスの『自由意志論』に対して、『奴隷意志論』を執筆し、反論。
この頃、イタリアで作曲家ジョヴァンニ・ピエールルイジ・ド・パレストリーナ生まれる。
1527年 デンマーク国会、スウェーデン国会がルター主義改革を決定。
1528年 スイス・ベルン市改革を決議。
1529年 ルターとツヴィングリらのマールブルク会談が行なわれる。
シュパイエルの国会で新教諸侯たちが皇帝の命に反し「抗議した宣言(プロテスタンティオー)」を発表。「プロテスタント(新教徒)」という名称が生まれる。
1530年 アウクスブルクの国会で、主としてメランヒトンが起草しルターが承認したルター派教会の信仰告白である『アウクスブルク信仰告白』が提出される。
ヴェネツィア楽派、複合唱様式の発展。
1531年 ローマ・カトリック軍がチューリッヒを攻撃し、ツヴィングリが戦死。
1533年 カルヴァンが宗教改革者として回心する。
1534年 熱狂的再洗礼派による「ミュンスター事件」起こる。(~1535年)
イギリス国会が『首長令』を発布し、イギリス国王を「英国国教会のこの世における至上の頭」とすることにより、英国国教会はローマ教会から分離。
1536年 カルヴァン、プロテスタント神学最初の組織的神学書『キリスト教綱要』出版。
無抵抗主義的平和主義を主張したメノー派(メノナイト)の祖メノー・シモンズがオランダの再洗礼派(アナバプティスト)の指導者となる。
ミケランジェロがシスティナ礼拝堂壁画『最後の審判』制作(~1541年)
1539年 カルヴァンたちが『ジュネーヴ詩編歌集』を作成(~1562年)
1540年 イエズス会認可。
1541年 カルヴァン、ジュネーヴで宗教改革を行なう。
1542年 カルヴァンが子供のための信仰問答書『ジュネーヴ教会信仰問答』を執筆。
1545年 トレント公会議(~1563年)
1546年 ルター没。
1547年 ロシア帝国成立。
1549年 フランシスコ・ザビエル鹿児島に渡来。
ツヴィングリの後継者ヨハン・ハインリッヒ・ブリンガーとカルヴァンとの間で聖餐論に関して一致した『チューリッヒ一致信条』が作成される。
16世紀中頃以降 ローマ楽派の登場(~17世紀前半)。
1554年 イギリスで女王メアリー1世プロテスタントを弾圧。
1555年 アウクスブルク講和条約でルター派がカトリックと同等の権利を認められる。
1558年 イギリスで女王エリザベス即位。
1560年 ジョン・ノックスによってスコットランドで宗教改革が行なわれ、長老派(スコットランドのカルヴァン派)が国教となる。
1562年 フランスでユグノー戦争始まる(~1598年)これは、ユグノー(フランスのカルヴァン派)とカトリック教会が対立したもの。
1563年 カルヴァン没。ドイツ改革派(ドイツのカルヴァン派)教会の信仰問答である『ハイデルベルク信仰問答』が作成される。
英国国教会の教義的立場を明らかにした『三十九箇条』成立。
1564年 高山右近らが受洗。
1566年 オランダ独立戦争。
多くの改革派教会に受け入れられた神学論文的な『第2スイス信条』がブリンガーによって作成される。
1567年 イギリスで女王の宗教改革に対してカルヴァン派的な宗教改革を主張する「ピューリタン(清教徒)」と呼ばれる人々が現れる。
1576年 マカオ、中国伝道の中心地になる。
1579年 オランダ、カルヴァン主義を国教とする。
日本にオルガンが輸入される。
一致信条書(ルター派正統主義の根底)成立。
1580年 会衆派教会(組合教会)の祖であるイギリスのロバート・ブラウンが、契約を基礎とし、各個教会の自治、英国教会からの独立を掲げた「分離派会衆主義」を主張。
1581年 オランダ共和国が独立宣言。
1582年 日本から天正少年遺欧使節がローマに出発(~1590年)
エディンバラ大学創立
1587年 豊臣秀吉による「宣教師(バテレン)追放令」。
1590年 サン・ピエトロ大聖堂ドームが完成。
1592年 日本でキリシタンの信仰問答書『ドチリナ・キリシタン』が作成される。
1594年 キリシタン大名である小西行長が朝鮮半島の釜山に上陸し、その際にイエズス会士グレゴリオ・デ・セスペデスが宣教師として最初に朝鮮半島に入る。
1596年 フランスの哲学者ルネ・デカルト生まれる。
1598年 長崎でフランシスコ会士26聖人が処刑される。フランスで「ナントの勅令」によってユグノーが信仰の自由を承認される。
16世紀末 日本でキリシタン音楽起こる。
17世紀前半 前期バロック音楽の時代。
オラトリオの成立
17世紀初頭 コンチェルタート様式が使われる。
1603年 イギリスで千人のピューリタン聖職者たちがカトリック的儀式や戒律からの解放を主張した「ピューリタン(清教徒)の千人請願」を国王ジェームス1世に提出する。
1604年 アルミニウス論争起こる。
1607年 イギリスがアメリカにヴァージニア植民地(英国国教会)を建設する。
ドイツのルター派讃美歌作詞者パウル・ゲルハルト生まれる。
1608年 フランスのカトリック教会がカナダに宣教に赴く。
1609年 分離派のジョン・スミスがオランダにてバプテスト教会創立
1610年 フランダース人画家ペーテル・パウル・ルーベンス『キリスト昇架』『キリスト降架』を描く(~1614年)
17世紀前半以降 北ドイツ・オルガン楽派が現れる。
1611年 イギリスで欽定訳聖書(英語による最初の統一訳聖書で、アメリカでKing James Versionと呼ばれる聖書)完成。
1612年 徳川家康によるキリシタン禁教令、江戸幕府によるキリシタン迫害が始まる。
1616年 ガリレオ・ガイレイに対する裁判始まる。
1618年 ドルト信条制定
ドイツで三十年戦争起こる。
1619年 デカルトが『我思う、ゆえに我あり』の認識に至る。
1620年 ピルグリム・ファーザーズがメイフラワー号でアメリカ大陸へ渡り、プリマス植民地を建設する。
ユグノーの反乱
1623年 ブレーゼ・パスカル生まれる。
1626年 イギリスの哲学者フランシス・ベーコン没。
1628年 イギリスで国王チャールズ1世の強圧的国教会政策と強制課税に対して議会は「権利の請願」を提出。
1628年 日本でキリシタン弾圧のための踏絵が開始される。
ニューアムステルダムにアメリカ最初のオランダ改革派教会が設立される。
1629年 フランスの画家ニコラス・プッサン『聖エラスムスの殉教』
セイラムにアメリカ最初の会衆派教会が設立される。
1630年 ピューリタンによるマサチューセッツ植民地開発
徳川家光によるキリシタン禁書令
1630/40年頃 ロングアイランドにアメリカ最初の長老派教会が設立される。
1636年 ロードアイランドにプロヴィデンス植民地(バプテスト派)が建設される。
会衆派教会牧師であったジョン・ハーヴァードの多大な寄付によりハーヴァード大学設立。
1637年 キリシタン絶滅政策と領主の虐政に対して天草四郎(益田四郎時貞)らによる一揆、島原の乱が起こり、幕府によって三万数千人の農民が殺される(~1638年)
1638年 ニューヘブン植民地(会衆派)建設。
1640年 オランダの神学者コルネリウス・オットー・ヤンセン(ジャンセニウス)の遺書『アウグスティヌス』が出版され、その恩恵論をめぐって「ヤンセン論争」が起こる。
ルーベンス没。
1641年 日本、鎖国体制完成
1642年 イギリスで国王と議会の対立は内乱に発展し、ピューリタン(清教徒)革命起こる(~1649年)。
ヤンセンに異端宣告
1646年 ウェストミンスター信仰告白制定
1648年 三十年戦争終結し、ウェストファリア条約にて、ドイツ帝国内の改革派が容認される。
アメリカ四植民地の会衆主義教会政治の立場を表明した信仰告白である「ケンブリッジ綱領」が発表される。
オランダの画家ハルメンス・ファン・レイン・レンブラント『エマオの晩餐』
1649年 イギリスでオリバー・クロムウェルによりチャールズ1世が処刑され、ピューリタンを中心とする共和政がしかれる。
イギリスのジョージ・フォックスによって原始キリスト教会の姿を再現しようとしたクエーカー派(キリスト友会、フレンド派)が起こる。
アメリカでメリーランド宗教寛容令公布。
17世紀中頃以降 オラトリオ受難曲が作られる。
1653年 オリバー・クロムウェル、ピューリタン的立場による護民官政(~1660年)
1654年 キリシタン禁令高札
1658年 大村のキリシタン殉教
1660年 チャールズ2世が国王に即位、王政復古し、ピューリタンを圧迫。
1662年 パスカル没
英国国教会統一令により、国教会祈祷書の使用が強制される。
1664年 シトー修道会内にトラピスト会が設立される。
イギリスがオランダの植民地ニューアムステルダムを占領し、ニューヨークと改名。
1667年 ピューリタンであったジョン・ミルトンの『失楽園』発行される。
17世紀後半 ボローニャ楽派が現れる。
1670年 フィリップ・ヤコブ・シュペーナーによる「敬虔の集い」創設、ルター派敬虔主義起こる。
1678年 ピューリタンであったジョン・バニヤンが『天路歴程』執筆。
1681年 ペンシルヴァニア植民地(クェーカー派)の建設。
1682年 ガリカニズム論争
1685年 「ナントの勅令」が廃止され、ユグノーが亡命を余儀なくされる。
ヨハン・セバスチャン・バッハ生まれる。
1687年 ドイツのアウグスト・ヘルマン・フランケがシュペーナーにより回心し、敬虔主義者となる。
1688年 イギリス国王ジェームズ2世がカトリックを強制したため、議会は反発、ジェームズはフランスに逃亡し、オランダのウィリアム3世がイギリス国王として迎えられた「名誉革命」が起こる。
1689年 イギリスで権利法(権利宣言)により、国民の権利と自由が保障され、宗教寛容法(信教自由令)によって、ピューリタンに対して信仰と礼拝の自由が保障され、国会議員となる資格が与えられる。
1691年 プリマス植民地がマサチューセッツ植民地と合併される。
1692年 アメリカ、ニューイングランドのセイラム村で魔女狩りが行なわれ、19人の男女が処刑される。
1694年 ドイツにハレ大学が創立される。
1695年 イギリスの哲学者ジョン・ロック『キリスト教の合理性』を執筆し、理神論の展開に寄与。
フランケがドイツのハレに孤児院・貧民学校を設立。
18世紀 ヨーロッパで啓蒙主義が盛んになる。
紀元1700年頃以降 後期バロック音楽の時代
18世紀前半 ナポリ楽派が活躍。
1701年 プロシア王国(プロイセン公国)成立:ブランデンブルク公(選帝侯)が即位
コネチカットの会衆派教会によってイェール大学創立される。
1703年 イギリスでメソジスト教会の創設者ジョン・ウェスレー生まれる。
アメリカ植民地時代最大の神学者ジョナサン・エドワーズ生まれる。
1704年 ジョン・ロック没
1705年 シュペーナー没
1706年 哲学者クリスチャン・ヴォルフがハレ大学教授となる。
1707年 大ブリテン王国成立(イングランドとスコットランドが合併される)
1709年 日本で新井白石がイタリア人宣教師ジョヴァンニ・バティスタ・シドッテイ(シドッチ)を尋問し、人格と学識を高く評価、キリスト教伝道が侵略のためではないことを確認する。
1710年 ドイツの哲学者ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ『神義論』(悪の存在に関して、神が全能であり、かつ善であることを論じたもの)を執筆。
1711年 イギリスの哲学者デビッド・ヒューム生まれる。
1716年 ライプニッツ没
1717年 清(現在の中国)がキリスト教布教を禁止
1723年 プロイセン王がヴォルフをハレ大学から追放する(後、1740年に復職)。
1724年 ドイツの哲学者インマヌエル・カント生まれる。
1727年 ルター派敬虔主義者のニコラウス・ルードヴィッヒ・グラフ・フォン・ツィンツェンド
ルフ伯爵がヘルンフート兄弟団(モラヴィア兄弟団が前身)を設立する。
フランケ没
バッハ『マタイ受難曲』初演。
1734年 バッハが『クリスマス・オラトリオ』作曲する。
1734/5年 ジョナサン・エドワーズの信仰復興運動起こる。
1737年 ドイツにゲッティンゲン大学創立される。
1738年 ジョン・ウェスレー回心する。
1740年以降 古典派(音楽)が現れる。
1740年 ジョン・ウェスレーによるメソジスト派が結成される。
1742年 ドイツ敬虔主義の聖書学者ヨアネス・アルブレヒト・ベンゲルが聖書講解の古典となった『新約聖書のグノーモン(道案内)』を執筆
1746年 イギリスの音楽家ゲオルク・フリードリッヒ・ヘンデルがオラトリオ『メサイア』を作曲する。
1749年 長老派教会によってプリンストン大学が創立される。
ヘルンフート兄弟団が公認される。
18世紀後半 アメリカの黒人の間でキリスト教が普及する。
1750年 バッハ没
1752年 ドイツのルター派神学者ヨハン・サロモ・ゼムラーがハレ大学教授となる。
ネオロギー(新論)が起こる。
1753年 エルランゲン大学創立
1754年 ヴォルフ没
アメリカの英国国教会によってコロンビア大学が創立される。
1755年 ヒュームが『宗教の自然史」を執筆。
1756年頃 ニュー・イングランドの会衆派教会間に起こったニュー・イングランド神学起こる。
1762年 ドイツの哲学者ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ生まれる。
1764年 アメリカのバプテスト教会によってブラウン大学の前身であるカレッジ・オブ・ロードアイランドが創立される。
1766年 オランダ改革派教会によってラトガース大学が創立される。
1768年 ドイツの神学者フリードリッヒ・エルンスト・ダニエル・シュライエルマッハー生まれる。
1770年 ドイツの哲学者ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリッヒ・ヘーゲル生まれる。
1773年 ボストン・ティーパーティー(茶会)事件起こる。
イエズス会解散(後、1814年に復活)
1774年 フランス王ルイ16世即位(~1792年)
1775年 アメリカのクェーカー派が「奴隷廃止促進ペンシルバニア協会」組織。
アメリカで独立戦争(~1783年)始まる。
1776年 アメリカで「独立宣言」が発表される。
ヒューム没
1778年 フランスの作家ヴォルテール没
フランスの思想家ジャン・ジャック・ルソー没
1780年 イギリスのロバート・レイクスが日曜学校(現在の「教会学校」「子供の教会」「子供の礼拝」などの前身)を始める。
この頃にキリスト教が朝鮮に伝わる。
ドイツの哲学者ゴットホルト・エフライム・レッシング『人類の教育』を執筆
1781年 カント『純粋理性批判』執筆
1783年 イギリスが「パリ条約」によりアメリカ合衆国の独立を承認する。
1784年 アメリカ・メソジスト監督教会成立。
1784/5年頃 ドイツ観念論(ドイツ・イデアリスムス)起こる。
1785年 アメリカの諸教派が本国より独立する。
1786年 ドイツにボン大学創立
ヴァージニア宗教自由法成立。
朝鮮でキリスト教伝道が盛んになる。
1787年 フランスで「寛容令」によりユグノーに信教の自由と市民権が与えられる。
1788年 カント『実践理性批判』執筆
チャールズ・ウェスレー没。
1789年 フランス革命が起こり、人権宣言が採択され、これによりカトリック教会が国教でなくなる。
アメリカ合衆国憲法が制定される。
アメリカ初代大統領にジョージ・ワシントンが就任。
1791年 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが『レクイエム』を作曲するが未完成に終わり、没する。
ジョン・ウェスレー没。
ゼムラー没
1793年 カント『単なる理性の限界内における宗教』執筆。
1795年 ヘーゲル『イエス伝』執筆。
ロンドン伝道会(LMS)が設立される。
1797年 ドイツの哲学者フリードリッヒ・ヴィルヘルム・ヨーゼフ・フォン・シェリング『自然哲学論』執筆
1798年 オーストリアの音楽家、「交響曲の父」フランツ・ヨーゼフ・ハイドンがオラトリオ『天地創造』を作曲する。
ローマ共和国成立。
1799年 シュライエルマッハー『宗教論』執筆。
1800年 シュライエルマッハー『独語録(モノローゲン)』執筆
1801年 フランスでローマ教皇ピウス7世とナポレオンの政教条約(コンコルダート)によりカトリックを国教ではないが、「大多数のフランス市民の宗教」とする。
大ブリテン・アイルランド連合王国成立(~1921年)
朝鮮でキリスト教徒に対する大迫害が行なわれる。
1802年 フランスで「宗教法令」によりカトリックとプロテスタントが同列におかれる。
1803年 イギリスで「日曜学校同盟」が成立
1804年 フランスでナポレオン皇帝となる。
カント没
アメリカでユニテリアン主義起こる。
1805年 フランスで「政教分離」がなされる。
1806年 神聖ローマ帝国崩壊
1807年 イギリス人のロバート・モリソンが(馬礼遜)最初のプロテスタント宣教師として中国の広東に来る。
1808年 ドイツの文学者ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテが『ファウスト第1部』を執筆
アメリカで奴隷貿易が禁止される。
ニュー・イングランド会衆派教会によってアメリカにおける最古の神学校アンドーヴァー神学校が創立される。
1809年 シェリング『人間自由の本質についての哲学的考察』執筆
1810年 ドイツでベルリン大学が創立。シュライエルマッハーやフィヒテたちが教授となる。
シュライエルマッハー『神学通論(初版)』執筆。
コネチカットにある会衆派教会によってアメリカ最初の超教派的な外国伝道団体「アメリカン・ボード」が成立
1812年 アメリカの長老派教会によってプリンストン神学校が創立される。
アメリカのバプテスト派宣教師アドニラム・シャドソンとアン・シャドソンがビルマで伝道を始める。
1813年 実存主義哲学の祖セーレン・キルケゴール生まれる。
1814年 フィヒテ没
1817年 「アメリカ植民協会」組織され、黒人のアフリカ送還事業が行なわれる。
1816年 ヘーゲルがハイデルベルク大学教授となる。
1819年 ドイツの作曲家ルードヴィッヒ・フォン・ベートーヴェンが『ミサ・ソレムニス』作曲し始める(~1822年)
1820年 アメリカの会衆派教会がハワイ諸島に伝道に赴く。
1821年 シュライエルマッハー『キリスト教信仰論』執筆
1822年 ドイツの神学者アルブレヒト・リッチュル生まれる。
1824年 アメリカで日曜学校同盟が成立
1826年 バウルがテュービンゲン大学の教授になる。
オーストリアの作曲家フランツ・ペーター・シューベルトが『ドイツ・ミサ曲』を作曲し始める(~1827年)
1827年 ベートーヴェン没
1830年 ベルギーが独立宣言、プロテスタントの国王レオポルド1世即位
アメリカのジョセフ・スミスがモルモン教団(正式名称「末日聖徒イエス・キリスト教会」設立。
1831年 ヘーゲル没
1832年 ゲーテが『ファウスト第2部』を執筆後、没する。
イタリアの作曲家ジョアッキーノ・アントーニオ・ロッシーニ『スターバート・マーテル』を作曲し始める(~1842年)
ロンドン伝道会のドイツ人宣教師カール・フリードリヒ・アウグスト・ギュツラフが琉球諸島で宣教を行う。
1833年 ヘーゲルの遺書『歴史哲学講義』出版される。
オックスフォード運動起こる。
「アメリカ奴隷制反対協会」が組織され、植民地で奴隷廃止される。
1834年 シュライエルマッハー没
会衆派教会によってオベリン大学が創立される。
1835年 ドイツの神学者ダーフィト・フリードリッヒ・シュトラウス『イエス伝』を執筆し、物議を醸す。
1836年 アメリカの長老派教会によってユニオン神学校が創立される。
アメリカにおいて禁酒同盟結成される。
ドイツ・ロマン派作曲家フェリックス・メンデルスゾーンが『聖パウロ』を作曲する。
1837年 ギュツラフが最初の日本語聖書をシンガポールで刊行。
フランスのロマン派作曲家エクトール・ベルリオーズが『レクイエム』を作曲する。
1838年 長老派教会が新旧2派(ユニオンとプリンストン)に分裂する。
ドイツの牧師ヨーハン・クリストフ・ブルームハルトがメットリンゲンで牧会を始める。
1839年 トンガ諸島キリスト教化される。
1840年 シュトラウス『信仰論』を執筆
テュービンゲン学派(1840年代にテュービンゲン大学の神学教授バウアの下に集まってきた学者たちの学派)が現れる。
1841年 ドイツの哲学者フォイエルバッハ『キリスト教の本質』執筆
イギリスの宣教師デビッド・リヴィングストンがアフリカ伝道を始める。
1843年 同志社大学の創始者である新島 襄が江戸の安中藩上屋敷で生まれる。
1844年 会衆派教会のイギリスのジョージ・ウィリアムズがYMCA(キリスト教青年会)を創立する。
実存主義哲学の祖フリードリッヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ生まれる。
1845年 アメリカ・メソジスト監督教会が分裂し、奴隷制を擁護するアメリカ南メソジスト監督教会が組織される。
1846年 ドイツの神学者ヨーハン・ヴィルヘルム・ヘルマン生まれる。
英国国教会がメラネシアへの伝道を開始する。
イギリスの宣教師バーナード・ジーン・ベッテルハイムが那覇に上陸、琉球伝道を開始。
メンデルスゾーンがオラトリオ『エリヤ』、カンタータ『ラウダ・シオン』を作曲する。
1847年 ドイツの神学者フェルディナント・クリスティアン・バウア(バウル)が『キリスト教教義史』執筆。
モルモン教徒がソルトレイクシティー建設。
1848年 ドイツでヨハン・ヒンリッヒ・ヴィヘルンによる内国伝道が提唱される。
ボルネオに伝道開始される。
カリフォルニアがアメリカ合衆国領となる。
ラファエロ前派が結成される。
日本メソジスト教会の創始者である本多庸一が弘前の津軽藩重臣の屋敷に生まれる。
1849年 イギリスでキリスト教社会主義が起こる。
キルケゴールが『死に至る病』を執筆
1850年 カリフォルニア自由州成立する。
1852年 アメリカ長老派教会のハリエット・エリーザベス・ビーチャー・ストウが『アンクル・トムの小屋』執筆
カナダが政教分離宣言。
1853年 バウア『教会史』を執筆
アメリカ会衆派教会がアメリカの教会として初めて女性の牧師を認める。
アメリカの海軍司令官マシュー・カールブライト・ペリーが日本の浦賀に来航
1854年 ローマ教皇ピウス9世が「聖母マリア無原罪懐胎の教義」を宣言。
この頃までにマオリ族(ニュージーランド)がほとんどキリスト教化される。
1855年 ロンドンでエマ・ロバーツとメアリー・ジェーン・キネアードによってYWCA(キリスト教女子青年会)創立される。
キルケゴール没
ベッテルハイムの琉球語訳聖書が香港で刊行される。
1856年 フランス・ロマン派画家ユジェーヌ・ドラクロワが『ヤコブと天使の闘い』を描き始める(~1861年)
エルランゲン学派が現れる。
オーストリアの精神分析学の創始者ジグムント・フロイト生まれる。
1857年 南アフリカのオランダ改革派教会が人種別集会開始。
フランスの画家ジャン・フランソワ・ミレー『落穂拾い』『晩鐘』
ドイツ後期ロマン派の作曲家ヨアネス・ブラームスが『ドイツ・レクイエム』を作曲し始める(~1868年)
1858年 調停神学が現れる。
日米修好通商条約において日本におけるアメリカ人居住地内の信教と礼拝の自由、踏絵廃止が明記される。
1859年 シナイ写本がシナイ山の修道院で発見される。
チャールズ・ロバート・ダーウィン『種の起源』を発表。
日本の幕府が神奈川、長崎、函館を開港し、最初のプロテスタント宣教師であるアメリカ聖公会のジョン・リギンズ、チャニング・ムーア・ウィリアムズ、アメリカ長老派教会のジェイムス・カーティス・ヘボン、アメリカ改革派教会のサムエル・ロビンス・ブラウン、ギード・ヘルマン・フリードリーン・フルベッキ、デュアン・B・シモンズらが来日する。
1860年 バウア没
アメリカ・バプテスト派の宣教師ジョナサン・ゴーブル来日。
エイブラハム・リンカーンが大統領に当選する。
1860年頃 ドイツ人宣教師がスマトラでバタク族への伝道を開始する。
アメリカでセブンスデー・アドベンチスト設立される。
1861年 イタリア王国成立
アメリカで南北戦争起こる(~1865年)
アメリカのオランダ改革派教会からジェームズ・ハミルトン・バラが来日
日本でヘボン博士が治療所開設
ロシア正教会司祭カサートキン・ニコライ来日
1862年 日本でヘボンが塾を開く。
ビクトル・ユーゴー『レ・ミゼラブル』
アメリカ長老教会の新旧両派が合同する。
1863年 アメリカで奴隷解放宣言が宣言される。
1864年 アルブレヒト・リッチュルがゲッティンゲン大学で教授(~1869年)
後期ロマン派の作曲家アントーン・ブルックナーが『ミサ曲 第1~3番』を作曲し始める。(~1872年)
新島 襄がアメリカへ向けて函館より脱国する。
1865年 ドイツの神学者エルンスト・トレルチ生まれる。
新島 襄がワイルド・ローヴァー号でアメリカのボストンに到着し、会衆派教会系の学校フィリップス・アカデミーに入学する。
イギリスでメソジスト教会牧師ウィリアム・ブースが救世軍を創立
アメリカでリンカーン大統領が暗殺される。
長崎で大浦天主堂(日本26聖殉教者聖堂)建立される。この時、隠れキリシタンの子孫が発見される。
矢野元隆がバラから洗礼を受け、日本最初のプロテスタント信者となる。
1866年 新島 襄がアンドーヴァー神学校付属教会で洗礼を受ける。
ロシアの作家フョードル・ミハーイロヴィチ・ドストエフスキーが『罪と罰』を執筆
1867年 日本で大政奉還がなされる。
新島 襄がアーモスト大学に入学する。
カール・マルクス『資本論』執筆
フランス人画家ポール・セザンヌが『聖アントワーヌの誘惑』を描き始める(~1869年)
1869年 アメリカン・ボードの最初の宣教師ダニエル・クロスビー・グリーンが来日する。
アメリカのオランダ改革派教会宣教師メアリ・エディ・キダーが来日する。
アメリカ長老派教会からクリストファー・カラゾルスとその妻ジュリア・カラゾルスが来日する。
ノーベル賞の由来となったスウェーデンの科学者アルフレッド・ベルンハルト・ノーベルがダイナマイトを発明する。
第1バチカン総会議が開かれ、「教皇無謬説(教皇不可謬説)」を教義として宣言、教皇の全教会至上権、神が認識可能であることを決議する(~1870年)
1870年 新島 襄がアンドーヴァー神学校へ入学する。
イタリアが統一されるが、教皇庁との国交が断絶される。
リッチュルが『義認と和解』を執筆。
キダーが女子洋学塾(フェリス女学院の前身)を設立する。
ジュリア・カラゾルスがA六番女学校(女子学院の前身)を創立する(~1876年)。
会衆派教会のドワイト・ライマン・ムーディがシカゴを中心に第3次信仰復興運動を起こす。
1871年 ドイツ帝国成立する。オットー・フォン・ビスマルクが宰相となる(~1890年)。
ゴーブルが最初の日本語聖書『摩太福音書』を刊行。
超教派の宣教師たちによって横浜共立学園が創立。
日本で廃藩置県がなされ、琉球王国が鹿児島県に編入される。
日本で身分解放礼が布告される。
「フィスク・ジュビリー・シンガーズ」がアメリカ各地を演奏旅行し、黒人霊歌(アフロ・アフリカン・スピリチュアル)が広まる。
1872年 日本で最初のプロテスタント教会である日本基督公会(後の日本基督教会横浜海岸教会)が横浜に創立される。
アメリカでチャールズ・テイズ・ラッセルがラッセル派(後のエホバの証人、ものみの塔)を起こす
東奥義塾(後にキリスト教主義学校となる)が設立される。
沖縄に琉球藩が置かれ、琉球国王が藩王になる。
1873年 ドイツで文化闘争(ビスマルク対カトリック教会)起こる。
パリに宗教学校創立(パリ大学新教神学部:ソルボンヌ神学校の前身)
アメリカで禁酒運動が行われる。
日本でキリシタン禁令の高札が撤去される。
メソジスト派の宣教師ロバート・サムエル・マクレーが来日する。
植村正久がバラより洗礼を受ける。
アメリカ長老派教会宣教師が中心となった日本最初の長老派教会である東京基督公会創立(後の日本基督教団新栄教会)
1874年 アメリカで「アメリカ・キリスト教婦人矯風会(WCTU)」(後の「世界婦人キリスト教矯風会〈WWCTU〉」の前身)が発足。
新島 襄がアンドーヴァー神学校を卒業し、アメリカン・ボードの準宣教師に任命される。アメリカン・ボードの大会で「日本にキリスト教主義の大学を設立する。」という夢をスピーチし、帰国する。
アメリカン・ボードの宣教師ジョン・キン・ホイド・デフォレスト来日。
アメリカン・ボードによる日本で最初の教会(会衆派)である摂津第1基督公会(日本基督教団神戸教会の前身)が創立。
アメリカ聖公会のウィリアムズによって立教学院(立教大学の前身)が創立される。
アメリカ・メソジスト監督教会の宣教師ドーラ・E・スクーンメーカーが東京に女子小学校(青山学院の前身)を開校する。
日本で最初の讃美歌集が刊行される。
イタリアの作曲家ジュゼッペ・フォルトゥーニオ・フランチェスコ・ヴェルディ『レクイエム』を発表。
1874/5年頃 アメリカで、後に「ゴスペル・ソング」で隆盛を極める土台となった「ゴスペル・ミュージック」という言葉が現れ始める。
1875年 新島 襄が京都で山本覚馬と出会い、同志社英学校(同志社大学の前身)を開校する(11月29日、生徒8名)
アメリカ・バプテスト教会の婦人宣教師によって聖教学校(捜真女学校の前身)が開校する。
アメリカン・ボードの婦人宣教師たちによって私塾神戸ホーム(神戸女学院の前身)が設立される。
アメリカ聖公会の婦人教師たちによって「エディの学校」(平安女学院の前身)が開校する。
アメリカ聖公会のウィリアムズたちによって立教女学校(立教女学院の前身)が創立される。
東北最初のプロテスタント教会である弘前公会(後の日本基督教団弘前教会)が設立される。
スイスの深層心理学者カール・グスタフ・ユング生まれる。
1876年 ニーチェ『人間的な、余りに人間的な』発表。
熊本洋学校で学んだ卒業生たち、小崎弘道、伊勢(横井)時雄、宮川経輝、金森通倫、海老名(弾正)喜三郎、不破唯次郎らが、洗礼を受け、プロテスタント・キリスト教を日本に広めようと「奉教趣意書」に署名(熊本バンド:後に同志社に入学)。
アメリカの農学者ウィリアム・スミス・クラークが来日し、札幌農学校(北海道大学の前身)につとめる。
アメリカ長老教会宣教師のデヴィッド・ダムソンによって建てられたB六番女子学校が、廃校となったA六番女学校の生徒の一部を引き継いで新栄女学校と改称される。
桜井ちか(後の日本基督教団新栄教会会員)が英女学家塾(後の桜井女学校)を発足
1877年 長老派・改革派教会が合同し、日本基督一致教会(後の日本基督教会)が創立
日本基督一致教会によって東京一致神学校(明治学院の前身)が創立
1878年 日本のプロテスタント教会として日本人によって伝道がなされて建てられた最初の教会である安中教会(後の日本基督教団安中教会)が創立され、新島 襄によって30人(男16名・女14名)が洗礼を受ける。
札幌農学校のクラークの感化によって、その学生であった新渡戸稲造、内村鑑三が洗礼を受ける(札幌バンド)。
外国宣教師たちの経済的援助によらない梅花女学校(梅花学園の前身)が創立
ドイツの聖書学者ユリウス・ヴェルハウゼン『イスラエル史』執筆。
タイで宗教的寛容勅令が公布される。
1879年 「日本聖書協会」設立される。
アメリカ・メソジスト監督教会の宣教師たちによって活水学院創立される。
イギリス教会(英国国教会、英国聖公会)宣教会が永生女学校(プール学院の前身)を創立。
アメリカでクリスチャン・サイエンス(科学者キリスト教会)が組織される。
琉球藩を廃止し、沖縄県が設置される。
英国国教会の宣教師ジョン・バチェラーが、当時の日本人による差別に苦しむ北海道のアイヌ人への伝道を行いながら、生活、医療、教育の改善を行なう。
1880年 新島 襄「自責の杖」事件起こる。
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』執筆
東京にYMCA(キリスト教青年会)設立
1881年 ドストエフスキー没
イギリスで新約聖書改訂版(RV)刊行
アメリカでものみの塔聖書冊子協会(後の「エホバの証人」)が組織される。
アメリカの婦人宣教師ルイーズ・ヘンリエッタ・ピアソンによって婦人伝道者養成機関である偕成伝道女学校(後の共立基督教研究所)が創立される。
1882年 ダーウィン没。
「アメリカ・メソジスト監督教会婦人宣教会」によって遺愛女学校(遺愛学院の前身)が創立される。
1883年 ニーチェ『ツァラトゥストラかく語りき』(~1884年)執筆始める。
1884年 メソジスト派の宣教師ロバート・サムエル・マクレーが韓国で伝道を始める。
カンバーランド長老キリスト教会の宣教師たちによってウィルミナ女学院(大阪女学院の前身)が創立される。
カナダ・メソジスト教会の女性宣教師によって東洋英和女学校(東洋英和女学院の前身)が創立される。
ドイツのプロテスタント神学者ルドルフ・カール・ブルトマン生まれる。
1885年 明治女学校(~1908年)が創立される。
アメリカ・メソジスト監督教会によって福岡英和女学校(福岡女学院の前身)が創立される。
アメリカ長老教会によって金沢女学校(北陸学院の前身)が創立される。
アメリカ会衆派教会のジョサイア・ストロングが『わが祖国』を著して、アメリカ膨張論をキリスト教の立場から支持する。
フランスの作曲家ガブリエル・ユルバン・フォーレ『レクイエム』を作曲し始める(~1900年)。
1886年 スイスのプロテスタント神学者カール・バルト生まれる(5月10日)。
アメリカのプロテスタント神学者パウル・ティリッヒ生まれる。
ドイツの歴史神学者アドルフ・フォン・ハルナック『教義史』執筆。
日本組合基督教会が成立し、これによって日本の組合教会(日本の会衆派教会)が正式に発足する。
日本基督一致教会と日本組合基督教会の合同運動が始まる。
新島 襄が仙台に同志社の分校である宮城英学校(東華学校)を開校する。
日本基督教会の押川方義とアメリカのドイツ改革派教会宣教師によって仙台神学校(東北学院の前身)、宮城女学校(宮城学院の前身)が創立される。
本多庸一によって来徳女学校(弘前学院の前身)が創立される。
アメリカ南メソジスト監督教会の宣教師たちによって広島女子塾(広島女学院の前身)が創立される。
二宮邦次郎によって松山女学校(松山東雲学園の前身)が創立される。
「東京婦人矯風会」(後の「日本キリスト教婦人矯風会)設立される。
1887年 新島 襄が同志社病院を開院(~1906年)、また京都看病婦学校を開校する。
日本聖公会成立
アメリカ長老教会婦人宣教師セアラ・クララ・スミスによって北星学園が創立される。
1888年 ドイツ皇帝にヴィルヘルム2世即位(~1918年)
高津仲次郎、深沢利重らによって前橋英和女学校(共愛学園の前身)が創立される。
ニーチェが『反キリスト』を執筆。
画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ『種まく人』
フランスの象徴主義画家オディロン・ルドン『聖アントワーヌの誘惑』石版画集
文学者島崎藤村が洗礼を受ける。
1889年 リッチュル没。
ドイツの実存哲学者マルティン・ハイデガー生まれる。
ロンドンで「第1回日曜学校世界大会」が開催される。
アメリカ南メソジスト監督教会の宣教師ウォルター・ランバス・ラッセルによって関西学院が創立される。
アメリカ南長老教会の宣教師たちによって名古屋に希望館(金城学院の前身)が創立される。
英国国教会の宣教団体の一つである「イギリス海外福音伝道協会」によりヒュー・ジェイムズ・フォスを中心にして松蔭女学校(松蔭女学院の前身)が創立される。
宮腰信次郎によって山梨英和女学校(山梨英和学院の前身)が創立される。
アメリカン・ボード婦人宣教師アニー・リオン・ハウの指導の下に日本組合神戸教会(後の日本基督教団神戸教会)の婦人会会員らによって頌栄保母伝習所(頌栄保育学院の前身)が創立される。
桜井女学校と新栄女学校が合併して高等部を持つ女子学院となる。
大日本帝国憲法発布される。
文部大臣の森有礼がキリスト教徒とみなされ、刺されて死亡する。
フランスの後期印象派画家ユジェーヌ・アンリ・ポル・ゴガン(ゴーギャン)『黄色いキリスト』『緑のキリスト』
19世紀後半 セシリア運動起こる。
ローマ聖歌の復興運動起こる。
1890年 ビスマルクが引退し、ドイツ社会民主党発足
日本で教育勅語が作られ、第1回帝国議会開かれる。
日本基督一致教会が日本基督教会と改称される。
新島 襄没。
メソジスト教会信徒で外交官であった安藤太郎が東京禁酒会を創立する。
大阪聖三一教会(聖公会)の牧師をしていた、イギリス教会宣教会のチャールズ・フレドリック・ワーレンによって高等英語学校(桃山学院の前身)が創立される。
1890年頃 ドイツで宗教史学派起こる。
1891年 内村鑑三不敬事件起こる。
アメリカン・ボードによって松山学院(松山城南高等学校の前身)が創立される。
群馬で廃娼令発布される。
田中正造が足尾鉱毒問題の質問書を議会に提出する。
ゴガン『アヴェ・マリア(イア・オラナ・マリア)』
1892年 アメリカの神学者ラインホールド・ニーバーが生まれる。
ドイツのルター派神学者マルティン・ケーラー『いわゆる史的イエスと歴史的聖書的キリスト』発表。
イギリスで「学生キリスト教運動(SCM)」創立される。
ラヴィニア・ミードを中心にしてアメリカ・バプテスト教会婦人宣教師たちによって尚絅女学会(尚絅女学院の前身)が創立される。
アメリカでバプテスト派のウォルター・ラウシェンブッシュが「神の国兄弟団」を組織する。
1893年 「アメリカ婦人バプテスト外国伝道協会」によって日ノ本女学校(日ノ本学園の前身)が創立される。
チェコスロヴァキアの作曲家アントニーン・ドボルザークが『交響曲第5番〈新世界から〉』を発表し、その中で黒人霊歌(アフロ・アフリカン・スピリチュアル)風旋律を使用する。
1894年 アメリカの神学者ヘルムート・リチャード・ニーバーが生まれる。
ポーランドのフランシスコ会司祭マクシミリアン・マリア・コルベ生まれる(~1941年)。
1895年 スウェーデンで「世界学生キリスト教連盟(WSCF)」結成。
内村鑑三『余は如何にして基督信徒となりしか』執筆。
アメリカで自由主義神学が起こる。
1896年 ドイツでヨーゼフ・フリードリッヒ・ナウマン指導の民族主義的社会運動(国民主義的・社会主義的運動)起こる。
セブンスデー・アドベンチスト渡来する。
日本的キリスト教起こる。
日本基督教会が台湾伝道を開始する。
1898年 アメリカがキューバをスペインの独裁支配から武力によって解放しようとしたため米西戦争が勃発。戦争後、キューバに共和制を認め、アメリカがフィリピン、グアム、プエルトリコ、ハワイ諸島を領有。
1899年 ドイツがスペイン領の南洋群島(マリアナ、カロリン〈現在のミクロネシア連邦が含まれる〉、マーシャルの諸島)を獲得する。
救世軍の山室軍平『平民の福音』執筆
ルドンの石版画集『ヨハネの黙示録』
1900年 ニーチェ没
フロイト『夢判断』発刊
ハルナック『キリスト教の本質』執筆。
スイスで「宗教社会主義」運動が起こる。
ニューヨークで「国際宣教会議」が行なわれ、「エキュメニカル」の語が使用され、世界教会運動が起こる。
ペンテコステ派の信仰運動が起こる(後のペンテコステ派教会の前身)。
中国で義和団事件起こり、宣教師及び改宗者虐殺される。
内村鑑三『聖書之研究』(聖書研究並びに伝道のための月刊誌)を発刊
日本で「廃娼同盟会」結成される。
日本で内務省社寺局が神社局と宗教局に分離され、「神道国教制」が確立される。
紀元1901年 ヘルマンが『倫理』を執筆。
クリスチャン・カレッジ女英学塾(津田塾大学の前身)が津田梅子によって創設される。
アメリカ人宣教師チャールズ・エルマー・カウマンと、メソジスト派を脱退した伝道者の中田重治が中央福音伝道館(東洋宣教会)及び東京聖書学院(後のホーリネス東京聖書学校)を開設し、超教派の伝道集会を行ない、伝道者を養成した。
植村正久・海老名弾正の福音主義論争(~1902年)始まる。
田中正造が足尾鉱毒事件で天皇に直訴
1902年 トレルチ『キリスト教の絶対性と宗教の歴史』執筆
小崎弘道がハワイ伝道に出発する。
1903年 ドイツの新約聖書学者エルンスト・フックス生まれる。
ブルームハルト没
アメリカで「社会的福音」が提唱される。
聖学院神学校(「聖学院」の前身)がディサイプル派(「基督教会」)の宣教師ハービー・フーゴ・ガイによって外国人クリスチャン伝道教会の方針を基盤として創立される。
「日本YMCA同盟」(日本キリスト教青年会同盟)成立
1904年 マックス・ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』執筆
イギリス聖公会宣教師チャールズ・フリーア・アンドルーズがインドに到着。
専門学校令により同志社神学校が認可される。
植村正久によって日本基督教会認可の神学校である東京神学社が創立される。
1905年 アルベルト・アインシュタインが「相対性理論」を発表する。
「フランス・プロテスタント連合」成立
東京YWCA創立される。
女子聖学院創立される。
河辺貞吉によって「大阪伝道学館」(学校法人「大阪基督教学院」の前身)が創立される。
日本で教会焼討事件(日比谷焼打事件)起こる。
1906年 ドイツの神学者ディートリッヒ・ボンヘッファー生まれる。
ドイツの神学者アルベルト・シュヴァイツアー『ライマールスからヴレーデまで‐イエス伝研究史』執筆。
Japan Kindergarten Union(JKU=「日本幼稚園連盟」)がアメリカン・ボード婦人宣教師アニー・リオン・ハウの提唱で、日本在住の保育に関係する新教各派の外国人宣教師の連絡統一機関として発足し、後に日本の保育者も参加。
スイスのジュネーヴで政教分離決議される。
1907年 ローマで「世界日曜学校協会」が組織される。
イギリスの神学者ピーター・ティラー・フォーサイスと英国国教会司祭レジナルド・ジョン・キャンベルが論争を行なう。
韓国でリバイバル運動(大復興会)起こる。
「日本日曜学校協会」設立される。
日本メソジスト教会成立する。
神戸神学校創立される。
1908年 聖心女子学院(聖心女子大学の前身)がイエズスの聖心会修道女によって創立される。
波多野精一『基督教の起源』執筆
1909年 賀川豊彦がスラム伝道を始める。
ルーテル神学校(日本ルーテル神学校の前身)創立される。
1910年 フロイト『精神分析』執筆
オランダが共和国となり、カトリック国教制を廃止。
スイスのバーゼルで政教分離決議される。
「エディンバラ世界宣教会議」が開かれる。
「神の愛の宣教者修道会」創立者マザー・テレサ生まれる。
イギリス領南アフリカ連邦が成立する。
キリスト教主義の男子校10数校により、「基督教教育同盟会」が組織され、初代会長を同志社総長であった原田助とし、第1回総会が同志社で開催される。
日韓併合がなされる。
1911年 カール・バルトがスイス、ザーフェンヴィル教会の牧師となり(~1921年)、同時に労働運動の問題に関わり始める。
ドイツ総選挙で社会民主党が勝利する。
「インド・ビルマ・セイロン宗教協議会」発足
宣教師デフォレスト没
聖公会神学院が日本聖公会によって創立される。
九州学院がアメリカ一致ルーテル教会の宣教師チャールズ・ラファイエット・ブラウンによって創立される。
西田幾太郎『善の研究』執筆
1912年 ドイツの神学者ゲアハルト・エーベリンク生まれる。
台湾基督教長老教会組織される。
清朝が滅亡し、中華民国成立。
同志社神学校が神学部となる。
本多庸一没
1913年 ドイツの哲学者エドムント・フッサール『純粋現象学』執筆
アルベルト・シュヴァイツアーが医師、宣教師としてアフリカで医療伝道を始める。
宣教師グリーン没
上智学院(上智大学の前身)がイエズス会のドイツ人宣教師ヘルマン・ホフマンによって開校される。
1914年 第1次世界大戦が勃発(~1918年)し、皇帝ヴィルヘルム2世の戦争政策を、ハルナックやヘルマンらの神学者たちを含む93人のドイツ知識人が支持する。
93人のドイツ知識人の支持に対してバルトが抗議の意をドイツの神学者マルティン・ラーデ宛の私信で表明し、またヘルマン宛に質問状を送る。ラーデはその私信をバルトの同意を得ずしてレオンハルト・ラガーツを通じて『新しい道』誌に発表。
ティリッヒが第1次世界大戦の従軍牧師として西部戦線に勤務。
インドのキリスト教神秘主義者サドゥ・サンダー・シンがネパールで宣教をする。
梅光女学院創立される。
1915年 カール・バルトがスイス社会民主党に入党する。
韓国で延世大学の前身が、アメリカの長老派教会宣教師ホリス・グラント・アンダーウッドによって創立される。
1916年 スイスの言語哲学者フェルディナン・ド・ソシュールの『一般言語学講義』が出版される。
西南学院がアメリカ南部バプテスト教会によって創立される。
1917年 ドイツの神学者ルドルフ・オットー『聖なるもの』執筆
ゼーデルブロム『神信仰の生成』執筆
ロシアで3月革命、11月革命が起こり、レーニンが政権を掌握する。
「東洋宣教会」が日本ホーリネス教会と改称する。
平和学園が白十字会によって病弱児の健康教育のために江原素六を初代校長として創立される。
1918年 ドイツのオズワルト・シュペングラー『西洋の没落』執筆
ドイツ革命が起こる(~1919年)。
ソビエト社会主義共和国(ソ連)で教会財産没収、宗教教育禁止される。
内村鑑三ら再臨運動が開始する。
東京女子大学がアメリカとカナダのプロテスタント6教派(北部バプテスト、カナダ・メソジスト教会、米国メソジスト教会、長老派教会、改革派教会、キリスト教会)の代表と日本側有志の協力によって新渡戸稲造を学長として創立される。なお、青山女学院、フェリス女学校、女子学院、東洋英和女学校などの各学校の高等部及び高等科は、この時、東京女子大学に合併された。
東京大学教授でキリスト者であった吉野作造らによる大正デモクラシー(19世紀後半から20世紀初頭における国家主義勢力強化に対する民主主義思想運動)起こる。
1919年 カール・バルトが『ローマ書(ローマの信徒への手紙の講解書)』(第一版)を出版。
ティリッヒがベルリンのカント協会で「文化の神学の理念について」と題して、初めてその基本的思想を公開講演。
ティリッヒとバルトがドイツ・タンバッハでの「宗教的社会主義者会議」で講演を行なう。
ドイツ革命によりドイツ帝国が崩壊、ワイマール共和国成立によってドイツ共和国憲法(ワイマール憲法)が公布される。
韓国で3・1独立運動起こる。
日本軍により韓国提岩里教会焼き討ち事件起こる。
安中教会の牧師であった柏木義円が『上毛教会月報』にて組合教会の朝鮮伝道を教化(キリスト教化)であると同時に、政府の同化政策(自国の文化を強制的に押しつけること)への加担、臣民化(日本化)であると批判する。
救世軍の社会鍋が街頭に置かれ始める。
中学関東学院(後の関東学院)が坂田祐を院長として設立される。
1920年代

1920年
黒人霊歌(アフロ・アフリカン・スピリチュアル)に代わって黒人のゴスペル・ミュージックが歌われるようになる。
「スイス福音教会連盟」成立
「世界日曜学校大会」が東京で開催される。
賀川豊彦『死線を越えて』執筆
同志社大学の設立が認可され、同校神学部は文学部神学科となる。
聖路加国際病院付属高等看護学校(聖路加看護学園の前身)がアメリカ聖公会医療宣教師で、聖路加国際病院院長のルードルフ・ボリング・トイスラーによって設立される。
南洋諸島に向けて小崎弘道を団長とする「南洋伝道団」が組織され、トラック島及びポナペ島に日本人宣教師が派遣される)。
「国際連盟」成立
1921年 ブルトマン『共観福音書伝承史』が出版され、大きな反響を呼び起こす。
「国際宣教協議会」(IMC)が結成される。
賀川豊彦が神戸造船所で労働争議を指導、投獄される。
自由学園が羽仁もと子、羽仁吉一夫妻によって開校する。
大本教の幹部が不敬罪で逮捕される。
1922年 バルト『ローマ書』(第二版)が出版され、ヨーロッパの神学界に衝撃を与える。
「ドイツ福音主義教会連盟」結成(「ドイツ福音主義教会」“Deutsche Evangelische Kirche”=DEK〉の前身)
「古プロシア福音教会」成立(「古プロシア同盟の福音主義教会」)
ソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)成立宣言
北京で反キリスト教運動高まる。
京都で全国水平社が創立される。
東奥義塾が教育家、政治家である笹森順造を初代塾長に迎えミッションスクールとして新たに創立される。
西南女学院がアメリカ南部バプテスト教会の九州伝道開始満30年を記念して宣教師ジョン・ハンスフォード・ローによって創立される。
近江兄弟社学園創立
1923年 エルンスト・トレルチ没
バルト「キリスト教世界」誌でハルナックと神学論争をする。
バルト、ブルトマン、スイスの神学者エミール・ブルンナー、エドゥアルト・トゥルナイゼン、ドイツの神学者フリードリッヒ・ゴーガルテン、ゲオルク・メルツらを中心とした「弁証法神学」運動が起こり、『時の間』誌が発刊される(~1933年)。
アメリカで根本主義対近代主義神学論争起こる。
イスラエルの宗教哲学者マルティン・ブーバーが『我と汝』を執筆
「インド・ビルマ・セイロン・キリスト教協議会」が組織される。
「日本基督教連盟」(~1941年)成立
日本で最古のキリスト教関係学術誌である『基督教研究』が同志社大学より発刊される。
ネパールが独立する。
関東大震災が起こり、朝鮮人が虐殺される。
1924年 ブルンナー『神秘主義と言葉』執筆
関西聖書神学校が御影聖書学舎として設立される。
清心高等女学校(ノートルダム清心学園の前身)がカトリック女子修道会のナミュール・ノートルダム教育修道会によって設立される。
1925年 ゼーデルブロムがストックホルムで「生活と実践世界会議」を開く。
「カナダ合同教会」成立
植村正久没
アドルフ・ヒトラー『わが闘争』発刊される。
イギリスでBBC(イギリス放送協会)が宗教放送を開始する。
治安維持法公布される。
1926年 ブルトマン『イエス』出版
ティリッヒ『カイロスとロゴス』『現代の宗教的状況』『魔的なもの(デモーニッシュ)』出版
ドイツの神学者ユルゲン・モルトマン生まれる。
九州女学院創立
1927年 ハイデッガー『存在と時間』執筆
ローザンヌで「第1回信仰と職制世界会議」開催される。
ボンヘッファーが『聖徒の交わり』出版
山室軍平が日本救世軍司令官となる。
高倉徳太郎が『福音的基督教』執筆
大塚節冶が「危機の神学とエミル・ブルンネル(※エミール・ブルンナー)」を同志社大学が発行している『基督教研究』に掲載する。
関東学院創立される。
1928年 ドイツの神学者ヴォルハルト・パネンベルク生まれる。
1929年 ティリッヒがフランクフルト大学哲学教授となり、ドイツ社会民主党に入党する。
バチカン市国が成立する
イギリスの哲学者アルフレッド・ノース・ホワイトヘッドが『過程(プロセス)と実在』を出版
ソ連で憲法が修正され、礼拝の自由が与えられる。
アメリカの黒人牧師で、公民権運動指導者のマーティン・ルーサー・キング生まれる。
フィリピン合同福音教会が組織される。
「フィリピン全国キリスト教協議会」が教会の相互協力のために組織される。
「日本基督教連盟」が「神の国運動」(~1933年)の名の下に全国伝道を決議
文部省が「宗教団体法案」を発表したが、法案反対運動が起こる。
恵泉女学園が河井道によって創立される。
「第1回基督教幼稚園大会」が軽井沢で開催される。
世界経済恐慌始まる。
1930年 ドイツで総選挙が行なわれ、ナチス党が大量に進出する。
ゼーデルブロムにノーベル平和賞が与えられる。
スウェーデンの神学者グスタフ・エマヌエル・ヒルデブランド・アウレン『キリスト教の贖罪論』を出版。
スウェーデンの神学者アンダーズ・テオドール・サムエル・ニグレン『アガペーとエロス』を出版。
ハルナック没
バルトがドイツのボン大学教授となる。
ラインホールド・ニーバーがユニオン神学校教授となる。
「シャム・キリスト教協議会」組織される(シャムは現在のタイ)。
ポーランドの聖フランシスコ修道会コルベ司祭が長崎に来日し、カトリック月刊誌『聖母の騎士』を創刊する。
明治学院神学部と東京神学社が合併し、日本基督教会設立の日本神学校となる。
内村鑑三没
1931年 チューリッヒ聖書刊行
バルト『知解を求める信仰』発刊
バルトがドイツ社会民主党に入党
ヘルムート・リチャード・ニーバーがエール大学神学部教授となる。
満州事変起こる。
柏木義円が日本の戦争政策を批判、以後、『上毛月報』がしばしば発禁処分を受ける(~1936年)。
「基督教保育連盟」成立
1932年 ドイツ・キリスト者運動起こる。
バルト『教会教義学』(~1967年)第Ⅰ巻第1分冊出版
グレゴリオ大学に神学部創設
ティリッヒ『社会主義的決断』を出版し、ヒトラーを批判する。
ラインホールド・ニーバーが『道徳的人間と非道徳的社会』を
執筆
無教会主義者で経済学者の矢内原忠雄が『マルクス主義とキリスト教』発刊
日本で上智大学学生靖国神社参拝拒否事件起こる。
南山中学校(南山学園の前身)がカトリックの神言修道会司祭ヨセフ・ライネルスによって創立される。
日本で5・15事件起こる
日本の傀儡国家である満州国が建国される。
1933年 ヒトラーが独裁権掌握し、「国際連盟」を脱退する。
ナチス・ドイツによる迫害が始まる。
ナチスが「アーリア条項」を発布する
ドイツ教会闘争起こる(ドイツ・キリスト者とそれに対する告白教会との闘い ~1945年)
ドイツの神学者マルティン・ニーメラーがヒトラーの教会支配と戦うために「牧師緊急同盟」を結成。
ドイツ福音主義教会(Deutsche Evangelische Kirche=DEK)が組織されるが、ドイツ・キリスト者が指導権を掌握してしまう。
バルトがナチス批判の論文『今日の神学的実存』を記し、ヒトラーに送りつける。
バルトが大学の礼拝説教で「イエス・キリストはユダヤ人であった」と語り、数人の聴衆が憤慨する。
ブルトマンがナチスのアーリア条項に対して、マールブルク大学の同僚と共に反対の意見を表明する。
ブルトマンが論文集『信仰と理解』Ⅰを出版。
ボンヘッファーが「指導者概念について」と題してのラジオ講演の中でナチス批判を行なう。
ドイツの聖書学者ヴァルター・アイヒロットが『旧約聖書神学』(全3巻から成る ~1939年)第1巻を出版。
カトリック教会教皇庁がナチス・ドイツと協約を結ぶ
ティリッヒがナチスによりフランクフルト大学を解職され、アメリカに渡り、ラインホールド・ニーバーの尽力でニューヨークのコロンビア大学客員講師及び、ユニオン神学校客員教授となる。
酪農義塾(酪農学園の前身)が黒沢酉蔵によって創立される。
創立される。
清水国際学園の前身である清水裁縫女学校及び清水商業女学校がメソジスト系クリスチャンの市毛金太郎と市毛道によって創立される。
日本が「国際連盟」を脱退する。
1934年 ドイツ福音主義教会(DEK)内にあって、ナチズムとドイツ・キリスト者に抵抗し、正しい信仰告白を行なうために「告白教会」が成立する。
バルトの草案による「バルメン宣言(ドイツ福音主義教会の今日の情勢に対する神学的宣言)」が採択され、ナチスの政策に反対する態度が「聖書において証言されているイエス・キリストのみが我々の聞くべき神の唯一の言葉である」という内容を始めとする6か条で示される。
バルトがヒトラーへの忠誠を拒否し、ボン大学を停職となる。
ドイツの神学者エバハルト・ユンゲル生まれる。
スイスの深層心理学者カール・グスタフ・ユングが『元型と集合的無意識(普遍的無意識)』を出版
タイ・キリスト教団の前身で、タイ・プロテスタント最大の教派であるシャム・キリスト教団が創設される
日本で文部大臣が神社参拝を要求
1935年 バルトの『我信ず(Credo)』出版される。
バルトがスイスのバーゼル大学教授となる。
ボンヘッファーがフィンケンヴァルデの牧師研修所所長となる
イギリスの新約聖書学者チャールズ・ハロルド・ドッド『神の国のたとえ話』を執筆。
韓国で神社参拝拒否問題起こる。
日本人によって最初に書かれたバルト神学についての研究書である原田信夫『カール・バルトの人間学』発刊
波多野精一『宗教哲学』発刊
カトリック教皇庁の行政機関である布教聖省が日本神道に関する基準を発表し、神社参拝を許可してしまう。
同志社神棚事件起こる。
1936年 立教大学学長木村重治氏が天長節の「勅語奉読事件」で辞職させられる。
日本で2・26事件が起こる。
1937年 マルティン・ニーメラーがナチスに逮捕される。
ゲシュタポによりフィンケンヴァルデの牧師研修所封鎖される。
ボンヘッファーが『服従』を出版
カトリック教会がナチス批判の回勅『ミット・ブレネンデル・ゾルゲ』発表
オーストリアがドイツ帝国に合併させられる。
ナチスによってユダヤ人のドイツ及び、その周辺諸国からの追放が行なわれる。
フランコがスペイン大統領に就任し、独裁権を得る。スペインのカトリックによるプロテスタントの圧迫始まる。
パブロ・ピカソが『ゲルニカ』を描く。
矢内原忠雄が国家の戦争政策を批判したため、国家権力と手を結んだ学内外の右翼勢力から攻撃を受け東京大学教授を辞職させられる。
原田信夫『バルト教理学解説』発刊
「日本聖書協会」設立
海老名弾正没
日本で国民精神総動員運動発足
1938年 バルトがオックスフォード大学より名誉博士号を受ける。
バルトがチェコスロヴァキアの神学者ヨーゼフ・ルキ・フロマートカに宛てた(バルトが公表した)書簡の中でヒトラーによる脅威と攻撃に対する武装抵抗を呼びかけフロマートカの身辺が危うくなり、非難を浴びる。
第27回韓国長老派教会総会において神社参拝反対者が多かったが、日本の警察の強圧により神社参拝が可決されてしまう。
小崎弘道没
柏木義円没
清泉女学院がカトリックの聖心侍女修道会によって創立される。
日本で「国家総動員法」発令
1939年 告白教会の牧師7千人がナチスにより告発される。
ボンヘッファーが『共に生きる生活』出版
バルトがナチスの脅威からスイスに保護を求めた数多くの亡命者や避難民をスイス政府が拒否し、ドイツに送り還したために、そのスイス中立政策を批判する。
ドイツ告白教会のパウル・シュナイダー牧師がナチスの党旗に対する敬礼を拒み続けたためブーヘンヴァルト強制収容所で殺される。
ドイツのポーランド侵攻により第2次世界大戦勃発(~1945年)
日本で「宗教団体法」が成立する。
1940年代

1940年
アメリカでゴスペル・ソングの要素を取り入れたリズム・アンド・ブルースが歌われる(~1960年代)。
バルトがナチスに抵抗するためにスイスの予備役防衛軍兵士(国境警備兵)としての軍務につく。
ボンヘッファーがナチスの国防軍諜報部に入り、ヒトラーへの地下抵抗運動に関わる。
ティリッヒがユニオン神学校の正教授に就任
日本で「皇紀2600年奉祝全国基督教信徒大会」起こる。
日本で救世軍幹部が軍隊類似の機構の下にロンドンの万国本営指揮下にあることからスパイ容疑をかけられて検挙される。
山室軍平没
アジアの日本占領地域でのキリスト教徒迫害が始まる。
波多野精一『宗教哲学序論』発刊
日本で「大政翼賛会」成立
ドイツでキリスト教図書の出版禁止
1941年 ブルトマンが『啓示と救済の出来事』という講演で「非神話化(非神話論化)」を提唱し、論争起こる。
コルベ司祭が反戦的な記事を書いたという理由でナチスに逮捕され、アウシュヴィッツ強制収容所に送られ、死刑を言い渡されたポーランド人元兵士の身代わりを引き受け、餓死牢で没する。
ブルンナー『出会いとしての真理』出版
ラインホールド・ニーバー『キリスト教人間観』発刊
日本基督教団成立され、これにより日本の30余のプロテスタント諸教派が合同)。
1942年 ナチスがワンゼー会議でユダヤ人についての「最終解決」(占領下のヨーロッパ諸地域での100万人のユダヤ人大量虐殺)を決定する。
ドイツがソ連に宣戦布告する。
日本によるハワイ真珠湾奇襲攻撃によって太平洋戦争起こる(~1945年)。
日本で言論出版集会結社等臨時取締法公布される。
日本の帝国主義的支配の下で「フィリピン福音教会連盟」設立
日本基督教団統理の富田満、総務局長鈴木浩二が伊勢神宮参拝
日本基督教団の第6部、9部を含めてホーリネス系諸教会の教職者が一斉検挙される。
日本基督教団が礼拝前の国民儀礼(国旗掲揚、皇居・神宮遥拝)実施を教団の各教会に通達する。
無教会キリスト者で東京大学教授の南原繁『国家と宗教』発刊
1943年 フランスの実存主義哲学者ジャン・ポール・サルトル『存在と無』出版
日本救世軍に解散命令がなされる。
日本できよめ教会(ホーリネス系教会の一派)が解散される。
日本でセブンスデー・アドヴェンティスト、聖公会、カトリック教会に迫害なされる。
日本基督教神学専門学校(後の東京神学大学)が、日本基督教団創立に伴い、関係諸教派の諸神学校が統合されて創立される。
波多野精一『時と永遠』発刊
賀川豊彦が反戦行為により憲兵隊本部で尋問を受ける。
第2回日本基督教団総会で「皇軍将兵に対する感謝決議」「愛国機献納」を可決する。
1944年 韓国の朱基徹(チュ・ギチョル)牧師が平壌で獄死させられる。
日本でセブンスデー・アドヴェンティスト解散させられる。
日本基督教団が決戦態勢宣言を宣言する。
日本基督教団が全国一斉必勝祈願のための祈祷会を開催する。
「大日本戦時宗教報国会」結成される。
日本基督教団が「日本基督教団より大東共栄圏に在る基督教徒に送る書翰」約一万部を作成。
1945年 ボンヘッファーがナチスにより処刑される(4月9日:ヒトラーが自殺した4月30日の21日前)。
ドイツ無条件降伏
ドイツ福音主義教会(DEK)解散
ドイツでシュトゥットガルト罪責告白がなされる。
フランスの新約聖書学者オスカー・クルマンが『キリストと時 原始キリスト教の時間観及び歴史観』を執筆。
フランスの哲学者メルロ・ポンティが『知覚の現象学』を出版する。
日本聖公会秘密結社事件起こる。
広島、長崎に原爆投下される(長崎の浦上天主堂も崩壊)。
日本無条件降伏
インドネシアで独立戦争が始まる。
韓国政府成立
「宗教団体法」が廃止される。
南原繁が東京大学総長に就任する。
「国際連合」成立
1946年 ブルンナー『教義学』(~1960年)第1巻を出版
フィリピンが独立する。
救世軍再建される。
北森嘉蔵『神の痛みの神学』を執筆。
日本基督改革教会が日本基督教団より分離する。
日本基督教団が第3回臨時総会において、平和の福音を信奉するキリスト者として自己の使命に対する不信と怠慢の罪を痛感し、深い懺悔を表明するとし、敗戦後の苦難と頽廃による国家滅亡の危機を救うために「新日本建設キリスト運動」を決議。日本全国でキリスト者が300万人増えることを目指して賀川豊彦を中心として全国巡回伝道がなされた。
日本でキリスト教ブームが起こる(~1951年頃まで)。
日本聖書神学校が戦後最初に開校された神学校として創立される。
東京聖書学校の前身であるホーリネス聖書学校が聖書的・実践的ホーリネスの宣教に貢献しうる伝道者の養成を目的として創立される。
桜美林学園が教育家清水郁子によって創立される。
「部落解放全国委員会」結成
不可侵の基本的人権、国民主権、一切の戦力と戦争の放棄を内容とする徹底した平和主義を根本特色とする「日本国憲法」が発布され、信教の自由も保障される。
1947年 「死海文書」発見される。
バルト『教義学要綱』『19世紀のプロテスタント神学』出版
ドイツの哲学者カール・ヤスパースが『哲学的信仰』執筆
この頃よりアメリカと旧ソ連の冷戦構造が顕著になり始める(~1990年代初頭)
インド連邦及びパキスタンがイギリス自治領となる。
「南インド合同教会」(英国教会、長老派、会衆派、メソジスト派が合同して出来た教会)成立
日本福音ルーテル教会が日本基督教団を離脱する。
日本基督教団がエキュメニカル実験教会との自覚を持つ。
日本基督教団が「全国農村伝道協議会」を開き、「農村伝道特別委員会」を設置する。
日本ホーリネス教団設立
片山内閣誕生(日本で初のクリスチャン内閣:片山哲は日本基 督教団富士見町教会会員)
基督兄弟団が中田重治の指導を受けて「四重の福音」のホーリネス信仰に立つ牧師たちによって創立される。
聖書学園の前身である聖書学院が大羽儔(ひとし)と中田羽後(なかだうご)によって敗戦の精神的ショックから人々を救い、キリスト教精神を与えることを目的として創立される。
長崎学院の前身である長崎外国語学校が牧師、教育家の青山武雄によって創立される。
新島学園創立される。
玉川学園が小原国芳によってキリスト教主義学校として創立される。
NHKでラジオ・チャーチ開始される。
1948年 告白教会がドイツ福音主義教会(Evangelische Kirche in Deutschland=EKD)となる。
アムステルダムで「世界教会協議会」(WCC)結成され、バルトが『世界の無秩序と神の救済計画』と題して基調講演を行なう。本部はジュネーヴに置かれる。
ブルトマン『新約聖書神学』(~1953年)第1巻出版
ティリッヒ『プロテスタントの時代』『地の基ふるい動く』出版
アメリカのプロセス神学者チャールズ・ハートショーン(ハーツホーン)が『神の相対性』を出版する。
イスラエルが建国される。
第1次中東戦争起こる(~1949年)
インド独立運動の指導者で非暴力主義の創始者であるモハンダス・カラムチャンド・ガンジー暗殺される。
「スリランカ・キリスト教協議会」が組織される。
ビルマ連邦共和国成立する。
大韓民国成立
朝鮮民主主義人民共和国成立
「日本基督教協議会」(NCC)成立される。
在日大韓基督教会総会が組織される
日本基督教団が第5回総会において「5ヵ年伝道案」を可決する。
日本聖公会再建される。
日本同盟基督教団が創立される。
茨城キリスト教学園が「キリストの教会」を母体として創立される。
農村伝道神学校が創立される。
同志社大学が新制大学に認可され、同大学神学部が発足。
「国際連合」が世界人権宣言を採択する。
1949年 ドイツ連邦共和国(西ドイツ)及びドイツ民主共和国(東ドイツ)成立
「東西全ドイツ福音主義教会教職及び信徒大会」起こる。
ブルトマン『原始キリスト教』が出版される。
中華人民共和国成立
日本基督教団牧師の赤岩栄が共産党入党の決意を表明する。
キリスト教史学会創立される。
「日本基督教文化協会」設立される。
学制改革の下で日本基督教神学専門学校が東京神学大学として設立される。
東京基督神学校(後の東京キリスト教学園の前身)創立
財団法人四国基督教学園(後の四国学院の前身)がアメリカ南長老教会によって設立される。
「アバコ」(日本の視聴覚伝道の中心として設立された「日本キリスト教協議会視聴覚事業部」のこと)創立される。
1950年 カトリック教会の回勅『ムニフィケンティシムス』において「聖母被昇天の教義〔聖母マリアが天に上げられたとする教え〕」が制定される。
カール・バルトがベルリンのヴォルフ・ディーター・ツィーマーマン宛の公開書簡「恐れるな!」の中でドイツの再軍備に反対を表明する。
ドイツの旧約聖書学者マルティン・ノートが『イスラエル史』を出版
カナダのトロントにてWCC中央委員会が開かれる。
トロントにて「世界日曜学校大会」が開催され、日曜学校が教会教育として、また幼児から高齢者にまで行なわれるべきであるとの見解から「世界基督教教育協議会」と改称される。
アメリカの社会心理学者エーリッヒ・フロムが『精神分析と宗教』を出版
アメリカの大衆伝道者ビリー・グラハム(ウィリアム・フランクリン・グレイアム)が「ビリー・グラハム伝道協会」を設立し、ラジオ番組『決断の時』を放送開始、反響を呼ぶ。
アメリカが反共政策のためベトナム戦争に関してフランスに対して2100万ドルの援助を行なう。
アメリカでマッカーシーらによる「赤狩り(社会主義者・共産主義者に対する弾圧)」が始まる。
ネパールで医療と教育のために初めて宣教師の入国が許可される。
インド連邦共和国成立
インドネシア共和国発足
「インドネシア・キリスト教協議会」が発足する。
中国で「中国基督教宣言(三自宣言)」がなされる。
朝鮮戦争勃発(~1953年)
旧日本基督教会系の一部の教会が日本基督教団から離脱する。
横須賀学院創立
細川泰子が盛岡市にキリスト教主義による家政教育を志して研究所(後の生活学園〈現在の盛岡大学〉)を設立する。
日本同盟基督教団によって日本同盟聖書学院(後の東京基督教短期大学の前身)が創立される。
「日本聖書学研究所」が設立される。
同志社大学神学部に大学院修士課程として神学研究科が設置される。
紀元1951年 カール・バルトがハンガリーのアルベルト・ベレッキー改革派教会議長宛の書簡で、教会が取るべき道は「東と西の間の第三の道」であることを説く
ボンヘッファーの獄中書簡集『抵抗と信従』が出版される。
ティリッヒが『組織神学』(~1963年)第1巻を出版
アメリカの神学者ヘルムート・リチャード・ニーバーが『キリストと文化』を出版する。
ドイツ生まれのユダヤ系女性政治思想家ハンナ・アーレント『全体主義の起源』執筆
南アフリカ連邦でアフリカ改革派教会が設立される。
中国で「中国基督教会宣言」が出される。
(新)日本基督教会創立
日本聖公会主教の八代斌助と英国国教会の宣教団体である「イギリス海外福音伝道協会」の婦人宣教師レオノーラ・エディス・リーが神戸在住外国人子弟のために聖ミカエル学園(現在の聖ミカエル国際学校)を創立する。
清教学園創立される。
ノートルダム女学院設立される。
日本で「基督者平和の会が発足する。
矢内原忠雄が東京大学総長に選ばれる。
宗教法人法公布施行される。
サンフランシコ講和条約(対日平和条約)調印される。
日米安全保障条約調印される。
1952年 ナチスに抵抗したミュンヘン大司教のミヒャエル・ファウルハーバー没。
スウェーデンで信仰の自由が与えられる。
アメリカの大統領選挙でアイゼンハワー当選
アメリカが水爆実験を行なう。
ティリッヒ『存在への勇気』を出版
NCCが「日本伝道の基本方策」発表。
「基督教平和運動団体協議会」(キ平協)が、各地で起こったキリスト者の平和団体の連絡、提携のために結成される。
日本基督教団が第7回総会で「北海道特別開拓伝道計画案」を採択する。
大阪基督教学院(「大阪伝道学館」を前身とする学校法人)創立。
日本聖書大学院創立。
日本基督教学会が16名の研究者を発起人として青山学院大学で設立される。
1953年 ドイツの新約聖書学者エルンスト・ケーゼマンが論文『史的イエスの問題』を執筆。
日本基督教会が「日本基督教会信仰の告白」を制定する。
国際基督教大学創立。
同志社大学神学部に大学院博士課程(現在の博士課程後期にあたる)として歴史神学専攻が設置される。
日本でテレビ放送が開始される。
1954年 アメリカ・イリノイ州のエヴァンストンで「第2回世界教会協議会」が開かれる。
ドイツのカトリック神学者、イエズス会司祭であるカール・ラーナーが『神学著作集』(全16巻)の執筆を開始する(~1984年)。
ドイツの新約聖書学者ハンス・コンツェルマンが『時の中心‐ルカの神学の研究』を出版。
パウル・ティリッヒがハーバード大学教授に就任(~1962年)
マルティン・ルーサー・キングがアメリカのアラバマ州モントゴメリー市のデクスター・アヴェニュー・バプテスト教会牧師に就任する。
黒人のリズム・アンド・ブルースと他の音楽からの影響を強く受けたエルヴィス・プレスリーが“That’s All Right Mama”でレコード・デビューする。
「ネパール合同ミッション」(合同宣教事業)が組織される。
統一協会(「世界基督教統一神霊教会」)が教祖である文鮮明によって創立され、「原理運動」と称する布教活動を行ない始める。
アメリカによるマーシャル諸島ビキニ環礁水爆実験により日本のマグロ延縄漁船第5福竜丸が被災し、船員たちが死亡、後遺症に悩まされた。
「日本基督教協議会」が原子力問題に関して、原水爆実験中止を決議する。
日本基督教団が「日本基督教団信仰告白」を制定する。
日本基督教団が第8回総会で、日本社会の世俗化の風潮に伴い「教勢の増加」「社会一般大衆への福音浸透」を目標とする「宣教100年記念伝道計画案」を可決する。
日本基督教団賛美歌委員会による「讃美歌」が刊行される。
日本でラクーア伝道始まる(~1959年)。
1955年 アインシュタイン没
アラバマ州モントゴメリー市において黒人によるバス乗車ボイコット運動が起こり、黒人教会が中心となり、キング牧師が指導。人種隔離バスが廃止される。
西ドイツが国防省設立(再武装始まる)
「日本聖書協会」による「口語訳聖書」出版される。
日本基督教会神学校創立される。
日本基督教団宣教研究所発足。
富山県神通川流域でのカドミウムによるイタイイタイ病について初めて学会で報告がなされる。
1950年代後半 ジャズの世界で黒人教会の説教や礼拝音楽の技法を取り入れることが流行する(~1960年代)。
アメリカでリズム・アンド・ブルース等の影響を受けながら展開したソウル・ミュージックが流行し歌われる(~1970年代)。
1956年 ドイツの新約聖書学者ギュンター・ボルンカムが『ナザレのイエス』出版。
西ドイツで良心的反戦者の兵役拒否認められる。
東ドイツが国防省設立
スコットランド教会・メソジスト教会・聖公会の間で「相互聖餐」(「共同陪餐」「フルコミュニオン」とも言い、複数の教派が相互に聖餐式を理解し、共有すること)について討論がなされる。
ハンガリーでWCC中央委員会が開かれ、共産圏からも委員が出席する。
ハンガリーで反ソ連暴動(ハンガリー動乱)が起こる。この時、カール・バルトは、イエスの活動はその「受難」と「兄弟たちと共に苦しむこと」において成り立つとし、危機に直面したハンガリー人たちを援助するためにその調停訴訟に加わった。
アメリカの長老派教会とメソジスト教会が女性の聖職者を認める。
アメリカが最初の水爆投下実験を行なう。
アメリカで映画『十戒』が封切られる
リオデジャネイロで第1回ラテン・アメリカ司教会議が開かれる。
第2次中東戦争起こる。
パキスタン・イスラム教共和国成立
中国キリスト教全体会議が開かれ、三自愛国運動が推進される。
「日本基督教協議会」が原水爆実験中止を要望する決議を発表
日本基督教団が奄美大島伝道を開始する。
関西労働者伝道委員会が発足。
日本でメチル水銀が原因とされる水俣病が発生する。
日本が「国際連合」に加入する。
1957年 ドイツの旧約聖書学者ゲアハルト・フォン・ラートが『旧約聖書神学』(~1960年)第1巻を出版
イギリス領(現在のキリバス共和国内)クリスマス島において水爆実験が行なわれる。
ルーマニアの宗教学者ミルチア・エリアーデが『聖と俗』を執筆
ソ連が世界初の人工衛星打ち上げに成功
キング牧師がアメリカで南部キリスト教指導者会議(SCLC)を発足させる。
アメリカの組合教会である「会衆派クリスチャン教会」(アメリカの「会衆派教会」と「クリスチャン教会」が1930年に合同して出来た教会)と「福音改革派教会」が合同し、「アメリカ合同キリスト教会」が成立する。
インドネシアのプラパットで「WCCアジア協議会」が開かれる。
岸信介首相特使として立教大学総長松下正寿がクリスマス島原水爆実験中止要請のため渡英し、マクミラン首相及びチャーチル前首相と会見する。
日本基督教団綜合伝道委員会の下に東北開拓伝道委員会が発足。
日本で売春禁止法成立
1958年 ガーナで「国際宣教協議会」(IMC大会)開かれる。
プラハ(現在のチェコ共和国の首都)でフロマートカ主催のプラハ・キリスト者平和会議開かれる。
フィリピンのマニラで「アジア産業労働者伝道協議会」行なわれる。
香港で「第1回東南アジア教会婦人会議」開かれ、植村環らが出席。
インドネシアでクリスマス礼拝禁止される。
東京で「第14回世界キリスト教教育協議会」(キリスト教教育世界大会)が開催される。
日本で基督聖協団聖書学院・聖書神学会創立される。
「沖縄キリスト教協議会」が結成される。
1959年 ドイツの哲学者エルンスト・ブロッホ『希望の原理』を出版
ゲアハルト・エーベリング『キリスト教信仰の本質』執筆
エルンスト・フックス『神学における解釈学の問題』執筆
ローマ教皇が総会議を通告し、プロテスタント教会に再一致を呼びかける。
スウェーデン国会が女性牧師の按手を認める。
エチオピア教会がコプト教会から独立する。
ロードス島(エーゲ海にあるギリシア領の島)でWCC中央委員会が核実験への反対声明を行なう。
アメリカで映画『ベン・ハー』(副題は「キリストの物語」)が封切られ、アカデミー賞をほぼ独占する。
キューバ革命起こる。
マラヤ(現在のマレーシア)のクアラルンプールにて「東アジア・キリスト教協議会」(EACC)の設立総会開かれる。
日本で宗教法人法改正にキリスト教界諸団体が反対声明を行い、「日本基督教協議会」が「伊勢神宮の非宗教化」に反対声明を表す等、神宮非宗教化問題、また建国記念日制定問題が起こる。
四国学院創立される。
伊勢湾台風が発生し、被災者のためのNCC関係諸団体によるワークキャンプが行なわれる。
1960年 エルンスト・フックス『史的イエスの問題』執筆。
カトリック教会でローマ司教会議が開かれ、最初の黒人枢機卿としてルタボ司教ラウリアン・ルガムバが叙任される。
東ドイツでナチスに抵抗した告白教会の指導者であり、ベルリン・ブランデンブルク領邦教会監督であったオットー・ディベリウスが共産主義に抵抗したため、反政府的として告発される。
フランスのストラスブールにて世界基督者学生会議が開かれる。
日本で神道国教化に反対して「信教の自由を守るキリスト者の会」が結成される。
農村伝道神学校に東南アジアの農村指導者養成のために東南アジア科(後のアジア学院の前身)が開設される。
賀川豊彦没
日本キリスト教団臨時常議委員会が「安保条約改正問題に関する声明」。
日米新安全保障条約発効
日本でカラーテレビの本放送が開始される。
1961年 カトリック教会の回勅によって経済問題に関してバチカンにプロテスタント教会との連絡事務局が設立される。
東ドイツ政府がキルヘンタークを禁止する。
東ドイツ政府によってベルリンの壁が造られる。
ドイツの新約聖書学者ヘルベルト・ブラウンが論文『新約聖書神学の問題性』を執筆。
フランスのユダヤ人哲学者エマヌエル・レヴィナス『全体性と無限』を出版
全キリスト者平和会議(プラハ会議)がプラハで開かれる
イスラエルのエルサレムでユダヤ人迫害の実行責任者であった元ナチス将校カール・アドルフ・アイヒマンに対する裁判が行なわれる。
ロシアの共産主義による弾圧でハンガリーの11名の司祭が投獄される。
南アフリカ連邦がイギリス連邦を脱退し、南アフリカ共和国となる。
ソ連が世界初の有人人工衛星ヴォストーク1号の打ち上げに成功する。
ソ連とルーマニアの正教会がWCCに加盟する。
アメリカ合衆国第35代大統領にアメリカ史上最初のカトリック信徒の大統領としてジョン・フィッツゲラルド・ケネディが当選。
キューバ反革命失敗する(ピッグス湾事件)。
ビルマでプロテスタント新任宣教師の入国が禁止される。
フィリピン独立教会が米国聖公会と相互聖餐を行なう。
「ネパール合同ミッション」に日本人が初めて参加する。
インドのニューデリーで「第3回世界教会協議会」が開かれる。
「日中基督教交流協会」が発足する。
日本基督教団において「宣教基本方策」が決定される。
「日本クリスチャン・アカデミー」発会
ノートルダム女子大学(1951年にノートルダム女学院を設立した同教育修道女会による女子大学)設立される。
四日市喘息患者が多発し始める。
1962年 カール・バルトがアメリカを訪問し、講演を行う。宗教学者のミルチア・エリアーデ、ビリー・グラハム、マルティン・ルーサー・キングとも会い、シカゴ大学より名誉神学博士号を授与される。
第2バチカン総会議(~1965年)開かれる。
アルジェリアが独立する。
キューバ危機が起こる。
フランスの人類学者レヴィ・ストロースが『野生の思考』を記して思想界に構造主義ブームが到来する。
アメリカの最高裁判所にて公立学校の教室で祈りが行なわれることを違憲とする政教分離の判決がなされる。
「全日本キリスト者平和会議」が発足し、第1回大会が開かれる。
NCC使節団が韓国を訪問する。
日本基督教団第12回教団総会において「伝道十ヵ年計画」が立てられ、また「憲法擁護の声明」を発表、「平和聖日の制定」を行なう。
「キリスト者部落対策協議会」が結成される。
大学キリスト者の会発足。
1963年 カール・バルトがパリのソルボンヌ大学より名誉文学博士号を授与される。
ポーランドの作曲家クシシュトフ・ペンデレツキが『ルカ受難曲』を作曲する(~1966年)。
ティリッヒ『永遠の今』を出版。
キング牧師がワシントン大行進を組織し、「私には夢がある」演説を行なう。
ケネディ大統領暗殺される。
「全アフリカ教会協議会」が設立される。
南アフリカのオランダ改革派教会牧師クリスチャン・フレデリック・バイエルス・ノーデが教会と社会の問題に取り組む反アパルトヘイト団体「キリスト教研究所」を設立。
「フィリピン・キリスト教協議会」が発足する。
日本基督教団が台湾長老教会と相互の伝道協力と推進のために協約を結ぶ。
日本基督教団が国民の祝日に関する一部改正法案に反対する(自民党が神話において神武天皇即位の日であるとされ、学問的に無根拠である紀元節により建国記念日を2月11日に定めようとしたため、これを信教の自由に反するとして同教団は反対声明を発表し、国に請願及び申し入れを行なった)。
「日本キリスト教協議会」が南ベトナムの仏教徒迫害に反対声明を発表。
「狭山事件」で、部落差別による冤罪により石川一雄さんが逮捕されてしまう。
1964年 ユルゲン・モルトマンが『希望の神学』を執筆。
キング牧師がノーベル平和賞受賞。
アメリカで公民権法成立。
イギリスのロックバンドであるビートルズがゴスペル・ソングの影響を強く受けた“I Want To Hold Your Hand”をアメリカで大ヒットさせる。
日本キリスト者平和の会結成。
赤岩栄『キリスト教脱出記』を発刊。
キリスト教作家の三浦綾子が朝日新聞に『氷点』を連載。
1965年 パウル・ティリッヒ没(10月22日)
エバーハルト・ユンゲルが『神の存在は生成の中にある(生成において在る)』を執筆。
ローマ教皇パウルス6世とギリシア正教会コンスタンティノポリス総主教のアテナゴラス1世が和解し、1054年の相互破門の取り消しを行なう。
フランスの作曲家オリヴィェ・メシアンが教会用オルガン曲『われらの主イエス・キリストの変容』を作曲(~1969年)。
マルティン・ブーバー没
アメリカが北ベトナム爆撃を開始する。
アメリカの「ベトナムのための教職者緊急委員会」が「神の名においてベトナム戦争を止めよ」という内容の質問状をジョンソン大統領宛のものとして「ニューヨーク・タイムズ」に発表する。
日本の「ベトナムに平和を求めるキリスト者緊急会議」が日本基督教団議長大村勇他5人の代表をアメリカに派遣し、アメリカの教会でベトナムの平和のために運動を行なうよう呼びかけさせ、国連、米政府関係者にベトナム戦争を止めるように訴えさせる。
紀元節復活反対キリスト者集会行なわれる。
日本基督教教団議長大村勇が韓国基督教長老会第50回総会に招かれ、36年間もの日本の朝鮮に対する罪について謝罪の意を表明。
日韓基本条約調印
家永三郎、教科書検定の民事訴訟を起こす。
新潟水俣病(阿賀野川有機水銀中毒事件)が発生する。
1966年 カール・バルトがカトリックの教皇庁からの招待を受けて、ローマを旅行し、対話を行ない、教皇パウロ6世とも会う。
エミール・ブルンナー没(4月4日)
アメリカの神学者ハーヴィー・ギャラガー・コックスが『世俗都市』を執筆
ビートルズのメンバー、ジョン・レノンが「ビートルズはキリストより有名になった」とイギリスの新聞のインタビューで発言し、アメリカ、特にバイブル・ベルトと呼ばれる南部で大規模なビートルズ・ボイコット運動が起こる。ジョンはアメリカで「誤解である」として直ちに謝罪。ボストン・カトリック大司教は「ビートルズが世界中でキリストより有名である」ことを認める。
中国で文化大革命起こる(~1976年)
政府が建国記念日を2月11日に決定したために日本基督教団が反対声明を発表。
カトリック作家の遠藤周作が『沈黙』を執筆し、谷崎文学賞を受賞。
政府が新東京国際空港を成田市三里塚に建設することを決定する。
哲学者サルトルとシモーヌ・ド・ボーヴォワール来日
ビートルズ来日
1967年 モルトマンがテュービンゲン大学神学部組織神学教授となる。
ヴォルフハルト・パネンベルクがミュンヘン大学神学部組織神学教授となる(~1994年)。
フランスの哲学者ジャック・デリダ『エクリチュールと差異』『声と現象』『グラマドロジーについて』を出版し、この頃から思想界に「ポスト構造主義」が台頭し始める。
アメリカの合同長老派教会がベトナム戦に対する「良心の宣言」を発表する。
第3次中東戦争起こる。
日本基督教団が鈴木正久議長名で「戦争責任告白」(『第二次世界大戦下における日本基督教団の責任についての告白』)を行なう。
日本基督教団が「靖国神社問題特別委員会」を設置する。
日本基督教団賛美歌委員会編『讃美歌 第2編』が出版される。
「日本クリスチャン・アカデミー」による関西セミナーハウスが設立される。
日本で「公害対策基本法」公布される。
1968年 カール・バルト没(12月9日)
ドイツの神学者ヘルムート・ティーリケが『福音主義的信仰 教義学の基本的特質』(~1978年)を出版。
スウェーデンのウプサラにて「第4回世界教会協議会」が『見よ、わたしはすべてのものを新たにする』を主題として開かれる。
キング牧師暗殺される。
アメリカのフェミニスト神学者メアリー・デイリーが『教会と第二の性』を執筆。
パリ大学やカリフォルニア大学で大学の教育制度改革やベトナム反戦を主張する大学紛争が起こる。
コロンビアのメデジン(メデリン)で「第2回ラテン・アメリカ司教会議」(CELAM)が開かれる。
「日本キリスト教協議会」が「靖国神社の国家護持に反対する声明」を発表し、万博協会からの宗教団体への出展招請に答えて、日本での万国博覧会に参加しキリスト教館を設置することを決議。
敬和学園高等学校が設立される。
アメリカによる北ベトナム爆撃が全面停止となる。
旧ソ連を中心とした東欧諸国軍が旧チェコスロバキアに侵入。
日本でベトナム戦争や学費値上げ、管理教育化に対して学生が全共闘運動(全学共闘会議運動)を起こし、東京大学等全国の165もの大学(キリスト教主義大学を含む)が紛争状態に入り、半数の70校でバリケード封鎖が行われる。
富山県のイタイイタイ病患者が損害賠償請求を起こす。
日本で初の心臓移植手術が成功する。
1969年 ユンゲルがテュービンゲン大学神学部組織神学教授となる。
ジェームス・ハル・コーン『黒人神学とブラック・パワー』を出版。
在米正教会がモスクワ正教会に復帰する。
アポロ11号が人類初の月面着陸を成功させる。
沖縄キリスト教団が日本基督教団と合同する。
日本基督教団で「日本万国博覧会キリスト教館」に関する問題が起こる。
「キリスト者遺族の会」結成される。
鈴木正久没
日本の大学紛争が機動隊による東京大学安田講堂落城によって沈静化される。
「同和対策事業特別措置法」公布される。
1970年 アメリカ正教会が独立する。
ラテン・アメリカの神学者グスタボ・グティエレスが『解放の神学』を執筆
韓国の「堤岩里教会焼討事件謝罪委員会」が同教会を再建する。
韓国で「民衆の神学」が起こり始める。
「第1回世界宗教者平和会議」が39ヵ国、219名の宗教者が参加し、京都で開催される。
東京神学大学に機動隊が導入され、学生によるバリケードが解除される。
大阪で「日本万国博覧会」が開かれる。
東京地裁が第2次教科書裁判で教科書検定を憲法違反とする。
全国では初めての光化学スモッグが東京で発生。
1971年 ラインホールド・ニーバー没
ドイツの新約聖書学者ヨアヒム・エレミアスが『新約聖書神学 第1巻 イエスの宣教』を執筆。
台湾基督教長老教会が「国是声明(我々の国家の運命についての声明)」を行なう。
「韓国キリスト教協議会」が靖国神社法案反対運動支持を表明。
日本基督教団が被爆者のための広島原爆記念特別養護老人ホーム「清鈴園」を建設
東京に「いのちの電話」が開設される。
名古屋高裁が三重県津市で行なわれた神式地鎮祭を憲法違反とする。
日本で環境庁が設置される。
1972年 アメリカの神学者ロウズマリ・ラッドフォード・リューサーが『人間解放の神学』(『解放の神学‐キリスト教の歴史とアメリカの権力に立ち向かう人間の希望』)を執筆。
日本で聖公会とカトリックの合同委員会が設置される。
浅間山荘事件起こる。
沖縄が日本に返還される。
「日中共同声明発表」(日中国交回復)
日本で「自然環境保全法」公布される。
1973年 ベトナム和平協定が成立する。
第4次中東戦争起こる。
「東アジア・キリスト教協議会」がバンコクで開かれる。
「韓国キリスト者宣言(73年神学宣言)」がなされる。
「第1回日韓教会協議会」がソウルで開催される。
アジア学院(東南アジア農村指導者養成所)創立される。
熊本地裁が水俣病訴訟で患者側全面勝訴の判決を行なう。
1974年 「アジア・キリスト教協議会」が本部をシンガポールに設置する。
日本の正教会がWCCに加入。
日本基督教団第18回総会が「『日本万国博覧会キリスト教館に関する件』の決議の誤りを認める件」「東京神学大学機動隊導入の誤りを認める決議に関する件」などを可決する。
原子力船〈むつ〉が放射能漏れ事故を起こす。
1975年 ベトナム戦争が終結する。
ケニアのナイロビにて「第5回世界教会協議会」が『イエス・キリストは解放し、一つにする』を主題として開かれる。
グスタボ・グティエレスがバルトロメ・デ・ラス・カサス研究所を創設。
台湾基督教長老教会が第2の声明「我々の訴え(呼びかけ)‐聖書と教会と国家に関して」を発表。
韓国でガリラヤ教会が設立される。
日本で「キリスト者政治連盟」結成される。
種谷裁判が行なわれ、日本基督教団種谷俊一牧師に無罪判決がなされる。
日本基督教団が部落差別問題特別委員会を設置。
三木武夫首相が靖国神社に参拝し、「私人」として行ったと語る。
1976年 ルドルフ・ブルトマン没(7月30日)
アメリカの神学者ジョン・ボズウェル・カブ(コッブ)・ジュニアとディビッド・R・グリフィンが『プロセス神学』を出版。
韓国ソウルの明洞大聖堂の3・1独立運動記念ミサにおいて「民主救国宣言」(「3・1民主救国宣言」)が発表される。
「日本キリスト教協議会」が部落差別問題委員会を設置
日本基督教団世界宣教協力委員会の派遣により同教団牧師であった荒川義治がポナペ合同教会協力宣教師としてポナペ島に赴く。
日本基督教団讃美歌委員会が讃美歌集発刊100年を記念して「今日の信仰の歌」を企画し、斬新で多彩な創作讃美歌を集めた「ともにうたおう ‐新しいさんびか50曲」を完成させる。
1977年 ドイツの新約聖書学者ゲルト・タイセンが『イエス運動の社会学』を出版。
アメリカの新約聖書学者エド・パリシュ・サンダースが『パウロとパレスチナのユダヤ教』を出版。
メキシコのプエブラで第3回ラテン・アメリカ司教会議が開かれる。
台湾基督教長老教会が第3の声明「人権宣言」を発表。
青山学院大学が神学科を廃止する。
日本基督教団が「福音主義教会連合」を結成する。
「日本いのちの電話連盟」成立
日本初の静止衛星「きく2号」打ち上げ。
文部省が「君が代」を国歌と規定。
1978年 ヨハネ・パウロ2世がローマ教皇に即位
カトリック教会とプロテスタント教会との共同訳新約聖書が完成する。
日本基督教団が沖縄キリスト教団との合同のとらえなおしを開始する。
日本基督教団靖国神社問題特別委員会が「天皇・首相等の『公式』参拝に反対する声明」を発表
「日本キリスト教協議会」が元号法制化に反対を声明
日本でキリスト者の大平正芳が首相に就任
1979年 マザー・テレサにノーベル平和賞が与えられる。
韓国の朴大統領が暗殺される。
NCCが統一協会との間に一線を画すことを表明
日本で元号法公布施行
山口地裁が殉職自衛官の護国神社合祀を憲法違反とする。
大平首相が伊勢神宮、靖国神社春の例大祭に参拝する。
1980年 イギリスの宗教哲学者、神学者ジョン・ハーウッド・ヒックが『神は多くの名前を持つ』を執筆し、「宗教多元主義」を提唱。
エル・サルバドル大司教のオスカー・アルヌルフォ・ロメロがカンペシーノ(貧農民)の人権を守ったため軍隊により病院聖堂でのミサ執行中に射殺される。
「中国基督教協会」設立される。
元ビートルズのジョン・レノン暗殺される(12月8日)。
NCCが「部落差別問題に関するキリスト者への訴え」を作成。
1981年 ローマ教皇が日本に来日し、天皇と会見、広島や長崎を訪問する。
日本キリスト教101団体が日本政府に対して、靖国神社公式参拝反対の申し入れを行う。
「同和問題にとりくむ宗教教団連帯会議」が結成され、NCC、日本基督教団、日本バプテスト連盟が参加
日本基督教団の部落差別問題特別委員会の発展的解消として「部落解放センター」が開設される。
日本基督教団に買春観光問題委員会が設置される。
鈴木善幸首相が首相として初めて沖縄を公式訪問
1982年 カトリック教会がナチス・ドイツによってアウシュヴィッツ強制収容所で身代りに餓死させられたコルベ司祭を殉教者として列聖
エストニアの作曲家アルフォ・ペルトが『ヨハネ受難曲』を作曲する。
「世界改革派教会連盟」が南アフリカのアパルトヘイトを異端と宣告し、オランダ改革派教会を加盟資格停止処分にする。
核兵器廃絶のためのプロテスタントとカトリック合同の祈祷集会が東京で行われる。
「キリスト教在日韓国朝鮮人問題活動センター」が発足
「キリスト教アジア資料センター」設置
日本の歴史教科書問題に関する「日韓教会協議会」が開催される。
日本基督教団が在日大韓基督教会と協約締結
1983年 ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が500年ぶりにローマのルター派教会を訪問。またガリレオの地動説を有罪としたことを誤りと認める。
アメリカのフェミニスト神学者エリザベス・シュスラー・フィオレンツァが『彼女を記念して -フェミニスト神学によるキリスト教起源の再構築』執筆
カナダのバンクーバーで「第6回世界教会協議会」が『イエス・キリスト‐世の命』を主題として開かれ、「洗礼」「聖餐」「職務」についてのエキュメニカルな合意の文書である『リマ文書』が提出された。
NCCとCCA共催の「神学協議会」が東京で開かれる。
「日本放送伝道協議会」が発足する。
お茶の水学生キリスト教会館献堂式が行われる。
小林秀雄没
1984年 イタリア政府がローマ・カトリック教会を国教とする規定をなくす。
カール・ラーナー没
ブラジルの神学者レオナルド・ボフがカトリック教会における権威主義的ヒエラルキー(位階制)構造を批判したためバチカンはボフを危険視し、教理省に召喚、様々な活動を禁止する。
南アフリカで教会の反アパルトヘイト運動の中心となって活動を続けたデズモンド・ムピロ・ツツ(トウトゥ)聖公会主教がノーベル平和賞を受賞される。
日本基督教団が台湾基督長老教会との協約締結
日本の淀川キリスト教病院に日本で最初のホスピス病棟開設
中曽根康弘首相が戦後初めて首相として靖国神社に年頭参拝を行う。
1985年 西ドイツのヴァイツゼッカー大統領が敗戦40周年の演説を行い、「過去に対して目を閉ざす者は、現在に対しても目を閉ざすことになる」と発言。
映画『ショアー』(映画タイトルはヘブライ語で「絶滅」を意味する言葉)が封切られる。
ソ連でペレストロイカが起こる。
南アフリカでアパルトヘイト廃絶を求めた「カイロス文書」がツツ主教を始めとする151人の署名をもって発表される。
日本カトリック司教団が「世界基督教統一神霊協会に関する声明」を発表する。
日本基督教団が「日本基督教団と沖縄キリスト教団との合同に関する委員会」(「合同」特設委員会)を設置
厚生省が日本人エイズ患者を初認定する。
日本で日航ジャンボ機墜落事故が起こる。
中曽根首相が戦後初めての首相による靖国神社公式参拝を行なう。
1986年 ソ連ウクライナ共和国チェルノブイリ原子力発電所で事故が起こり、子供を含む56人が死亡。
ミクロネシア連邦(カロリン諸島のポンペイ〈ポナペ島〉、チューク〈トラック島〉、コスラエ〈クサイエ島〉、ヤップの4行政区で構成される連邦)が、アメリカの国連信託統治下にあったが、アメリカとの自由連合協定(“Compact of Free Association”「防衛・安全保障についてのみアメリカが全権をもつが、同時に経済援助を行うという協定」)の発効と共に独立する。
「アジア司教協議会連盟総会」が日本で開催され、東京大司教が日本のカトリック教会の戦争責任を表明。
日本で「キリスト教婦人矯風会」が「女性の家HELP」を開設する。
日本基督教団が「世界基督教統一神霊協会・原理運動についての声明」を採択。
日本基督教団が第24回総会において旧六部・九部の教師及び家族、教会に対して「謝罪と悔改めの声明」を述べる。
「男女雇用機会均等法」施行される。
1987年 南アフリカでツツ大主教が「全アフリカ教会協議会」議長に選ばれる。
「アジア・キリスト教協議会」本部事務所がシンガポールから追放される。
「日本聖書協会」による「新共同訳聖書」出版される。
日本基督教団部落解放全国会議が開かれる。
1988年 パネンベルクが『組織神学』(~1993年)第1巻を出版
アメリカ合衆国第41代大統領にジョージ・H・W・ブッシュが当選。
日本基督教団が「スイス・プロテスタント教会連盟」と協約を結ぶ。
日本基督教団に「性差別問題特別委員会」が設置される。
日本基督教団に「天皇代替わりに関する情報センター」が設置され、「『天皇代替り』を前にして新しい天皇制支配の動向に対処する教団の声明」を発表
原爆被爆地の長崎市で本島等市長が「天皇に戦争責任はある」と発言し、右翼団体の圧力に遭う。
パレスチナ独立宣言を発表
聖学院大学開校
恵泉女学園大学開校
日本で「キリスト教教育学会」が設立される。
1989年 アメリカとソ連の間での冷戦が終結
英国国教会がバチカンと和解する。
ソ連のゴルバチョフ書記長がバチカンを訪問し、和解する。
ハンガリー政府が、オーストリアとの国境の鉄条網を撤去。
ベルリンの壁崩壊
中国で天安門事件が起こる。
昭和天皇の死去について日本基督教団議長辻宣道が総会議長談話、同教団社会委員会及び靖国神社特別問題委員会がそれぞれ声明を発表
昭和天皇が死去し、大喪の礼が行なわれる。
1988年から89年にかけて東京と埼玉で幼女4人を連続誘拐し、殺害した犯人が逮捕される。
1990年 統一ドイツが成立する。
ソ連で信仰の自由を認める宗教団体法が可決される。
南アフリカでオランダ改革派教会がアパルトヘイトを罪と認める。
イラクのクウェート侵略が起こる(~1991年)。
日本基督教団が世界宣教セミナーを開催する。
日本基督教団が「罪責告白ゆえに国家の大嘗祭に抗議する件」を可決する。
キリスト教主義の4大学(関西学院、国際基督教、フェリス女学院、明治学院)の各学長が大嘗祭に反対する声明を発表。フェリス女学院大学学長宅には銃弾が撃ち込まれ、元右翼団体の男性が逮捕される。
長崎市の本島等市長が「天皇責任発言への報復」を犯行の動機とする右翼団体の男性にピストルで撃たれ、重傷を負う。
日本で公立の小・中・高の入学式で国旗・国歌が義務化される。
日本で天皇の即位の礼と大嘗祭が行なわれる。
1991年 ソ連が崩壊し、バルト3国が独立、グルジアを除く11の共和国が独立国家共同体(CIS)を設立する。
ウクライナ正教会がロシア正教会から分離する。
ロシアで公式にクリスマスが祝われる。
オーストラリアのキャンベラで「第7回世界教会協議会」が『聖霊よ来たれ‐被造世界全体の革新』を主題として開かれる。
湾岸戦争が起こる。
南アフリカで人種差別法である「アパルトヘイト」が撤廃される。
南北朝鮮両国が国連に加盟する。
「日本キリスト教協議会」が湾岸戦争に反対声明を発表
日本基督教団で「靖国神社問題特別委員会」と「天皇代替わりに関する情報センター」が発展的に解消し、「靖国・天皇制問題情報センター」が発足する。
日本基督教団が「PKO(国連平和維持活動)法案」反対の声明を発表
岩手靖国訴訟で、公式参拝違憲判決が確定する。
日本で「PKO法案」が可決される。
1992年 ローマ教皇がガリレオ・ガリレイに対する異端宣告を撤回し、その名誉を回復する。
ボフがフランシスコ会司祭を辞す。
アメリカのロスアンゼルスで暴動が起こる。
リオデジャネイロで地球サミットが開催される。
日本基督教団で「部落解放全国キャラバン」が行なわれる。
「国際マリア会議」が日本で行われる。
「PKO法案」により自衛隊がガンボジアで活動を行う。
「日本医師会」が尊厳死を認める。
1993年 アメリカで「ブランチ・デビディアン」事件起こる。
アメリカで世界貿易センタービル爆破テロが起こる。
「原子力行政を問い直す宗教者の会」が宗派を超えた100名の人々によって発足する。
日本基督教団と沖縄キリスト教団との合同問題に関する協議会が行われる。
日本基督教団と「スイス・プロテスタント教会連盟」との宣教協議会が行われる。
日本基督教団に「新部落解放センター」が設置される。
日本で「公害対策基本法」が廃止され、「環境基本法」が公布される。
1994年 英国国教会で女性司祭の叙階が行われる。
イスラエルとバチカンが国交を樹立する。
南アフリカで全人種による総選挙が実施され、ネルソン・マンデラが大統領となり、新体制が発足する。
「狭山事件」で「冤罪」で逮捕された石川一雄が「仮出獄」する。
オウム真理教による松本サリン事件起こる。
日本で大江健三郎がノーベル文学賞を受賞
1995年 フランスが核実験を行なう。
イスラエルのラビン首相が暗殺される。
阪神淡路大震災が起こり、日本基督教団に「阪神大震災救援活動センター」が設置される(死者数約6400人)。
オウム真理教による地下鉄サリン事件起こる。
村山富市首相が伊勢神宮に参拝する。
日本のカトリック教会、NCC他日本の諸教会が共同で「戦後50年を迎えるキリスト者の反省と課題」と題した声明を発表
日本基督教団は同教団議長原忠和による戦後50年にあたって教団の課題と使命について明らかにした声明を発表
沖縄でアメリカ兵による女子小学生暴行事件が起こり、「米軍人による少女暴行事件を糾弾し日米地位協定の見直しを要求する沖縄県民総決起大会」が行なわれる。
「宗教法人法」改正が決定される。
1996年 ローマ教皇が進化論を認める。
イギリスで政府が牛海綿状脳症(BSE)の人間への感染性を発表
オーストリアのアウグスブルグ告白福音教会で女性の同性愛者カップルへの結婚祝福がなされる。
アメリカ長老派教会が同性愛者の聖職者を容認する。
日本で「らい予防法廃止法」が成立、施行される。
遠藤周作没
イギリスの宣教師ベッテルハイムの来沖150年を記念した「おきなわ聖書展」が沖縄の那覇で開催される。
日本基督教団北海教区が先住民族であるアイヌ民族について理解し、その人権回復を目指す「アイヌ民族情報センター」を設置する。
1997年 インターネット上にバチカンのホームページが開設される。
ローマ教皇がユダヤ人迫害を行なったことを謝罪する。
イギリスでクローン羊が誕生する。
アメリカ合同キリスト教会が祈りを必要としている人々のために「祈りのチャペル」ホームページを開設する。
アメリカ長老派教会、アメリカ福音ルーテル教会、アメリカ改革派教会、アメリカ合同キリスト教会において『完全相互聖餐(フルコミュニオン)』が認められる。
アメリカ合同キリスト教会が「沖縄から全ての基地と人員の段階的な撤退を即時実施する」ことを政府に要請。
アメリカとアイルランドで神父による児童への性的虐待に対する裁判が行われる。
マザー・テレサ没
中国における政府による宗教に対する統制政策が問題となる。
「アジア神学者会議創立総会」が韓国で開かれる。
日本基督教団讃美歌委員会編『讃美歌21』が出版される。
日本基督教団が小島誠志同教団議長名で「ハンセン病に関する日本基督教団の謝罪声明」発表
日本で最高裁判所が玉串料の公費負担に対して違憲判決を行う。
日本で「臓器移植法」成立する。
日本で「アイヌ文化振興法」が成立する。
1998年 アフリカ、ジンバブエのハラレで「第8回世界教会協議会総会」が『神の方に向きを変えること‐希望における喜び』を主題として創立50周年記念総会として開かれる。
南アフリカの白人系オランダ改革派教会がアパルトヘイトを神学的に異端であるとする。
北森嘉蔵没
日本聖公会で初めて女性司祭が認められる。
日本基督教団が「周辺事態措置法案などに反対する声明」を発表。
日本で「NPO法」が成立する。
1999年 カトリック教会とルター派教会が「義認の神学」に関して共同宣言を行なう。
カトリック諸教会を中心に最貧国の債務帳消し運動が行なわれる。
三浦綾子没
日本基督教団が小島誠志同教団議長名で「『日の丸・君が代』国旗・国歌法制化に反対する声明」を発表
日本で「国旗国歌法」が成立
日本で「周辺事態措置法案」などのガイドライン関連法案成立
茨城県東海村にあるJCO核燃料試練棟で臨海事故が発生、2人が死亡、周辺住民を含む175人が被爆
日本で脳死判定による日本初の臓器移植が行われる。
2000年 カトリック教会が2000年を21世紀に向けての「大聖年」として祝う。
ローマ教皇がカトリック教会の過去の罪を謝罪する。
ドイツが原発全廃を電力会社と合意する。
日本基督教団が部落解放方針を策定
日本基督教団第32回総会にて沖縄教区の提案した「合同とらえなおし関連議案」が継続審議とされ、議案「日本基督教団は21世紀に向けて青年伝道の使命に力を注ぐ件」が可決される。
日本で「犯罪被害者保護法」成立
日本で「ストーカー規制法」成立
日本で「少年法」改正が行われる。
紀元2001年 アメリカでオサマ・ビン=ラディンを支持するアフガニスタンのテロ組織アルカーイダ(現在でもその背景的首謀者は不明であるとも言われる)によるものと思われる同時多発テロが起こる。その犠牲者数はおよそ3千人と言われる。世界教会協議会やカトリック教会を始めとする、世界中の多くのキリスト教会はアメリカ政府によるアフガニスタンに対する報復攻撃を批判したが、アメリカの一部のキリスト教会が支持する。
小泉純一郎首相の靖国神社参拝に対し、日本キリスト教協議会(NCC)等が抗議声明を発表する。
日本基督教団がアメリカとイギリスによるアフガニスタン攻撃に抗議する声明を発表する。
日本賛美歌学会設立
ハワイ沖で日本の宇和島水産高等学校練習船にアメリカの潜水艦が激突し、練習船が沈没する。
日本でテロ対策特別措置法が成立
日本でアメリカのアフガニスタン報復戦争支援のための自衛艦海外派遣が行われる。
2002年 アメリカのジョージ・ブッシュ大統領が一般教書演説でイラク・イラン・北朝鮮を「悪の枢軸」と発言。
ヨーロッパ統一通貨ユーロが流通開始される。
インドネシアのバリ島でテロがあり、191人が死亡。
モスクワでチェチェン武装集団によるテロがあり、110人が死亡。
日本で情報公開法が施行される。
歴史教育アジアネットワークJAPAN(キリスト教関係団体を含む約50の団体によるネットワークで、歴史教科書に反対し、第2次世界大戦における日本によるアジア侵略について正しい認識を持ち、アジアの人々と連帯しつつ、日本の状況をアジアに伝え、アジアの状況を日本に伝える団体)が設立される。
日本基督教団が日本キリスト教連合会に再加入。
日本基督教団賛美歌委員会編『こどもさんびか改訂版』が出版される。
日本基督教団が第33回総会にて靖国・天皇制問題情報センター、会堂融資組合を廃止し、性差別問題特別委員会を小委員会とし(結局、小委員会も設置されず廃止されてしまう)、沖縄教区が提案した「合同とらえなおし関連議案」を廃案としてしまう。
キリスト教学校教育同盟(「基督教教育同盟会」を前身とし、現在約100校ものキリスト教主義学校が加盟している)が日本基督教団関係団体に加盟する。
2003年 イラク戦争起こる(アメリカ単独の先制攻撃によって行われる)。
ヒトゲノム(人間の遺伝情報の総体、約30億の塩基対のDNA)の塩基配列解読が完了
同志社大学神学部・神学研究科が「一神教学際研究センター」(CISMOR:キリスト教・ユダヤ教・イスラーム等の一神教世界についての研究・教育を行うことにより、それらの宗教における共存・共生をめざしたセンターで、多神教及びそれを土台とする日本文化についても研究を行う)を設立する。
日北米宣教協力会総会が開かれ、日本基督教団から19名が参加、日北米宣教協力会解散を決定。
日本基督教団が第9回台湾基督長老教会との協議会を開き、教団から16名が出席、共同声明を発表。
日本で個人情報保護関係5法公布
日本で有事関連法成立
2004年 スペインで列車爆破テロがあり、約200人が死亡
メル・ギブソン監督による映画『パッション(受難)』が上映され、信仰を呼び起こすものとして高い評価を得る一方で、暴力的シーンや反ユダヤ主義的傾向に批判が集まる。
同性間結婚がアメリカ・マサチューセッツ州で行われる。
スマトラ沖地震が起こる。
日本の自衛隊がイラクに派遣される。
日本基督教団がイラクの「自衛隊即時撤退を含めた人命最優先の対応を要求する声明」を発表
日本で新潟県中越地震が起こり、諸教会が救援ボランティア活動を始める。
日本基督教団が新潟県中越地震被災教会会堂等再建支援委員会を設置。
日本基督教団に属する人々を中心にして、日本基督教団の所属団体とは異なる「靖国・天皇制問題情報センター」が結成され、第1回総会が行われる。
沖縄の辺野古で米軍海上基地建設を阻止するための非暴力的阻止行動が始まり、日本の諸教会も連帯する。
日本で国民保護法成立
日本で改憲論議が行われていることに際して「九条の会」が発足する。
2005年 ベネディクト16世がローマ教皇に即位
バチカンが同性愛者聖職禁止文書を公表する。
キリスト教超教派団体創設者「テゼ共同体」のブラザー・ロジェ殺される。
英国国教会が同性愛聖職者の結婚を認める。
地球温暖化に対する国際的な取り決めを行った「京都議定書」が発効される。
EU(ヨーロッパ連合)地域が企業における温室効果ガス排出権取引の手法である「キャップ・アンド・トレード」を導入
国連総会においてヒト・クローン技術の全面的禁止を各国に求めた政治宣言が可決される。
アメリカ・カリフォルニア州、カナダ、スペインにて「同性間結婚」が合法化される。
ビリー・グラハム牧師が最後の伝道集会を行う。
アメリカで巨大ハリケーン「カトリーナ」「リタ」が発生。
パキスタン地震起こる。
1993年に建設工事が始まった青森県六ケ所村にある核燃料再処理工場がこの年に操業開始予定となる(しかし、トラブル続きで2009年7月現在操業開始に至っていない)。
NCCが最高裁判所による狭山事件の特別抗告棄却決定に抗議する声明を発表
異なる宗教者同士による憲法9条を尊ぶ「宗教者九条の和」が発足する。
2006年 英国国教会が奴隷売買に関わったことを謝罪、また同性愛者の聖職者を認める。
「ユダの福音書」についての調査報告が発刊される。
2003年に始まったイラク戦争についてブッシュ大統領が「主要な戦闘の終結」を宣言。
アメリカ・ペンシルバニア州にてメノナイト系の教派「アーミッシュ」が運営する学校に男が乱入、児童5人を射殺、5人に重軽傷を負わせて自 殺に至る。
ブラジルにて第9回世界教会協議会総会が開かれる(主題は『世界を変える、あなたの恵みにおける神』で、声明「一つの教会となるために」を採択したが、アメリカの教会指導者たちが「イラク戦争を止められなかった」と自己批判も行なった)。
ダン・ブラウン原作の映画『ダ・ヴィンチ・コード』(キリスト教の歴史の中に、あることが隠されているということがモチーフとなっている作品で、その中にレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画も暗号を解読するためのものとして用いられているわけであるが、その中で主張されているキリスト教についてのいくつかの説は神学的根拠が不十分でファンタジーに近い。キリスト教の中にある性差別への関心もこの作品の土台の一つとなっていると思われる)世界各地で上映され、カトリック諸教会が反発、物議を醸す。
インドネシア・ジャワ島中部地震が起こる。
中国で非公認の宗教団体「家の教会」に対する迫害行われる。
日本で日本聖書協会主催の国際聖書フォーラムが開かれる。
日本基督教団第35回総会が行われ、宣教協力協議会解散に伴いその役割を教団が担うこととし、世界宣教協力委員会を世界宣教委員会に改編し、教団事務局に世界宣教部を設置することとした。
北朝鮮がミサイル発射及び地下核実験を行なう。
2007年 ローマ教皇が6歳のイタリア人少女を列福する。
ドイツ・プロテスタント教会が若者に対する社会の寛容さを促進させるためラップ音楽を使用する。
英国国教会の礼拝でイギリスのロックバンドU2の曲が使用される。
スコットランド(長老派)教会議長に女性牧師が選ばれる。
アフリカのケニアで全世界キリスト者フォーラムが行われ、教会指導者240人が参加。
ブッシュ大統領による「主要な戦闘の終結」宣言後のイラクにおいて攻撃、テロや衝突により民間人の犠牲者数が7万人を上回る(2007年8月末現在)。
アメリカ合同メソジスト教会が安倍晋三首相の従軍慰安婦問題についての発言を批判。
アメリカで韓国人団体が靖国神社合祀反対キャンペーンを行なう。
ペルーで大地震が起こる。
インドで人権を守るデモを行ったキリスト者たち4000人が逮捕される
能登半島と新潟県中越地方で震度6強の地震が発生、日本のキリスト教会も被災者支援を行なう。新潟県中越地方で起きた地震では、柏崎刈羽原子力発電所内部に地震による破損等が見られ、一時、発電所が活動停止となった。
長崎県の伊藤一長市長が短銃で撃たれ、死亡する。
NCC教育部が「日本日曜学校協会」が100周年を迎え記念礼拝とシンポジウムを行なう。
NCCが「国民投票法案=改憲手続き法案」の強行採決を憂慮し、抗議する声明を発表。
地球温暖化に伴い、日本国内での気温が過去最高を記録する(埼玉県熊谷市で43度)。
ポナペ支援会会長であり、ポナペ・ワークキャンプに尽力された故白神章道牧師のミクロネシア連邦ポナペ島での納骨式(骨をポナぺの地に納める式:分骨)のための「ポナペ宣教交流の旅」が行なわれる。
沖縄にて日本軍が住民に「集団自決」を強制したという記述が教科書検定で削除され、その撤回を求める沖縄県民大会が開かれ、11万人が集まる。
日本基督教団が歴史教科書における歪曲を批判し、撤回要望書を提出
日本基督教団第35回総会期第3回常議員会で「未受洗者への配餐」を行なう日本基督教団のとある牧師に対して「教師退任勧告」が可決されるが、それについての議論が十分になされていないことや教団が合同教会であること、教団の多様性、聖書学・宣教学などの視点等から、抗議と撤回を求める運動が諸教区・諸教会等で行なわれる。
9条アジア宗教者平和会議が日本で開かれ、土井たか子元社会党委員長や日本基督教団牧師である平良夏芽氏による講演等が行なわれる。
2008年 ローマ教皇がカトリックとイスラーム教徒が対話を行う「カトリック・イスラム教徒フォーラム」の開設を承認
ローマ教皇がアメリカを訪問し、ヤンキースタジアムで礼拝を行い、カトリックの司祭たちによって性的虐待を受けた少年・少女たちと会見し謝罪する。
ローマ教皇が1966年に「キリスト発言」を行なった元ビートルズの故ジョン・レノンを赦免
ローマ・カトリック教会がES細胞を医学に用いること、また体外受精を生命倫理な観点から罪とする声明「ディグニタス・ペルソナエ(人間の尊厳)」を発表。
英国国教会で女性の主教が認められる。
ヨルダン北部にて紀元1世紀頃に建造された世界最古のキリスト教会(地下礼拝所)が発見される。
アメリカで史上初のアフリカ系黒人大統領として民主党のバラク・オバマ氏(アメリカの会衆派教会の信徒でもあった)が当選
アメリカ・アリゾナ・カリフォルニア・フロリダ州にて同性結婚権の廃止を認めた州憲法改正案が可決される。
カナダのルター派教会で同性愛者の牧師が認められる。
ミャンマーでサイクロン、中国四川省で大地震が起こり、日本のキリスト諸教会及び諸団体も募金活動を行なう。
インド・ムンバイで同時多発テロ勃発。日本人1人を含む170人が犠牲となる。
海上自衛隊イージス艦が漁船と衝突、漁船の親子が行方不明に。
大阪地裁が沖縄戦集団自決に日本軍が深く関わったとする大江健三郎氏の主張を認める。
公立学校の卒業式で「日の丸・君が代」の強制に対して不起立を行ない、都教育委員会により停職6ヶ月の処分を受けていた根津公子氏が教壇に復帰。
名古屋高裁が自衛隊イラク派兵を憲法9条違反とする。
「9条世界会議」が千葉の幕張メッセで行なわれ、31の国々からの参加者も含めて2万人が参加
「G8宗教指導者サミット」開かれ、約30の国や地域から100人が参加する。
国会で「アイヌ民族」を日本の先住民族と認める決議案が採択される。
岩手・宮城内陸で震度6強の地震が起こる。
NCCの靖国神社問題委員会等が石原慎太郎東京都知事の靖国神社参拝中止を都に要請。
日本キリスト教会が「日本軍従軍『慰安婦』問題と取り組む会」が「国民基金」の勉強会を行なう。
日本基督教団第36回総会が開かれ、沖縄教区から13人の推薦準議員が参加し、「未受洗者への配餐」を行なう同教団のとある牧師に対して第35回総会期第5回常議員会における「戒規(免職)申立を行う件」の決議を無効とすることに関する件が賛成多数で可決される。
在日大韓基督教会宣教100周年記念大会が開かれる。
キリシタン弾圧下にあって殉教した日本人ペトロ岐部ら188人の日本国内で初めての列福式がカトリック教会によって行なわれる。
自衛隊の多母神俊雄幕僚長が懸賞論文で日本の第2次世界大戦中の侵略行為を否定し、更送される。
航空自衛隊がイラクから撤収する。
この年、日本では食についての問題から生じた不信、経済的不況から生じた大規模なリストラ、就職難問題等も多く見られた。
2009年 ローマ・カトリック教会が大気圏外に知的生命体が存在することを認める。
アイルランドのカトリック教会において司祭たちによる性的虐待を含む児童虐待が行なわれ、枢機卿や大司教らは謝罪の意を表したが、それを隠蔽していたことに関してローマ教皇が批判する。
イスラエルによるガザ侵攻が行なわれ、世界各地のキリスト教関係団体がイスラエルを批判し、暴力行為の即時停止を求める。
イラクから米軍が撤退するが、アフガニスタンに米軍が増強される。
アメリカのバラク・オバマ氏が第44代アメリカ大統領に就任し、プラハでの「核なき世界」演説等でノーベル平和賞を受賞。
アメリカで「同性愛者保護法」が成立し、アメリカ合同キリスト教会が同法を歓迎する。
ダン・ブラウン原作の映画『天使と悪魔』(同原作者による前作の『ダ・ヴィンチ・コード』と同じくトム・ハンクス扮する宗教象徴学者のロバート・ラングドン教授がバチカンを中心としてローマを舞台に活躍するフィクション映画)が上映され話題を呼ぶ。
新型インフルエンザが世界的な大流行になる。
フィリピン、インドネシア西部スマトラ島沖、サモア諸島沖で、それぞれ台風・地震・津波が起こり、世界各地のキリスト教関係団体を含む諸団体が救援・募金活動を行なう。
北朝鮮が核実験を行なったことに対してWCC総幹事が多大な懸念を引き起こしたと発言。
2004年に第30回を持って終了したポナペ・ワークキャンプが再び開始される。
日本基督教団が代表となる「『同和問題』にとりくむ宗教教団連帯会議」が行なわれる。
日韓神学者学術会議が長老会神学大学で開催され、250人が出席。
「日の丸」「君が代」を拒否し、懲戒免職処分を受けた教職172人が処分取り消しを求めた裁判で、東京地方裁判所は請求を棄却する。
外国人に対する入管法等の改定案が国会において審議されたのに対してキリスト教諸教派が反対の意思を表す「共同声明」を行なう。
「プロテスタント宣教163年記念シンポジウム」が沖縄キリスト教学院で開催される。
「日本プロテスタント宣教150周年記念大会」が行なわれ、1万6千人が参加。
市民が裁判に加わる裁判員裁判が始まるが、キリスト教関係団体を含む諸団体がその制度に対して反対する。
衆議院選挙で民主党が圧勝し政権交代が行なわれ、鳩山由紀夫を第93代首相とする連立内閣が発足。
「日本聖公会宣教150周年記念」プログラムが立教大学で行なわれる。
ルーテル学院大学創立100周年記念式典がルーテル学院大学で行なわれる。
日本キリスト教連合会が民主党幹事長の小沢一郎氏に対して「キリスト教やイスラーム教等の一神教は排他的で独善的だ」とした同氏による発言を撤回するよう求める抗議文を送る。
昨年に引き続き日本を含めて世界レベルでの経済的破綻と不況、及びそれに伴う様々な出来事等があった。
2010年 ローマ・カトリック教会がビートルズの音楽を称賛する。
アメリカで「ゲノム(全遺伝情報)」を人工的に合成し、別の細菌に移植して働かせることに成功。移植を受けた細菌は、その人工ゲノムによって自己増殖したとされる。
アメリカのニューヨークで2001年の「9・11世界同時多発テロ」があった「グラウンドゼロ」付近にイスラーム教の施設やモスクを建設することをめぐって論議が起こり、フロリダ州のキリスト教会の牧師がコーランを燃やして抗議すると発言。この発言が海外でも物議を醸し、同牧師はコーランを燃やすのを断念。
世界のキリスト教の主流諸教派において同性愛聖職者容認等、セクシュアリティに関する問題で様々な動きがあり、議論が行われる一方で、一部離脱も行われた。
ナイジェリアでイスラーム教武装グループがキリスト者200人以上を虐殺する。
ハイチ、チリ、中国青海省で、それぞれ大地震が起こり、世界各地のキリスト教関係団体を含む諸団体が救援・募金活動を行なう。
チリの鉱山で落盤事故が起こるが、33人全員が無事に生還。
韓国の哨戒艦が爆発・沈没され、国連は北朝鮮によるものと発表。
北朝鮮が韓国の大延坪島を砲撃、それに対して韓国も応戦。
砂川政教分離訴訟が行われ、最高裁判所は市が神社に土地を無償で提供していることを違憲であるとする判断を示す。
日本聖書協会が「新共同訳聖書」に続いて新しい日本語訳の聖書を出版することを発表する。
東京都教育委員会が卒業式で「君が代」斉唱時に起立せず、ピアノ伴奏をしない教職員を懲戒免職処分にしたが、そのうちの2名はキリスト者で信仰を理由にそれを拒否していたことがわかった。
口蹄疫感染の牛が宮崎県で発見される。
沖縄で米軍普天間基地県内移設に反対する集会が開かれる。
菅直人が第94代首相に指名される。
関西のプロテスタント諸教会に消火器が投げ込まれ、その容疑者が逮捕される。
改正臓器移植法が施行される。
尖閣諸島沖で中国の漁船が日本の海上保安庁巡視船と衝突。
日本基督教団第37回総会が開かれる。この総会においては「教団の一致」をテーマとし、それを目指しながらも、沖縄教区からは議員が一人も出席せず、「未受洗者への配餐」を行なう同教団のとある牧師に対して同教団審判委員会が同牧師の免職を決定したことに関わる様々な質問や批判の声があったが、「聖餐」との関わりでの十分な議論等はなされないまま終わり、「合同問題」関連議案、セクシュアル・マイノリティ差別に関する議案等は否決された。
日本基督教団宣教研究所が日本基督教団信仰告白、十戒、主の祈りについて問答形式で学ぶキリスト教信仰入門書である『信仰の手引き』を発刊。
キリスト教学校教育同盟が設立100周年記念式典を行なう。
この年、日本では記録的な猛暑日が続き、それが作物や魚介類に大変な打撃を与え、また高齢者らを苦しめるに至った。
2011年 イギリスBBC放送が非キリスト者の感情に配慮して、紀元を表す「AD」「BC」の代わりに「CE」(共通紀元)、「BCE」(共通紀元前)を採用することを明らかにする。
アメリカのアフリカ系神学校で宣教に「ヒップホップ」音楽(そもそもは1970年代にアメリカ・ニューヨークのアフリカ系アメリカ人やカリブ系・ヒスパニック系アメリカ人の文化運動を意味したが、これが80年代にラップやスクラッチ等を用いる音楽の用語として用い始められ一般化したもの)を用いることが評価される。
アメリカ長老教会が同性愛教職を容認する。
3月17日、世界教会協議会(WCC)等のキリスト教団体がヨーロッパに配備されているアメリカの核兵器を全て撤去するよう要求する書簡を北大西洋条約機構(NATO)、アメリカ、ロシアの指導者に送る。
1月14日、北アフリカのチュニジアでベンアリ政権が民主化要求デモにより崩壊、2月にはムバラク政権が倒れ、民主化運動がリビアやシリア、イエメンなどアラブ諸国に広がる。
2月22日、ニュージーランドにてマグニチュード6・3の地震があり、日本人28人を含む180人以上が死亡。
5月2日、米軍によって国際テロ組織アルカーイダの指導者オサマ・ビン=ラディンがパキスタンの隠れ家で殺害される。
9月以降、タイ中部で洪水が発生、700人近くが死亡。
中国、北京で非公認プロテスタント地下教会が公共用地で礼拝を計画し信徒が警察に拘束される。
12月17日、北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記が69歳で死去、三男の正恩(ジョンウン)氏が後継者となる。
1月28日、東京高裁にて東京都教育委員会による日の丸・君が代強制処分に対して都職員400名が敗訴、3月10日、同高裁にて東京都教育委員会による日の丸・君が代強制処分を取り消す判決が下され、都職員168名が逆転勝訴する。
3月11日、マグニチュード9の東日本大震災が発生し、同時に地震による10メートルを超す大津波が東北太平洋沿岸に押し寄せ、死者・行方不明者数は合わせておよそ1万9000人(2011年12月現在)、その地にあるキリスト教会も被災したが、他のキリスト教会が救援・支援活動を行なった。
東日本大震災とそれによる津波により福島第1原子力発電所にて放射能爆発事故発生、それによる放射能汚染で東北・関東を中心に日本各地に深刻な被害が出る。
4月22日、東京の最高裁判所で沖縄戦において軍隊による集団自決強制があったことが認められ、大江健三郎氏が勝訴。
8月29~30日、日本基督教団銀座教会を会場に「東日本大震災緊急シンポジウム」が開催され、主題「現代日本の危機とキリスト教」の下440名が参加。
9月2日、野田佳彦が第95代首相に指名される。
9月3日、台風12号が四国から中国地方を縦断、2日には15号が静岡県に上陸、この二つの台風による記録的大雨で死者・行方不明者数は合わせて112人に上った。
9月11日、日本基督教団大船渡教会を会場に同教団主催の「911246祈りと礼拝の時」が行なわれ、約60名が出席。
この年は大震災を始めとする自然災害と原子力発電所による放射能爆発事故もあって、経済的見通し等について国内全体が暗い雰囲気に包まれたが、東日本復興に力が注がれ、結束力も強まると同時に、「自然」「科学」とは何かについて関心が高まった。またキリスト教界においては信仰的・神学的にこれをどう受け止めるかについても議論がなされた。
2012年 欧州合同原子核研究所が「ヒッグス粒子」を発見。
シリアで政府側と反政府側間の内戦が勃発。
アメリカのテネシー州で公立学校の教師が「進化論」に異議を認めても良いとする法案が成立。
バラク・オバマ氏が第45代アメリカ大統領に再選される。
カナダのモントリオール世界映画祭で高倉健主演の映画『あなたへ』(降旗康男監督)が「エキュメニカル賞」特別賞を受賞。
中国で古代マヤ暦に基づいて12月21日を「世界の終わり」とする説を説いた新興宗教団体「全能神」の取り締まりが強化される。
韓国で統一協会の創立者文鮮明氏が死去。
韓国で朴槿恵氏が韓国初の女性大統領に当選する。
北朝鮮が国際社会の警告を無視して長距離弾道ミサイルを2回発射。
3月、2011年3月の福島第1原子力発電所放射能事故の影響で国内の商業用原子力発電所50基が全停止となる。
3月19日、「原発体制を問うキリスト者ネットワーク“CNFE”」
の設立総会が開催される。
3月23日、「東日本大震災国際神学シンポジウム」が女子聖学院で開催される。
5月19日、本多庸一の召天100年を記念する式典が青山学院大学で行われる。
7月5、6日、日本聖書協会主催の「国際聖書フォーラム2012」が開かれる。
7月、東京電力株式会社が国有化される。
8月、日韓両国が領有権を主張する島根県竹島を韓国の李明博大統領が訪問したことで日韓関係が悪化。
8月、ロンドン・オリンピックで日本がメダル38個を獲得。
9月、日本政府が沖縄県・尖閣諸島を国有化し、それに伴い中国では反日デモが起き、中国による領空・領海侵犯も多く発生するに至る。
10月、沖縄普天間飛行場に米軍新型輸送機オスプレイが配備され、沖縄県住民がこれに反発。
10月23‐25日、「第38回日本基督教団総会」が「伝道する教団の建設」を主題として開かれる。この総会で「日本伝道の推進と教団の教師養成の重要性をふまえ、教団と東京神学大学との関係を回復する件」は可決されたが、それ以外の聖餐や北村牧師、教憲教規、同性愛、合同のとらえなおし、国の政策の右傾化関連等のほとんどの議案が廃案となる。なお、「『信仰告白』と『教憲・教規』における洗礼と聖餐の〈一体性と秩序〉とを確認する件」、「原発関連議案」は常議員会付託として承認された。
11月7日、東京電力女性社員殺害事件の再審第1回公判が東京高等裁判所で行われ、ネパール人ゴビンダ・プラサド・マイナリ氏に無罪判決。
12月5‐7日、「原子力に関する宗教者国際会議」が福島県で開催される。
12月10日、「人口多能性幹細胞(iPS細胞)」の開発で山中伸弥京都大学教授がノーベル医学生理学賞を授与される。
12月26日、衆議院選挙で自民党と公明党が圧勝し再び政権交代が行なわれ、安倍晋三氏が第95代首相に指名される。
2013年 初の中南米出身ローマ教皇としてアルゼンチン出身のフランシスコが即位
英国国教会が総会において女性主教を容認する姿勢を示す。
イギリスで同性婚を認める法案が成立する。
英国国教会が総会で女性を聖職者に叙階することを認め、司祭による児童性的虐待について正式に謝罪する。
スコットランド教会(長老派)が同性愛教職を認める。
ロシア中部に隕石が落下、およそ1200人以上が負傷。
アメリカ福音ルーテル教会が同性愛者の牧師を監督に選出する。
アメリカのカトリック教会とプロテスタント4教派がテキサス州オースチンで洗礼式を相互に認知する合意書に署名する。
アメリカのCIA元職員エドワード・スノーデンが国家安全保障局(NSA)を内部告発し、NSAが世界各国のインターネットや電話の通信記録を集積していたことを暴露する。
イスラエル北部ガリラヤ湖北西岸のミグダル(マグダラ)でイエスの時代のものと見られるシナゴーグ跡が発掘される。
シリア内戦で化学兵器が使用され、シリア政府はロシアの働きかけによって自国の化学兵器廃棄にあたった。
アルジェリア南東部の天然ガス施設がイスラーム武装勢力に襲撃され、多数の外国人が人質となり、日本人10人を含む40人が殺される。
南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領が93歳で死去。
台風30号がフィリピンに上陸、死者・行方不明者は合わせておよそ7000人、最大瞬間風速は秒速105メートルとされ(2013年12月現在)、キリスト教関係諸団体を含む世界各国が援助の手を差し伸べる。
中国政府が東シナ海の広範な領域に防空識別圏(ADIZ)を設定、日本を始めとする国々が反発する。
北朝鮮が3回目となる地下核実験を行い、多くの国々から非難を浴びる。
釜山にて第10回世界教会協議会総会が、主題『いのちの神よ、私たちを正義と平和へ導いてください』とし、加盟教会345教会、およそ100ヶ国が集まって開かれたが、「声明」案である『非核世界実現に向けて』は中央委員会で審議継続となった。
1月6日、NHKで新島襄の妻である新島八重の生涯を描いた大河ドラマ『八重の桜』の放映が始まる。
3月11日、日本基督教団が「福島第一原子力発電所事故3年目を迎えるに際しての議長声明」を発表し、それに対して台湾基督長老教会より「日本基督教団議長声明に対する台湾基督長老教会の応答」が発表される。
3月15日、日本が「環太平洋経済連携協定(TPP)」への交渉参加を正式に表明。
5月29日、「宗教者9条の和」がキリスト教と他の諸宗教者約50人によって憲法96条の改定に反対し、憲法9条を守るための集会を開き、共同声明を発表。
7月12日、東京都の元養護学校教員が最高裁判所における日の丸・君が代停職処分訴訟裁判で勝利する。
8月5日、沖縄県で米軍ヘリコプターが墜落事故を起こす。
10月16日、台風26号による豪雨のため伊豆大島で大規模な土石流が発生し、死者・行方不明者は合わせて39人となる。
12月6日、国会で「特定秘密保護法」が成立し、キリスト者を含む多くの諸団体が反対する。
12月26日、安倍晋三首相が靖国神社に参拝し、国の内外で批判の声が上がる。
12月27日、沖縄県知事が米軍普天間飛行場を移設するための名護市辺野古埋め立てを承認、それに対する多くの反対意見が現れる。
東日本大震災3年目のこの年、東京でのオリンピック開催が決定される一方で、福島第1原発放射能事故に関連する汚染水漏れが問題となり、明暗が浮き彫りになった年でもあった。
2014年 「世界教会協議会」(WCC)総幹事がローマ教皇と会見する。
ローマ・カトリック教会が児童虐待を行った聖職者848人の資格を剥奪。
ドイツの神学者ヴォルフハルト・パネンベルク没(9月5日)。
「イスラーム国」(ISIS:シリアのイスラーム教スンニ派過激派組織)が勢力を強めて拡大、奴隷制の強要を認める。8月にはアメリカがイラク北部に空爆を開始。
エジプトのカイロ南方で紀元6、7世紀に描かれた世界最古となるイエスの画像が発見される。
西アフリカを中心に「エボラ出血熱」が猛威をふるい、「世界保健機関(WHO)」が緊急事態宣言を発表、死者は全世界で7500人以上に達する(2015年1月現在)。
パキスタンで女性の教育権を求めたマララ・ユスフザイさん(17)にノーベル平和賞が授与される。
フィリピンにて世界最大の仏教慈善団体「仏教慈済慈善事業基金会」が2013年11月の巨大台風により被災したカトリック教会再建を支援する。
中国の香港で民主化デモ行われる。
韓国で旅客船セウォル号が沈没、高校生ら295人が死亡、9人が行方不明となる。
韓国のソウルにて日本人牧師が従軍慰安婦被害者に対する謝罪の祈りを行う。
「第10回世界教会協議会」釜山総会の提案により北朝鮮の教会で朝鮮半島の平和と再統一のための祈りが献げられる。
3月11日から4日間にかけて日本基督教団は『原子力安全神話に抗して ‐フクシマからの問いかけ‐』と題して「東日本大震災国際会議」を開催。
7月1日、日本政府が「集団的自衛権行使容認」を閣議決定。
7月7日、「世界教会協議会」中央委員会が日本政府による「日本国憲法第9条」の変更や再解釈に懸念を示す。
8月4日、「世界教会協議会」議長が総幹事代理として来日し、首相官邸を訪れる。
8月5日、朝日新聞が慰安婦報道の一部を撤回し、9月に謝罪を行う。
8月19日から21日にかけて日本基督教団は48年ぶりに「教会中高生青年大会2014」を行う。
8月20日、広島市北部で豪雨による土砂災害が発生し、死者は74人となる。
9月27日、長野と岐阜両県境にある御嶽山が噴火し、死者は57人、行方不明者は6人となる。
10月28‐30日、「第39回日本基督教団総会」が「伝道する教団の建設 ‐信仰の一致に基づく伝道の推進‐」を主題として開かれる。この総会で「教区活動連帯金」「伝道資金」関連議案について審議がなされ、「教区活動連帯金」が廃止、「伝道交付金についての修正案」が可決された。
12月10日、「特定秘密保護法」が施行される。
12月14日、衆議院選挙が行われ、自民党が290議席を獲得して圧勝する。
2015年 ローマ・カトリック教会がキリシタン大名、高山右近の「福者」認定を行う。
ローマ・カトリック教会が同性愛を公言した神父の聖職資格を剥奪する。
ローマ・カトリック教会がユダヤ教との関係を神学的に考察する文書を発表する。
フランスの首都パリでイスラーム過激派組織「イスラーム国」による連続襲撃事件が発生し、130人が死亡、世界を揺るがす。同時にシリア等からの難民急増問題が発生する。
フランスで国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)が行われ、「パリ協定」が採択される。
カナダ合同教会、アメリカ合同キリスト教会において『完全相互聖餐(フルコミュニオン)』が認められる。
アメリカ連邦最高裁判所が同性婚について「全米州で合憲」とする判決を下す。
トルコで「イスラーム国」の指令による自爆テロが発生し、約100人が死亡。
米軍によるアフガニスタン攻撃で『国境なき医師団』病院が空爆され、患者やスタッフ計16人が死亡。
エジプトのミイラマスクから現存するものとしては最古の可能性があるマルコによる福音書のパピルス断片が発見される。
ネパール中部で大地震が発生、死者およそ9000人となる。
中国政府がバチカン任命の司教を10年経て承認する。
中国政府がキリスト教会弾圧を本格化する。
北朝鮮が韓国系カナダ人牧師を終身刑に処する。
国連が核兵器廃絶決議案を166カ国の賛成で採択する。
1月24日、「イスラーム国」が日本人男性2人を人質にとり、後に、2人を殺害した映像を公開する。
6月9日、日本基督教団による「再結成第1回全国信徒大会」が東京の富士見町教会で65年ぶりに行われ、212人が参加する。
8月5日、広島で「平和のための祈りの集い」が行われ、WCC訪問団等らが参加する。
8月14日、安倍首相が戦後70年談話を発表する。
9月9~11日、関東及び東北で台風による豪雨が発生、茨城県、栃木県、宮城県で8人が死亡、茨城県常総市では40平方キロ・メートルにわたって浸水する。
9月19日、「安全保障関連法」が国会参議院で可決、成立する(※なお「安全保障関連法」可決を前後して、様々な集会やデモが国会周辺で行われ、この法案に反対するキリスト者や宗教者による集会やデモも行われた。また、この頃、戦後70年にあたって、キリスト教会の戦争責任を悔い改め、主による平和を求める祈りや声明、宣言等が日本の様々なキリスト教会から発表された)。
10月5日、「共通番号(マイナンバー)制度関連法」施行される。
同日、 アメリカにて「環太平洋経済連携協定(TPP)」について日本を含む12か国閣僚会合が行われ、交渉が大筋合意に達する。
10月下旬 沖縄県辺野古への米軍基地移設を巡り、政府と沖縄県との対立が激しくなる。
11月18‐21日、「第3回『マイノリティ問題と宣教』国際会議」(主催:在日大韓基督教会、共催:NCC、日本基督教団等)が「ヘイトスピーチをのりこえ、共生の天幕をひろげよう!」を主題として東京の在日本韓国YMCAで行われる。
12月9日、同志社大学良心学研究センター公開シンポジウム「シリア内戦、難民の奔流、そしてパリ同時多発テロ」が同志社大学神学館礼拝堂にて行われる。
2016年 ローマ教皇がロシア正教会のキリル総主教と会談する。
ローマ教皇が世界の子供たちの質問に答えた本を出版する。
ローマ教皇が福者マザー・テレサを聖人に列聖する。
イギリスで国民投票によりEU(欧州連合)からの離脱問題が起こる。
イタリアで同性カップル法成立する。
ノーベル文学賞にアメリカのフォーク・ロック歌手ボブ・ディランが選ばれる。
ギリシアのクレタ島でロシア正教会等四教会が欠席した形で「全正教会会議」行われる。
アメリカで男性同性愛者が集まるナイトクラブが「イスラーム国」により襲撃される無差別銃乱射事件が起こり、約50人が死亡
アメリカで第46代大統領にドナルド・トランプ氏が選ばれる。
ネパールが新憲法の中にある宗教から他の宗教への改宗に繋がる行為を禁止する条項を盛り込む。
ミャンマーで国民民主連盟による新政権が発足する。
北朝鮮が初の「水爆実験」を行う。
韓国で朴槿恵大統領が友人による国政介入事件により職務停止及び退陣を表明する。
2月29日、3月1日、「東日本大震災国際神学シンポジウム」(災害救援キリスト者連絡会、聖学院大学、東京基督教大学、フラー神学大学院)が「キリストさんと呼ばれて-この時代、この地でキリスト者であること」をテーマとしてお茶の水クリスチャンセンターにて開催される。
3月29日、「安全保障関連法案」が施行される。
4月14、16日、熊本県で震度7を記録した「熊本地震」が発生、160人以上が死亡、各教派・キリスト教関係団体による支援活動がなされる。
5月27日、アメリカのオバマ大統領が現職のアメリカ大統領として初めて原爆による被曝地である広島市を訪問する。
5月31日、「君が代」斉唱の際に不起立の態度を取った東京都公立学校の元教員の河原井氏及び根津氏の停職処分を取消す判決が最高裁判所にて下される。
同日、300人を超える宗教者・信者による「『戦争法』廃止・憲法改悪阻止をめざす宗教者・信者全国集会 『殺さない 殺させない』―今こそ、宗教者・信者として―」が東京の築地本願寺で開催される。
6月19日、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられる「改正公職選挙法」が施行される。
7月11日、 沖縄防衛局により沖縄高江ヘリパッド工事が再開され、それに対する反対運動が激化、10月には機動隊員による「土人」「支那人」等の差別的な発言もなされる。
7月26日、神奈川県相模原市にある障害者福祉施設で「相模原障害者施設殺傷事件」が発生し、19人が死亡、キリスト教各界を含む福祉関係者等から声明やコメントが発表される(※第二次世界大戦後、日本で発生した殺人事件としては犠牲者の数が最も多いとされる)。
7月31日、東京都知事に女性初の都知事である小池百合子氏が当選する。
10月10日、青森県弘前市にて学校法人弘前学院が創立130周年記念式典を行い、約1300人が出席する。
10月25‐37日、「第40回日本基督教団総会」が「伝道する教団の建設 ‐十字架の贖いを土台として‐」を主題として開かれる。この総会で「公同教会」、「改訂宣教基礎理論」、「沖縄宣教連帯金関連議案」「常議員選挙方法」等について論議がなされ、また東日本大震災救援対策本部報告及び熊本・大分地震関連報告がなされ、部落差別問題を扱った「解放劇」が上演され、「狭山事件即時再審開始案」が可決される。
11月15日、日本政府が自衛隊部隊の「駆け付け警護」の任務が付与された「南スーダン国際平和協力業務実施計画の変更」を閣議決定し、これに対してキリスト教界を含む諸団体より反対声明がなされる。
12月13日、沖縄で米軍オスプレイが名護市海岸に不時着して大破する事故が発生する。
2017年 ローマ教皇が「貧しい人たちの日(6月13日)」をカトリック教会の記念日として制定する。
ローマ教皇が国際宇宙ステーションの宇宙飛行士たち6人とビデオ中継で交信する。
ローマ教皇が長崎県の被爆者らと面会し、「核保有」を批判する。
バチカンのシノドスホールで「核兵器の無い世界と統合的な軍縮に向けての展望」をテーマとした国際シンポジウムが2日間の日程で開催される。
ドイツで同性婚を合法化する法案を可決する。
イギリスでサッカー選手であったフィリップ・マルリン氏が修道会ドミニコ会の司祭となる。
英国国教会でロンドン大主教に初の女性主教が就任する。
イギリスで国内の宗教についての調査が行われ、無宗教者が全体の過半数に上る割合となったとの調査結果が報告される。
スペインのバルセロナで過激派組織「イスラーム国」によるテロが発生し、13人が死亡、約110人が負傷。
ノルウェー・ノーベル委員会が平和賞を国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)に授与すると発表。
ロシアの裁判所がキリスト教会内で「ポケモンGO」をした男性に対し、宗教的嫌悪を誘発したとして執行猶予付き禁錮3年半の有罪判決を言い渡す。
ドナルド・トランプ氏が第45代アメリカ大統領に就任し、全米各地で大規模な抗議デモが行われる。
トランプ大統領が地球温暖化対策の国際枠組「パリ協定」から離脱することを表明。
アメリカのラスベガスで男が野外コンサート会場に向け銃を乱射し、58人が死亡、400人以上が負傷(※アメリカで起きた銃乱射事件としては犯罪史上の死者数)。
アメリカとイスラエルが「国連教育科学文化機関」(ユネスコ)を脱退すると発表。
アメリカのテキサス州にあるサザーランドスプリングスの「ファースト・バプテスト教会」で日曜礼拝中に男が銃を乱射、少なくとも27人が死亡、24人以上が負傷。
アメリカの首都ワシントンの中心部で「聖書博物館」が開館される。
トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの「首都」であると宣言し、中東諸国を中心にイスラーム教徒による反発があり、抗議デモが行われる。
宗教改革500年記念年の終了に際し、「ルーテル世界連盟」(LWF)と「教皇庁キリスト教一致推進評議会」が「共同声明」を発表し、エキュメニカルな歩みを深く認める。
「世界教会協議会」、「アクト・アライアンス」、「LWF」が地球温暖化を懸念し、気候正義の行動のために、合わせて全世界5億人を超えるキリスト者を代表しての「共同呼び掛け」を行う。
「世界教会協議会」が南アメリカで「ダッチ・リフォームド教会」(オランダ改革派教会:DRC)と57年ぶりに初めて会談を行う。
香港を拠点とする宣教団体「ノアズ・アーク・ミニストリーズ・インターナショナル」 (NAMI)の捜索グループがトルコのアララト山の海抜約4000メートルの場所でノアの方舟の残骸を発見したと発表する。
イラク政府軍が「イスラーム国」の重要拠点、北部モスルの奪還を宣言し、アメリカ軍が支援するシリア民主軍により「イスラーム国」が「首都」とした北部ラッカが完全に制圧される。
パレスチナのマフムード・アッバス議長が「世界教会協議会」のオラフ・フィクセ=トゥベイト総幹事と会談する。
イスラエルの国立へブライ大学がクムラン西部の岸壁で「死海文書」が保存されていたとみられる12番目の洞窟を発見する。
イギリス、レディング大学の調査チームによりイスラエル北部のナザレでイエスがマリアやヨセフと共に暮らした家が特定されたと発表される。
イスラエルの考古学者が北部ガリラヤ湖近くで発掘調査を行っている同国と米国の考古学者チームにより使徒ペテロらイエスの弟子3人の生まれ育った町が発見された可能性があると発表する。
エルサレム旧市街のイエスの墓の上に建てられたとされる聖墳墓教会の下にある墓所がローマ皇帝コンスタンティヌス時代のものであることが科学的に特定される。
ネパールで改宗や宗教感情を害する行為などを禁じる「改宗禁止法」が成立する。
ミャンマーでイスラーム教徒の武装集団による警察施設の襲撃事件が発端となって、武装集団が軍や政府と衝突し、400人が死亡。
北朝鮮が「大陸間弾道ミサイル」(ICBM)の「火星14」を初めて発射、日本上空を横断、さらに11月29日には「火星15」を発射し、国連が北朝鮮に制裁を与えるとの声明を発表。
韓国で韓国プロテスタント保守派が「従北」(北朝鮮盲従)戦略から「反同性愛」を旗印に政治勢力化を進める。
国連で「核兵器禁止条約」(核兵器の開発、実験、製造、備蓄、移譲、使用及び威嚇としての使用の禁止ならびにその廃絶に関する条約)が採択される。
1月21日、日本で遠藤周作原作による映画『沈黙』(マーティン・スコッセッシ監督)が上映され、話題となる。
3月28日‐31日、「日本基督教団国際青年会議in京都」が「エネルギー持続可能社会の実現を目指して」をテーマとして行われ、127名が参加。
3月31日を以って、日本基督教団救援対策本部が終了、被災教区へ救援事業が引き継がれる。
5月、NCC教育部が日本キリスト教会館内に「平和教育資料センター」を開設する。
6月5日、JR東京駅構内丸の内方面にイスラーム教の礼拝所が作られる。
6月6日、茨城県の「日本原子力研究開発機構大洗研究開発センター」で核物質の粉末により、職員ら5人が内部被曝する。
6月9日、「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」が参議院本会議で可決され、成立する。
6月15日、「テロ等準備罪創設を柱とした改正組織犯罪処罰法」(共謀罪法)が参議院本会議で可決され、成立。これに対して日本基督教団を含むキリスト教諸教派団体が反対・抗議の声明を発表する。
6月22日、日本基督教団による「宗教改革500周年記念礼拝」が同教団富士見町教会で開催され、511人が出席する。
7月5日、九州北部での豪雨により福岡県及び大分県で37人が死亡、4人が行方不明者となる。
8月3日‐4日、「世界宗教者平和の祈りの集い」が国立京都国際会館で行われ、海外の宗教者を含めて計2000人が参加し、平和の実現を目指して宗教、宗派を超えて対話等が行われる。
10月22日、第48回衆議院選挙が行われ、自民党は追加公認を含めて284議席を獲得し、圧勝する。
10月31日、神奈川県座間市のアパートから計9人の遺体が発見され、アパートの住人が死体遺棄容疑で逮捕される。
12月7日、沖縄県宜野湾市で保育園の屋根からアメリカ軍大型ヘリコプターの部品が見つかり、さらに同月13日、普天間市の小学校グラウンドに同ヘリコプターから1メートル四方の窓枠が落下する事故が発生、小学生が負傷する。
12月13日、四国電力伊方原子力発電所3号機に対して広島高等裁判所が運転差し止めの決定を行う。
2018年 バチカン代表団が韓国の平昌で開催された第23回冬季五輪大会の開会式に参加する。
ローマ教皇が世界の石油大手関係者に対して気候変動により世界の人類文明が消滅する危険について警告を発する。
ローマ教皇がカトリック教会の聖職者や修道者による未成年者への性的虐待についてカトリック全教会に回心と祈りを呼びかける書簡を発表。
ローマ教皇が第262代教皇故パウロ6世と1980年に中米エルサルバドルで教会の祭壇で射殺されたオスカル・ロメロ大司教の列聖式を執り行う。
フランスのパリにある「サンフランソワ・ド・モリトール教会」でデビットカードやクレジットカードで献金が出来るようにシステムが作られる。
フランス全土で数十万人規模による燃料税増税とマクロン政権に対する抗議デモ活動が行われ、パリでは暴動に至る。
オランダの教会が国外退去を迫られているアルメニア難民の強制送還を阻んで、800時間以上に渡って礼拝を行う。
ロシア正教会が「コンスタンチノープル総主教庁」と断絶する。
ウクライナ正教会が統一し、ロシア正教会から独立する。
アメリカの大衆伝道者ビリー・グラハム没。
アメリカ南部フロリダ州の「マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校」で男が銃を乱射し、生徒ら17人が殺害される。これをきっかけにして銃の規制を強化するよう訴えるデモがアメリカ各地で行われ、数十万人が参加。
アメリカで「黒人解放の神学」を提唱したジェームス・ハル・コーン没。
アメリカのドナルド・トランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が史上初の米朝首脳会談を行い、双方が署名した共同声明を発表する。
中米各地からアメリカを目指して北上中の「キャラバン」と呼ばれる移民集団による移動が相次ぐ。
アメリカペンシルベニア州ピッツバーグのシナゴーグ(ユダヤ教会堂)で男が銃を乱射し11人が死亡、警官4人を含む6人が負傷。
「世界教会協議会」がオランダで創設70周年記念式典を行う。
中国北京で最大規模のプロテスタントの無認可の教会(地下教会)が民政局により閉鎖される。
2月20日、米軍戦闘機の燃料タンクが小川原湖(青森県東北町)に投棄され、一時、禁漁となる。
3月、学校法人「森友学園」への国有地売却に関する財務省の決裁文書改ざん問題が発生する。
3月21日、「宗教改革500周年教会青年大会」(日本基督教団宗教改革500周年記念教会青年大会実行委員会主催)が青山学院大学ガウチャーホールで開催され、教団内外から1000人を超える若者が参加する。
6月11日、「袴田事件」で死刑が確定し、再審開始が決まっていた袴田巌元被告の再審開始が取り消される。
6月18日、最大震度6弱を記録した「大阪府北部地震」が発生し、6人が死亡。
6月28日‐7月8日、「平成30年7月豪雨」により西日本を中心として各地で224人が死亡。
6月30日、「ユネスコ第42回世界遺産委員会」により「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎県、熊本県)の世界遺産への登録が決定される。
7月6日、オウム真理教の元代表である松本智津夫死刑囚と元幹部の死刑囚7人に刑が執行される。
9月4日、「台風21号」により、日本各地で14人が死亡。
9月6日、最大震度7を記録した「北海道胆振東部地震」が発生し、41人が死亡。
10月6日、日本基督教団教師による教誨師をモデルにしたと思われる『教誨師』(佐向大監督)が公開される。
10月16日、東京電力福島第一原発放射能事故をめぐる東電の旧経営陣に対する裁判の被告人質問が開始される。
10月23‐25日、「第41回日本基督教団総会」が「伝道する教団の建設 ‐伝道の命と力の回復」を主題として開かれ、「ミナハサ福音キリスト教会(GMIM)とその宣教協約に関する件」が可決され、2018年に日本各地で発生した自然災害被災に対する支援について報告がなされる。
12月3日、『聖書協会共同訳聖書』が出版される。
12月6日、岩国基地所属の米軍戦闘機と空中給油機が高知県の沖合で衝突し、共に墜落する。
12月14日、日本政府が沖縄県名護市辺野古沿岸に米軍基地を建設するため埋め立てに必要な土砂の投入を開始し、キリスト教関係団体を含む様々な団体がこれに反対する声明を発表、署名活動を行う。
12月20日、「韓国海軍レーダー照射事件」(日本の海上自衛隊の哨戒機が能登半島沖〈日本の排他的経済水域内〉で韓国海軍の駆逐艦から火器管制レーダーの照射を受け、日本と韓国の両国で意見の食い違いが生まれ、論争になった事件)が発生する。
2019年 ローマ教皇が、カトリック教会の聖職者による修道女に対する性的な虐待行為について公に認める発言を行う。
ローマ教皇が、アラブ首長国連邦とモロッコを訪問し、アラブ首長国連邦では「諸宗教の集い」等に出席する。
バチカンで性的虐待の問題に取組むための「未成年者の保護」をテーマにした司教会合が行われる。
ローマ教皇が、虐待や暴力を届け出るための新しい手続きを定めた使徒的書簡「ヴォス・エスティス・ルクス・ムンディ」を発表する。
フランスでカトリック教会の聖職者による性的虐待を隠蔽したとして枢機卿である大司教に有罪判決が言い渡される。
フランス、パリの「ノートルダム大聖堂」(カトリック教会パリ大司教座聖堂:世界遺産)で大規模な火災が発生、尖塔が崩壊する。
フランスで、カトリック思想家で、『ラルシュ』創設者のジャン・バニエ氏没(90歳)。
英国国教会が英国の全教会に対して日曜日の朝夕に礼拝を行うよう義務付けていた17世紀以来の規定を正式に撤廃する。
英国国教会に初の黒人女性主教が就任する。
アメリカの宣教団体「ジュダ1」が世界各地に臨時便を飛ばす世界初の「キリスト教航空会社」となる。
アメリカ、テキサス州のカトリック教会が州内の聖職者ら286人が幼児への性的虐待に関与していた疑いがあるとの報告を公表する。
アメリカ、カリフォルニア州で「シナゴーグ」(ユダヤ教の会堂)が銃撃され、1人が死亡、3人が負傷する。
アメリカ、テキサス州のプロテスタント教会が日曜日の礼拝中に銃撃され、容疑者の男性を含む3人が死亡する。
チリ、日本、エクアドル、中国、コスタリカ出身の若手修道女たちのロックバンド「シエルバス」が人気を呼ぶ。
「世界教会協議会」総幹事がモスクワのロシア正教会総主教庁を訪問し、総主教キリルと会談する。
西アフリカのブルキナファソでプロテスタント教会とカトリック教会が、それぞれ襲撃され、計12人が殺害される。
スリランカの教会やホテルで「イスラーム国」による爆破事件が発生し、日本人1人を含む計257人が殺害され、560人以上が負傷する。
フィリピン南部ミンダナオ地方ホロ島のカトリック教会で「イスラーム国」による爆破事件が発生し、19人以上が殺害される。
中国で政府公認教会の聖職者に非公認の「地下教会」(バチカンに忠誠を誓う司教らが主宰する教会)の主教が昇格する。
中国の大学で学生2人がカトリック教徒であることを理由に、優秀な成績であることの名誉称号を剥奪される。
香港で100万人規模の大規模なデモが行われる。
台湾でアジア初の同性婚法が成立する。
韓国ソウル近郊の提岩里で、『三・一運動殉国記念館』に日韓親善宣教協力会所属のキリスト者17人が訪れ、百年前に起こった「提岩里虐殺事件」に合わせ、謝罪を行う。
2月24日、沖縄県の辺野古米軍新基地建設埋立てについて賛否を問う県民投票が行われ埋立てへの反対票が七割を超える。
4月30日、平成天皇が退位する。
5月1日、令和天皇が即位する。
6月28日、国のハンセン病隔離政策によってハンセン病患者の家族が犠牲になったことについて国に責任のあることが認められる。
7月18日、アニメ制作会社「京都アニメーション」の第一スタジオが放火され、36人が殺害される。
9月5日、大型の「台風15号」が日本に上陸し、10月12日に上陸した大型の「台風19号」と共に東日本各地に甚大な被害をもたらす。
9月19日、東京電力福島第一原子力発電所放射能爆発事故を巡っての裁判で旧経営陣3人に無罪判決がなされる。
10月22日、「天皇即位の礼」が行われ、11月14、15日には「大嘗祭」も行われ、これらについてキリスト教諸団体が抗議を行う。
11月6日、青森県三沢米軍基地に配備されている米軍戦闘機が訓練中、演習用の爆弾を同県六ヶ所村に落下させ、これについて謝罪がなされる。
11月23~26日、ローマ教皇が訪日、長崎等を訪れ、メッセージを語る。
12月4日、アフガニスタンで農業用水路建設等を行ってきた医師でキリスト者の中村哲氏が現地にて銃撃され殺害される。
2020年 バチカンが、「聖職者による未成年者虐待ケースへの対応における手続き上のポイントについての要覧」と題された文書を発表する。
バチカンが、生命倫理をめぐる書簡「サマリタヌス・ボヌス」を発表し、安楽死を「決して正当化できない殺人行為」として強く非難する。
イギリスが、欧州連合(EU)から離脱する。
イギリスで、警察によってロンドンにあるバプテスト派の教会の洗礼式が「新型コロナウイルス(COVID-19)」規制を理由に中止させられたことにより、イギリスのカトリック司教等から、教派を超えた批判がなされる。
アメリカ、カナダで、キリスト教の一派である「アーミッシュ」が性的虐待を行なってきたことが明らかにされる。
アメリカで、黒人男性が白人警察官に暴行され、死亡した事件をきっかけに全米で抗議デモが行われ、9,300人(6月3日の時点)が逮捕される。
アメリカ「米国長老教会」がオンライン総会で、ネイティブ・アメリカン(先住民)の女性と黒人の男性牧師を共同議長に選出する(アメリカで先住民出身者初の共同議長)。
アメリカで、ジョー・バイデン氏が第47代大統領として選ばれる。
オーストラリアで、2019年9月より猛威を振るっている森林火災で、2月までに少なくとも1,000万ヘクタールが焼失し、33人が亡くなり、多くの動物が犠牲になる。2月に完全鎮火、オーストラリアのカトリック教会もこれに対する取組みを行なった。
トルコで、レジェプ・タイップ・エルドアン大統領が世界遺産であるアヤ・ソフィアをイスラーム教のモスクに戻して拝礼の場とする大統領令に署名する。
中国で、香港での反体制活動を取り締まる「国家安全維持法(国安法)」が可決され、法律が施行される。
韓国で、「新型コロナウイルス」流行の中心となった新興宗教団体「新天地イエス教会」の教祖が感染を拡大させたことについて謝罪する。
「世界教会協議会」が加盟教会とエキュメニカル・パートナー(協力組織)へ「命を守るために出来ることは何でもする」ことを最優先するよう書簡で促す。
「世界保健機関(WHO)」が、「新型コロナウイルス」の「パンデミック」を宣言する。このウイルスは2019年末に中国湖北省武漢市で最初に確認され、その後、中国全土、さらに世界全体に感染が拡大した。(日本では1月15日に初の新型コロナウイルス感染者が確認された)このウイルスに対しては各地で個人レベルでの感染防止策の他に、都市封鎖、出入国禁止、県外移動の自粛、出勤、登校や外出の自粛、営業時間の短縮、集会の中止等の対策も行われたが、さらにそこから経営困難や倒産、失業、自死、コロナ感染者差別、外国人差別、自粛警察結成、家庭の不和、虐待等も発生、感染者を治療する医療機関の逼迫にも至る。キリスト教会でも礼拝や集会等の一時中止や時間短縮、インターネット中継や動画等を介しての礼拝が行われる。(2021年1月現在、このウイルスに対するワクチンが世界各地で処方され始めており、全世界での感染者累計数は一億人を超えている)
国連が、宗教指導者らに新型コロナウイルスの感染拡大防止の取り組みを訴える。
ノーベル平和賞に世界で飢餓に苦しむ人々を支援した「国際連合世界食糧計画(WFP)」が選ばれる。
3月13日、国会で制定された「新型インフルエンザ等対策特別措置法」改正に先だち「『信教の自由』を侵害する新型コロナウイルス対策のための特措法改正に反対する宗教者緊急声明」(「NCC東アジアの和解と平和委員会」と「平和を実現する宗教者ネット」が中心となって作成)が出される。
3月25日、東京高等裁判所で「君が代訴訟」処分取り消し判決がなされる。
4月7日、国が東京等7都府県を対象に「緊急事態宣言」を発令する。
6月30日、「旧優生保護法」の下で不妊手術を強制されたある男性が国家賠償を求めた訴訟で東京地方裁判所が、憲法違反であるとする判決を行う。
7月3~8日、記録的な豪雨により九州の多くの河川が氾濫、大水害が発生し、77人が死亡、2人が行方不明。
7月29日、「六ヶ所村核燃再処理工場」が審査に正式合格したが、六ヶ所村住民を中心とする様々な人々による再稼働反対運動、反対意見が出される。
9月14日、自民党総裁選挙で菅義偉氏が選出され、第99代首相に指名される。
10月1日、日本学術会議が推薦した新会員候補105人のうち、菅首相が6人を任命しなかったことが明らかになり、これにより学会や学者たちを中心に様々な団体からこれに反対する意見が出され、署名運動がなされる。
12月10日、防衛省による沖縄辺野古新基地建設のために沖縄での戦没者の遺骨が混じった土砂を使うという行為に反対する「宗教者共同声明」(「平和をつくり出す宗教者ネット」)が出される。

アフェク:シドンの北にあったと思われる町で,エホバがヨシュアによってまだ征服されていない場所の中に挙げられた町。

アブラハム:古代イスラエル民族の伝説的な父祖。ノアから10代目に当たる。

イサク:アブラハムとサラの子。ヘブライ語で「彼は笑う」の意。

イザヤ:紀元前8世紀の後半40年余りにわたって、エルサレムで活動した旧約時代最大の預言者の一人。

エゼキエル:旧約聖書に登場する紀元前6世紀頃のバビロン捕囚時代におけるユダヤ人の預言者。

エリシャ:旧約聖書の登場人物で、紀元前9世紀代のイスラエル王国で活躍した預言者。『列王記上』の19章で初出する。

エリヤ:旧約聖書に登場する預言者。後世,危機の救い手,メシアの先ぶれといわれた。

エレミヤ:旧約聖書の『エレミヤ書』に登場する古代ユダヤの預言者。

カナン:地中海とヨルダン川・死海に挟まれた地域一帯の古代の地名。聖書では「乳と蜜の流れる場所」と描写されている。

サウル:預言者サムエルによって王位についた、イスラエル初代の国王。

セレウコス王朝:セレウコス1世ニカトルがシリア、バビロニア、アナトリア、イラン高原、バクトリアに跨る地域に築いた王国。ヘレニズム国家の1つ。

ソロモン:イスラエル統一王国3代目の王。イスラム教においても預言者の一人とされている。

ダビデ:古代イスラエル統一王国第2代の王。『旧・新約聖書』の両時代を通じて国民的英雄とみなされた。

デボラ:『旧約聖書』に登場する第4の士師。ラピドトの妻であり、「デボラのなつめやしの木」と呼ばれる木の下で裁きを行った。

ペリシテ人:古代カナン南部の地中海沿岸地域周辺に入植した民族群。

ペルシャ帝国:現在のイランを中心に成立していた歴史上の国家。一般的にはアケメネス朝・アルサケス朝・サーサーン朝に対する総称。

ヘロデ大王:共和政ローマ末期からローマ帝国初期にユダヤ王国を統治した王。

ホセア:旧約聖書中の預言者。イスラエル (北) 王国の出身でベエリの子。

モーセ:ユダヤ教・キリスト教・イスラム教およびバハーイー教など多くの宗教において、最重要な預言者の一人。

ヤコブ:旧約聖書の創世記に登場するヘブライ人の族長。別名、イスラエル。

ユダヤ教:アブラハムの子孫であるユダヤ人に伝えられたヘブライ語聖書を先祖代々受け継ぐ集団。唯一神ヤハウェ。

ヨシュア:『旧約聖書』の「民数記」や「ヨシュア記」に登場するユダヤ人の指導者。新約聖書のイエスと同じ名前。

士師時代:ヨシュアの死後のカナン定住からサウル王即位までの紀元前12~前11世紀の間。

アウグスティヌス:ローマ帝国時代のキリスト教の神学者、哲学者、説教者。ラテン教父の一人。

アンブロシウス:4世紀のミラノの司教。正教会・非カルケドン派・カトリック教会・聖公会・ルーテル教会の聖人。

イエズス会:イグナチオ・デ・ロヨラやフランシスコ・ザビエルらによって創設された、キリスト教、カトリック教会の男子修道会。

イグナティウス・デ・ロヨラ:イエズス会の創立者。洗礼名はイニゴ,スペイン北部バスクのギプスコアにあるロヨラ城に生まれた。

エイレナイオス:古代のキリスト教の理論家、司祭である。リヨンのエイレナイオスとも呼ばれる。

エラスムス:ネーデルラント出身の人文主義者、カトリック司祭、神学者、哲学者。

オリゲネス:古代キリスト教最大の神学者。いわゆるギリシア教父とよばれる神学者群の一人で、アレクサンドリア学派といわれるグループの代表的存在。

カイファ(カヤパ):イエス時代のユダヤの大祭司。紀元18年ごろヴァレリオ・グラトに任命され大祭司に昇りつめ、36年ごろヴィテロにより解任された。

カタコンベ:古代キリスト教徒の地下墓所。 ギリシア語カタキュムバス(「窪地の傍ら」の意)に由来。

カノッサの屈辱:ローマ王ハインリヒ4世が、カノッサ城門にて裸足のまま断食と祈りを続け、教皇に破門の解除と赦しを請うた事件。

カルタゴ:チュニジア共和国の首都チュニス郊外にある海辺の地区で、古代遺跡で知られている。

カント:ドイツの哲学者、思想家。ドイツ古典主義哲学(ドイツ観念論哲学)の祖とされる。

キプリアヌス:カルタゴの司教。初期キリスト教の重要な著述家であり、ラテン教父に数えられる。

グーテンベルク:ドイツ出身の金細工師、印刷業者。印刷に改良を加えた活版印刷技術の発明者といわれ、広く知られている。

グノーシス主義:自己の本質と真の神についての認識に到達することを求める思想。古代ギリシア語で「認識・知識」を意味。

クリュソストモス:東ローマ帝国の首都コンスタンティノポリスのキリスト教会の主教。

クローヴィス:メロヴィング朝フランク王国の初代国王。キリスト教アタナシウス派に改宗して、これを保護した。

ゴシック建築:12世紀後半から花開いたフランスを発祥とする建築様式。

コンスタンティヌス帝:4世紀初頭のローマ帝国皇帝。 帝国の分裂、混乱を克服し専制君主政を確立した。

サラディン:12-13世紀にエジプト、シリア、イエメンなどの地域を支配したスンナ派のアユーブ朝の創始者。

ジャン・カルヴァン:フランス出身の神学者。スイスのジュネーブで宗教改革を遂行し、一般市民にまで及ぶ一種の神権政治を行なった。

ジョン・ロック:イギリスの哲学者。哲学者としては、イギリス経験論の父と呼ばれた。

ステファノ:新約聖書の『使徒行伝』に登場するユダヤ人キリスト教徒。キリスト教における最初の殉教者。

ストロマテイス:アレクサンドリアのクレメンスの、キリスト教生活について語った3部作の著作の第3作品目。

ディオクレティアヌス帝:ローマ帝国皇帝。専制君主政への転換、四分割制などで帝国再編に努め、同時にキリスト教に対する大弾圧を行った。

デキウス帝:ローマ皇帝、パンノニア出身の軍人皇帝。ゴート人との戦いで亡くなるまでの2年間、さまざまな改革に取り組んだ。

テルトゥリアヌス:2世紀のキリスト教神学者。ラテン語で著述を行ったいわゆるラテン教父の系統に属する最初の一人。

ドナトゥス派:4世紀から5世紀にかけて北アフリカで勢力を得たキリスト教の分派。主流派から異端とされる。

ドミティアーヌス:ローマ帝国の第11代皇帝。フラウィウス朝最後の皇帝。

ナントの勅令:ナントの王令とも呼ばれる。フランス王アンリ4世がナントで公布した勅令。プロテスタントに対して条件付きながら信仰の自由を認めた。

ネロ:捕らえたキリスト教徒を簡単な裁判で死刑に決め、猛獣の餌食にしたり、十字架にかけたり、松明代わりに燃やしたりした皇帝。

パウロ:小アジアのタルソス生まれの、ローマ市民権をもったユダヤ人。初期キリスト教の使徒であり、新約聖書の著者の一人。

バル・コクバ:第二次ユダヤ戦争を指揮したユダヤ人の革命指導者、ナーシー、救世主を自称した。

ヒエロニムス:キリスト教の聖職者・神学者。聖書のラテン語訳であるウルガータ訳の翻訳者として知られる。

フス戦争:ボヘミアの宗教改革者フスの処刑後、カトリック教会の弾圧に対してフス派の起こした反乱。

フランク王国:5世紀から9世紀にかけて西ヨーロッパを支配したゲルマン系の王国。

フランシス・ベーコン:アイルランド生まれのイギリス人画家。 抽象絵画が全盛となった第二次世界大戦後の美術界において、具象絵画にこだわり続けた。

フランス革命:1789年―1799年にフランスで起きた革命。ブルボン絶対王制を倒して,アンシャン・レジームの封建的社会関係を廃棄。

プロティノス:古代ローマ支配下のエジプトの哲学者で、現代の学者らからはネオプラトニズムの創始者とされている人物。

プロテスタント:キリスト教の一派。カトリック教会に反抗し宗教改革を行ってできた。新教。その教徒。

ヘーゲル:ドイツの哲学者。ドイツ観念論を代表する思想家。

ペトロ:新約聖書に登場する人物で、イエス・キリストに従った使徒の一人。初代ローマ教皇とされる。

ベネディクトウス:イタリア中部、ヌルシア生まれの修道者。西方教会における修道院制を創始した。

ポール・セザンヌ:フランスの画家。ポスト印象派の画家でキュビスムをはじめとする20世紀の美術に多大な影響を与えた。

ポンテオ・ピラト:ローマ帝国の第5代ユダヤ属州総督。新約聖書で、イエスの処刑に関与した総督として登場することで有名。

マサダ要塞:第一次ユダヤ戦争の遺跡で、イスラエル東部、死海西岸近くにある城址。

マルキオン:2世紀のローマで活躍した小アジアのシノペ出身のキリスト教徒。シノペのマルキオンとも呼ばれる。

マルティン・ルター:ドイツの神学者、教授、作家、聖職者。アイスレーベンドイツの宗教改革者。聖アウグスチノ修道会に属する。

ユグノー戦争:カトリックとカルヴァン派の宗教戦争。貴族間の対立、外国の干渉、都市と農民の動きなどがからんで長期化した。

ユスティニアヌス1世:東ローマ帝国ユスティニアヌス王朝の第2代皇帝。東方正教会では聖者と見なされている。

ユスティノス:紀元2世紀のキリスト教神学者。ギリシア教父の系統に属し、「教父」「護教家」といわれる最初期のキリスト教神学者の一人。

ユダヤ戦争:帝政ローマ期の66年から73年まで、ローマ帝国とローマのユダヤ属州に住むユダヤ人との間で行われた戦争。

ライプニッツ:ドイツの哲学者・数学者。法学・神学・力学・論理学など多分野にわたり業績をあげ、外交官・技術家としても活躍した。

共観福音書:キリスト教の新約聖書の四つの福音書のうち、ヨハネによる福音書を除くマタイによる福音書、マルコによる福音書、ルカによる福音書のこと。

鎖国:江戸幕府が、キリスト教国の人の来航、及び日本人の東南アジア方面への出入国を禁止し、貿易を管理・統制・制限した対外政策。

三十年戦争:ドイツを舞台として戦われた戦争。最後で最大の宗教戦争といわれる。

実践理性批判:道徳的善の原理としての定言的命令による意志の自律に自由を求め、実践には魂の不滅と神の存在が不可欠であるとして、その要請を説いている。

十字軍:中世にヨーロッパ各地のキリスト教徒が、聖都エルサレムをイスラム教徒の手から奪い返すために起こした遠征軍。

純粋理性批判:哲学書。理性が認識の限界を超えて学としての形而上学を成立させるのを否定し、認識の限界を明確にすることによって理論理性の能力を批判。

新プラトン主義:後3世紀に成立し、西洋古代哲学の掉尾を飾った潮流。プラトンのイデア論を徹底させ、万物は一者から流出したものと捉えた。

新井白石:第6代将軍 徳川家宣につかえ「正徳の治」を行った江戸時代前期・中期の学者・政治家。

西ゴート族:ゲルマン人の一派。3世紀ごろまでにドナウ川下流の北方に定着・居住したが、フン族の圧迫を受けてローマ領内へ移動。

西ローマ帝国:ローマ帝国のうち西半分の地域を指す呼称。一般に、テオドシウス1世死後の西方正帝が支配した領域と時代に限定して用いられる。

大政奉還:江戸幕府第15代将軍・徳川慶喜が政権返上を明治天皇へ奏上し、翌15日に天皇が奏上を勅許したこと。

島原の乱:江戸時代初期に起こった日本の歴史上最大規模の一揆で、幕末以前では最後の本格的な内戦。

廃藩置県:明治政府がそれまでの藩を廃止して地方統治を中央管下の府と県に一元化した行政改革。

95箇条の提題:中近世のヨーロッパ史における重大事件である宗教改革の契機になった文書。

アルス・ノーヴァ:14世紀のフランスで栄えた音楽様式。新しいリズムの分割法と記譜法を論じた音楽理論書にその名が由来。

アンセルムス: イタリア生まれ。中世ヨーロッパの神学者、かつスコラ哲学者。カンタベリー大司教。

イコン論争(画像論争):ビザンチン帝国内で起った聖画像崇拝の是非をめぐる論争と対立。

インノケンティウス3世:第176代ローマ教皇。教皇権全盛期時代の教皇で、西欧諸国の政治に介入したことで有名。

ヴァスコ・ダ・ガマ:ポルトガルの航海者、探検家。ヨーロッパからアフリカ南岸を経てインドへ航海した記録に残る最初のヨーロッパ人。

ウェストファリア条約:1648年に締結された三十年戦争の講和条約で、ミュンスター講和条約とオスナブリュック講和条約の総称。

オスマン・トルコ帝国:小アジアを中心に北アフリカ,西アジア,バルカン,黒海北部,カフカス南部を支配したイスラム帝国。

オットー大帝:神聖ローマ帝国の皇帝、並びに東フランク王及びイタリア王。ザクセン朝第2代の国王。

オラトリオ:1640年頃、イタリアで始まったクラシック音楽における楽曲の種類、ないし曲名の一つ。

オリバー・クロムウェル:イングランドの政治家、軍人、イングランド共和国初代護国卿。

カロリング王朝:メロヴィング朝に次いでフランク王国2番目の王朝。宮宰ピピン3世がメロヴィング朝を倒して開いた。

グリューネヴァルト:16世紀に活動したドイツの画家。ドイツ絵画史上最も重要な作品の1つである『イーゼンハイム祭壇画』の作者。

コンチェルタート様式:通奏低音の上で、器楽グループまたは声楽グループが一つの旋律を共有して、たいてい交互に奏でるような演奏様式または曲種。

ジャンヌ・ダルク:15世紀のフランス王国の軍人。フランスの国民的ヒロインで、カトリック教会における聖人。

シュライエルマッハー:ドイツの敬虔主義神学者、哲学者、文献学者。自由主義神学の先駆者、一般解釈学の開祖にして、ドイツ観念論の代表的思想家の一人。

ジョン・ウェスレー:18世紀のイングランド国教会の司祭で、その後メソジスト運動と呼ばれる信仰覚醒運動を指導した人物。

ジョン・スミス:イギリスの軍人、植民請負人、船乗りおよび著作家。スイスのベルン生まれ。

ジョン・バニヤン:イギリスの教役者、文学者。『天路歴程』の著者として知られる。

ジョン・ミルトン:イングランドの詩人。共和派の運動家であり、オリバー・クロムウェルを支持した。

ダンテ:イタリア都市国家フィレンツェ出身の詩人、哲学者、政治家。

チャールズ1世:ステュアート朝のイングランド、スコットランド、アイルランドの王。清教徒革命で敗れて処刑された。

ツヴィングリ:スイス最初の宗教改革者。スイス改革派教会の創始者で、チューリッヒに神聖政治を確立しようとした。

デカルト:フランス生まれの哲学者、数学者。合理主義哲学の祖であり、近世哲学の祖として知られる。

ドゥンス・スコトゥス:中世ヨーロッパの神学者・哲学者。トマス・アクィナス後のスコラ学の正統な継承者。

トマス・アクィナス:中世ヨーロッパ、イタリアの神学者、哲学者。シチリア王国出身。ドミニコ会士。

ドルト信条:オランダのドルトレヒト (ドルト) で開かれた,オランダ改革教会の会議で承認された 93ヵ条の信仰基準。

バビロニア捕囚:バビロニア人が,ユダとエルサレムの住民の大多数を捕らえバビロニアに移した事件。

バプテスト教会:イングランド国教会の分離派思想から発生したキリスト教プロテスタントの一教派。

バロック音楽:16世紀末から18世紀中ごろまでのヨーロッパ音楽。近代的な和声法や長・短調体系、通奏低音を支柱とした作曲技法が確立された。

ヒューム:イギリス・スコットランド・エディンバラ出身の哲学者。英語圏の経験論を代表する哲学者であり、歴史学者、政治哲学者でもある。

ピューリタン(清教徒):イングランド国教会の改革を唱えたキリスト教のプロテスタントの大きなグループ。

ピューリタン(清教徒)革命:狭義には1642年から1649年にかけてイングランド・スコットランド・アイルランドで起きた内戦・革命。

フス:チェコ出身の宗教思想家、宗教改革の先駆者。プロテスタント運動の先駆者となった。

フランドル楽派:15世紀後半から16世紀、フランドルを中心に活躍したルネサンス音楽を代表する作曲家達。

フリードリッヒ・ツヴィングリ:スイス最初の宗教改革者。スイス改革派教会の創始者。カトリック諸州との内戦の中で戦死した。

ボッカチオ:中世イタリア、フィレンツェの詩人、散文作家、イタリアルネサンス期のヒューマニスト。

ボローニャ楽派:17-18世紀のボローニャを中心に活動したバロック音楽の楽派。

マタイ受難曲:新約聖書「マタイによる福音書」の26、27章のキリストの受難を題材にした受難曲。

ミケランジェロ:イタリア盛期ルネサンス期の彫刻家、画家、建築家、詩人、社会活動家。

メイフラワー号:ピルグリム・ファーザーズがイギリス南西部プリマスから、新天地アメリカの、現在のマサチューセッツ州プリマスに渡ったときの船の名。

メサイア:ヘンデルが作曲したオラトリオ。題は「メシア」(救世主)の英語読みに由来。

メソジスト派:18世紀、英国でジョン・ウェスレーによって興されたキリスト教の信仰覚醒運動の中核をなす主張であるメソジズム に生きた人々。

メランヒトン:ドイツの人文主義者、キリスト教神学者。ルター派。 ルターの宗教改革において、ルターの思想の体系化に尽力。

ユグノーの反乱:フランスのカトリックとプロテスタントが休戦を挟んで8次40年近くにわたり戦った内戦。

ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ:カントの哲学に大きく影響を受け、のちのヘーゲルやシェリングらに影響を与えたドイツ観念論の哲学者。

ルター:ドイツの神学者、教授、作家、聖職者。アイスレーベンドイツの宗教改革者。聖アウグスチノ修道会に属する。

ロンバルドゥス:カトリック教会の司教、スコラ神学者。ダンテの『神曲』の登場人物でもある。

活版印刷術:活字を組み合わせて作った版=活字組版を使った印刷方法。

啓蒙主義:神学に代表される旧来の伝統や権威を理性のもとに批判し、民衆を啓蒙しようする思想。

高山右近:戦国時代から江戸時代初期にかけての武将、大名。代表的なキリシタン大名。

三十九箇条:イングランド国教会が16世紀の神学論争の終止符を打つために、議会で受け入れた教義要綱。

失楽園:ジョン・ミルトンによる旧約聖書の『創世記』をテーマにした壮大な初期近代英語の叙事詩。

修道院:キリスト教において修道士がイエス・キリストの精神に倣って祈りと労働のうちに共同生活をするための施設。

神学大全:「神学の要綱」「神学の集大成」という意味の題を持つ中世ヨーロッパの神学書。

神曲:イタリアの詩人・政治家、ダンテ・アリギエーリの代表作。地獄篇、煉獄篇、天国篇の3部から成る。

聖餐論争:ミサ聖祭 (プロテスタントでは聖餐式) において,聖別されたパンとぶどう酒がキリストのからだと血になるという信仰をめぐっての神学的論争。

西ゴート王国:現在のフランス南部からイベリア半島にあたる地域を支配したゲルマン系王国。ビシゴート王国とも。

天正少年遺欧使節:九州のキリシタン大名、大友義鎮・大村純忠・有馬晴信の名代としてローマへ派遣された4名の少年を中心とした使節団。

天草四郎(益田四郎時貞):江戸時代初期のキリシタンで、島原の乱における一揆軍の最高指導者とされる。

天地創造:厳密にはユダヤ教のヘブライ語聖書、キリスト教の旧約聖書『創世記』における世界の創造のこと。

天路歴程:イギリスのジョン・バニヤンによる寓意物語。 プロテスタント世界で最も多く読まれた宗教書とされる。

百年戦争:ヴァロワ朝と、プランタジネット朝およびランカスター朝の争いに、フランスの領主たちが二派に分かれて戦った内戦。

カール・グスタフ・ユング:スイスの精神科医・心理学者。ブロイラーに師事し深層心理について研究、分析心理学を創始した。

カール・マルクス:プロイセン王国出身の哲学者、思想家、経済学者、革命家。社会主義および労働運動に強い影響を与えた。

ゴスペル:アメリカ発祥の音楽の一ジャンル。元来はキリスト教プロテスタント系の宗教音楽。ゴスペル音楽ともいう。

シェリング:ドイツの哲学者。神秘的直観を重視し、合理主義哲学の限界を批判、絶対者において自然と自我とが合一すると説く同一哲学を主唱。

ジグムント・フロイト:オーストリアの精神科医。神経症研究、自由連想法、無意識研究を行った。精神分析学の創始者として知られる。

ジャン・フランソワ・ミレー:フランスの画家。バルビゾン派の代表的画家の1人とされ、特に農民画で知られる。

セシリア運動:グレゴリオ聖歌とパレストリーナ的音楽を模範として,近代の非典礼的音楽を教会から排除しようとするもの。

チャールズ・ロバート・ダーウィン:イギリスの自然科学者。卓越した地質学者・生物学者で、種の形成理論を構築し進化生物学を発表した。

ビクトル・ユーゴー:フランス・ロマン主義の詩人、小説家。七月王政時代からフランス第二共和政時代の政治家。

ユジェーヌ・ドラクロワ:フランスのロマン主義を代表する画家、版画家、アーティスト。

ユニテリアン主義:キリスト教正統派教義の中心である三位一体の教理を否定し、神の唯一性を強調する主義の総称。

ヨアネス・ブラームス:19世紀ドイツの作曲家、ピアニスト、指揮者。J.S.バッハ、ベートーヴェンと共に、ドイツ音楽における三大Bとも称される。

レ・ミゼラブル:ヴィクトル・ユーゴーが1862年に執筆したロマン主義フランス文学の大河小説。

資本論:カール・マルクス著。それまでの経済学の批判的再構成を通じて、資本主義的生産様式、剰余価値の生成過程、資本の運動諸法則を明らかにした。

種の起源:イギリスの博物学者、チャールズ・ダーウィンにより1859年11月24日に出版された進化論についての著作。

新島 襄:キリスト教の教育者。江戸時代の1864年に密出国してアメリカ合衆国に渡り、そこでキリスト教の洗礼を受けて神学を学んだ。

奴隷貿易:アフリカ住民を奴隷としてアメリカに売込んだ近代ヨーロッパの貿易形態。国家間で奴隷を取引の目的物とする貿易。

島崎藤村:日本の詩人、小説家。本名は島崎 春樹。信州木曾の中山道馬籠生まれ。

ハンセン病:癩菌による慢性伝染病。潜伏期は数年から20年以上に及ぶ。かつては遺伝性疾患と誤認されていた。

マクシミリアン・マリア・コルベ:ポーランドのフランシスコ会司祭で、第二次世界大戦前には長崎で宣教活動を行う。アウシュビッツ収容所に収監された際、他の囚人の身代わりとなって殉教した。



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