人類と宇宙の歴史


* 2021/08/09.

出来事
1万年~2万年前 フランスのラスコー洞窟壁画に、おうし座のプレアデス星団(すばる)の絵? 
紀元前3000年 メソポタミア文明の発達(シリウスの観測と雨期の始まり・1年の長さの観測)
カルディア人が太陽の通り道(黄道)の星のならびに名を付け、星座(黄道12星座)が誕生
紀元前2800年 ストーンヘンジ(日食を予言するための古代天文台?イギリス)
紀元前2000年 エジプトで太陽暦、メソポタミアで太陰暦が起こる
紀元前2000年 中国でも独自の星座が誕生。
紀元前6世紀 古代ギリシャ時代の自然哲学者たちの活躍
・ターレス(万物の根元は水・日食の予言) ・ピタゴラス(数学者・地球の形・自転・円軌道上の公転) ・デモクリトス(原子論)
紀元前4世紀 ・太陽黒点の発見
・アリストテレスの天動説
・アリスタルコスの地動説
紀元前200年 ・エラトステネスが地球の大きさを測る(夏至の太陽の視差から、地球直径を45000kmとする)
・アリストテレスの天動説
紀元前2世紀 ・プトレマイオスが天動説を完成
・ヒッパルコスが明るさで恒星を1~6等に分類、月の距離、1年の長さを測定
2000年前から ポリネシアの人々が、星の位置だけをたよりに大海原を航海 
1054年 中国でおうし座超新星出現の記録(日本でも藤原定家が記録「明月記」)
16世紀 コペルニクスの地動説
ブルーノの宇宙原理(夜空の無数の星は太陽と同じ星)
チコ・ブラーエの肉眼での惑星の観測。チコの彗星・超新星の観測
1606年 ケプラー、惑星の運動の法則(楕円軌道・運動面積一定・平均距離と公転周期の関係)
1608年 オランダで望遠鏡の発明
1609年 ガリレオ・ガリレイが望遠鏡で天体観測
・太陽黒点の再発見、木星の4衛星・土星の環とその消滅・天の川の正体等の発見
1632年 ガリレオ、地動説を大成
1666年 ニュートン、万有引力の法則を考案(1687・「プリンキピア」出版)
1682年 ニュートン力学に基づき、ハレーが彗星発見(ハレー彗星)
1781年 ハーシェルが天王星発見(ニュートン力学にもとづく)
  ハーシェル、銀河系の構造(銀河円盤)を発見
18世紀 チチウスとボーデ、惑星と太陽の距離の関係の研究
18~19世紀 岩出山旧有備館ゆかりの天文学者・名取春仲が活躍 
19世紀 アダムスとルベリエ、天王星の運動のゆらぎを発見
1801年 第一番小惑星ケレスが発見される
1802年 太陽の分光観測
1838年 恒星の年周視差確認(ベッセル)
1840年頃 天体写真の始まり(写真の発明は1829年)
1846年 ガレが海王星発見(ニュートン力学にもとづく)
1905年 アインシュタイン「特殊相対性理論」
1910年 アインシュタイン「一般相対性理論」
1924年 ハッブルがアンドロメダ銀河のセファイド型変光星を観測から距離測定
その後、宇宙の膨張の証拠を得る
1926年 ゴダードが人類初の液体燃料ロケットを打ち上げ
1927年 世界初のプラネタリウム誕生(ドイツ)
1930年 冥王星の発見(トンボー)
1931年 天体の電波観測の始まり
1937年 日本初のプラネタリウム(大阪市立電気科学館)
1949年 地球に接近する小惑星・イカルスの発見
1957年、 世界最初の人工衛星スプートニク1号が打ち上げ
1959年、 旧ソ連のルナ3号が史上はじめて月裏側の写真撮影に成功
1960年代 地球外知的生命の探査開始(オズマ計画)
1960年~ 人工衛星による惑星探査計画が始まる
 1962年金星探査機マリナー2号」(米)
 1970ベネラ7号、金星へ軟着陸
 1975火星探査機バイキング1・2号」
 1977ボイジャー1号・2号による木星、土星、天王星、海王星探査
 1961年、旧ソ連が人類初の有人宇宙船ヴォストーク1号打上げ
 1969年7月、アポロ11号によるはじめての月面着陸
1960~70年代 日本人による彗星発見ラッシュ
 ・戦中からの本田実さんの活躍
 ・池谷-関彗星(1965年)の出現
1973年 パロマー山天文台惑星軌道と交差する小惑星(Planet-Crossing Asteroid Survey:PCAS)スタート
70年代末~ 日本人による小惑星発見
1970年~ 宇宙ステーション計画
 1971年旧ソ連世界初の宇宙ステーション、サリュートを打ち上げ
 1987年宇宙ステーションは「ミール」と打ち上げ95年完成
1980年 小惑星衝突による恐竜絶滅説登場
1982年 CCDによるハレー彗星検出(CCDは1980年頃から) 
1984年~ 国際協力探査計画が始まる
 1984~85 旧ソ連、欧州宇宙機関、日本による5機のハレー彗星探査機
1987年 大マゼラン星雲で超新星出現、初のニュートリノ検出
1990年 ハッブル宇宙望遠鏡の打ち上げ
1990年代 日本各地に公共天文台・プラネタリウム館新設ラッシュ
地球近傍小天体(NEO)や小惑星地球衝突への関心が高まる
各地で光害が深刻化。美しい星空を守る運動が発足
1994年 シューメーカー・レビー第9彗星が木星に衝突
1995年~ 国際宇宙ステーション計画始まる
1995年、スペースシャトルとミールのランデブー実験
1997年国際宇宙ステーション建設開始
1996・97年 百武彗星(96)、ヘール・ボップ彗星(97)の大彗星が相次いで出現
1998~ しし座流星群
1999年 すばる望遠鏡完成、大望遠鏡の時代が本格的にスタート

太陰暦:月の満ち欠けの周期を基にした暦(暦法)である。その周期を朔望月といい、1朔望月を1月とする。

太陽暦:地球が太陽の周りを回る周期(太陽年)を基にして作られた暦(暦法)である。

天動説:地動説または太陽中心説と対になる言葉で、コスモロジー(宇宙論)の1つの類型。大地を静止させ、見かけの天体の運動も全てを真の天体の運動に帰す。

カルディア人:セム系民族の一つ。元来南部バビロニアの住民で,カルデアは後にこの地方の呼称ともなる。前625年ナボポラッサルの下に新バビロニア王国を興し,バビロンに都して,ネブカドネザル2世のとき最も繁栄した。

シリウス:おおいぬ座のα星。全天で最も明るい恒星で,−1.5等の白色星。距離8.6光年,質量は太陽の約2倍,半径1.8倍。古代エジプトではナイル川の氾濫を前触れする星として信仰。

ストーンヘンジ:イギリスのイングランド南部のソールズベリ近郊にある、古代の環状列石の遺跡。同市街の北西約13km、ソールズベリ平原の中にある。高さ4~5mの30個の立石(メンヒル)が、直径約100mの円形に配されている。

ニュートリノ:物質を構成する最小の単位である素粒子の一つ。電気的に中性(ニュートラル)であることから、イタリアの物理学者フェルミによって名付けられた。

一般相対性理論:アインシュタインが「相対性原理」に基づいて展開した理論の一つ。慣性に対する質量と重力質量が同じであるとする「等価の原理」を出発点にして、加速度運動に対しても相対性が成立することを仮定した。重力理論としても重要視される。

黄道12星座:黄道帯にある一二の星座。おひつじ座、おうし座、ふたご座、かに座、しし座、おとめ座、てんびん座、さそり座、いて座、やぎ座、みずかめ座、うお座の総称。

超新星:急激に増光して太陽の100億倍もの明るさに輝き,以後1〜2年かかって減光する星。

特殊相対性理論:互いに等速運動をしている慣性系に関する相対性理論。一九〇五年アインシュタインが発表。互いに等速運動をしている観測者に対してすべての物理法則は同じ形をとり、光の速さは一定であるというもの。

年周視差(ねんしゅうしさ):地球の公転運動による視差のために天体の天球上の位置が公転周期と同じ周期で変化して見える現象。意味はある恒星を、地球と太陽から見たときの方向の差のこと

自然哲学:空間、物質、運動、力、エネルギー、生命などの自然科学の根本概念を認識論的に考察したり、自然科学との間の関連づけや総合化を行なう哲学。



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