日本武道館で行われたコンサートの歴史


* 2021/11/24.

年月日 コンサート概要
1965年7月13日 武道館で最初にコンサートを行った外国人音楽家はレオポルド・ストコフスキーで、日本フィルハーモニー交響楽団を指揮している。ちなみに1960年代はアリーナに客を入れずにコンサートを行っていた。
1966年 ザ・ビートルズが来日公演。6月30日夜・7月1日昼夜・7月2日昼夜の3日間、計5公演を行った。その際、アリーナには騒乱防止のため機動隊が詰めていた。
1968年1月 前年の5月に解散していたザ・ウォーカー・ブラザースが日本公演のために再結成。
1968年3月10日 ザ・タイガースが新曲発表会を行なった。日本人の音楽バンドでは初の公演。
1968年10月 ザ・モンキーズが来日公演。
1971年1月24日 ザ・タイガースが解散コンサートを行なった。日本人の音楽バンドでは初の解散コンサート。
1971年6月16日 シカゴが初来日公演を行う。
1971年9月 レッド・ツェッペリンが初来日公演を行う。
1972年・1973年 ディープ・パープルの日本公演が行われた。その1972年の武道館でのライブを元に、アルバム 『ライヴ・イン・ジャパン』 "Made in Japan" を製作した。また、1973年6月25日の公演ではアンコールを行わなかったことから、観客が暴徒化し、翌日の公演が中止になった。
1972年6月2日 カーペンターズとして初の武道館公演を行なった。その後1974年5月31日と6月12日、1976年3月15日と16日にも武道館での公演を実現させている。
1974年10月31日 エリック・クラプトンが初来日公演を行う。以後、2016年に至るまで1985年と1991年(ジョージ・ハリスンとのジョイント・コンサート)を除く各年の公演で日本武道館公演を実施。1980年には1979年12月3日の公演を収録した『ジャスト・ワン・ナイト?エリック・クラプトン・ライヴ・アット武道館?』を発表した。
1975年4月19日 クイーンが初来日公演を実施。マイケルと同じく、あまりの興奮に失神する観客が続出した。
1975年11月3日 西城秀樹が日本人ソロ・シンガーとして初のワンマン公演を行う。その後11年連続(12回)開催。
1976年3月 南こうせつが日本人ソロ・シンガーソングライターとして初めてのワンマン公演を開催する。
1976年4月24日 竹田和夫率いるクリエイションがマウンテンのフェリックス・パパラルディと日本人グループ・ロックアーティストとして初めてのコンサートを行う。
1976年12月1日 オリビア・ニュートン=ジョンが女性ソロ・アーティストとしては初の武道館単独公演を行う。
1977年8月26日 矢沢永吉が日本人ソロ・ロックアーティストとして初めてのコンサートを行う。
1978年 初来日したボブ・ディランが2月から3月にかけて8回コンサートを行い、この当時におけるツアー最多公演を記録した。翌1979年、この模様を使用したライブ・アルバム 『武道館』 "Bob Dylan at Budokan"を発表。
1978年4月28日から30日 チープ・トリックは、武道館公演を元に、ライブ・アルバム『チープ・トリックat武道館』 "Cheap Trick at Budokan"を発表した。当初、日本限定盤のこのアルバムが海外に輸出されて大ヒットし、本国より先行して日本では人気を得てヒットしていたバンドと共に一躍、武道館の名前が世界に広がり、海外アーティストにも憧れの会場となった。このアルバムの大ヒットにより、他のアーティスト達が武道館公演でのライブ・アルバムを続々と発売するようになる。
1978年7月24日 原田真二が、デビュー1年目(9か月)、10代ソロ歌手(アーティスト)として、初の武道館単独公演を行う。
1979年11月19日 世界初のトミタ立体サウンド・ライブ『エレクトロ・オペラ in 武道館』(音楽:冨田勲、企画・構成:小松左京、『週刊ポスト』創刊10周年記念企画)を開催。
1980年8月23日 ポップンロール300%と題したRCサクセション、シーナ&ザ・ロケッツ、プラスチックスの3つのバンドでの公演で、RCサクセションの忌野清志郎が出ていきなり「こんな狭いライブハウスは初めてだぜ」と放ったのが武道館をライブハウスと言った最初である。
1980年10月5日 山口百恵の引退コンサートが行われる。
1980年12月3日 イルカが女性ソロ・シンガーソングライターとして初めてのワンマン公演を行う。
1980年12月10日 サザンオールスターズがコンサートツアー『ゆく年・くる年』の1日目で初の武道館公演を行う。公演2日前にジョン・レノンが死去したことに伴い「LOVE」も演奏された。
1980年  高中正義虹伝説コンサートが行われ、ギターインストが確立された。
1981年2月12日から18日 クイーンの4度目の来日公演は全てここで行われた。
1981年6月25日 美空ひばりの芸能生活35周年記念リサイタルを開催(1日2回公演、1回公演で50曲熱唱)。
1981年7月21日 ザ・ぼんちが漫才師初の武道館単独ライブ。
1982年1月12日 浜田省吾が初の武道館公演。なお、浜田の2度目の武道館公演は20年後の2002年になる。
1982年6月15日から30日 オフコースが10日間連続公演を実施。この公演終了後にオフコースは、約2年間活動を停止する。
1982年12月25日 松田聖子が初公演を催す(1日2回公演)
1983年4月23日 HOT SOUNDS ISLAND '83が開催される。当時はフュージョンブームだったためフュージョンバンドカシオペアも出場した。
1983年8月24日 THE ALFEEが初の武道館公演、当時ヒット曲無しでの武道館公演と話題になる
1983年9月24日 岩井小百合がファーストコンサートを行った。15歳1か月でのソロコンサートは単独での日本武道館史上最年少記録となっている。
1983年12月6日 エイジアの武道館公演を、MTVが世界に衛星生中継した。後に、これは 『エイジア・イン・エイジア』 "Asia in Asia" と題して、ビデオ化されている。
1983年12月22日 YMOが散開ライブを行う。
1985年5月8日・9日 クイーンが実質上最後の来日公演を行う。
1985年12月13日 爆風スランプが初の武道館公演。これに際して「大きな玉ねぎの下で」という曲を作った。この歌のタイトルの「玉ねぎ」とは、屋根の擬宝珠(ぎぼし)の事を意味しており、これ以降、この擬宝珠および武道館の非公式な異名として定着している。
1985年 T-SQUAREが初の単独公演。リトル・マーメイドの演奏中、当時のベース田中豊雪は、高く飛び降りる人はまずいないと言われているステージから飛び降りたという逸話も持つ。
1986年 甲斐バンドがファイナル・コンサート・ツアーで5日連続公演。
1986年1月17日 EARTHSHAKERが日本のヘヴィメタル系バンドとしては初の単独武道館公演。
1986年7月2日 BOOWYが、ツアー最終日に初の武道館単独ライブ。ボーカルの氷室京介が、「IMAGE DOWN」の曲中に放った「ライブハウス武道館へようこそ!」のMCが後に多くのアーティストに受け継がれていくこととなる。
1986年1987年 長渕剛が当時としては斬新なセンターステージ方式でライブを行う。
1987年10月1日 活動拠点をイギリスに移していたVOW WOWが「日本公演」として、初の武道館ライブを行う。
1988年12月10日 ガンズ・アンド・ローゼズが初来日公演。オリジナルメンバーでの公演は現時点でこちらが最後となっている。
1989年1月7日・8日・9日 爆風スランプが2度目の武道館公演を3日間行う計画だったが昭和天皇崩御により7日・8日公演を「自粛」中止し、1月9日のみの公演となった。
1989年1月23日 プリンセス・プリンセスが女性のみのグループでは初の武道館公演を行う(この回から1996年まで39回、2012年に5回の計44回)。この頃から続々と女性グループの武道館公演が行われるようにもなっていった。
1991年1月1日 まだデビューしていないSMAPが初の武道館公演を行う。デビュー後も定期的に公演を行う。
1992年6月16日・17日 尾崎豊が初の武道館公演を行う予定であったが、1992年4月に急死したことで幻に終わった。既に完売していたチケットは払い戻しとなったが、幻のライブチケットとして記念に手元に残したファンが多くいた。尾崎は武道大会で日本武道館を訪れた際に、「ここでライブをやる」と壁に書き残していたという逸話が残っている。
1997年2月22日・23日 椎名へきるが声優初の武道館ライブを行う。
1998年 フォークデュオのあのねのねが「武道館内の会議室」でライブを実施。使用料はラジオのリスナーからの募金。会議室でライブを行ったのはあのねのねが初。
1998年11月2日 DIR EN GREYがインディーズ・アーティスト初の武道館公演を行う。また、バンド結成からの史上最速武道館公演記録(1年9か月)でもある。
1999年12月31日 藤井フミヤが初めてカウントダウンライブを開催。フミヤは1995年から毎年大晦日公演を行っており、カウントダウンライブも2008年まで10年連続。
2002年7月25日 RIP SLYMEが日本のヒップホップアーティストとして初めて武道館でライブを成功させた。ヒップホップをメジャーシーンに浸透させ、色々なメディアに取り上げられた。
2003年3月10日 ザ・ローリング・ストーンズが初の武道館公演を行う。ザ・ローリング・ストーンズは1973年1月に、初来日公演を武道館で行う予定だったが、直前に来日が中止になってしまう事態を起こしており、このいわゆる「幻の武道館」から、30年の年月を経てようやく実現したもの。
2004年2月 宇多田ヒカルが初の武道館公演を開催。5日間の公演、合計約5万人の客席数に対して、ハガキ応募による抽選では応募総数115万通にのぼり、宇多田ライブ史上最大の競争率となった。
2004年7月 ZARDがデビューから13年経って、初の武道館公演を開催。しかし、これがボーカリスト・坂井泉水の生前最後のライブともなった。
2005年1月24日 遠藤賢司が武道館を貸し切り『単独・無観客ライブ』(撮影スタッフは同行)を敢行。同年10月15日に映画『不滅の男 エンケン対日本武道館』として公開された。
2006年6月9日 MUCCがワールドツアーのファイナルとして「MUCC WORLD TOUR 2006 ツアーファイナル“666”」を開催。
2006年12月26日 アンジェラ・アキが武道館初のピアノ1台による弾き語りコンサートを行う。なお、翌年にエルトン・ジョンが洋楽のミュージシャンとしては最初に同一形式のライブを行っている。
2007年7月18日 ガンズ・アンド・ローゼズが来日公演。オリジナルメンバーはアクセル・ローズのみ。
2007年12月16日 矢沢永吉が初の武道館公演100回を達成。
2008年2月10日 当時、喉頭癌で休養していた忌野清志郎が『大復活祭*』と銘打ったコンサートを開催。当時の武道館最大動員数を更新した。オープニングでは、抗がん剤治療による頭髪の変化から今日までを映したスライドが流れた。
2008年3月31日、4月1日 チャットモンチーが、メジャーデビューから2年4か月の、女性ロックバンドとしては史上最速の武道館単独公演を行う。また、女性バンドによる日本武道館2DAYS公演は、1996年5月に開催されたプリンセス・プリンセスの解散公演以来12年ぶりとなる。
2010年5月3日 谷山紀章(KISHOW)が、男性声優によるボーカルとしては初の武道館単独ライブを開催する。なお、谷山がボーカルを務めるロックユニット・GRANRODEOによる開催。
2010年11月23日 スフィアが、声優ユニットとしては初となる武道館単独ライブを開催。また、メジャーデビューから1年7か月の、声優アーティストとしては史上最速の武道館単独公演となる。
2011年5月3日 河村隆一が日本武道館でソロライブ『河村隆一 at 日本武道館 “限界のその先へ” 100の物語~終章(エピローグ)~』を開催。6時間半、104曲を熱唱し、ギネス記録にも認定された。
2012年11月2日 宮崎奈穂子が初の武道館公演を行い、約6000人を動員した。無名に近い路上シンガーによる武道館単独公演という前代未聞の挑戦であった。
2012年12月22日 東京女子流が、女性グループのメンバー平均年齢が15歳と、当時、史上最年少となる公演を行う。なおそれまでメンバーの年齢を非公開としていたが、この同グループ初の武道館公演をもって解禁された。
2012年10月5日 ももいろクローバーZが『女祭り2012-Girl's Imagination-』と題した武道館史上初の女性限定ライブを実施。
2013年4月27日 HKT48が、メジャーデビューから39日の、女性アイドルグループとしては史上最短の武道館単独公演を行う。
2013年7月7日 松田聖子が女性アーティスト初の武道館公演100回を達成。
2013年10月4日 宮野真守が男性声優のソロ単独公演としては初の武道館公演を開催。ただし、ソロではなく男性声優によるボーカル初の単独公演は、前述のGRANRODEOのボーカル・谷山紀章(KISHOW)である。
2013年11月11日 StarSが、ミュージカル俳優グループとしては初の武道館単独コンサートを行う。
2014年3月1日・2日 BABYMETALが2日間のワンマンライブを行い、平均年齢14.7歳で女性歌手の最年少記録を更新したとされる。
2014年5月21日 ポール・マッカートニーが、ビートルズ公演以来48年ぶり(氏単独は初)の武道館公演を開催 すると発表するが、5月17日の国立競技場公演直前に発症したウイルス性炎症が完治せず、治療専念を医師から言い渡されたため、武道館公演も断念した。過去ポールはウイングスとして1975年・1980年に武道館公演を予定していたが、いずれも大麻・覚醒剤不正所持による逮捕などのため中止となっていた。翌2015年4月28日に日本ツアーの一環として漸く武道館公演が実現した。
2014年8月25日 THE ALFEEが、デビュー40周年の記念公演を開催。結成10年の1983年8月24日に初公演を行って以来32年連続、通算84回目の武道館公演であった。その後2018年末に36年連続、通算94回まで公演数を伸ばし続けている。
2015年3月3日 Berryz工房が、ラストライブ『Berryz工房ラストコンサート 2015 Berryz工房行くべぇ?!』を開催し、無期限活動停止に入る。
2015年3月7日と8日 miwaが、女性アーティストとしては史上初の、2日間連日アコースティックギター1本による弾き語りライブを行う。
2015年9月4日・5日 初音ミクが、VOCALOID(バーチャルシンガー)としては初となる武道館ライブを行う。
2015年11月4日 SiMが、日本のラウドロックバンドとしては初となる武道館公演を開催。
2016年8月23日 ふなっしーが、ご当地キャラとしては初の単独武道館ライブを開催。
2016年11月8日 アップアップガールズ(仮)が、インディーズ・アイドルとしては初の武道館公演を行う。
2017年5月29日 LUNA SEAが結成記念日に武道館公演開催するが、SUGIZOのギターに、会場外に置いた水素燃料車から電気が供給され、世界初の「水素コンサート」となった。
2017年8月9日 After the Rainがネット歌い手グループとしては初の武道館ライブ公演を行う。
2017年8月21日 Poppin'Partyが、結成から1年6か月の、女性声優ユニットとしては史上最速の武道館単独公演を行う。
2018年1月11日から21日 水樹奈々が計7日間の公演『NANA MIZUKI LIVE GATE 2018』を開催。
2018年11月13日 BAD HOPが日本人ヒップホップアーティストでは史上最年少と言われる単独公演を行う。
2019年2月22日 RAISE A SUILENが、ガールズバンドとして史上最速となるデビューから73日で武道館単独公演を行う。
2019年8月16日 清塚信也が、日本人男性クラシックピアニストとして初となる武道館コンサートを開催。2020年東京オリンピック・パラリンピックに伴う改修工事前の最後の公演となった。
2020年10月7日・8日 錦戸亮が、史上初の無観客配信ライブを開催した。

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