太陽系の衛星一覧


カテゴリ :  
宇宙
  
星・星座・地球
  

* 2021/08/10.

番号 衛星名 発見年 半径 軌道半径 周期
地球 I - 1737 60.27 27.32
火星 I フォボス 1877 11 2.76 0.32
II ダイモス 1877 6 6.91 1.26
木星 I イオ 1610 1821 5.9 1.77
II エウロパ 1610 1562 9.39 3.55
III ガニメデ 1610 2632 14.97 7.15
IV カリスト 1610 2409 26.33 16.69
V アマルテア 1892 73 2.54 0.5
VI ヒマリア 1904 85 160.3 250.56
VII エララ 1905 40 164.2 259.64
VIII パシファエ 1908 18 330.4 743.63
IX シノーペ 1914 14 334.8 758.9
X リシテア 1938 12 163.9 259.2
XI カルメ 1938 15 327.4 734.17
XII アナンケ 1951 10 297.6 629.77
XIII レダ 1974 5 156.2 240.92
XIV テーベ 1979 49 3.1 0.68
XV アドラステア 1979 8 1.8 0.3
XVI メティス 1979 20 1.79 0.3
XVII カリロエ 1999 4 337.1 758.82
XVIII テミスト 2000 4 105 130.02
XIX メガクリテ 2000 3 333.1 752.88
XX タイゲテ 2000 3 326.8 732.42
XXI カルデネ 2000 2 324.2 723.73
XXII ハルパリケ 2000 2 295.2 623.32
XXIII カリケ 2000 3 329.6 742.04
XXIV イオカステ 2000 3 297.5 631.6
XXV エリノーメ 2000 2 325.7 728.49
XXVI イソノエ 2000 2 324.9 726.26
XXVII プラクシディーケ 2000 3 295.8 625.39
XXVIII アウトノエ 2001 2 336.2 761.01
XXIX チオネ 2001 2 296.5 627.19
XXX ヘルミッペ 2001 2 297.9 633.91
XXXI アイトネ 2001 2 326.1 730.12
XXXII エウリドメ 2001 2 323.8 717.31
XXXIII エウアンテ 2001 2 294.3 620.45
XXXIV エウポリエ 2001 1 270.5 550.69
XXXV オーソシエ 2001 1 295.9 622.58
XXXVI スポンデ 2001 1 332.8 748.32
XXXVII カレ 2001 1 326 729.61
XXXVIII パシテー 2001 1 323 719.47
XXXIX ヘゲモネ 2003 2 329.8 739.82
XL ムネメ 2003 1 294.2 620.05
XLI アオエデ 2003 2 335.3 761.41
XLII テルクシノエ 2003 1 296 628.03
XLIII アルケ 2002 2 326.6 731.9
XLIV カリコレ 2003 1 325.6 728.23
XLV ヘリケ 2003 2 294.6 626.33
XLVI カルポ 2003 2 238.6 456.28
XLVII エウケラデ 2003 2 326.2 730.33
XLVIII キレーネ 2003 1 332.9 751.98
XLIX コレ 2003 1 342.4 776.84
L ヘルセ 2003 1 327.4 734.52
LI   2010 1 328 736.5
LII   2010 1 293.8 618.84
LIII ディア 2000 1 172 278.21
土星 I ミマス 1789 198 3.08 0.94
II エンケラドス 1789 252 3.95 1.37
III テチス 1684 531 4.89 1.89
IV ディオーネ 1684 561 6.26 2.74
V レア 1672 764 8.75 4.52
VI タイタン 1655 2575 20.27 15.95
VII ヒュペリオン 1848 133 24.9 21.28
VIII イアペタス 1671 735 59.08 79.33
IX フェーベ 1898 107 213.9 546.41
X ヤーヌス 1980 93 2.51 0.7
XI エピメテウス 1980 57 2.51 0.69
XII ヘレーネ 1980 19 6.26 2.74
XIII テレスト 1980 12 4.89 1.89
XIV カリプソ 1980 12 4.89 1.89
XV アトラス 1980 18 2.28 0.6
XVI プロメテウス 1980 40 2.31 0.61
XVII パンドラ 1980 41 2.35 0.63
XVIII パン 1981 16 2.22 0.58
XIX イミール 2000 9 383.8 1315.13
XX パーリアック 2000 11 252.3 686.95
XXI タルボス 2000 8 302.7 926.35
XXII イジラック 2000 6 189.3 451.42
XXIII スットング 2000 4 323 1016.68
XXIV キビウック 2000 8 188.9 449.22
XXV ムンディルファリ 2000 4 309.5 952.8
XXVI アルビオリックス 2000 16 272 783.46
XXVII スカチ 2000 4 259.4 728.1
XXVIII エッリアポ 2000 5 292.1 871.14
XXIX シアルナック 2000 20 301.7 895.51
XXX トリム 2000 4 338.8 1092.01
XXXI ナルビ 2003 4 321 1003.94
XXXII メトネ 2004 2 3.23 1.01
XXXIII パレネ 2004 3 3.52 1.15
XXXIV ポリデウケス 2004 1 6.26 2.74
XXXV ダフニス 2005 4 2.26 0.59
XXXVI アエギル 2004 3 344.3 1117.83
XXXVII ベブヒオン 2004 3 284 834.86
XXXVIII ベルゲルミル 2004 3 320.8 1005.76
XXXIX ベストラ 2004 4 335.3 1088.02
XL ファルバウチ 2004 3 338.3 1086.65
XLI フェンリル 2004 2 372.6 1260.35
XLII フォルニョット 2004 3 417.2 1494.09
XLIII ハチ 2004 3 329.7 1040.18
XLIV ヒュロッキン 2004 3 306 931.87
XLV カリ 2006 3 366.6 1231.18
XLVI ロゲ 2006 3 382.6 1311.37
XLVII スコル 2006 3 293.2 878.24
XLVIII スルツール 2006 3 380.6 1297.12
XLIX アンテ 2007 1 3.27 1.04
L ヤルンサクサ 2006 3 321.1 1006.94
LI グレイプ 2006 3 306.2 937.14
LII タルケック 2007 3 298 885.15
LIII エーゲオン 2008 0.3 2.78 0.81
天王星 I アリエル 1851 579 7.47 2.52
II ウンブリエル 1851 585 10.4 4.14
III チタニア 1787 789 17.07 8.71
IV オベロン 1787 761 22.83 13.46
V ミランダ 1948 236 5.08 1.41
VI コーデリア 1986 20 1.95 0.34
VII オフェーリア 1986 21 2.1 0.38
VIII ビアンカ 1986 27 2.32 0.44
IX クレシダ 1986 41 2.42 0.46
X デズデモーナ 1986 35 2.45 0.47
XI ジュリエット 1986 53 2.52 0.49
XII ポーシャ 1986 70 2.59 0.51
XIII ロザリンド 1986 36 2.73 0.56
XIV ベリンダ 1986 45 2.95 0.62
XV パック 1985 81 3.36 0.76
XVI キャリバン 1997 36 282.9 579.73
XVII シコラックス 1997 75 476.5 1288.38
XVIII プロスペロ 1999 25 636.8 1978.37
XIX セテボス 1999 24 681.6 2225.08
XX ステファーノ 1999 16 313.3 677.47
XXI トリンキュロ 2001 9 332.8 749.4
XXII フランシスコ 2001 11 167.6 267.09
XXIII マルガレット 2003 10 553.5 1661
XXIV フェルディナンド 2001 10 799.3 2790.03
XXV ペルディタ 1986 13 2.99 0.64
XXVI マブ 2003 12 3.82 0.92
XXVII キューピッド 2003 9 2.91 0.61
海王星 I トリトン 1846 1353 14.32 5.88
II ネレイド 1949 170 222.7 360.13
III ナイアド 1989 33 1.95 0.29
IV タラッサ 1989 41 2.02 0.31
V デスピナ 1989 75 2.12 0.34
VI ガラテア 1989 88 2.5 0.43
VII ラリッサ 1989 97 2.97 0.56
VIII プロテウス 1989 210 4.75 1.12
IX ハリメデ 2002 31 673.6 1879.33
X プサマテ 2003 20 1886 9128.74
XI サオ 2002 22 913.4 2919.16
XII ラオメデイア 2002 21 953.5 3175.62
XIII ネソ 2002 30 2029.5 9880.63

イオ:木星の第1衛星で、木星にある4つのガリレオ衛星の中で最も内側を公転している衛星である。400個を超える火山があって、常にマグマが吹き出し硫黄や二酸化硫黄の噴煙を発生させており、活発な地質運動が行われている衛星である。

エンケラドス:土星の第2衛星で土星からは約24万km離れていて、土星の周りを33時間ほどで公転している。表面は全て分厚い氷で覆われているが、その氷の下には海の存在が確認されている。またその海には間欠泉の存在も報告されていて、間欠泉から噴出される有機物や熱源により生命活動の条件が揃っていて、地球外で微生物が生息する可能性の最も高い場所として考えられている。

エウロパ:木星の第2衛星で、ガリレオ衛星と呼ばれている木星の四大衛星の中では最も小さい。発見されている木星の衛星の中では、内側から6番目を公転する。エウロパの表面は主に、水とケイ酸塩岩石でできた分厚い氷で覆われていて、太陽系の天体の中で最も滑らかな表面を持っている。表面が若く滑らかであることから、地下には水の海が存在するという説がある。

タイタン:土星の第6衛星で、太陽系では2番目に大きな衛星である。太陽系内の衛星としては唯一、豊富な大気を持っている。地球以外で唯一、表面に安定的に液体が存在することが確認されている。大気の大部分は窒素、メタン、エタンとなっている。メタンで形成された雲の循環も確認されていて、タイタンでは液体メタンの雨が降り、地表にはメタンおよびエタンの川や湖が存在している。

テチス:土星の第3衛星で、密度が太陽系内の主要な衛星の中では最も低い部類である。これは衛星の主な成分が、珪石等の岩石を含む氷を主成分としているからだと考えられている。テチスの特徴は太陽系内で最も高い反射率である。これはエンケラドスの南極から噴出して土星のE環を形成している氷の粒子が、テチスの表面に降り積もっているせいで、テチスが異常に白くなっている事が原因だろうと考えられている。

ミマス:土星の第1衛星で、土星の主要な衛星の中では最も土星の近くを回っている。ミマスの密度は非常に低くて、主に氷および少量の岩石だけで構成されると考えられている。ミマスの大きな特徴は、ミマスの直径の3分の1に及んでいる大きなクレーターである。このハーシェルクレーターは直径130 kmに達し、このクレーターを形成した衝突はミマスをほとんど完全に破壊する寸前のところであったと考えられている。

ガニメデ:木星の第3衛星で、太陽系に存在する衛星の中で最大の衛星である。直径は5,268 kmで、惑星である水星よりも8%大きい。太陽系の衛星の中で、唯一磁場を持っている。地下には内部海が存在していると考えられており、生命存在の可能性についても、議論されている。

ディオーネ:土星の第4衛星で、岩石を含む氷が主成分であると見られている。無人探査機カッシーニの観測により、極めて薄いながらも、酸素を主成分とする大気が存在することが観測されている。また同じくカッシーニのデータから、地下に海が存在することが示唆されている。

トリトン:海王星最大の衛星で、太陽系内の大型衛星の中では唯一、惑星の自転方向に対して逆方向に公転するという逆行軌道を持つ変わった衛星である。その逆行軌道と冥王星に似た組成であることから、トリトンは元々は冥王星と同じ領域であるエッジワース・カイパーベルトを起源とする準惑星規模の天体であったが、海王星の重力に捕まってしまい、海王星の周りを公転する衛星となったと現在は考えられている。

パン:パンは土星の第18衛星である。土星の環の、A環の中を公転している。パンの平均半径は14.1 kmで小さな衛星だが、空飛ぶ円盤のような非常に個性的な形状をしている。この形状はパンが土星の環の中を公転しているせいで、土星の環を構成している微粒子が、パンの赤道面上に降り積もることで形成されていると考えられている。

フォボス:火星が持っている2つの衛星のうちの一つで、もう1つの火星の衛星であるダイモスより大きく、より内側の軌道を回っている。フォボスはダイモスとともに、起源について現在もはっきりと分かっておらず「捕獲説」と「ジャイアントインパクト説」の2つの仮説がある。どちらの仮説も推測やシミュレーションによるものであり、ハッキリとした起源は未だ分かっていない。

ヒュペリオン:土星の第7衛星で、土星の衛星では8番目に大きい。非常に密度が低い衛星で、大部分が水の氷で出来ていて岩石の含有量はわずかだと考えられている。ヒュペリオンの表面には無数の深いクレーターが存在していて、まるでスポンジのような特徴的な見た目をした衛星である。

フェーベ:土星の第9衛星で、土星の主要な衛星の中では最も外側にあり、土星の自転と逆方向に公転する逆行衛星である。フェーベはエッジワース・カイパーベルトが起源で、土星に捕獲されたと考えられている。

ヤーヌス:ヤヌスとも言う。ヤーヌスは、土星の第10衛星で、同時期に発見された土星の第11衛星エピメテウスと共鳴していて、軌道を共有する特殊な衛星である。ヤーヌスはエピメテウスと公転軌道を共有しており、およそ4年ごとに接近して、お互いの軌道が入れ替わるという特殊な公転をしている。

カリスト:木星の第4衛星で、ガニメデに次いで2番目に大きい木星の衛星である。太陽系の衛星の中ではガニメデと、土星最大の衛星タイタンに次ぐ3番目の大きさを持つ。全体の質量の49〜55%が氷で、地表は岩石と氷ほぼ半々で出来ている。地下には内部海の存在が示唆されている。

アマルテア:木星の第5衛星で、ガリレオ衛星より内側を回っている衛星群をアマルテア群と呼ぶことがある。非常に特徴的な衛星で、表面の色が非常に赤い色をしている。これはアマルテアが、同じ木星の衛星イオを起源としているためか、氷ではない鉱物などによって形成されているためだと考えられている。

シノーペ:木星の第9衛星で、木星の自転の向きと逆向きに公転する逆行衛星である。同じ逆行衛星のパシファエの一員だとみなされており、パシファエ群と呼ばれている。パシファエ群の中では、パシファエに次いで2番目の大きさを持つ。

パシファエ:木星の第8衛星。パシファエ群という逆行する小衛星の集団の中で最大の衛星で、最初に発見された木星の逆行衛星である。パシファエの周囲には似た軌道の特徴を持つ衛星が多数あって、これらのグループはこの中で最も大きいパシファエから名前を取ってパシファエ群と呼ばれている。

ヒマリア:木星の第6衛星で、木星の衛星の中では6番目に大きなサイズを持っている。ヒマリアの周囲には、似た軌道の特徴を持つ衛星が複数あり、これらはヒマリアから名前を取ってヒマリア群と呼ばれている。

イアペタス:土星の第8衛星で、1671年にフランスの天文学者ジョヴァンニ・カッシーニが発見した。密度が小さい衛星で、主な成分は水の氷であり、一部岩石が混ざった水の氷で出来ていると考えられている。表面が暗い部分と明るい部分の2色に非常にはっきりと分かれていて、特徴的な見た目をした衛星である。

エピメテウス:土星の第11衛星で、土星の第10衛星ヤヌスと起動が共鳴していて、約4年ごとにお互いの軌道が入れ替わるという特殊な公転軌道をしている。こういった軌道共有関係にある太陽系内の天体は、他には発見されていない。

チタニア:天王星の第3衛星で、天王星の5大衛星の1つ。天王星の衛星の中では最も大きく、太陽系の衛星の中でも8番目に大きい天体である。チタニアは天王星の衛星の中では最も大きく、また最も質量が大きい。そのため氷と、その他の重い有機化合物を含む炭素質の物質や岩石で出来ていると考えられている。

リシテア:木星の第10衛星で、ヒマリア群という衛星の集団に属している。

ウンブリエル:天王星の第2衛星で、1851年に発見された。天王星の5大衛星の1つである。天王星の衛星のうち3番目に大きいが、非常に暗い表面をしている。

ミランダ:天王星の第5衛星。ミランダの直径はわずか470 kmであり、静水圧平衡の状態にある太陽系の衛星の中でも最小級のものの一つである。ミランダは、太陽系の中で最も極端な地形を持っている。高さが20kmもある太陽系最大の落差を誇るヴェローナ断崖などが有名で、この多様な地形の起源と進化については完全には解明されておらず、ミランダの形成についても複数の仮説がある。

タラッサ:海王星の第4衛星で、発見されている中では内側から2番目の軌道を公転している。タラッサの軌道は海王星の静止軌道半径よりも下にある。そのため潮汐力によって徐々に内側へ螺旋状に落下しており、いずれ海王星の大気に突入するか、ロッシュ限界を超えて潮汐力により砕かれ、海王星の環の一部になると考えられている。

デスピナ:海王星の第5衛星で、海王星の衛星の中で3番目に海王星に近い軌道を公転する衛星である。デスピナの軌道はタラッサの軌道に近くてタラッサの軌道の外側であり、この軌道は海王星の静止軌道の下にある。そのためデスピナは潮汐力によってらせん状に軌道が減衰しており、いずれ海王星の大気に突入するか、ロッシュ限界を超えて潮汐力で粉砕され、海王星の環の一部になると予想されている。

ナイアド:海王星の第3衛星で、発見されている中では最も海王星に近い軌道を公転している。海王星の大気圏の上およそ 23,500km上空という、海王星系の中で最も内側の軌道を回っている。この軌道は潮汐力によって徐々に減衰しており、いずれ海王星の大気に突入するか、ロッシュ限界を超えて潮汐力により砕かれ、海王星の環の一部になると考えられている。

ネソ:海王星の第13衛星で、発見されている海王星の衛星の中では最も外側を公転している。海王星を逆行軌道で公転している不規則衛星である。ネソは海王星から非常に遠い軌道を公転しているため、軌道周期はおよそ27年にもなる。

ネレイド:海王星の第2衛星。トリトンに次いで2番目に発見された海王星の衛星である。軌道離心率が0.7507と非常に大きい極端な楕円軌道で公転していて、軌道が分かっている太陽系内の衛星の中では最も軌道離心率が大きい。

コーデリア:天王星の第6衛星で、発見されている中では最も内側を公転する衛星である。軌道長半径、半径がおよそ20kmであること、幾何アルベドが0.08であること以外は、コーディリアに関して分かっていることは少ない。

ダイモス:火星の第2衛星。火星のもう1つの衛星フォボスより小さく、外側を公転する。フォボスと共に火星の重力に捕獲された小惑星だと考えられており、実際、デイモスの可視-近赤外反射スペクトルはD型小惑星に似ている。ただし捕獲説ではデイモスおよびフォボスの軌道の特徴を説明することが難しいとされ、火星への天体衝突によって2つの衛星が形成されたという説も存在する。

パック:天王星の第15衛星で、ボイジャー2号が1985年12月30日に撮影した画像により発見された。パックの軌道は天王星の環とミランダの間に位置している。表面は多数のクレーターに覆われており、灰色をしている。ハッブル宇宙望遠鏡と大型の地上望遠鏡を用いた観測では、パックのスペクトル中に水氷による吸収の特徴が発見されている。

グレイプ:土星の第51衛星で、逆行軌道で土星を公転する不規則衛星である。2006年3月6日に、すばる望遠鏡による観測で発見された。

パンドラ:土星の第17衛星で、1980年10月中旬に、ボイジャー1号が撮影した写真の中から発見された。2005年に土星探査機カッシーニによる接近観測で詳細な姿が撮影された。

ヤルンサクサ:土星の第50衛星で、逆行軌道で土星を公転する不規則衛星である。すばる望遠鏡による観測で発見された。その後2007年9月30日に、北欧神話に登場する女巨人ヤールンサクサに因んで命名された。

ロゲ:土星の第46衛星で、逆行軌道で土星を公転する不規則衛星である。すばる望遠鏡による観測で発見された。北欧神話に登場する、海神エーギルの兄弟でもある火の支配者ロギに因んで命名された。

オベロン:天王星の第4衛星で、天王星の5大衛星の1つである。天王星の衛星の中ではチタニアに次いで大きい。オベロンは天王星からおよそ584,000 km離れた軌道を公転しており、天王星の5大衛星の中では最も遠方を公転している。

イジラック:土星の第22衛星でイヌイット群に属する。イジラックはイヌイット群の一員であり、 キビウックと同様に大きな天体が破壊された際に発生した破片だと言われている。

キビウック:土星の第24衛星である。イヌイット群に属している。イヌイット群の衛星は共通の起源を持っていて、大きな天体が破壊された際に発生した破片だと言われている。

ムンディルファリ:土星の第25衛星で、逆行軌道で土星を公転する不規則衛星である。北欧神話に登場する巨人ムンディルファリに因んで命名された。

アトラス:土星の第15衛星。 直径32キロメートル程度の小型衛星だ。土星の第18衛星であるパンと同様に平たい皿形をしている。

オフェーリア:天王星の第7衛星。オフィーリアは天王星の衛星の中で、2番目に内側を回る衛星である。オフィーリアは天王星の同期軌道より内側を公転しているため、潮汐力によって軌道は徐々に減衰している。

ビアンカ:天王星の第8衛星。ビアンカは、1986年1月23日にボイジャー2号が撮影した画像の中から、ボイジャーの画像解析チームによって発見された。

プロスペロ:天王星の第18衛星。逆行軌道を持つ不規則衛星で、天王星の重力に捕獲されたカイパーベルト天体と考えられている。

カルメ:木星の第11衛星で他の多くの衛星と逆行する公転軌道をもち、カルメ群に属する。1938年に発見された。名の由来はギリシャ神話のゼウスの妻の一人であるクレタの女神ブリトマルティスの母であるカルメに因んで命名された。非球形で平均直径は約46キロである。

アナンケ:木星の第12衛星。木星を逆行軌道で公転する不規則衛星の一つであり、アナンケ群に属する。ギリシア神話の大神ゼウスとの間にアドラステア(ネメシス)をもうけたニンフに因んで命名された。必然を擬人化した女神とも言われる。

テーベ:木星の衛星の1つであり、内側から4番目の衛星で、木星の4つの木星内部衛星群衛星の1つである。仮符号はS/1979 J 2。 1979年に、ボイジャー1号の撮影画像中から、アメリカのスティーヴン・P・シノット(Stephen P. Synnott、サイノットの表記もあり)によって発見された。

メティス:木星の木星内部衛星群の衛星の中で最も内側の軌道にある衛星。1979年にボイジャー1号によって撮影された画像から発見された。

アリエル:天王星の第1衛星。アリエルは天王星に2番目に近い軌道を公転している。軌道周期はおよそ2.5日で、自転周期と同期している。そのため地球の月と同様に、常に同じ面を天王星に向けながら公転している。アリエルは他のどの天王星の衛星よりも強い二酸化炭素の特徴がスペクトル中に見られており、また二酸化炭素が検出された初めての天王星の衛星でもある。

ガラテア:海王星の第6衛星。ボイジャー2号が海王星をフライバイした際に撮影された画像の中から、1989年7月に発見された。海王星に存在していた衛星が、海王星の重力により破壊された際に発生した破片だと考えられている。

カリロエ:木星の第17衛星である。1999年10月19日にアリゾナ大学の小惑星探査プロジェクトであるスペースウォッチによってキットピーク国立天文台での観測で発見されたが、この時は小惑星として認識され、国際天文学連合から小惑星の仮符号1999 UX18が与えられた。その後2000年7月18日に、同じくアリゾナ大学のティモシー・スパールらによって木星の衛星であることが確認され、衛星の仮符号 S/1999 J 1 が与えられた。天球上での動きが遅く、また太陽周回軌道では観測された位置をうまく説明できないことから、木星の衛星であることが判明した。

ヘレーネ:土星の第12衛星。ヘレーネはディオーネと同じ軌道上にあり、ディオーネの前方にあるラグランジュ点に存在している。このような衛星はトロヤ衛星と呼ばれる。

ラリッサ:海王星の第7衛星。1981年5月24日に星の掩蔽を利用した地上からの観測により発見された。ラリッサは5番目に海王星に近い軌道を公転する衛星である。海王星の衛星の中では4番目に大きく、不規則な形状をしており、表面はクレーターで覆われている。

アドラステア:木星の木星内部衛星群の衛星の中で内側から2番目の軌道にある衛星。1979年にボイジャー2号が撮影した写真の中に発見された。望遠鏡による観測ではなく、惑星間空間を飛行する探査機によって撮影された画像から発見された初めての衛星である。アドラステアは太陽系の中でも数少ない、惑星の自転周期よりも短い周期で公転している衛星の一つ。

シコラックス:天王星の第17衛星。1997年9月6日に発見された。スピッツァー宇宙望遠鏡とハーシェル宇宙望遠鏡を用いた衛星の熱放射の観測データに基づき、シコラクスの直径は165kmと測定されていて、天王星の不規則衛星の中では最も大きい。

セテボス:天王星の第19衛星である。セテボスの軌道要素はシコラックスとプロスペロと類似しており、同じ力学的な集団に属していると考えられる。従って軌道要素の観点からは、これらの衛星は共通の起源を持つと考えられている。

プロテウス:海王星の第8衛星。海王星の衛星の中では2番目に大きい。プロテウスは、海王星最大の衛星トリトンが捕獲されたときに形成された破片が後に合体して形成されたと考えられている。ピンクがかった赤色をしている。

ポーシャ:天王星の第12衛星。1986年1月3日にボイジャー2号が撮影した画像の中から、ボイジャーの画像解析チームによって発見された。ポーシャは、特徴や軌道要素がよく似たビアンカ、クレシダ、デズデモーナ、ジュリエット、ロザリンド、キューピッド、ベリンダ、ペルディータとともに、ポーシャ群を形成している。

レア :土星の第5衛星。密度は非常に低く、大半が氷でできていて、核を構成する岩石は全体の1/3以下と見られている。レアには極めて薄いが、酸素を主成分とした大気が存在することがわかっている。これは土星の荷電粒子が、レアの氷を分解して発生させていると考えられている。

ロザリンド:天王星の第13衛星。1986年1月13日にボイジャー2号が撮影した画像の中から、ボイジャーの画像解析チームによって発見された。

プサマテ:海王星の第10衛星。プサマテは2003年8月29日にスコット・S・シェパードが率いる観測グループによって、マウナ・ケア山のすばる望遠鏡を用いた観測で発見された。海王星を逆行軌道で公転している不規則衛星である。プサマテは海王星から非常に遠い軌道を公転しているため、軌道周期はおよそ25年にもなる。プサマテは、太陽系の衛星の中でも中心惑星から最も離れた距離を公転している衛星のひとつである。

ラオメデイア:海王星の第12衛星である。2002年8月13日にマシュー・J・ホルマンが率いる観測グループによって、セロ・トロロ汎米天文台の4m望遠鏡およびマウナ・ケア山のカナダ・フランス・ハワイ望遠鏡を用いた観測で発見された。海王星に新たに衛星が発見されるのは1989年に探査機ボイジャー2号が海王星をフライバイした時以来であり、また地上観測による海王星の新衛星の発見は、1949年にジェラルド・カイパーがネレイドを発見して以来のことであった。

イオカステ:木星の第24衛星。2000年11月23日に、スコット・S・シェパードが率いるハワイ大学の観測チームによって発見された。イオカステは、木星から1930万kmと2270万kmの間の距離を逆行軌道で公転し、軌道傾斜角が150°前後の不規則衛星のグループであるアナンケ群に属している。

キャリバン:天王星の第16衛星。キャリバンは、1997年9月6日にパロマー山天文台の200インチヘール望遠鏡を用いた観測によって発見された。その際、同じく天王星の衛星シコラックスも発見されている。天王星の自転や規則衛星の公転方向とは逆向きに公転する逆行衛星である。

ステファーノ:天王星の第20衛星。1999年7月18日にカナダ・フランス・ハワイ望遠鏡を用いた観測によって発見された。この時の観測では、別の天王星の衛星セテボスも発見されており、さらに同日にプロスペロも発見されている。逆行軌道を持つ不規則衛星である。

トリンキュロ:天王星の第21衛星で、2001年8月13日にセロ・トロロ汎米天文台の望遠鏡を用いて発見された。逆行軌道を持つ不規則衛星で、天王星に捕獲された天体だと考えられている。

ベリンダ:天王星の第14衛星。ベリンダは、1986年1月13日にボイジャー2号が撮影した画像の中から、ボイジャーの画像解析チームによって発見された。ベリンダは、測光的特徴や軌道要素がよく似たビアンカ、クレシダ、デズデモーナ、ポーシャ、ジュリエット、キューピッド、ロザリンド、ペルディータとともに、ポーシャ群を形成している。

エララ:木星の第7衛星で、不規則衛星に分類される。ヒマリア群という衛星の集団に属している。2007年2月から3月にかけて、冥王星探査機ニュー・ホライズンズが木星をフライバイした際に、探査機に搭載されている望遠カメラのLORRIによって数枚の画像が撮影された。

アルビオリックス:土星の第26衛星で、ガリア群に属するものの中では最も大きな衛星である。ガリア群の他の衛星と軌道要素は物理的特徴が類似しているため、これらの衛星は共通の起源を持ち、大きな天体が破壊されることで形成された可能性がある。

テミスト:木星の衛星の1つ。順行軌道にある不規則衛星の1つである。1975年にチャールズ・コーワルとエリザベス・レーマーによって発見され、同年10月3日には発見が報告されたがその後見失われ、2000年になって再発見された。

メガクリテ:木星の第19衛星である。2000年11月25日に、スコット・S・シェパードが率いるハワイ大学の観測チームによって発見され、S/2000 J 8 という仮符号が与えられた。観測にはハワイ大学の望遠鏡が用いられ、翌2001年1月5日に他の木星の衛星の発見とあわせて小惑星センターのサーキュラーで公表された。その後2002年10月22日に、ギリシア神話の Megaclite に因んで命名され、Jupiter XIX という確定番号が与えられた]。なお当初国際天文学連合が発行した電報には Magaclite と誤記されていたが、後に訂正された。

レダ:木星の第13衛星。順行軌道にある不規則衛星である。1974年7月14日にチャールズ・コーウェルがパロマー天文台にて発見した。ギリシア神話に登場するカストール(カストル)、ポリュデウケース(ポルックス)、クリュタイムネーストラー、ヘレネーの母で、スパルタ王テュンダレオースの妻のレーダーに因んで命名された。この名称は発見者のコーウェルが提案したものであり、1975年に公式に認定された。

アイトネ:木星の第31衛星である。2001年12月9日に、スコット・S・シェパードが率いるハワイ大学の観測チームによって発見され、S/2001 J 11 という仮符号が与えられた。

イソノエ:木星の第26衛星である。イソノエは、木星から2300万km前後の距離を逆行軌道で公転し、軌道傾斜角が 165° 前後の不規則衛星のグループであるカルメ群に属している。

エウリドメ:木星の第32衛星である。2001年12月9日に、スコット・S・シェパードが率いるハワイ大学の観測チームによって発見され、S/2001 J 4 という仮符号が与えられた。観測にはカナダ・フランス・ハワイ望遠鏡、ハワイ大学の望遠鏡が用いられ、その他の10個の新しい木星の衛星の発見とあわせて、2002年5月15日に小惑星センターのサーキュラーで公表された。その後2003年8月8日に、ギリシア神話のゼウスの恋人に因んで命名され、Jupiter XXXII という確定番号が与えられた。

ヘルミッペ:木星の第30衛星である。2001年12月9日にスコット・S・シェパードが率いるハワイ大学の観測チームによって発見され、S/2001 J 3 という仮符号が与えられた。発見が小惑星センターのサーキュラーで公表されたのは2002年5月15日である。その後2003年8月8日に、ギリシア神話のゼウスの恋人に因んで命名され、Jupiter XXX という確定番号が与えられた。

エウケラデ:木星の第47衛星。2003年2月5日に、スコット・S・シェパードが率いるハワイ大学の観測チームによって発見され、S/2003 J 1 という仮符号が与えられた。エウケラデは、木星から2300万km前後の距離を逆行軌道で公転し、軌道傾斜角が165°前後の不規則衛星のグループであるカルメ群に属している。

ジュリエット:天王星の第11衛星。1986年1月3日にボイジャー2号が撮影した画像の中から、ボイジャーの画像解析チームによって発見された。ジュリエットは、測光的特徴や軌道要素がよく似たビアンカ、クレシダ、デズデモーナ、ロザリンド、ポーシャ、キューピッド、ベリンダ、ペルディータとともに、ポーシャ群を形成している。

タイゲテ:木星の第20衛星。2000年11月25日に、スコット・S・シェパードが率いるハワイ大学の観測チームによって発見され、S/2000 J 9 という仮符号が与えられた。観測にはハワイ大学の望遠鏡が用いられた。タイゲテは、木星から2300万km前後の距離を逆行軌道で公転し、軌道傾斜角が165°前後の不規則衛星のグループであるカルメ群に属している。

ペルディタ:天王星の第25衛星。ペルディタは、測光的特徴や軌道要素がよく似たビアンカ、クレシダ、デズデモーナ、ロザリンド、ポーシャ、ジュリエット、ベリンダ、ジュリエットとともに、ポーシャ群を形成している。

イミール:ユミルまたはイミールは、土星の第19衛星。逆行軌道で土星を公転する不規則衛星で、北欧群に属する。土星からの平均距離は約23,128,000kmで、大きな軌道離心率の軌道で1315日ほどかけて土星を一周している。

エッリアポ:土星の第28衛星。ガリア群に属する衛星である。エッリアポと表記されることもある。エリアポは直径が約10km の小さな天体であり、土星の周囲を長周期の楕円軌道を描いて周回している。不規則衛星のグループであるガリア群の一員であり、ガリア群の衛星は軌道や物理的性質が類似している。これらの天体の表面はわずかな赤色を示しており、元々は一つの天体であったものが破壊されて群を形成した可能性がある。

シアルナック:土星の第29衛星。順行軌道で土星を公転する不規則衛星で、イヌイット群に属する。シアルナク、シャルナック、シアルナックと表記されることもある。表面はわずかに赤い色をしており、赤外線のスペクトルは他のイヌイット群の衛星と非常に類似している。そのため、これらイヌイット群の衛星は共通の起源を持ち、大きな天体が破壊されることで形成された可能性がある。

ベストラ:土星の第39衛星で、逆行軌道で土星を公転する不規則衛星で北欧群に属する。推定直径が約7kmの小さい天体である。

フェルディナンド:天王星の第24衛星で、発見されている中では天王星から最も遠い位置を公転する衛星である。逆行軌道を持つ不規則衛星であり、フェルディナンドの性質についてはあまり良くわかっていないが、おそらく他の外衛星と同じく天王星の重力に捕獲された天体だろうと考えられる。

マルガレット:天王星の第23衛星。発見されている天王星の不規則衛星の中では唯一、順行軌道を持つ衛星である。軌道離心率が非常に大きくて、そのため遠い将来には天王星系からはじき出されてしまう可能性がある。

アウトノエ:木星の第28衛星。2001年12月10日に、スコット・S・シェパードが率いるハワイ大学の観測チームによって発見され、S/2001 J 1 という仮符号が与えられた。パシファエ群に属している。

スットング:土星の第23衛星。2000年9月23日にブレット・J・グラドマン、ジョン・J・カヴェラーズらの研究チームにより発見された。外部衛星のうち、逆行軌道を公転する北欧群に属する。

パーリアック:土星の第20衛星。2000年8月7日にブレット・J・グラドマンが率いる観測チームによって発見された。観測が行われたのはチリにあるヨーロッパ南天天文台のラ・シヤ天文台である。表面はわずかに赤い色を示し、赤外線のスペクトルは他のイヌイット群の衛星シアルナックやキビウックに非常に類似している。そのため、これらイヌイット群の衛星は共通の起源を持ち、大きな天体が破壊されることで形成された可能性がある。

スポンデ:木星の第36衛星。2001年12月9日に、スコット・S・シェパードが率いるハワイ大学の観測チームによって発見され、S/2001 J 5という仮符号が与えられた。観測にはカナダ・フランス・ハワイ望遠鏡、ハワイ大学の望遠鏡が用いられた。不規則衛星のグループであるパシファエ群に属している

ベルゲルミル:土星の第38衛星。逆行軌道で土星を公転する不規則衛星で、北欧群に属する。デビッド・C・ジューイット、スコット・S・シェパード、ブライアン・マースデン、ジャン・クレイナらの観測チームにより発見された。観測にはすばる望遠鏡が用いられた。土星からの平均距離は約19,336,000kmで、推定直径が約6km の小さい天体である。

パレネ:土星の第33衛星。非常に小さい天体であり、2004年に土星探査機カッシーニの調査チームによって発見された。アンテおよびメトネと極めて近い軌道を持つことから、これらの衛星は力学的に密接な関係にあると推測されている。これらの3つの衛星の起源については、ミマスかエンケラドゥスから分離したという説と、初期に周辺に大量に存在した小衛星の集団の生き残りであるという説がある。

フランシスコ:天王星の第22衛星。天王星の不規則衛星の中では一番内側を回っている。2001年8月13日、25日、9月21日にマシュー・J・ホルマンやブレット・J・グラッドマンらの観測チームが撮影した画像の中から、2003年に発見された。

マブ:天王星の第26衛星である。2003年8月25日に、ハッブル宇宙望遠鏡を用いてMark R. Showalter と Jack J. Lissauer によって発見された。

メトネ:土星の第32衛星。非常に小さい天体であり、2004年に土星探査機カッシーニの調査チームによって発見された。2012年5月20日にカッシーニがメトネに接近して観測を行い、その表面の特徴が明らかになった。非常に滑らかな表面をした楕円体状をしており、検出可能な大きさのクレーターは存在しなかった。パレネやアイガイオンも同様に滑らかな表面を持つと考えられている。

アオエデ:木星の第41衛星。2003年2月8日に、スコット・S・シェパードが率いるハワイ大学の観測チームによって発見され、S/2003 J 7 という仮符号が与えられた。木星から2300万〜2400万km前後の距離を逆行軌道で公転し、不規則衛星のグループであるパシファエ群に属している。

ヘゲモネ:木星の第39衛星。2003年2月8日に、スコット・S・シェパードが率いるハワイ大学の観測チームによって発見され、S/2003 J 8 という仮符号が与えられた。不規則衛星のグループであるパシファエ群に属している。

タルボス:土星の第21衛星。順行軌道で土星を公転する不規則衛星で、ガリア群に属する。2000年9月23日に、ブレット・J・グラドマンらの観測チームにより発見された。観測にはカナダ・フランス・ハワイ望遠鏡や新技術望遠鏡などが用いられた。

フェンリル:土星の第41衛星。逆行軌道で土星を公転する不規則衛星で、北欧群に属する。デビッド・C・ジューイット、スコット・S・シェパード、ブライアン・マースデン、ジャン・クレイナらの観測チームにより発見された。最初に確認されたのは12月13日の観測である。観測にはすばる望遠鏡、W・M・ケック天文台、ジェミニ北望遠鏡の大型望遠鏡群が用いられた。北欧神話に登場する魔の狼フェンリルに因んで命名された。

ダフニス:土星の第35衛星。土星の環のA環にあるキーラーの空隙の中を公転している。羊飼い衛星の一つであり、環の粒子に影響を与えてキーラーの空隙を形作っている。

ベブヒオン:土星の第37衛星。ガリア群に属する。スコット・S・シェパード、デビッド・C・ジューイット、ブライアン・マースデン、ジャン・クレイナらの観測チームにより発見された。観測にはすばる望遠鏡が用いられた。

イソノエ:木星の第26衛星。2000年11月23日に、スコット・S・シェパードが率いるハワイ大学の観測チームによって発見され、S/2000 J 6 という仮符号が与えられた。観測にはハワイ大学の望遠鏡が用いられた。イソノエは、木星から2300万km前後の距離を逆行軌道で公転し、不規則衛星のグループであるカルメ群に属している。

カレ:木星の第37衛星。2001年12月9日に、スコット・S・シェパードが率いるハワイ大学の観測チームによって発見され、S/2001 J 8 という仮符号が与えられた。観測にはカナダ・フランス・ハワイ望遠鏡とハワイ大学の望遠鏡が用いられた。カレの直径はおよそ2kmと推定される。カレは、木星から2300万km前後の距離を逆行軌道で公転し、不規則衛星のグループであるカルメ群に属している。

テレスト:土星の第13衛星。テレストはテティスと同一軌道上にあり、テティスの前方にあるラグランジュ点 (L4) に存在している。このような衛星はトロヤ衛星と呼ばれる。

ポリデウケス:土星の第34衛星。ポリデウケスはディオーネと同一軌道上にあり、ディオーネの後方にあるラグランジュ点 (L5) に存在している。ディオーネのラグランジュ点に存在するトロヤ衛星の一つである。

ムネメ:木星の第40衛星。2003年2月9日に、ブレット・J・グラドマンとスコット・S・シェパードが率いるハワイ大学の観測チームによって発見され、S/2003 J 21 という仮符号が与えられた。観測にはカナダ・フランス・ハワイ望遠鏡が用いられた。ムネメは、木星から1930万kmと2270万kmの間の距離を逆行軌道で公転し、不規則衛星のグループであるアナンケ群に属している。

クレシダ:天王星の第9衛星。クレシダは、1986年1月9日にボイジャー2号が撮影した画像の中から、ボイジャーの画像解析チームによって発見された。クレシダを含む内側の衛星のいくつかは長期的には軌道が不安定であることが示されており、クレシダは今後400万〜1億年のうちにデズデモーナと衝突する可能性があることが指摘されている。

デズデモーナ:天王星の第10衛星。天王星の衛星のうち内側から5番目を公転している。デズデモーナは、1986年1月13日にボイジャー2号が撮影した画像の中から、ボイジャーの画像解析チームによって発見された。デズデモーナを含む内側の衛星のいくつかは長期的には軌道が不安定であることが示されており、デズデモーナは今後400万〜1億年のうちにクレシダかジュリエットと衝突する可能性があることが指摘されている。

ハリメデ:海王星の第9衛星で、2002年8月14日にマシュー・J・ホルマンが率いる観測グループによって、セロ・トロロ汎米天文台の 4 m 望遠鏡およびマウナ・ケア山のカナダ・フランス・ハワイ望遠鏡を用いた観測で発見された。ハリメデは、海王星を逆行している不規則衛星である。ハリメデはネレイドの破片である可能性が示唆されている。

カルデネ:木星の第21衛星。2000年11月23日に、スコット・S・シェパードが率いるハワイ大学の観測チームによって発見され、S/2000 J 10 という仮符号が与えられた。観測にはハワイ大学の望遠鏡が用いられた。カルデネは、木星から2300万km前後の距離を逆行軌道で公転し、軌道傾斜角が 165° 前後の不規則衛星のグループであるカルメ群に属している。

ハルパリケ:木星の第22衛星。2000年11月23日に、スコット・S・シェパードが率いるハワイ大学の観測チームによって発見され、S/2000 J 5 という仮符号が与えられた。観測にはハワイ大学の望遠鏡が用いられた。軌道傾斜角が 150° 前後の不規則衛星のグループであるアナンケ群に属している。



コメント