宗教改革の歴史


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歴史
  

* 2021/08/21.

月日 出来事
1483 11.1 マルティン・ルター誕生(~1546.2.18.)
1484 1.1 ウルリヒ・ツヴィングリ誕生(~1531.10.11.)
1488 4.21 ウルリヒ・フォン・フッテン誕生(~1523.8.29?)
1509 7.1 ジャン・カルヴァン誕生(~1564.5.27)
1516 2 エラスムス『校訂新約聖書』
1516 4.16 ツヴィングリ,アインジーデルン修道院の司牧司祭となる
1517 10.31 ルター「95箇条の提題」を発表
1519 1.1 ツヴィングリ,チューリヒの司牧司祭となる
1519   エラスムス『パラクレーシス キリスト教哲学研究の勧め』単行本として出版
1519 6.27--7.17 ライプツィヒ討論会
1520 6.15 ルターに対する波紋威嚇勅書「主よ,立ちて」が出される
1520 8 ルター「キリスト教界の改善について,ドイツ国民のキリスト教貴族に与える」
1520 9.28 フッテン『ドイツ国民の諸身分に与える訴状』
1520 10 ルター「教会のバビロン捕囚について」
1520 11 ルター「キリスト者の自由」
1520 11 ドイツ各地でルターの書物焼かれる
1520 12.1 ルター,破門脅迫勅書,教会法などの書籍を焼却
1521 1.3 教皇勅書「ローマ教皇にふさわしく」によりルター正式に破門さる
1521 「神の水車」(パンフレット)
1521   ルフェーヴル・デターブル,モーで改革運動
1521 4.17 ルター,ヴォルムス帝国議会に召喚
1521 5.26 ルター,ヴォルムス勅令により帝国追放刑
1521   クラーナハ『キリストの受難とアンチ・キリストの受難』
1522 9 フッテン,ジッキンゲンら帝国騎士とともに,トリーア大司教を攻撃し,失敗する(騎士戦争)
1523 1.29 チューリヒの第一回公開討論会
1523 6 ツヴィングリ『67箇条の提題の講解と論証』
1523 10.26 チューリヒの第二回公開討論会
1523/24   カールシュタット,オルラミュンデにおいて急進的改革を実施
1524/25   ドイツ農民戦争
1525 1 チューリヒ郊外のツォリコーン村で,再洗礼派運動誕生
1526 1 マドリード条約
1526 5.21--6.8 バーデン宗教討論会(スイス版ヴォルムス帝国議会)
1526 5.22 フランソワ一世,教皇とコニャック同名を結ぶ
1526 8 モハーチの戦い
1526 8 第一回シュパイエル帝国議会,宗教改革に自由を与える
1527 1 フェーリクス・マンツ,リマト川にて溺殺刑
1527   ザクセン選帝侯ヨーハン「巡察者のための訓令」を発布
1527 5 皇帝軍,ローマ掠奪
1527 12 チューリヒ,コンスタンツと「キリスト教都市同盟」締結
1528 1 ベルン公開討論会,ベルン宗教改革を導入して,「キリスト教都市同盟」へ加入
1528 2 「パック事件」が起きる
1529 4.22 第二回シュパイエル帝国議会,ヴォルムス勅令の再施行
1529 4 オーストリア,スイスのカトリック諸邦と「キリスト教連合」(ヴァルツフート同盟)
1529   ルーカス・クラーナハ「律法と福音」
1529 5 第一次カペル戦争
1529 8.3 カンブレ和約
1529 9.26--10.15 第一次ウィーン包囲
1529 10.1--3 マールブルク宗教会談,ルター派とツヴィングリ派,正餐論争で一致せず
1529 11.4--1536.4 イングランドで「宗教改革議会」召集
1530 1 「キリスト教都市同盟」にシュトラースブルク加入
1530 6 アウクスブルク帝国議会,「アウクスブルク信仰告白」の朗読
1530 8 エックら「カトリックの論駁書」
1530 11 ウルジー,大逆罪の容疑で逮捕され,ロンドンへ護送される途中で病死
1531 2.27 シュマルカルデン同盟結成
1531 10 第二次カペル戦争,ツヴィングリ戦死
1534 8 イグナティウス・デ・ロヨラ,イエズス会を設立
1534 10.17--18 「檄文事件」
1534 11 イングランド議会「国王至上法」制定
1535   『カヴァデイル訳聖書』刊行
1535 7.6 トマス・モア処刑
1536 2.7 ジュネーヴ,ベルンと同盟
1536 2.26 「第一スイス信仰告白」
1536 3 カルヴァン『キリスト教綱要』
1536 5.21 ジュネーヴ,宗教改革導入を決定
1536 5 西南ドイツの福音派とルター派のあいだに「ヴィッテンベルク一致信条」成立
1536 7 カルヴァン,ジュネーヴで宗教改革運動に参加
1537 1 カルヴァン「教会組織に関する諸条項」
1538 4.23 カルヴァン,市民総会の決定により都市外追放
1539 6 「六箇条法」制定,『大聖書(グレート・バイブル)』刊行
1539 9 カルヴァン「サドレート枢機卿への返答」
1541 9.13 カルヴァン,ジュネーヴへ帰還
1541 11 「ジュネーヴ教会規則」を制定
1545   カステリョ,ジュネーヴより追放
1546/47   シュマルカルデン戦争
1547 1.28 英王ヘンリ8世没
1547 4.24 ミュールベルクの戦い,ザクセン選帝侯ヨーハン・フリードリヒ捕虜になる
1547 3.31 仏王フランソワ一世没
1548 6 「よろいを着た」アウクスブルク帝国議会,「仮信条協定」制定
1551   カルヴァン,ジェローム・ボルセックと二重予定説問題の論争
1552   諸侯戦争 皇帝カール5世敗退
1553 10.27 ミカエル・セルヴェトゥス焚刑
1558   ノックス『女たちの奇怪な統治に反対するラッパの最初の高鳴り』
1555 9 アウクスブルク宗教平和
1559   ジュネーヴ・アカデミーの創設
1559 4 イタリア戦争の終結,カトー・カンブレジの和議
1559 5 「フランス信仰告白」
1560 3.15--16 アンボワーズの陰謀
1560 8 「スコットランド信仰告白」
1562 3 ヴァシー事件,ユグノー戦争始まる
1566   「飢餓の年」
1571 1 イングランド「三九箇条」法制化
1572 8.23 サン・バルテルミの虐殺
1573 7 「ブーローニュの王令」改革派はラ・ロシェルなどの都市で礼拝式を認められる
1578 7 「規律(第二)の書」
1579 1.23 ユトレヒト同盟締結
1588 5 「バリケードの日」パリ市民の蜂起
1588 8 スペイン無敵艦隊イングランドに敗退
1589 8 アンリ3世暗殺され,アンリ・ド・ブルボンがアンリ4世として即位
1593   「国教忌避者処罰例」「ピューリタン処罰法」
1598 4.13 ナントの王令
1609 4.9 オランダ独立戦争,オランダとスペインがアントウェルペンで,十二年休戦条約を結ぶ
1618 11 ドルトレヒト会議,ホマルス派の全面的勝利
1648 10 ウェストファリア条約

95箇条の提題:ルターが発表したローマ教会の贖宥状販売などを批判した公開質問状。中近世のヨーロッパ史における重大事件である宗教改革の契機になった文書。

イエズス会:カトリック教会内の司祭修道会の一つ。キリスト教、カトリック教会の男子修道会。

イグナティウス・デ・ロヨラ:イエズス会の創立者。洗礼名はイニゴ,スペイン北部バスクのギプスコアにあるロヨラ城に生まれた。

ウルジー:レスターイギリスの聖職者,政治家。肉屋の子に生れたといわれる。

ウルリヒ・ツヴィングリ:スイス改革派教会の創始者で、チューリッヒに神聖政治を確立しようとした。

ウルリヒ・フォン・フッテン:ドイツの著作家、思想家、人文主義者。ルターの宗教改革を支持。

エック:ドイツのカトリック神学者。宗教改革のはじめから,あらゆる機会をとらえ,討論と著作によって改革者ルターに反対した。

エラスムス:オランダの人文学者。人文主義的立場から宗教改革の精神に同調したが、ルターの教皇・教会批判には反対した。

カールシュタット:ドイツの神学者、急進的宗教改革者。信仰の面では、狂信的傾向と同時に合理主義的性格を示し、再洗礼派と共通する点もみられた。

カンブレ和約:神聖ローマ皇帝カルル5世とフランス王フランソア1世との間でカンブレーにおいて結ばれた和約。

ジッキンゲン:ドイツの帝国騎士。カール5世を助け,帝国侍従・顧問官に任ぜられた。

ジャン・カルヴァン:フランス出身の神学者。スイスのジュネーブで宗教改革を遂行し、一般市民にまで及ぶ一種の神権政治を行なった。

フランソワ一世:ヴァロワ朝第9代のフランス王。シャルル5世の曾孫でルイ12世の従兄。

マルティン・ルター:ドイツの神学者、教授、作家、聖職者。アイスレーベンドイツの宗教改革者。聖アウグスチノ修道会に属する。

モハーチの戦い:現ハンガリー南部のモハーチで行われたオスマン・トルコ帝国軍とハンガリー軍との会戦。

ルフェーヴル・デターブル:フランスの神学者・人文主義者。『新約聖書』のフランス語訳を完成した。

再洗礼派:宗教改革に伴ってドイツに起こったプロテスタントの一派。幼児の洗礼を無効とし、信仰をおこしたときに再び洗礼すべきと主張したことが名称の由来。

第一次カペル戦争:スイスにおけるカトリック派と宗教改革派の間の争い。

檄文事件:スイスのヌーシャテルに亡命していたフランス人のツウィングリ派が,反カトリックの檄文をフランス国王の部屋の扉をはじめ,フランス各地に張った事件。

アンボワーズの陰謀:ギーズ一門の手からフランスの若き国王フランソア2世を奪回するために新教徒が企てた陰謀事件。

ヴァシー事件:ギーズ公フランソワの兵士たちの武力行動により、市民とユグノーの礼拝者たちが殺害された事件。

カール5世:ハプスブルク家の神聖ローマ皇帝。スペイン王としてはカルロス1世とよばれた。

カルヴァン:ジュネーブの宗教改革者。スイス改革派教会の創始者の一人。

サン・バルテルミの虐殺:ユグノー戦争最中の旧教徒による新教徒の虐殺。聖バーソロミューの虐殺とも呼ばれる。

シュマルカルデン戦争:プロテスタント派諸侯,帝国都市と神聖ローマ皇帝カルル5世との間で行われた戦争。

トマス・モア:イングランドの法律家、思想家、人文主義者。エラスムスと親交を結ぶ中で人文主義の影響を受けた。

ナントの王令:フランスのアンリ4世がプロテスタント信仰を認めた法令。

ヘンリ8世:テューダー朝第2代のイングランド王。ヘンリー7世の次男。

ミカエル・セルヴェトゥス:スペイン出身の医師・神学者。 宗教改革の時代にカトリック、カルヴァン派双方を批判する書物を書いた。

ミュールベルクの戦い:神聖ローマ皇帝カール5世軍がシュマルカルデン同盟の軍隊を破った戦い。

ユグノー戦争:カトリックとカルヴァン派の宗教戦争。貴族間の対立、外国の干渉、都市と農民の動きなどがからんで長期化した。

ユトレヒト同盟:オランダ独立戦争の際、1579年にネーデルラント北部七州が結んだ同盟。

国王至上法:テューダー朝のイングランド王ヘンリー8世により発布された法令。

二重予定説:神の救済にあずかる者と滅びに至る者が予め決められているとする説。

六箇条法:イギリス国教会の教義内容を規定した議会制定法。「十ヵ条」に比較すれば,旧教への接近が著しい。

アウクスブルク宗教平和:神聖ローマ帝国のアウクスブルクで開催された帝国議会において1555年9月25日になされた、ドイツ・中欧地域におけるルター派(プロテスタント)容認の決議である。アウクスブルクの宗教和議ともいう。

アウクスブルク信仰告白:ルター派教会が用いる信仰告白(信条)のひとつである。1530年にフィリップ・メランヒトンによってドイツのアウクスブルクで起草されたことからこの名がある。

キリスト教綱要:プロテスタント神学の最初の組織神学書である。1536年3月にバーゼルにおいてラテン語で執筆された。その後5度に渡って改訂増補され、1559年に出版された第5版が最終版となった。後世、この版をもって各国語に翻訳されてきたため決定版と呼ばれることもある。

シュマルカルデン同盟:1530年に神聖ローマ皇帝カール5世のもとで開かれたアウクスブルク帝国議会終了後の1531年に、シュマルカルデンにおいてプロテスタント諸侯と諸都市によって結成された反皇帝同盟。

スコットランド信仰告白:スコットランド教会(スコットランド長老派教会)の最初の信仰告白である。神学的にはカルヴァン主義である。ジョン・ノックスと5人の牧師たちによって4日間で書き上げられた、使徒信条の構成順に25条からなる信条である。

ドイツ農民戦争:1524年、主にドイツ南部・中部の農民が起こした大規模な反乱。

バリケードの日:第8次ユグノー戦争のさなかの1588年5月、ギーズ公アンリひきいるカトリック同盟の軍と国王アンリ3世の軍との紛争で、パリ市民がギーズ公側について蜂起した事件。パリ市にバリケードが築かれたことからそう呼ばれる。

ピューリタン:イングランド国教会の改革を唱えたキリスト教のプロテスタント(カルヴァン派)の大きなグループ。市民革命の担い手となった。日本語では清教徒と訳される。

マドリード条約:イタリア戦争中に神聖ローマ皇帝兼スペイン王カール5世とフランス王フランソワ1世との間で結ばれた条約。

ルター派:マルティン・ルターによりドイツに始まる、キリスト教の教派または教団。プロテスタントの一つであり、全世界に推定8260万人の信徒が存在する。発祥の地ドイツを始め、北欧諸国では国民の大半がルター派であり、そこから移民が渡った先のアメリカ合衆国、カナダ、ブラジル等の南アメリカ各国でも信徒数が多い。

仮信条協定:1548年にアウクスブルクの帝国議会で成立した信仰問題に関する協定。内容はカトリック側に有利なもので、聖職者の妻帯と「俗人の杯」(二種聖餐)を暫定的にプロテスタントに認めたものの、信仰内容や礼拝はカトリック的であることが求められた。

再洗礼派:キリスト教において宗教改革時代にフルドリッヒ・ツヴィングリの弟子たちから分派した教派。

三九箇条:イングランド国教会が16世紀の神学論争の終止符を打つために、議会で受け入れた教義要綱である。この要綱で、カトリック教会、アナバプテスト派、改革派教会に対してイングランド教会の教理的立場を明らかにした。聖公会大綱とも呼ばれる。

大聖書:イングランドのマイルズ・カヴァデイル(Miles Coverdale, 1487/8 - 1568)により編纂がなされ、教会・礼拝用の聖書として最初の欽定訳となった聖書。

福音派:キリスト教のプロテスタントを神学や信仰の姿勢によって比較分類する際に用いられる用語である。米国・英国をはじめとする英語圏を中心として、自由主義神学に対抗して近現代に勃興した、聖書信仰を軸とする神学的・社会的に保守派のムーブメントを指す。

ウェストファリア条約:1648年に締結された三十年戦争の講和条約で、ミュンスター講和条約とオスナブリュック講和条約の総称である。ラテン読みでウェストファリア条約とも呼ばれる。近代における国際法発展の端緒となり、近代国際法の元祖ともいうべき条約である。

オランダ独立戦争:1568年から1648年にかけて(1609年から1621年までの12年間の休戦を挟む)ネーデルラント諸州がスペインに対して起こした反乱である。

ドルトレヒト会議:アルミニウス主義の勃興による重大な論争を解決するために、オランダ改革派教会により、1618年-1619年にかけてオランダのドルトレヒトで開かれた大会である。最初の会議は1618年11月13日、最後の会議は、第154回目の1619年5月9日であった。この会議には8か国から改革派教会の代表が招待された。

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