国別の初の人工衛星


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* 2021/05/24.

国・機関 初の
打ち上げ年
最初の人工衛星 軌道上にある衛星数
2013年(2011年)時点
ソビエト連邦
( ロシア)
1957年
(1992年)
スプートニク1号
(コスモス2175号)
1,457 (1,446)
アメリカ 1958年 エクスプローラー1号 1,110 (1,112)
イギリス 1962年 アリエル1号 30 (28)
カナダ 1962年 アルエット1号 34 (32)
イタリア 1964年 サン・マルコ1号 22 (18)
フランス 1965年 アステリックス 57 (49)
オーストラリア 1967年 WRESAT 13 (12)
ドイツ 1969年 アズール 42 (41)
日本 1970年 おおすみ 134 (126)
中国 1970年 東方紅1号 140 (117)
オランダ 1974年 ANS 13 (12)
スペイン 1974年 INTASAT 9 (9)
インド 1975年 アリヤバータ 54 (49)
インドネシア 1976年 パラパA1 12 (11)
チェコスロバキア 1978年 マギオン1 5
欧州宇宙機関 1979年 CAT-1(英語版) 不明 (49)
ブルガリア 1981年 ブルガリア1300 1 (1)
サウジアラビア 1985年 アラブサット1A(英語版) 12
ブラジル 1985年 ブラジルサットA1 13 (12)
メキシコ 1985年 モレロス1(英語版) 7 (8)
スウェーデン 1986年 バイキング 11 (13)
イスラエル 1988年 オフェク1 11 (10)
ルクセンブルク 1988年 アストラ1A(英語版) 5 (19)
アルゼンチン 1990年 ルーサット 9 (9)
香港 1990年 AsiaSat 1(英語版) 9
パキスタン 1990年 バダ-1(英語版) 3 (3)
韓国 1992年 ウリビョル1号 11 (10)
ポルトガル 1993年 ポーサット-1(英語版) 1 (1)
タイ 1993年 タイコム1号 7 (7)
トルコ 1994年 トルクサット1B(英語版) 8 (7)
ウクライナ 1995年 シーチ-1 6
マレーシア 1996年 ミーサット1号(英語版) 6
ノルウェー 1997年 トール2号 3
フィリピン 1997年 アギラ2号
(マブハイ1号)
2
エジプト 1998年 ナイルサット101号(英語版) 4
チリ 1998年 ファーサット・アルファ(英語版) 2 (1)
シンガポール 1998年 ST-1 3
中華民国 1999年 FORMOSAT-1 8 (8)
デンマーク 1999年 エルステッド(英語版) 4
南アフリカ 1999年 SUNSAT 2
アラブ首長国連邦 2000年 スラーヤ1号 6 (5)
モロッコ 2001年 マロック・トゥブサット1(英語版) 1
アルジェリア 2002年 アルサット1(英語版) 2
ギリシャ 2003年 ヘラスサット2(英語版) 2
ナイジェリア 2003年 NigeriaSat-1 4
イラン 2005年 スィーナー1号 1
カザフスタン 2006年 KazSat-1 2
コロンビア 2007年 リベルタード1 1
ベトナム 2008年 Vinasat-1 1
ベネズエラ 2008年 ヴェネサット-1 1
スイス 2009年 スイスキューブ  2
ポーランド 2012年 PW-Sat(英語版) 2 (1)
ハンガリー 2012年 MaSat-1  5
ルーマニア 2012年 ゴリアテ  1
ベラルーシ 2012年 BKA (BelKA-2) n/a
朝鮮民主主義人民共和国 2012年 光明星3号2号機  1
アゼルバイジャン 2013年 アゼルスペース(英語版)  
ペルー 2014年 チャスキー1号(英語版)  

アゼルスペース:2013年2月7日にアリアン5によって打ち上げられた、アゼルバイジャン初の人工衛星。アゼルバイジャンのAzercosmos社によって運営されており、テレビ、ラジオ放送、インターネットの送信機能を備えている。

スイスキューブ:スイス初の人工衛星で、スイス連邦工科大学ローザンヌ校が運用している。ローザンヌ校を中心に、ほかのフランス語圏の高等専門学校の学生が共同で開発した。CubeSat衛星であり、夜光に関する研究、および将来の宇宙機技術の発展が目的である。アマチュア無線にも利用されている。

アリヤバータ:インド共和国が始めて打ち上げた人工衛星。インドが製作し、1975年4月19日にソ連製ロケットによりソ連領内から打ち上げられた。1992年2月11日に大気圏再突入をして燃え尽きた。

おおすみ:1970年2月11日に東京大学宇宙航空研究所が鹿児島宇宙空間観測所から、L-4Sロケット5号機により打ち上げた日本最初の人工衛星。日本はソビエト連邦、アメリカ合衆国、フランスに次いで世界で4番目の人工衛星打上げ国となった。

アズール:西ドイツ初の人工衛星。ヴァンアレン帯、太陽粒子、オーロラ研究科学衛星。1969年11月8日にスカウトロケットによってヴァンデンバーグ空軍基地から打ち上げられた。

アステリックス:フランス初の人工衛星。1965年11月26日、アルジェリアのアマギールからディアマンAロケットによって打ち上げられた。もともとはフランス軍初の人工衛星としてA-1という名称だったが、後にフランスの有名なマンガキャラクターアステリックスに改名された。ロケットの打ち上げ能力のモニタリングが主目的だった。

アラブサット1A:サウジアラビアのアラブ衛星通信機構が運用する通信衛星。サウジアラビアの初の通信衛星であり、アラブ諸国の通信サービスの提供のために利用されていた。1992年3月に運用が放棄された。

アリエル1号:イギリス初の人工衛星。アリエル計画の第1号で、この衛星によってイギリスはソ連、アメリカに続き世界で3番目に衛星を運用した国となった。6つの科学装置が搭載され、宇宙線に関する装置以外はすべて太陽光と地球の電離層内変化の関係を研究するものだった。

パラパA1:インドネシアの商業通信衛星シリーズ。パラパAからパラパDまであり、2009年までに合計10機が打ち上げられた。インドネシア、東南アジア諸国、中東、オーストラリアなどに、衛星通信やテレビ放送などを提供している。

アギラ2号:1997年8月20日、長征3号Bによって西昌衛星発射センターから打ち上げられた。打ち上げられた当初はフィリピンのマブハイ・サテライトが所有しており、電気通信サービスに利用され、アギラ2号と呼ばれていた。2009年にABS社が所有権を取得し、ABS-5と名称が変更された。さらに2011年、ABS-5はABS-3に改名されている。

トール2号:ノルウェーの国営通信企業テレノールが所有する通信衛星シリーズ。トール2は1997年5月21日に打ち上げられ、2008年に退役した。現在は6号機となるトール6が運用されている。

トルクサット1B:トルコの国営衛星通信会社トルコサット社が運用していた通信衛星。1994年8月10日にアリアン44LPロケットで、ブラジルの衛星とともに打ち上げられた。トルコのほか、ヨーロッパから中央アジアの通信をカバーし、2006年にその使命を終えた。

バイキング:1986年2月22日に打ち上げられたスウェーデン初の人工衛星。バイキングの目的は、地球の磁気圏、電離圏における複雑なプラズマプロセスの科学的観測であった。バイキングの観測により、非常に有用なデータが大量に収集され、オーロラが発生するしくみやサブストームのダイナミクス、磁気圏に向かう電離圏プラズマの放出、などといった研究に大いに貢献した。1987年5月12日に運用終了した。

ブラジルサットA1:ブラジルの通信衛星。ブラジルの国有通信企業エンブラテルと、アメリカのヒューズ・エアクラフト社のパートナーシップの元で製造された。衛星は1985年2月8日にフランス領ギアナのギアナ宇宙基地から、アリアン3ロケットで打ち上げられた。打上げ後、ブラジル上空の静止軌道に投入され、ブラジルで初の衛星となった。打上げまで当時のエンブラテル社は第三国の衛星の通信機を借りているだけであったが、この打上げによって通信衛星事業の独立が達成された。2002年3月に運用が終了され、墓場軌道へ移動された。

モレロス1:メキシコの通信衛星シリーズ。合計3基が製造された。最初の2基は1985年から1998年にかけて運用され、メキシコ共和国と隣接する地域で電話、データ、テレビのサービスを提供した。現在は3号機のモレロス3が運用されている。

エルステッド:デンマーク発の人工衛星で、1999年2月23日にアメリカのヴァンデンバーグ宇宙軍基地から打ち上げられた。地磁気の高精度・高感度測定と、高エネルギー荷電粒子環境の全球モニタリングなどを主な目的とした衛星である。20年以上経過した現在も運用されており、地球の磁場の正確な測定値をダウンリンクし続けている。

スィーナー1号:2005年10月27日にロシアのプレセツク宇宙基地からコスモス3Mロケットによって打ち上げられた。スィーナー1号は重量160kgないし170 kgの小型人工衛星で、形は立方体。載せている機材は撮影機器だとも、通信機器だとも言われる。イランの報道によれば、この衛星は通信と研究のためのものだという。

ヘラスサット2:ギリシャのヘラスサット社が運用していた通信衛星。2003年5月13日にアメリカ合衆国フロリダ州のケープカナベラル空軍基地からアトラスVロケットによって打ち上げられた。現在は後継機として、ヘラスサット3が運用されている。

FORMOSAT-1:台湾初の科学実験衛星。電離層と大洋を観測する地球観測衛星である。台湾の国家宇宙センター(NSPO)によって運用された。1999年1月16日、アメリカのケープカナベラル空軍基地よりアテナIロケットによって打ち上げられた。

ウリビョル1号:大韓民国初の人工衛星。1992年8月10日、フランス領ギアナのクールーからアリアンロケットにより打ち上げられた。韓国の衛星技術者の育成、及び開発技術の取得が目的であった。衛星には電子メールシステム、地球撮影カメラ、宇宙線測定装置が搭載されていた。

ゴリアテ:2012年2月に打ち上げられたルーマニア初の人工衛星で、質量が1kgの超小型衛星。2014年12月31日に大気圏へ再突入した。流星塵の流量の測定、地球軌道に流入する宇宙線の測定、地球の画像取得といった目的のために打ち上げられた科学衛星である。

ヴェネサット-1:ベネズエラ初の人工衛星。2008年10月29日16時53分に西昌衛星発射センターのLA-2から長征3号Bロケットによって打ち上げられた。設計および製造、打上げ、制御、監視はすべて中国航天工業公司の子会社である中国長城工業株式会社が行った。2009年10月の段階で1580の衛星アンテナがベネズエラ国内に敷設されており、主に通信や遠隔医療、通信教育などのサービスを提供している。

KazSat-1:KazSat-1は、カザフスタン初の通信衛星である。2006年6月17日にプロトンKロケットで打ち上げられた。10年間の運用を予定していたが、2008年11月26日に搭載デジタルシステムの故障により、制御信号への応答が停止した。2009年8月に衛星は墓場軌道に移された。

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