妖怪の歴史


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妖怪・怪獣
  
歴史
  

* 2021/08/03.

西暦 年号 出来事
  神代 スサノオの八岐大蛇退治(日本書紀)
88 景行18 景行天皇が不知火を目撃(日本書紀)
379 仁徳65 飛騨に両面宿儺が現れ難波根子建振熊が退治(日本書紀)
飛鳥時代
619 推古27 4月 近江国蒲生河で人魚捕獲(日本書紀)
7月 摂津国堀江で人魚捕獲(日本書紀)
627 推古35 2月 陸奥国で狢が人に化けて歌う(日本書紀)
637 舒明9 2月 星が雷のような音をともなって飛ぶ。これを天狗もしくは天狐という(日本書紀)
661 斉明7 7月 天皇崩御
8月 笠をかぶった鬼が天皇の葬列を朝倉山から見下ろす(日本書紀)
奈良時代
733 天平5 「出雲国風土記」鬼が人を食う話が登場
770 宝亀1 阿倍仲麻呂が死後赤鬼になる(阿倍仲麻呂入唐記)
777 宝亀8 「続日本紀」妖怪という言葉が初めて登場
平安時代
887 仁和3 8月 武徳殿の近くで女房が鬼に殺される(今昔物語集)
940 天慶3 平将門の首が京から東国に飛ぶ(太平記)
955 天暦9 羅城門で鬼が琵琶を弾く(今昔物語)
990 正暦1 源頼光が酒呑童子を退治(大江山絵詞)
鎌倉時代
1084 承暦1 僧の頼豪の霊が鼠になり延暦寺を襲撃(平家物語)
1115 永久3 源頼政が禁中に現れたヌエを退治(平家物語)
1164 長寛2 崇徳上皇が死後に魔王になる
1170 嘉応2 平清盛が髑髏の群れとにらみ合う(平家物語)
1185 元暦2 安徳天皇入水。大蛇がとぐろをまいて護っていたため草薙剣を回収できず(平家物語)(源平盛衰記)
1233 天福1 猫股が現れ7、8人食われる(名月記)
室町時代
1334 建武1 紫宸殿の上空にイツマデモと鳴く鳥が現れる(太平記)
1420 応永27 「大江山絵詞」日本最古の酒呑童子説話
1449 文安6 八百比丘尼が京に現れる(臥雲日件録)
安土桃山時代
1577 天正5 「竹叟夜話」初の皿屋敷話
江戸時代
1609 慶長14 駿府城に肉人が現れる(一宵話)
1749 寛延2 7月 稲生平太郎の屋敷に毎晩いろいろな妖怪が現れる(稲生平太郎物語)
1776 安永5 鳥山石燕「画図百鬼夜行」
上田秋成「雨月物語」
1786 天明6 番町・松野八郎兵衛方屋敷にマミが現れる(耳袋)
1800 寛政12 大阪平野町に小児のような声で鳴く魚(絵本小夜時雨)
1825 文政8 鶴屋南北「東海道四谷怪談」初演
1841 天保12 竹原春泉斎「絵本百物語」
明治時代
1884 明治17 三遊亭円朝「怪談牡丹灯篭」
1904 明治37 小泉八雲「怪談」
1914 大正3 岡本綺堂「番町皿屋敷」舞台化

不知火(しらぬい):九州の有明海や八代海 (やつしろかい) で、夜間無数の光が明滅する現象。

ヌエ:日本で伝承される妖怪。『平家物語』などに登場し、猿の顔、狸の胴体、虎の手足を持ち、尾は蛇。文献によっては胴体については何も書かれなかったり、胴が虎で描かれることもある。また、『源平盛衰記』では背が虎で足が狸、尾は狐になっている。さらに、室町時代には頭が猫で胴は鶏のものが出現したと書かれた資料もある。

景行天皇:日本の第12代天皇(在位:景行天皇元年7月11日 - 同60年11月7日)。『日本書紀』での名は大足彦忍代別天皇。日本武尊(ヤマトタケル)の父。

今昔物語集:とは平安時代末期に成立したと見られる説話集である。全31巻。ただし8巻・18巻・21巻は欠けている。 『今昔物語集』という名前は、各説話の全てが「今ハ昔」という書き出しから始まっている事に由来する便宜的な通称である。

酒呑童子:丹波国と丹後国の境にある大江山、または山城国と丹波国の境にある大枝(老の坂)(共に京都府内)に住んでいたと伝わる鬼の頭領、あるいは盗賊の頭目。酒が好きだったことから、手下たちからこの名で呼ばれていた。

八百比丘尼:日本の伝説上の人物。特別なもの(人魚の肉など)を食べたことで不老長寿を獲得した比丘尼である。

平将門:平安時代の関東の豪族。平氏の姓を授けられた高望王の三男平良将の子。

羅城門:古代日本の都城の正門。朱雀大路の南端に位置し、北端の朱雀門と相対する。

陸奥国:かつて存在した令制国の一つ。東山道に属する。現在の福島県、宮城県、岩手県、青森県。等級区分で大国の一つ。



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