世界の有名競走馬


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サラブレッド:18世紀初頭にイギリスでアラブ馬やハンター(狩猟に用いられたイギリス在来の品種)等から競走用に品種改良された軽種馬の事をいう。

* 2021/07/21.

生年 和名 英名 牡牝 詳細
1680 バイアリーターク Byerley Turk オスマン・トルコ帝国から英国に渡り軍馬として活躍した後に種牡馬入りしたサラブレッド三大始祖の1頭
1700 ダーレーアラビアン Darley Arabian シリアから英国に渡り、最終的には現代サラブレッドの90%以上を自身の直系で覆いつくしたサラブレッド三大始祖の1頭
1714 フライングチルダース Flying Childers 飛ぶように走ると評された、サラブレッドの歴史上初めて真に偉大な競走馬の称号を得たとされる名馬
1724 ゴドルフィンアラビアン Godolphin Arabian 誕生から他界までの経歴のほぼ全てが神秘のヴェールに包まれたサラブレッド三大始祖の1頭
1748 マッチェム Matchem ゴドルフィンアラビアンの孫として、その直系を現代まで伝える事に成功した18世紀の名競走馬にして大種牡馬
1758 ヘロド Herod バイアリータークの直系を大きく繁栄させ現代のサラブレッドに対する影響力は歴史上最高とされている18世紀の名競走馬にして大種牡馬
1760 ジムクラック Gimcrack 小柄な芦毛の馬体で次々と強豪馬を打ち負かした事で人気を博した18世紀における元祖芦毛のアイドルホース
1764 エクリプス Eclipse 競走馬としても種牡馬としても大活躍して近代サラブレッドの実質的始祖となった18世紀英国競馬界を代表する無敵の名馬
1773 ポテイトウズ Potoooooooo 父エクリプスの直系を現代競馬の主流血脈たらしめる最大の原動力となった稀代の珍名馬
1774 ハイフライヤー Highflyer 生涯無敗の競走成績を残した18世紀英国屈指の名馬にして、12年連続を含む13度の英首位種牡馬に輝いた18世紀最大の種牡馬
1775 キングファーガス King Fergus 競走馬としては平均的だったが同父のポテイトウズと共に父エクリプスの血を繁栄させ、直系子孫にセントサイモンを登場させる
1777 ダイオメド Diomed 記念すべき第1回英ダービーの覇者でありながら英国では種牡馬として評価されなかったが米国で種牡馬として見事復活を果たす
1780 メッセンジャー Messenger サラブレッドとしてではなくスタンダードブレッドとして直系を繁栄させた18世紀末に英国から米国に輸入された名種牡馬
1784 サーピーターティーズル Sir Peter Teazle 英ダービーの創設者第12代ダービー伯爵を念願の英ダービー馬主にしただけでなく祖父ヘロドと父ハイフライヤーと共に親子3代で種牡馬として猛威を振るう
1790 ワクシー Waxy 全てにおいて完璧と讃えられた英ダービー馬は種牡馬としても活躍し祖父エクリプスと父ポテイトウズの系統を現代の主流血脈たらしめる
1792 ハンブルトニアン Hambletonian 逸走による失格以外は英セントレジャーなど生涯無敗を誇り18世紀末における英国最強馬と呼ばれたセントサイモンの直系先祖
1796 ソーサラー Sorcerer マッチェムの直系を今日に伝える原動力となった19世紀初頭英国の名競走馬にして名種牡馬
1798 エレノア Eleanor 牝馬として史上初めて英ダービーを勝ち英オークスも勝っただけでなく、現存するサラブレッド全ての先祖となった、サラブレッド史上初の歴史的名牝
1799 オーヴィル Orville 無尽蔵のスタミナを有すると評され、後世にも大きな影響を与えた19世紀初頭の英セントレジャー馬
1799 ウォルトン Walton ヘロド直系の血の氾濫の中において大種牡馬である父サーピーターティーズルの後継として2度の英首位種牡馬に輝く
1805 サーアーチー Sir Archy 父ダイオメドと共に米国競馬の礎を築いた米国競馬史上初の歴史的名馬にして最古の米国顕彰馬
1807 ホエールボーン Whalebone 曽祖父エクリプスに続いて現代における主流血脈の分岐点となった小柄で超良血の英ダービー馬
1812 ウィスカー Whisker 英ダービー史上に残るゴール前の大激戦を制して兄ホエールボーンとの兄弟制覇を果たし種牡馬としても活躍
1814 アメリカンエクリプス American Eclipse 代理南北戦争の様相を呈したサーヘンリーとの世紀のマッチレースに勝利するなど8戦全勝の成績を誇った米国競馬黎明期の歴史的名馬
1814 ブラックロック Blacklock 騎乗ミスで英セントレジャーを逃したが種牡馬として直系を伸ばし、後世にガロピンとセントサイモン父子を登場させる
1820 エミリウス Emilius 非セントサイモン系のキングファーガス直系として後世に大きな影響を保ち続ける英ダービー馬
1825 ヴェロシペード Velocipede 脚部不安が祟って大競走制覇には無縁だったが「北方の魔術師」ジョン・スコット調教師が高く評価したため、19世紀前半英国有数の名馬として語り継がれる
1826 サーヘラクレス Sir Hercules 競走馬時代から種牡馬時代を通じて愛国と英国間を行き来して暮らし、大種牡馬バードキャッチャーの父として後世にその名を残す
1826 ヴォルテアー Voltaire 英セントレジャーで2着した後にドンカスターCを勝って僅か5戦のキャリアで種牡馬入りしたヴォルティジュールの父
1827 プライアム Priam エクリプスにも比肩する名馬と言われた距離不問の英ダービー馬は、史上初めて英米両国で首位種牡馬を獲得した名種牡馬ともなる
1831 グレンコー Glencoe 19世紀半ばの米国を代表する大種牡馬となった英2000ギニー馬は繁殖牝馬の父としても超一流の成績を残す
1831 プレニポテンシャリー Plenipotentiary 最悪の仕上がりだった英セントレジャーを惨敗した以外は、英ダービーを含むどのレースも楽勝を収めた19世紀前半の英国有数の実力馬
1831 タッチストン Touchstone 当初は全く期待されていなかったが人気薄の英セントレジャーを勝利してから本領を発揮してアスコット金杯を2連覇し種牡馬としても成功して現在もその直系を残す
1833 ベイミドルトン Bay Middleton 英2000ギニー・英ダービーなど6戦全勝の成績を残し、種牡馬としても後世に大きな影響を与えた19世紀英国最初の最良の馬
1833 ビーズウイング Beeswing 1830年代の英国競馬の女王と呼ばれ、競走実績、繁殖実績共に一級品の上に世界的名牝系の祖ともなる
1833 バードキャッチャー Birdcatcher 愛国産の種牡馬として史上初めて英国クラシック競走の優勝馬を輩出し後世にも多大な影響を与えた愛国競馬界の誇り
1833 ボストン Boston 気性の激しさ以外は欠点が無かった19世紀米国におけるヒート競走最強馬は大種牡馬レキシントンの父として後世の血統界に影響を残す
1835 ドンジョン Don John 英セントレジャーを逃げて圧勝するなど高い競走能力で他馬陣営を震え上がらせ、種牡馬としても大きな影響力を残した19世紀英国上半期有数の名馬
1837 クルシフィックス Crucifix 歴史上初めて英国クラシック競走3勝を挙げた生涯不敗の伝説的名牝は繁殖牝馬としても一流の成績を残し後世にも大きな影響を与える
1837 ファッション Fashion ボストンとのマッチレースを制するなど1840年代のヒート競走全盛期の米国競馬界を席巻し、全時代を通じて米国競馬史上最高の名牝と讃えられる
1837 ポカホンタス Pocahontas 競走馬としては未勝利に終わったが種牡馬の母として大成功を収め、後世に与えた影響力においてはサラブレッド史上最高の繁殖牝馬と言われる
1838 アリスホーソン Alice Hawthorn 英国古馬長距離戦線でタフに走り続けて次々と牡馬を薙ぎ倒して5歳年上の名牝ビーズウイングと共に「競馬場の女王」と呼ばれ繁殖入り後も活躍する
1841 オーランド Orlando 替え玉事件による繰り上がりの英ダービー馬だが3度の英首位種牡馬になるなど種牡馬として大成功し直系を21世紀まで残す
1842 ザバロン The Baron 脚部不安や気性難を克服して英セントレジャーを勝利した愛国産馬は「種牡馬の皇帝」ストックウェルの父としても名を残す
1843 クイーンメアリー Queen Mary 現役成績1戦未勝利ながら多くの子を産み活躍馬も続出させ世界的名牝系の祖となった19世紀半ばの名繁殖牝馬
1845 サープライス Surplice 大種牡馬タッチストンと名牝クルシフィックスの間に生まれ、英ダービー・英セントレジャーを制して母子で英国クラシック競走完全制覇を達成
1846 ザフライングダッチマン The Flying Dutchman 英ダービー・英セントレジャーなど無敗街道を邁進するもヴォルティジュールに生涯唯一の不覚を取るが後にマッチレースで借りを返した19世紀英国屈指の名馬
1847 ヴォルティジュール Voltigeur 好敵手ザフライングダッチマンと名勝負を演じた英ダービー・英セントレジャー優勝馬はセントサイモンの直系先祖ともなる
1848 ニューミンスター Newminster 競走馬としては英セントレジャー優勝以外には好成績を残せなかったが種牡馬として成功し21世紀まで直系を残した良血馬
1848 テディントン Teddington 他馬より異常に重い斤量を課されることが多かったが優れた闘争心で大半のレースで見せ場を作り、アスコット金杯でストックウェルも撃破した英ダービー馬
1849 ストックウェル Stockwell 種牡馬として大成功を収めて現在の数多くの主流血統の始祖となり「種牡馬の皇帝」と言われる英2000ギニー・英セントレジャー優勝馬
1850 レキシントン Lexington 14年連続を含む16度の北米首位種牡馬獲得という大記録を樹立して現在でも米国の誇りと言われる米国競馬黎明期の名競走馬にして大種牡馬
1850 ウエストオーストラリアン West Australian 英2000ギニー・英ダービー・英セントレジャーの英国三冠競走を全て制した英国競馬史上初にして世界競馬史上初の三冠馬
1851 キングトム King Tom 脚部不安のために競走馬としては大成できなかったが半兄ストックウェルと共に種牡馬として成功を収め、セントサイモンの母父となる
1851 ヴィラーゴ Virago 19世紀末に実施された同世紀における英国の名馬ランキングにおいて牝馬としては最上位となった、19世紀英国最強牝馬の有力候補
1852 モナルク Monarque 現役時代も仏2000ギニーや仏ダービーを勝って活躍したが種牡馬としては19世紀仏国最大級の成功を収めた英国三冠馬グラディアトゥールの父
1853 ボニースコットランド Bonnie Scotland 根幹繁殖牝馬クイーンメアリーの息子という良血馬ながら英国では種牡馬として全く評価されず、輸出先の米国で種牡馬として活躍し、後世に大きな影響力を残す
1853 フィッシャーマン Fisherman 英国を中心に平地競走で100戦以上を走りアスコット金杯2連覇などの成績を残し、輸出先の豪州で種牡馬として活躍した頑健な長距離馬
1853 リーミントン Leamington レキシントンの後を継いで米国種牡馬界の頂点に君臨し19世紀後半において英国から米国に輸入された種牡馬の中で最大の大物と評される
1854 ブリンクボニー Blink Bonny 56年ぶり史上2頭目の牝馬の英ダービー馬となり2日後の英オークスも圧勝した19世紀屈指の名牝は、早世するも繁殖牝馬としても成功を収める
1854 ヴェデット Vedette 名馬ヴォルティジュール産駒唯一の英国クラシック競走優勝馬にして大種牡馬セントサイモンの祖父となった英2000ギニー馬
1855 ビーズマン Beadsman 2歳時は目立たなかったが3歳になって急成長して英ダービーを制し、種牡馬としてもエクリプス直系第3勢力の中心的存在として活躍する
1855 プラネット Planet 生涯31戦して3着以下無しの戦績を誇った米国南北戦争直前における南部最高の名馬
1857 トーマンバイ Thormanby 尾花栗毛の英ダービー・アスコット金杯勝ち馬は優れたスピードと特徴的な黒い斑点をベンドアやザテトラークなどの子孫に伝える
1860 ロードクリフデン Lord Clifden 英セントレジャーで50馬身差を逆転して勝利した典型的追い込み馬は種牡馬としても晩年に活躍馬を出す追い込みで名馬ハンプトンを通じて後世にその血を伝える
1860 マカロニ Macaroni 3歳時7戦無敗で英2000ギニー・英ダービーを制覇し、種牡馬としては主に牝馬の活躍馬を出して母系にその名を残す
1860 クイーンバーサ Queen Bertha 母としても2頭の英国クラシック競走2勝馬を産んだ英オークス馬は現在まで残る世界的名牝系の始祖ともなる
1861 ブレアアソール Blair Athol 種牡馬の皇帝を父に、英ダービーを勝った世紀の名牝を母に持つ超良血馬で、当時世界最良の馬と評された幻の英国三冠馬
1861 ケンタッキー Kentucky 第1回トラヴァーズSなど破竹の20連勝を記録した南北戦争時代ニューヨーク州最高の名馬
1861 ノーフォーク Norfolk ロディとのマッチレースで知られる米国の大種牡馬レキシントンの最高傑作の一頭で父の血を後世に伝える原動力となる
1862 グラディアトゥール Gladiateur 仏国産馬として英国の大競走を総なめにして仏国競馬史上最大の英雄と讃えられただけでなく英国競馬関係者からも19世紀最高の馬との評価を得た第2代英国三冠馬
1863 ロードリオン Lord Lyon 距離不安を抱えながらも能力の絶対値の違いで第3代英国三冠馬に輝いたが種牡馬としては各地を流浪する
1863 ザバーブ The Barb 青毛の真っ黒な馬体と炎のような激しい気性から「黒い悪魔」の異名で恐れられ親しまれた豪州競馬史上初の歴史的名馬
1864 アチーヴメント Achievement 史上初の英国牝馬三冠馬にはなれなかったが、英1000ギニー・英セントレジャー勝ちなど23戦着外無しの成績で、全兄の英国三冠馬ロードリオンより高い評価を得る
1864 ハーミット Hermit 虚弱体質を克服して人気薄の英ダービーを勝利して人間同士のスキャンダルに決着をつけ、種牡馬としても7度の英愛首位種牡馬に輝く
1864 ルースレス Ruthless 記念すべき第1回ベルモントSを優勝した1860年代米国最強牝馬は自身や姉妹の強烈な名前から「野蛮な大隊」の一員と呼ばれる
1865 ブルーガウン Blue Gown 同世代同馬主馬の3番手評価だったが3歳時に急成長して英ダービー・アスコット金杯を制覇するも、最後は大嵐により大西洋上でその命を散らす
1865 フォーモサ Formosa 英国クラシック競走3.5勝馬とも言われる、英1000ギニー・英オークス・英セントレジャーの3競走を初めて全勝した史上初の英国牝馬三冠馬
1867 ロングフェロー Longfellow 好敵手ハリーバセットとの対決でも知られ、南北戦争後10年間の米国競馬界で最も人気を博して「競馬場の王」の異名で呼ばれた巨漢馬
1868 ファヴォニウス Favonius 叔母である同世代の英国牝馬三冠馬ハンナより高い評価を得た英ダービー馬で種牡馬としての能力もあったが、種牡馬入り4年目で早世したため大成功には至らず
1868 ハンナ Hannah 史上2頭目の英国牝馬三冠馬だが、繁殖入りして間もなく他界したためにその優れた競走能力を子孫に伝えることは出来なかった
1868 ハリーバセット Harry Bassett 2歳時から4歳時にかけてベルモントSを含む破竹の14連勝を飾ったレキシントンの代表産駒の一頭
1868 スターリング Sterling 大競走制覇には縁が無かったが爆発的な速度と不適の距離でも好走する闘争心を併せ持つ英国競馬史上有数の名馬と評され、種牡馬としても大きな成功を収める
1869 アラーム Alarm その快速を息子ヒムヤー経由で後世に伝えた米国競馬史上最初の名短距離馬
1869 クレモーン Cremorne 英ダービー・パリ大賞・アスコット金杯といった欧州長距離競走を次々に制覇した、怠惰で大食漢の名長距離馬
1870 ドンカスター Doncaster 種牡馬の皇帝ストックウェルと大種牡馬ベンドアの間を繋いだ英ダービー・アスコット金杯の優勝馬
1871 アポロジー Apology 馬好きの老牧師の手によりこの世に生を受けた史上3頭目の英国牝馬三冠馬にしてアスコット金杯も制覇した名牝
1871 リリーアグネス Lily Agnes 生涯無敗の英国三冠馬オーモンドの母、英国クラシック競走4勝馬セプターの祖母となった名繁殖牝馬は後世に与えた影響力も絶大
1872 アリスティデス Aristides デビュー当初は同厩馬のラビット役を務めていたが第1回ケンタッキーダービーの制覇を契機に同世代のトップクラスに上り詰める
1872 ガロピン Galopin 大種牡馬セントサイモンを送り出した他に自身も種牡馬として大活躍しサラブレッド血統界に圧倒的な影響力を及ぼした英ダービー馬
1872 ハンプトン Hampton デビュー当初は芽が出ず障害競走も走ったが古馬になって英国長距離路線のトップホースに上り詰め、種牡馬としても優秀なスタミナを後世に伝える
1872 テンブロック Ten Broeck 1マイルから4マイルまで6つの異なる距離で全米レコードを樹立した米国ヒート競走時代最後の名馬はモリーマッカーティーとのマッチレースでも知られる
1873 モリーマッカーティー Mollie McCarty 地元カリフォルニア州では無敵を誇り、名馬テンブロックとのマッチレースでも知られる19世紀最高のカリフォルニア州産の牝馬
1873 パロール Parole テンブロックとのマッチレースを制した後に英国に渡って当時の英国最強馬アイソノミーを連破し米国馬の底力を英国民に見せ付ける
1873 ペトラーク Petrarch サラブレッドの理想とされるほど見栄えが良かった英2000ギニー・英セントレジャー優勝馬だが腎臓病に悩まされ現役時代から流浪の日々を送る
1873 スプリングフィールド Springfield 19世紀英国最強の短距離馬としてその名を残すが後世のサラブレッド血統界に残した影響も大きい
1874 キンチェム Kincsem 54戦全勝という偉大なる世界記録だけでなく数々の伝説的な逸話に彩られた19世紀ハンガリーの歴史的名牝にしてハンガリーの国民的英雄
1875 デュークオブマジェンタ Duke of Magenta プリークネスS・ベルモントS・トラヴァーズSなど当時の米国3歳牡馬の主要競走全てを制覇したレキシントン最晩年の産駒で最高傑作の誉れ高き名馬
1875 ヒムヤー Himyar ドミノ、プローディットという2頭の後継種牡馬を出し、米国土着の快速血統として21世紀まで生き延びたヒムヤー直系の始祖となる
1875 アイソノミー Isonomy 史上初めて同一年に英国三大長距離カップ競走を全勝した19世紀有数の名馬で、種牡馬としても英国三冠馬を2頭輩出する
1875 ジャネット Jannette 2歳時7戦全勝の成績を挙げ、3歳以降も英オークス・英セントレジャーを勝つなど頑健に走り続けた、ロードクリフデンの牝馬の代表産駒
1875 ピルグリメージュ Pilgrimage 自身も英2000ギニー・英1000ギニーを連覇した名牝だが母として英オークス馬と英ダービー馬を産み後世にも大きな影響力を保った名繁殖牝馬
1876 レヨンドール Rayon d'Or 仏国調教馬ながら英国を主戦場とし、引退後は米国で首位種牡馬になるなど世界的に活躍した英セントレジャー馬
1876 スペンドスリフト Spendthrift 種牡馬としても大きな成功を収めてマッチェムの直系を英国から米国に広める橋渡し役となったベルモントSの勝ち馬
1876 ホイールオブフォーチュン Wheel of Fortune 時には牡馬より重い斤量を背負いながら英1000ギニー・英オークスなどデビュー10連勝を達成するが、陣営の愚行により英セントレジャーには不参戦となった名牝
1877 ベンドア Bend Or 明るい栗毛に黒い特徴的な斑点を有する英ダービー馬は種牡馬としても大成功を収めて近代競馬のスピード化の父となる
1877 ルークブラックバーン Luke Blackburn 小柄な馬体ながら3歳時に24戦して22勝、圧勝の連続で「米国競馬史上最も逞しい馬」と讃えられる
1877 ロバートザデヴィル Robert the Devil 英ダービーこそ好敵手ベンドアに惜敗するがその後の大活躍で競走馬としての評価を逆転させた英セントレジャー・アスコット金杯の優勝馬
1878 バーカルディン Barcaldine 愛国出身ながら19世紀英国有数の名馬と評された生涯不敗の欠点無しの名馬は、種牡馬としてもウエストオーストラリアンからハリーオンへの系統を繋ぐ中継ぎを担う
1878 フォックスホール Foxhall 米国産馬ながら欧州で走り、“Autumn Double”達成に加えてパリ大賞・アスコット金杯も制覇して、イロコイと共に米国血統の底力を欧州競馬関係者に見せつける
1878 ヒンドゥー Hindoo ケンタッキーダービーを含む18連勝(19連勝とも)を達成するなど生涯成績35戦30勝着外無しの成績を誇った19世紀米国有数の名馬中の名馬
1878 イロコイ Iroquois 米国産馬ながら1歳時に渡英して英ダービー・英セントレジャーを制し、米国産馬として初の英国クラシック競走の勝ち馬となった19世紀米国産馬の星
1878 トリスタン Tristan セントサイモンには敵わなかったがアスコット金杯・ジュライCなど数々の大競走を制し19世紀末英国競馬における最強馬の一頭としてその名を残す
1879 ショットオーヴァー Shotover 牝馬として史上唯一の英2000ギニー・英ダービーの2競走を制した名牝は、世界有数の名牝系の祖ともなる
1879 セントマルゲリート St. Marguerite 19世紀英国牝馬最強世代の英1000ギニー馬は繁殖牝馬としても世界的名牝系の祖となる
1880 ベンディゴ Bendigo 当初の競走馬経歴は不明ながらも3歳暮れのケンブリッジシャーH制覇をきっかけに英国古馬最強馬の座まで上り詰めた、記念すべき第1回エクリプスSの覇者
1880 ミスウッドフォード Miss Woodford 5年間に渡り米国競馬の一線級で活躍を続け、牡馬を蹴散らしたり16連勝をマークするなどして米国競馬史上初の10万ドルホースとなった19世紀米国の名牝
1881 セントガティエン St. Gatien 同着勝利した英ダービーやアスコット金杯などデビュー11連勝を果たし、同世代のセントサイモンと競走馬としては優劣つけ難いとの評価を得る
1881 セントサイモン St.Simon 英国クラシック競走には不参戦だったが圧倒的な強さを発揮、そして種牡馬として19世紀末の欧州に君臨してサラブレッドの歴史を塗り替えた世紀の大種牡馬
1882 メルトン Melton ミドルパークプレートの勝ち馬として初めて英ダービーを勝ち英セントレジャーも勝った名馬は、種牡馬としては伊国で成功し後に英国に逆輸入されて活躍する
1882 パラドックス Paradox 英ダービーこそ好敵手メルトンに敗れたが英2000ギニー・パリ大賞を勝って人気を博すも、現役時代終盤の陣営の醜聞により不当に評価を落とされた不運の実力馬
1882 プレザントゥリ Plaisanterie 牝馬として史上唯一の“Autumn Double(シザレウィッチH・ケンブリッジシャーH)”両競走制覇を達成し、仏国調教馬でありながら19世紀英国有数の名牝の評価を得る
1883 ミンティング Minting 「英ダービーに10回出れば9回は勝った」と言われた高い素質を有しながら、同世代にオーモンドがいたために不遇をかこった史上最古の「偉大なるナンバー2」
1883 オーモンド Ormonde 英国三冠競走全制覇など生涯16戦無敗の戦績を誇り、19世紀のみならず全時代を通じて最高の名馬と賞賛されたが、種牡馬としては各地を流浪する
1883 ザバード(GB) The Bard 2歳時16戦全勝の成績を誇りグッドウッドC・ドンカスターCを勝つなど生涯3着以下が無かった名馬は仏国で種牡馬として成功する
1883 ザバード(USA) The Bard 19世紀後半米国で活躍して3年連続で米国牡馬世代チャンピオンに選出されるも種牡馬としての活躍の機会を大きく奪われた「吟遊詩人」
1884 フィレンツェ Firenze 小柄な馬体ながら数多くのレースで同時代の牡馬達を蹴散らし、4年以上に渡り19世紀末の米国競馬のトップクラスで活躍した名牝
1884 ハノーヴァー Hanover ベルモントS圧勝を含むデビュー17連勝を達成するなど距離不問の活躍を見せ、種牡馬としても4年連続北米首位種牡馬に輝いた19世紀米国有数の名馬
1884 キングストン Kingston とにかく頑健に走り138戦して89勝を挙げサラブレッドの北米最多勝利記録を樹立したのみならず種牡馬としても2度の北米首位種牡馬に輝く
1885 エアシャー Ayrshire 名長距離馬ハンプトン直子でありながら距離が長くて英セントレジャーを負けてしまったが母系に入って後世に大きな影響を残した英2000ギニー・英ダービー優勝馬
1885 カーバイン Carbine 一流競走馬としての特徴を全て兼ね備えていると評された19世紀オセアニア最高の競走馬は英国では種牡馬として今ひとつだったものの後世に大きな影響力を残す
1885 エンペラーオブノーフォーク Emperor of Norfolk 「カリフォルニアの驚異」と呼ばれ70年近くもカリフォルニア州産の最高の競走馬と言われ続けた19世紀カリフォルニア州産馬における最強馬
1886 ドノヴァン Donovan サラブレッドの見本と言われ19世紀末の英国最強クラスの馬でありながら種牡馬としては不遇だった英ダービー・英セントレジャー優勝馬
1886 サルヴェイター Salvator 強豪馬テニーとの名勝負で知られダート10ハロンと1マイルの全米レコードを樹立した19世紀末における米国最強馬
1888 コモン Common 3歳時に英国の著名レースのみ走り僅か5戦で引退した史上5頭目の英国三冠馬は種牡馬としては振るわず
1889 ボナヴィスタ Bona Vista 英2000ギニー馬でありながら競走馬としても種牡馬としても評価されなかったが、サイリーンの父となって後世に絶大な影響を残す
1889 ラフレッチェ La Fleche 英国牝馬三冠に加えてアスコット金杯・英チャンピオンSを制覇するなど超一流の競走成績を残した19世紀末英国競馬の誇る女傑中の女傑
1889 オーム Orme 謎の水銀中毒により春の英国クラシックを棒に振るもエクリプスS2連覇などマイル~10ハロン路線で活躍し、現在まで残るテディ直系の礎となる
1890 クリフォード Clifford 生涯62戦して着外は大きく出遅れた2戦のみ、ヘンリーオブナヴァルやベンブラッシュといった強豪馬達と互角に張り合い、死後97年目に米国顕彰馬に選ばれる
1890 アイシングラス Isinglass 英国牡馬クラシック三冠競走・エクリプスS・アスコット金杯を全て勝利して半世紀以上に渡り英国賞金王に君臨する
1891 ドミノ Domino 19世紀末の米国短距離競走において圧倒的な強さを誇った「黒い旋風」は僅か6歳で夭折するも後世の血統界に大きな影響を残す
1891 ヘンリーオブナヴァル Henry of Navarre 快速馬ドミノの好敵手でスタミナ・スピード・底力の三拍子揃った能力でドミノを何度も撃破した19世紀末米国競馬最強馬候補
1893 ベイロナルド Bay Ronald 競走馬としては大競走制覇に縁が無かったが種牡馬として成功して父ハンプトンの直系を発展させる功労馬となる
1893 ベンブラッシュ Ben Brush 2歳時から大活躍した距離短縮後初のケンタッキーダービー優勝馬は種牡馬としても活躍し一世を風靡する
1893 カンタベリーピルグリム Canterbury Pilgrim チョーサーとスウィンフォードの2頭の牡駒を通じて後世に大きな影響力を与えた英オークス馬
1893 ヘイスティングス Hastings 孫のマンノウォーが誕生した直後にこの世を去っていった、激烈な気性と高い競走能力で知られたベルモントS勝ち馬
1893 パーシモン Persimmon 好敵手セントフラスキンと競走馬・種牡馬としてしのぎを削ったセントサイモン直子の英ダービー・英セントレジャー優勝馬
1893 セントフラスキン St.Frusquin 同父の好敵手パーシモンと競走馬・種牡馬として好勝負を展開した、セントサイモン牡駒として初の英国クラシック競走勝ち馬
1894 ガルティモア Galtee More 愛国生まれの第7代英国三冠馬は後にロシアや独国で種牡馬として活躍して独国の競馬レベル向上に貢献する
1894 インプ Imp 3歳時になんと50戦もするなど競走馬時代6年間で171戦62勝の成績を残した19世紀末米国の頑健な女傑
1895 サイリーン Cyllene 英国クラシック未登録の鬱憤をアスコット金杯の圧勝劇で払拭するも偏見のため英国を追われて亜国に移り住んだ大種牡馬
1895 ハンブルグ Hamburg 叔父ドミノよりも優れた2歳馬と評され、母系で近代競馬のバックボーンを支える19世紀末米国の歴史的名馬
1895 プローディット Plaudit ドクターファーガーやホーリーブルの直系先祖となったヒムヤー直子のケンタッキーダービー馬
1896 フライングフォックス Flying Fox 3歳時無敗で第8代英国三冠馬に輝いた名馬は仏国で種牡馬として成功して直系孫に名馬テディを登場させる
1896 パース Perth 当時の仏国3歳最高峰競走4戦を全勝した史上唯一の競走馬で種牡馬としても成功した19世紀末の仏国最強馬
1897 ダイヤモンドジュビリー Diamond Jubilee 両親から受け継いだ極度の気性難をクリアして史上9頭目の英国三冠馬となり、後に亜国で種牡馬として大活躍する
1898 コマンド Commando 僅か7歳の若さで夭折しながら種牡馬として成功しヒムヤー直系の血を後世に伝える事に成功したベルモントSの勝ち馬
1898 スターシュート Star Shoot 競走馬としては大成できず、種牡馬としても誤った牝系研究の影響で英国から米国に放出されたが、その地で5度の首位種牡馬に輝き英国競馬関係者を嘆かせる
1898 サンドリッジ Sundridge 重いハンデに耐えながらジュライC3連覇など短距離戦で活躍し、後世にもその快速を伝えた20世紀初頭英国の名短距離馬
1898 ウィリアムザサード William the Third アスコット金杯などを制してセントサイモン産駒としては最後の名馬と言われた20世紀初頭の名長距離馬
1899 アードパトリック Ard Patrick 英国クラシック競走4勝馬セプターと名勝負を繰り広げた愛国出身の英ダービー馬は独国で名種牡馬として活躍する
1899 キジルクールガン Kizil Kourgan パリ大賞で同世代の英国クラシック競走4勝馬セプターを破って勝ち、母としても凱旋門賞2連覇の名馬クサールを産んだ20世紀初頭仏国の名牝
1899 セプター Sceptre 英国クラシック5競走全てに出走してそのうち4競走を制しただけでなく繁殖牝馬としても後世に大きな影響力を与えた稀代の名牝
1900 チョーサー Chaucer 母の父として根幹種牡馬と次々と送り出したセントサイモン直子の偉大なブルードメアサイアー
1900 ラブレー Rabelais 競走馬としてはあまり振るわなかったが仏国で種牡馬として成功し、直系子孫に名馬リボーを登場させて父セントサイモンの直系が現在に残る立役者となる
1900 ロックサンド Rock Sand 栄光ある第10代英国三冠馬でありながら評価が低くて米国に輸出され、20世紀米国競馬の至宝マンノウォーの母の父となる
1901 ベルデイム Beldame 3歳時に牡馬とも互角以上に戦い14戦12勝着外無しの成績を残し、後年になって3歳牝馬として初の米年度代表馬に選ばれる
1901 ブルームスティック Broomstick 国内外を問わずに長年に渡り活躍馬を出し20世紀初頭における米国競馬のトップ種牡馬の1頭として君臨したトラヴァーズSの勝ち馬
1901 プリティポリー Pretty Polly 圧倒的なスピード能力を武器に英国牝馬三冠、デビュー15連勝など数々の記録を樹立し、繁殖牝馬としても後世に大きな影響力を与えたサラブレッド史上最高の名牝
1901 ローズベン Roseben 重い斤量をその巨体に背負いながら他馬を圧倒するスピード能力を武器に20世紀初頭の米国短距離路線で活躍した「ザ・ビッグ・トレイン」
1902 アートフル Artful 意図的に負けたと言われるレース以外は無敗を誇り名馬サイソンビーに生涯唯一の黒星をつけた20世紀初頭の米国の快速牝馬
1902 ポリメラス Polymelus 自身は英国クラシック競走に勝てなかったが、種牡馬として英国クラシック競走を全勝し、さらに後継種牡馬ファラリスを通じて直系を大きく繁栄させる
1902 サイソンビー Sysonby 薬物を漏られたレース以外は無敗を誇った20世紀米国初頭の伝説的快速馬だが、病気のため3年4か月の若い命を散らす
1903 スペアミント Spearmint 英ダービーをレコード勝ちしてパリ大賞も制覇し種牡馬としても大きな影響を残した、豪州の歴史的名馬カーバインが英国で送り出した最高傑作
1904 オービー Orby 愛国調教馬として史上初めて英ダービーを勝っただけでなく、愛ダービーも制して両競走を勝った史上初の馬ともなった快速血統の始祖
1904 ピーターパン Peter Pan 多彩な才能を武器に活躍したベルモントSの勝ち馬は父コマンドの最良後継種牡馬としてヒムヤーの直系を一時的に大きく繁栄させる
1905 コリン Colin 15戦全勝という米国競馬チャンピオンクラスにおける最多無敗記録を保持するヒムヤー直系を代表する米国の歴史的名馬
1905 ダークロナルド Dark Ronald 競走馬としては屈腱炎のため大成出来なかったが独国で種牡馬として成功し独国土着の血統の祖ともなったサンインローの父
1905 フェアプレイ Fair Play 好敵手コリンには歯が立たなかったがコリンが競馬場を去った後に豊富なスタミナを武器に活躍し、種牡馬としてマンノウォーを送り出す
1905 フリゼット Frizette 米国から仏国に渡って繁殖牝馬として成功し、トウルビヨン、ミスタープロスペクター、シアトルスルーなど数々の名馬を輩出した一大牝系の祖となる
1905 シニョリネッタ Signorinetta 好き合っていた馬同士が結ばれるというサラブレッド界では稀有の出来事から誕生した英ダービー・英オークスのダブル優勝馬
1906 ベイヤード Bayardo 不運にも春の英国クラシック競走2戦を落とすもその後は英セントレジャー・アスコット金杯など15連勝した20世紀英国屈指の名馬
1906 マスケット Maskette 牝馬限定戦では生涯無敗、牡馬相手でも互角に渡り合って米国競馬の殿堂入りも果たした20世紀初頭の米国の名牝
1906 ミノル Minoru 時の英国王の所有馬として史上唯一の英ダービー優勝を果たすも種牡馬入り後にロシア革命に巻き込まれて消息不明となる
1907 レンベルグ Lemberg 名馬ベイヤードの半弟で兄が勝てなかった英ダービーの他、エクリプスSなど英国の著名レースを数多く制し英愛首位種牡馬にも輝いた一流馬
1907 スウィープ Sweep 反賭博運動の影響で早期引退を余儀なくされたベルモントSの勝ち馬は、母の父としてウォーアドミラル、ワーラウェイと2頭の米国三冠馬を送り出す
1907 スウィンフォード Swynford 20世紀初頭における英国で考え得る最高の血統を有する英セントレジャー・エクリプスSの勝ち馬は種牡馬としても優秀な成績を収める
1907 ウィスクブルーム Whisk Broom 米国産馬ながら当初は英国で走ったが芽が出ず米国に戻った後に開花して史上初のニューヨークハンデ三冠馬になる
1908 プリンスパラタイン Prince Palatine 英セントレジャー・エクリプスS・アスコット金杯2回などを勝った名長距離馬は不遇な晩年の中から後世に血を残す
1910 パンザレタ Pan Zareta 北米大陸の各地に足を運び下級短距離戦で過酷なハンデを背負いながら走り続けた米国競馬史上最多勝利牝馬
1911 ブラックトニー Black Toney 競走馬としては振るわなかったが種牡馬として成功し所有者エドワード・ブラッドリー大佐を名馬産家たらしめたヒムヤー直系の名種牡馬
1911 オールドローズバド Old Rosebud 無敵の強さでケンタッキーダービーを制覇後に故障するも2年8か月もの空白を経て競走生活に復帰し米年度代表馬に輝いた薄幸の名馬
1911 ローマー Roamer 両親の自然交配という運命的な出来事で誕生し、卓越したスピードでレコードタイムを連発するも最後に悲劇に巻き込まれる
1911 サルダナパル Sardanapale 主に牝駒を通じて後世に大きな影響力を残す第一次世界大戦前夜における仏国競馬の最強馬
1911 サンインロー Son-in-Law 競走馬として無尽蔵のスタミナを誇り種牡馬としてもそのスタミナを子孫によく伝えた20世紀英国近代競馬におけるスタミナの源泉
1911 ザテトラーク The Tetrarch 抜群のスピード能力と奇妙な斑点模様がある芦毛の馬体から「驚異の斑点」の異名で呼ばれ近代競馬のスピードの源泉ともなった稀代の快速馬
1912 プラッキーリエージュ Plucky Liege 各国の首位種牡馬4頭の母となり、牝系子孫も大きく発展させた20世紀前半の仏国の誇る大繁殖牝馬
1912 ポマーン Pommern 第一次世界大戦勃発年にデビューし、代替開催ながらも英国牡馬クラシック競走を全勝して史上11頭目の英国三冠馬に輝く
1912 リグレット Regret 彼女が勝ったからこそケンタッキーダービーが米国最大の競走となったとまで高く評価された史上初の牝馬のケンタッキーダービー馬
1912 ザフィン The Finn 種牡馬としても成功したがもう少し余命があればマッチェム直系の発展に大きく寄与した可能性があるベルモントSの勝ち馬
1913 フィフィネラ Fifinella 第一次世界大戦による代替開催ながら英ダービー・英オークスをダブル制覇した、20世紀最後の牝馬の英ダービー優勝馬
1913 ハリーオン Hurry On 種牡馬として活躍し20世紀欧州にマッチェム直系を蘇らせた生涯不敗の超大柄な英セントレジャー馬
1913 ファラリス Phalaris 驚異的な遺伝力を存分に発揮して現代競馬の主流血脈全ての祖となった快速短距離馬
1913 テディ Teddy 一時的にスペインに疎開していた第一次世界大戦中の仏国最強馬は種牡馬としても成功し現在も競馬界に大きな影響を与える
1914 ゲイクルセイダー Gay Crusader 第一次世界大戦中にニューマーケット競馬場のみで走り圧倒的な強さで史上12頭目の英国三冠馬に輝く
1915 エクスターミネーター Exterminator 現役時代に100戦してケンタッキーダービーなど50勝を挙げるという恐るべき成績を残した20世紀前半における米国最強騙馬
1915 ゲインズボロー Gainsborough 第一次世界大戦の影響色濃い時代に史上13頭目の英国三冠馬となり種牡馬としてもハイペリオンなどを出して大きな成功を収める
1915 グローミング Gloaming 67戦して57勝2着9回、落馬以外は3着以下になった事が無い20世紀初頭のニュージーランドの歴史的名馬
1916 ビリーケリー Billy Kelly 小柄な馬体には過酷な斤量を背負いながら2歳戦から短距離路線で大活躍し、好敵手サーバートンより58年遅れで米国競馬の殿堂入りを果たす
1916 サーバートン Sir Barton 初勝利をケンタッキーダービーで挙げた後にプリークネスS・ベルモントSも制覇して後に史上初の米国三冠馬と呼称される
1917 マンノウォー Man o'War 圧勝に次ぐ圧勝で大人気を博し「ビッグレッド」と呼ばれて現在も米国民から愛され続ける米国競馬史上最高の名馬
1917 テトラテーマ Tetratema 父ザテトラーク譲りの快速で2歳時から猛威を振るい英2000ギニーを制覇するなど英国短距離界を席巻したトキノミノルの祖父
1918 グレイラグ Grey Lag 米国の名馬産家ジョン・マッデン氏をして生涯最高傑作と言わしめた名馬だが、種牡馬失格の烙印を押されて2度の現役復帰など波乱万丈の生涯を送る
1918 ユーモリスト Humorist 結核を患いながらそれと知らずに片方の肺だけで走り続け英ダービーを優勝するも僅か18日後に急死した悲運の名馬
1918 クサール Ksar 第一次世界大戦終戦の年に生まれた史上初の凱旋門賞2連覇の名馬は大種牡馬トウルビヨンの父ともなる
1919 ブランドフォード Blandford 幼少期から続いた不運を英ダービー馬を4頭出すなど種牡馬としての大活躍で払拭した2度の世界大戦間における愛国の誇る大種牡馬
1919 シリーン Selene シックル、ファラモンド、ハイペリオンと根幹種牡馬3頭の母となって後世に大きな影響を与えた20世紀最高の繁殖牝馬の1頭
1920 エピナード Epinard 仏国のみならず欧州における最強馬として米国で行われた国際競走3戦全てで好走し、米最優秀ハンデ牡馬に選ばれた20世紀上四半期における仏国最強馬
1920 ファロス Pharos 競走馬としては全弟フェアウェイより下の評価だったが、種牡馬として大種牡馬ネアルコや名馬ファリスを輩出した世界競馬史上を照らす大灯台
1920 サーギャラハッド Sir Gallahad 仏2000ギニーやジャックルマロワ賞を勝つなど仏国で活躍し、米国で種牡馬として4度の首位種牡馬、12度もの母父首位種牡馬に輝く
1920 ゼヴ Zev 英ダービー馬パパイラスとの歴史的マッチレースに勝利して米国競馬の英雄となったケンタッキーダービー・ベルモントSの勝ち馬
1921 ブラックゴールド Black Gold ケンタッキー州など米国4つの州でダービーを制した史上初の馬だが種牡馬失格の烙印を押されて現役復帰させられた後のレース中に故障し命を落とす
1921 ムムタズマハル Mumtaz Mahal 驚異的なスピードを武器に英国短距離戦線で活躍し、繁殖入り後に後世に絶大な影響を与えた芦毛の快速牝馬「天を駆ける牝馬」
1921 ネリーモス Nellie Morse 史上4頭目にして20世紀最後の牝馬のプリークネスS覇者となり、繁殖牝馬としても成功して一大牝系を築く
1921 プリンセスドリーン Princess Doreen 古馬になっても頑健にハンデ競走を走りまくって北米賞金女王に輝き米国顕彰馬にも選ばれたケンタッキーオークス馬
1921 サラゼン Sarazen 1920年代の米国競馬界において最もスピードに優れた馬と評され、2年連続で米年度代表馬にも選ばれる
1922 マンナ Manna 英2000ギニーに続いて英ダービーを当時同競走史上最大の8馬身差で圧勝した大種牡馬ファラリス産駒唯一の英ダービー馬
1922 ピカルーン Picaroon 類稀なき能力で歴史的名馬を次々撃破しながらその能力に見合うだけの名声を得られないまま病魔に倒れて歴史に埋もれた悲運の名馬
1922 ソラリオ Solario 当初はピカルーンやマンナの引き立て役だったが3歳秋に英セントレジャーを制して一気に頂点に君臨した名長距離馬は種牡馬としても優秀な成績を収める
1922 トウルヌソル Tournesol 昭和初期に活躍して日本ダービー馬を史上最多の6頭輩出、日本競馬の黎明期に偉大なる足跡を残した大種牡馬
1923 コロラド Colorado 好敵手コロナックと戦いながら英2000ギニー・エクリプスSを制した名馬だが種牡馬入り後僅か2年で他界する
1923 コロナック Coronach 喉鳴りの持病やスタート難などを抱えながら英ダービー・英セントレジャーなど英国の大レースを次々と圧勝した名馬ハリーオンの最高傑作
1923 クルセイダー Crusader 3歳時にサラゼンやプリンセスドリーン、それに同世代の強豪牡馬達を次々に撃破して米年度代表馬に選出されたベルモントSの勝ち馬
1924 ブラウンジャック Brown Jack 障害競走で活躍した後に平地に転向して英国最長距離平地競走クイーンアレクサンドラSの6連覇を達成した、英国競馬史上に残る名長距離馬にして人気馬
1924 オレアンダー Oleander 骨盤骨折から奇跡的に復活しバーデン大賞3連覇を果たした独国の歴史的名馬は9度の独首位種牡馬に輝く成功も収める
1924 シアンモア Shian Mor 小岩井農場のエース種牡馬として昭和初期の日本競馬界をリードし、重賞シアンモア記念にその名を残す大種牡馬
1924 シックル Sickle 直系子孫からネイティヴダンサーやミスタープロスペクターを登場させて現在の競馬界に大きな影響を与えたファラリスの後継種牡馬の一頭
1925 フェアウェイ Fairway 英セントレジャー・エクリプスS・英チャンピオンS2回などを制し全兄ファロスを上回る評価を受け、種牡馬としても成功して一世を風靡する
1925 ファラモンド Pharamond 現役時代は僅か2勝ながら種牡馬として成功しトムフールとバックパサー親子を直系子孫から輩出した良血馬
1925 レイカウント Reigh Count 遠征先の英国でもコロネーションCを制したケンタッキーダービー馬は米国三冠馬カウントフリートの父となる
1925 サンボウ Sun Beau 気性が激しい馬主のせいで現役時代に8度も調教師が代わりながらもホーソーン金杯3連覇などの活躍で1930年代の世界賞金王に君臨する
1926 ブルーラークスパー Blue Larkspur ベルモントSや第1回アーリントンクラシックSを勝つなどして米年度代表馬に選ばれた名馬は母系に入って日本を含む各国で大きな影響力を保ち続ける
1926 ラトロワンヌ La Troienne 競走馬としては未勝利に終わったが仏国から米国に輸入されて繁殖牝馬として大成功を収め、米国競馬史上最高の名門牝系の始祖となる
1926 オルテロ Ortello 伊国調教馬として史上初の凱旋門賞優勝を果たした伊国競馬史上有数の名馬は6度の伊首位種牡馬に輝くも最後は米国で生涯を終える
1926 ファーラップ Phar Lap 当初は全く振るわなかったが徐々に出世して豪州競馬史上最強馬となるも遠征先の米国で謎の死を遂げた豪州競馬史上最大の英雄と讃えられる赤毛の名馬
1927 バトルシップ Battleship 史上唯一の米グランドナショナル・英グランドナショナル両レース制覇を果たし米国競馬の殿堂入りもしている名障害競走馬
1927 ブレニム Blenheim 英ダービー馬とケンタッキーダービー馬を両方輩出し、ブランドフォード最良の後継種牡馬となった英ダービー馬
1927 ダイオライト Diolite 下総御料牧場により輸入されて日本史上初の三冠馬セントライトを送り出した英2000ギニー優勝馬
1927 ギャラントフォックス Gallant Fox 米国三冠という用語が一般的に使用され始めた年に出現した史上2頭目の米国三冠馬は種牡馬としても米国三冠馬を輩出
1927 ゴールデンミラー Golden Miller チェルトナム金杯5連覇・史上唯一のチェルトナム金杯と英グランドナショナル同一年制覇などの記録を有する20世紀前半における英国最高の障害競走馬
1928 エクワポイズ Equipoise 3歳時をほぼ棒に振るも古馬になって慢性の裂蹄や重い斤量と戦いながら他馬を蹴散らし続け「チョコレートソルジャー」の愛称で親しまれた米国の歴史的名馬
1928 パールキャップ Pearl Cap 牝馬として史上初めて凱旋門賞を制するなど仏国の大競走を勝ちまくり仏国競馬史上最高の名牝の1頭という評価を得ただけでなく母としても英ダービー馬を産む
1928 プリンスローズ Prince Rose 一時は衰退していたセントサイモンの直系を復活させたベルギー競馬史上の最強馬だが第二次世界大戦に巻き込まれて非業の死を遂げる
1928 トウルビヨン Tourbillon 悪名高きジャージー規則を撤廃させヘロド直系のみならず全ての雑種血統が現在に伝わる最大の功労馬となった仏国の誇る名競走馬にして大種牡馬
1928 トゥエンティグランド Twenty Grand ケンタッキーダービーを驚異的レコードタイムで優勝し、3歳後半の強さはマンノウォーの再来とまで言われたが故障や無精子症のため4歳以降は不遇をかこつ
1929 トップフライト Top Flight 2歳時7戦全勝の完璧な成績を残し20世紀米国競馬史上最高の2歳牝馬と讃えられ3歳時も活躍する
1930 フェリシテーション Felicitation ハイペリオンに煮え湯を飲まされ続けたが5度目の対戦となったアスコット金杯を圧勝して一矢を報いた20世紀英国有数の名長距離馬
1930 ハイペリオン Hyperion 「サラブレッドの芸術品」と評され、小柄だが強靭な意志を持った20世紀前半英国における最も偉大な競走馬にして大種牡馬
1931 ブラントーム Brantome 非常に小柄で貧相な馬体ながらも仏国2歳三冠完全制覇・凱旋門賞優勝などデビューから11連勝を達成した仏国競馬史上有数の名馬
1931 カヴァルケイド Cavalcade 3歳時に名馬ディスカヴァリー相手に全勝し「爆砕機」の異名で呼ばれた強烈な末脚が魅力のケンタッキーダービー馬
1931 コロンボ Colombo 2歳時7戦全勝の成績で、無敗のまま英2000ギニーを勝利するも英ダービーでは敗戦を喫した「完全なるレーシングマシーン」
1931 ディスカヴァリー Discovery 過酷な斤量を平気で克服して勝ち星を重ねて「蒸気機関車」の異名で親しまれ、ネイティヴダンサーやボールドルーラーの母の父としても名を残す
1931 ウインザーラッド Windsor Lad 距離が伸びるに従い能力を開花させたブランドフォード直子の英ダービー・英セントレジャー優勝馬だが病気のため種牡馬としてはその能力を発揮できず
1932 バーラム Bahram オーモンドとアイシングラス以来史上3頭目の無敗の英国三冠馬となるも他世代と対戦することなく競馬場を去ったブランドフォードの代表産駒
1932 ブラックヘレン Black Helen 大繁殖牝馬ラトロワンヌの最初の大物産駒で米国競馬の殿堂入りを果たすほどの活躍を見せる
1932 コリーダ Corrida 4・5歳時に凱旋門賞を連覇した歴史上唯一の馬である仏国の歴史的名牝にして、第二次世界大戦末期に消息を絶った悲運の名牝
1932 フェアトライアル Fair Trial 競走馬としては故障に泣かされて消化不良に終わったが種牡馬として成功を収めて父フェアウェイの直系を後世に伝えた未完の大器
1932 マートルウッド Myrtlewood 米国競馬の殿堂入りも果たしている優雅で美しき快速牝馬はミスタープロスペクターやシアトルスルーの牝系先祖
1932 オマハ Omaha 英国遠征にも果敢に挑戦して結果を残した強烈な追い込みを武器とした米国競馬史上3頭目の三冠馬
1932 セフト Theft 競走馬としては大競走制覇にあと一歩届かなかったが太平洋戦争終戦後の日本で5年連続首位種牡馬に輝いた幻の馬トキノミノルの父
1933 グランヴィル Granville 距離が伸びて本領を発揮しベルモントS優勝を皮切りに6連勝、サラトガCでディスカヴァリーを8馬身切って捨てて米年度代表馬に輝く
1933 マームード Mahmoud 59年間破られなかったレースレコードで英ダービーを制しただけでなく種牡馬としても大きな成功を収めた純白の快速馬
1933 ネレイーデ Nereide 独ダービーを驚異的なレコードタイムで勝ち、後の凱旋門賞2勝馬コリーダにも土を付けた独国の伝説的な無敗の名牝
1933 プリシピテイション Precipitation アスコット金杯などに勝利した名長距離馬にして、父ハリーオンの最良の後継種牡馬ともなった「優しい巨人」
1933 シービスケット Seabiscuit 三流馬から最強馬へと大変身、小説や映画の主人公にもなった米国競馬の伝説的英雄
1934 アジャックス Ajax 豪州の大レースを勝ちまくり18連勝を含む36勝を挙げ、豪州競馬史上最大の短距離馬及びマイラーの1頭として評価される
1934 ウォーアドミラル War Admiral シービスケットとの宿敵としても知られる、名馬マンノウォーの種牡馬としての最高傑作となった第4代米国三冠馬
1935 ボワルセル Bois Roussel 英ダービーにおいて同競走史上最高級の豪脚で差し切って圧勝し、種牡馬としては日本競馬史に多大な影響を及ぼす
1935 ブルリー Bull Lea 競走馬としては一流とは言えなかったが5度の北米首位種牡馬に輝き、名門カルメットファームの全盛時代を支えた大種牡馬
1935 エクレールオショコラ Eclair Au Chocolat 第二次世界大戦混乱の最中に仏国から独国に連れ去られて消息不明となった悲運の凱旋門賞馬
1935 ネアルコ Nearco 種牡馬として大成功を収めて近代サラブレッド血統界をその血で覆い尽くした、伊国の天才馬産家フェデリコ・テシオ氏が世に送り出した生涯無敗の名馬
1936 ブルーピーター Blue Peter 第二次世界大戦の勃発により英セントレジャーが開催中止となり、有力視されていた英国三冠の夢を絶たれた悲運の名馬
1936 シャルドン Challedon 生粋のメリーランド馬として地元の大競走プリークネスSを制したメリーランド州の英雄は第二次世界大戦勃発前後における米国最強馬としても名を馳せる
1936 エイトサーティ Eight Thirty 後脚の怪我と戦いながら走り1939年のサラトガ開催を制圧するも米国競馬の年度表彰では無冠に終わった名馬
1936 ジョンズタウン Johnstown 断然の人気に応えてケンタッキーダービー・ベルモントSを逃げ切り圧勝したが故障のため早期引退に追い込まれ米国競馬の年度表彰では無冠に終わる
1936 ファリス Pharis わずか3戦のキャリアながら今なお欧州最強クラスの名馬と言われ種牡馬としても良績を残した第二次世界大戦前夜の仏国の英雄
1937 バイムレック Bimelech 2歳時6戦全勝の成績を残し、3歳時もプリークネスSとベルモントSを勝利した大繁殖牝馬ラトロワンヌの直子における最高傑作
1937 ジェベル Djebel 父トウルビヨンの最高傑作にして最良後継種牡馬となった英2000ギニー・凱旋門賞優勝馬
1938 オーエンテューダー Owen Tudor 種牡馬として自身の競走能力とは異なる歴史的快速馬を続出させた第二次世界大戦中の英ダービー馬
1938 ウォーレリック War Relic 父マンノウォーの後継種牡馬の1頭として活躍し、マンノウォーの直系を唯一21世紀に伝えることに成功する
1938 ワーラウェイ Whirlaway コーナリングが下手という欠点をケンタッキーダービー直前に克服して史上5頭目の米国三冠馬に輝いた第二次世界大戦中における米国競馬の救世主
1939 アルサブ Alsab 僅か700ドルの安値で取引されながらも2歳夏から急激に頭角を現し、プリークネスSや米国三冠馬ワーラウェイとのマッチレースに勝利する
1939 バーンボロー Bernborough 名義貸し疑惑に巻き込まれて当初は豪州の地方都市で走っていたが、馬主交替後に15連勝を記録した初代豪州顕彰馬の1頭
1939 ビッグゲーム Big Game 時の英国王ジョージⅥ世の持ち馬として7戦無敗で英2000ギニーを制し種牡馬としても一定の成功を収める
1939 デヴィルダイヴァー Devil Diver 前脚の蹄が欠損しているというハンデを抱えながらメトロポリタンH3連覇など数多くのステークス競走を勝利し、2年連続米最優秀ハンデ牡馬に選ばれる
1939 シャットアウト Shut Out 名馬アルサブと米国三冠競走で好勝負を演じ、ケンタッキーダービーとベルモントSを制した、米国の歴史的名馬エクワポイズが遺した最高傑作
1939 サンチャリオット Sun Chariot 時の英国王ジョージⅥ世の所有馬として第二次世界大戦中に英国牝馬三冠を達成した激しい気性と高い身体能力を兼ね備えた名牝
1939 ティチノ Ticino 第二次世界大戦中における独国最強馬にして、通算9度の独首位種牡馬に輝いた独国の歴史的名馬
1939 ヴェイグランシー Vagrancy 名馬ブラックターキンの母となるなどして曾祖母フリゼットの血を大きく発展させた米最優秀3歳牝馬
1940 カウントフリート Count Fleet 米国競馬史上最高の2歳馬という評価を得た後、ベルモントSを25馬身差という記録的大差で圧勝して第6代目の米国三冠馬に輝く
1940 マーシャス Marsyas カドラン賞の4連覇を果たし英国でも活躍した第二次世界大戦中の仏国が誇る歴史的超長距離馬
1940 ナスルーラ Nasrullah 爆発的なスピードを誇りながら激しい気性のため競走馬としては大成できなかったがその快速を子孫に伝えて世界中の競馬界に影響を与えた稀代の大種牡馬
1940 パーシャンガルフ Persian Gulf 3歳時は未勝利の身で出走した英ダービー・英セントレジャーいずれも4着だったが4歳時にコロネーションCなど4勝を挙げて歴史的名馬との評価を得る
1940 プリンスキロ Princequillo 戦火を避けて仏国から米国に渡り、父として、そして母父として後世に大きな影響を与えて、戦争の犠牲になった父プリンスローズの血を拡散させる
1940 ワイルドリスク Wild Risk 障害競走にも出走歴がある程度の競走成績ながら仏首位種牡馬に輝き、その卓越したスタミナを子孫達にも伝える
1941 アームド Armed 3歳までは開花しなかったが古馬になって本格化して重いハンデと戦い続けながら数々のレコードタイムを樹立したブルリー直子の実力派騙馬
1941 スタイミー Stymie デビュー60戦目にして初のステークス競走勝利を挙げると米国最強馬の座まで上り詰めた豪快な追い込みとサクセスストーリーが魅力のシンデレラホース
1941 トワイライトティアー Twilight Tear 3歳時に怒涛の11連勝を記録、同世代の最強牡馬や古馬の最強牡馬をも蹴散らして米年度代表馬に選出された稀代の名牝
1942 ブッシャー Busher 同世代の牡馬や古馬より重い斤量を背負いながら活躍し3歳にして米年度代表馬に選出された第二次世界大戦中の米国競馬のヒロイン
1942 コートマーシャル Court Martial 第二次世界大戦終戦年の英2000ギニー優勝馬は種牡馬としても仕上がり早い快速馬をだして成功
1942 ダンテ Dante 英国ノースヨークシャー州の辺境の町ミドルハムから登場した第二次世界大戦終戦年における英国最強3歳馬
1942 ギャロレット Gallorette スタイミーを始めとする強豪牡馬を相手に米国古馬ハンデ路線で頑健に走り続け、米国調教師間の投票において米国競馬史上最も偉大な牝馬に選ばれる
1942 ポリネシアン Polynesian プリークネスSの勝ち馬にして記念すべき初代の米最優秀短距離馬は種牡馬としてもネイティヴダンサーを輩出して後世に絶大な影響を与える
1942 ロイヤルチャージャー Royal Charger 叔父のナスルーラ、ニアークティックと共に父ネアルコの三代主流血脈を構築し、日本競馬界を制圧しているヘイルトゥリーズン系の始祖となる
1943 アソールト Assault 幼少期に杭を踏み抜いて右前脚が生涯不自由になったという競走馬としては致命的なハンデを克服して米国三冠を達成した「蟹脚の彗星」
1943 カーレッド Khaled 当初は英国で走りいったんは種牡馬入りするも米国で競走馬として復帰した後に本格的な種牡馬活動に入りハイペリオンの血を米国に広めた名馬スワップスの父
1944 サヤジラオ Sayajirao 英ダービー馬ダンテの全弟で英ダービー兄弟制覇は逃すも愛ダービー・英セントレジャーを制覇して種牡馬としても活躍する
1944 テューダーミンストレル Tudor Minstrel 英2000ギニー8馬身差圧勝などマイル以下の距離では不敗を誇り3歳馬としては英国競馬史上最強マイラーの評価を得る
1945 アリシドン Alycidon 70年ぶり史上2頭目の英国長距離三冠馬となるなど欧州長距離競走全盛時代の最後を飾った、20世紀英国競馬史上における最強の長距離馬
1945 ビウィッチ Bewitch 2歳時から大活躍しながら古馬になっても走り続け同期同厩の米国三冠馬サイテーションと名勝負を展開して北米賞金女王にも輝いた名牝
1945 ビルクハーン Birkhahn 史上唯一の東西独ダービーのダブル制覇を果たした東西冷戦初期の独国の英雄は種牡馬としても成功し21世紀に直系を伝える
1945 ブラックターキン Black Tarquin 悪名高きジャージー規則が廃止される最後の一押しとなった米国産まれの英セントレジャー馬
1945 サイテーション Citation 特に3歳時に無敵の強さを誇り圧勝に次ぐ圧勝で20世紀米国最多の16連勝を記録し史上初の100万ドルホースとなった距離馬場不問の第8代米国三冠馬
1945 コールタウン Coaltown 同世代同厩の米国三冠馬サイテーションの陰に隠されてしまったが3つの異なる距離で世界レコード又は世界レコードタイをマークして米年度代表馬にも輝く
1945 マイバブー My Babu 仏国産馬ながらその快速で英2000ギニーを驚異的レコードタイムで圧勝し、種牡馬としても成功した日本の名種牡馬パーソロンの直系祖父
1945 ヌーア Noor 米国三冠馬サイテーションと激戦を展開し、5歳時に世界レコード3度を含む6度のコースレコードを樹立したナスルーラの初年度産駒
1945 レリック Relic 競走馬としてはケンタッキーダービー目前に故障引退したが種牡馬として成功し、日本において一時的にマンノウォー直系を繁栄させる
1946 アバーナント Abernant ジュライCやナンソープSを2連覇し、現役時代を知る誰もが口を揃えて英国競馬史上最強の短距離馬だったと語った芦毛の快速馬
1946 コロネーション Coronation 強すぎる近親交配によって生み出され数奇な運命を辿った新生凱旋門賞の初代女王
1946 ヒンドスタン Hindostan 五冠馬シンザンを筆頭に数々の名馬を出し全日本首位種牡馬に7度輝き1960年代の日本競馬を牽引した愛ダービー馬
1946 スターキングダム Star Kingdom 競走馬としては一流になれなかったが南十字星の下で一大王国を築き上げ豪州競馬史上に偉大な足跡を残した大種牡馬となる
1946 トゥーリー Two Lea 慢性的な脚部不安と戦いながら牡馬相手のハリウッド金杯などを勝った名牝は繁殖牝馬としても一流の成績を残す
1947 アルマームード Almahmoud ノーザンダンサーやヘイローの祖母として現代競馬に多大な貢献を果たし、米国競馬史上最も後世に影響力を残した繁殖牝馬の1頭とされる
1947 ベッドオローゼズ Bed o'Roses 酷使に耐えながら米最優秀2歳牝馬・最優秀ハンデ牝馬に選ばれるも繁殖入り1年足らずで他界した薄幸の名牝
1947 ヒルプリンス Hill Prince プリークネスSやジョッキークラブ金杯などを制して3歳時に米年度代表馬に選ばれ、父プリンスキロの種牡馬としての飛躍のきっかけとなる
1947 ライジングフレーム Rising Flame 競走馬としてはそれほど成功できなかった愛国の良血馬は、長年に渡り中央競馬の最多勝利記録を有していた昭和30年代日本の名種牡馬となる
1947 タンティエーム Tantieme 欧州最強馬決定戦としての地位を確立した後の凱旋門賞を初めて連覇した歴史的名馬は種牡馬としても2度の仏首位種牡馬に輝く
1947 ユアホスト Your Host 非常に見栄えが悪い上に気性も激しい欠点だらけの馬ながら快速競走馬として活躍し、致命的な怪我を強い精神力で乗り越え、後に名馬ケルソの父となる
1948 グレイソヴリン Grey Sovereign 気性の激しさが災いして競走馬としては高い素質を十分に発揮できなかったが、種牡馬としては父ナスルーラ最初の大物後継種牡馬して活躍する
1948 シカンブル Sicambre プリンスローズ直系のスタミナ重視型の仏ダービー馬は激しい気性ながら種牡馬として成功し直系子孫が日本で一世を風靡する
1949 ゲイタイム Gay Time 競走馬としては英ダービーで惜しくも敗れるなどあと一歩だったが豊富なスピードで昭和40年頃の日本競馬界をリードした名種牡馬となる
1949 ガーサント Guersant 種牡馬としてスタミナ豊富な名馬や優秀な障害競走馬を多く出して社台グループの屋台骨を支え続けた仏2000ギニー馬
1949 リアルディライト Real Delight ケンタッキーオークス・ブラックアイドスーザンS・CCAオークスを制して米国牝馬三冠馬となり繁殖入り後に名門カルメットファームを支える優秀な牝系を構築する
1949 トムフール Tom Fool 2歳時から活躍していたが4歳になって全盛期を迎え、ニューヨークハンデキャップ競走全勝など10戦無敗の成績を誇った米国の歴史的名馬
1949 タルヤー Tulyar 3歳になって開花し、英ダービー・エクリプスS・キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSを制して英国調教馬の賞金記録を57年ぶりに更新する
1949 ウインディシティ Windy City 愛英仏の3か国の2歳戦で圧倒的な実力を見せつけ、英タイムフォーム社のレーティングにおいて2歳馬としては唯一の140ポンド台となる142ポンドを獲得
1950 オリオール Aureole 極度の気性難ながら英国エリザベスⅡ世女王陛下の所有馬としてキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSを制覇する
1950 ネイティヴダンサー Native Dancer 米国テレビ時代の到来と同時に大活躍して通算22戦21勝2着1回の成績を残し、後世にも絶大な影響力を有している「灰色の幽霊」
1950 ピンザ Pinza 英国競馬史上に燦然とその名を残す稀代の名手サー・ゴードン・リチャーズ騎手に悲願の英ダービーをプレゼントする
1951 ネヴァーセイダイ Never Say Die 激しい気性と闘争心を併せ持ち、関わった騎手や調教師に深い思い出を残した史上初のケンタッキー州産まれの英ダービー馬
1951 プリンスリーギフト Princely Gift 現役時代は英国短距離路線で活躍し、種牡馬としては日本で一大ブームを巻き起こしたプリンスリーギフト系の始祖となる
1951 ターントゥ Turn-To ケンタッキーダービー目前に故障引退と競走馬としては消化不良に終わるも、種牡馬としてはヘイルトゥリーズンやサーゲイロードを通じて世界中にその血を広める
1952 メルド Meld 繁殖牝馬としても英ダービー馬を出して成功したスタミナ豊富な第8代英国牝馬三冠馬
1952 ナシュア Nashua ケンタッキーダービーでは好敵手スワップスに敗れたが後のマッチレースで雪辱を果たし種牡馬としても後世に大きな影響を与えた米年度代表馬
1952 パッパフォーウェイ Pappa Fourway かなりのマイナー血統の持ち主ながらも圧倒的強さで3歳時8戦全勝の成績を残し20世紀英国屈指の短距離馬との評価を得る
1952 リボー Ribot 圧勝に次ぐ圧勝で凱旋門賞2連覇・キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS制覇など生涯戦績16戦全勝の成績を残した伊国の誇る世紀の名馬
1952 サーチング Searching 名繁殖牝馬ラトロワンヌの孫で競走馬・繁殖牝馬として大成し祖母の牝系を大きく発展させた立役者の1頭となった米国顕彰馬
1952 スワップス Swaps 快速を武器にケンタッキーダービーを勝った後に右前脚の裂蹄と闘いながら世界レコードを実に5回も記録した20世紀カリフォルニア州産の最強馬
1952 ヴィミー Vimy 英国調教馬以外として初のキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSの勝ち馬は日本で種牡馬として活躍する
1953 チャイナロック China Rock 競走馬としては冴えなかったが、日本で数々の名競走馬を輩出した頑健、パワフル、そして精力抜群の大種牡馬
1953 モンタヴァル Montaval キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSの優勝馬として史上初めて日本に種牡馬として輸入されて活躍馬を出したが惜しくも早世する
1953 ニードルズ Needles フロリダ州産馬として史上初めてケンタッキーダービー馬となりフロリダ州の馬産界における希望の星となる
1953 プリンスジョン Prince John 競走馬としては故障のため3歳戦を走る事無く引退となったが、種牡馬として成功し、さらに繁殖牝馬の父として大きな成功を収める
1953 スウォーンズサン Swoon's Son 米国三冠競走にも米国競馬の年度表彰にも無縁だったが黙々と走り続けて同時代の強豪馬達を次々と破り後に米国顕彰馬にも選ばれる
1954 バリモス Ballymoss 凱旋門賞・キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSなどを勝ち愛国史上最高の名伯楽ヴィンセント・オブライエン師が最初に手掛けた平地競走の超大物競走馬となる
1954 ボールドルーラー Bold Ruler 競走馬としてもプリークネスSなどを勝ち米年度代表馬に選ばれた一流馬だが、種牡馬として8回もの北米首位種牡馬に輝き20世紀米国最高の種牡馬と言われる
1954 クレペロ Crepello 慢性の脚部不安を抱えながら英2000ギニー・英ダービーを制したがその後は一走も出来なかった未完の強豪馬
1954 ギャラントマン Gallant Man ゴール板誤認による敗戦というケンタッキーダービーの悪夢からベルモントSの8馬身差圧勝で覚醒した無冠の帝王
1954 ニアークティック Nearctic 加国の天才馬産家エドワード・テイラー氏が送り出した加年度代表馬は20世紀最大の種牡馬ノーザンダンサーの父となる
1954 レッドゴッド Red God 競走馬としても種牡馬としても抜群の成功を収めたわけではないが、代表産駒ブラッシンググルームの活躍により後世に名を残す
1954 ライトボーイ Right Boy ナンソープS・ジュライCなど英国の主要短距離戦を次々に連覇した1950年代英国屈指の名短距離馬
1954 ラウンドテーブル Round Table 芝とダートを問わず頑健に走り4年間で66戦43勝、レコード勝ちを16回マークし米年度代表馬及び全米賞金王に輝き種牡馬としても活躍する
1954 タラック Tulloch 豪州のみならず当時世界最良の3歳馬と呼ばれ、2年間もの闘病生活を経て再び最強馬に返り咲いた豪州競馬史上屈指の名馬
1955 アルサイド Alcide 現役時代は英ダービー直前回避など不運も多かったが英セントレジャー・キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSを豪快な追い込みで勝った名長距離馬
1955 ボールドイーグル Bald Eagle 当初は気性難のため活躍できなかったが、調教師の看病で重病を克服してから馬が変わり、史上唯一のワシントンDC国際S2連覇を果たす
1955 ベラパオラ Bella Paola 英2000ギニー・英オークスなどを制し、その血統背景から第二次世界大戦という混沌の中から生まれた仏独混血の名牝と呼ばれる
1955 ハードリドン Hard Ridden 愛国調教馬として51年ぶりに英ダービーを勝ったファリス直系の名馬は父子3代の本邦輸入種牡馬の初代となる
1955 シルキーサリヴァン Silky Sullivan 他馬から数十馬身後方を追走しながらゴールでは差し切ってしまうレース内容で人気を博した米国カリフォルニア州の伝説の追い込み馬
1955 ティムタム Tim Tam 強烈な末脚を武器に破竹の8連勝でケンタッキーダービー・プリークネスSを制覇するもレース中の故障で米国三冠の夢を絶たれた良血馬
1956 インテンショナリー Intentionally ソードダンサーやキャリーバックと戦いながら米最優秀短距離馬にも選ばれ、種牡馬としても貴重なマンノウォー直系を後世に伝える中継ぎを担う
1956 パーシア Parthia 同期の名牝プティトエトワールには勝てなかったが英国と日本で種牡馬として活躍した英ダービー馬
1956 プティトエトワール Petite Etoile 牡馬顔負けの類稀なスピードから繰り出す追い込みを武器に英1000ギニーや英オークスなど英国の大競走を次々に制覇した芦毛の名牝
1956 クイル Quill 米最優秀2歳牝馬に選ばれニューヨーク牝馬三冠競走のうち2競走も制したマルゼンスキーの祖母
1956 セントクレスピン Saint Crespin 日本で天皇賞馬を2頭輩出したスタミナ自慢の凱旋門賞・エクリプスSの勝ち馬
1956 シルヴァースプーン Silver Spoon サンタアニタダービーを快勝してケンタッキーダービーにも挑戦するなど牡馬相手に健闘し米国競馬の殿堂入りも果たした米国三冠馬サイテーションの最高傑作
1956 ソードダンサー Sword Dancer 貧相な馬体ながらベルモントS・ウッドワードS2回などを制して米年度代表馬に選ばれた名馬は種牡馬としてダマスカスを出しテディの直系を発展させる
1957 アークル Arkle チェルトナム金杯を3連覇するなど圧倒的な実力を示し障害競走の本場である英愛両国において人気と実力共に最高と言われる世界競馬史上最高の障害競走馬
1957 ケルソ Kelso 3歳時から7歳時まで5年連続で米年度代表馬に選ばれるというおそらく2度と見ることが出来ない快挙を成し遂げた米国競馬史上最強騙馬
1957 ミルハウス Mill House 英愛の障害競走ナショナルハント史上屈指の実力馬でありながら同世代馬アークルの引き立て役になってしまった「障害競走史上最も偉大なナンバー2」
1958 ボウルオブフラワーズ Bowl Of Flowers 名繁殖牝馬フラワーボウルの初子として米最優秀2歳牝馬・米最優秀3歳牝馬・米国顕彰馬に選ばれる
1958 キャリーバック Carry Back ケンタッキーダービーやプリークネスSなどで見せた怒涛の追い込み劇により米国競馬ファンの絶大な人気を獲得した雑草血統の持ち主
1958 ヘイルトゥリーズン Hail to Reason 走りまくった2歳時しか競走生活を送らなかったが種牡馬として成功し現在の日本競馬界を自身の血脈で埋め尽くす
1958 エルバジェ Herbager 凱旋門賞こそ惨敗するも仏ダービー・サンクルー大賞などを勝ち種牡馬としても成功し優秀なスタミナを日本や北米に伝える
1958 マッチ Match 4歳時に欧米を股にかけて活躍しキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS・ワシントンDC国際Sを勝つが、種牡馬供用3年目で惜しくも早世する
1958 ライトロイヤル Right Royal 仏グランクリテリウム・仏2000ギニー・仏ダービーなどを制した仏国最強馬の実力を如何なく発揮してキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSも完勝
1959 シケーダ Cicada 小柄な馬体で華麗な走りを披露し、2歳から4歳まで3年連続で最優秀牝馬のタイトルを受賞した米国競馬史上唯一の馬となる
1959 クリムゾンサタン Crimson Satan 繁殖牝馬の父として活躍し大種牡馬ストームキャットやダイワ兄妹の祖母の父としても名を残すヒムヤー直系の米最優秀2歳牡馬
1959 エクスビュリ Exbury 古馬になって開花し強烈な末脚を武器に凱旋門賞・コロネーションC・サンクルー大賞などの大レースを次々に制覇し仏国最強馬に上り詰める
1959 フライングボルト Flyingbolt 2歳年上の同厩馬アークルと対戦していたら勝っていた可能性が高いと言われる、アークルと双璧を成す英愛障害競走チェイス分野のトップ2の1頭
1959 ネイティヴダイヴァー Native Diver 陣営の酷使に耐えながら米国西海岸で長年走り続け、ハリウッド金杯の3連覇など米国最多記録ステークス競走34勝を挙げた薄幸の名馬
1959 サーゲイロード Sir Gaylord 競走馬としてはケンタッキーダービー前日の骨折で大成できなかったが種牡馬として成功し一大系統を築いたセクレタリアトの半兄
1960 アフェクショネイトリー Affectionately ニューヨーク州クイーンズ地区にあるアケダクト競馬場を主戦場として短距離路線で牡馬顔負けの活躍を続けた「女王の中の女王」
1960 シャトーゲイ Chateaugay 史上空前の盛り上がりを見せた1963年のケンタッキーダービーを人気薄ながら優勝しベルモントSも制覇した本邦輸入種牡馬
1960 ガンボウ Gun Bow 世紀の名馬ケルソと同斤量を背負いながら互角の勝負を繰り広げた唯一と言ってよい馬で、ケルソ最大の好敵手と言える存在
1960 ネヴァービート Never Beat 競走成績は冴えなかったが、日本で種牡馬として大成功しネヴァーセイダイ系種牡馬ブームを起こす立役者となる
1960 ネヴァーベンド Never Bend 大種牡馬ナスルーラの最終世代の産駒であり、父の最後の大物後継種牡馬として名馬ミルリーフなど多くの活躍馬を出す
1960 パーソロン Partholon 七冠馬シンボリルドルフや天皇賞3代制覇の初代メジロアサマを筆頭に数々の優駿を送り出した日本競馬史上屈指の大種牡馬
1960 ラグーザ Ragusa 遅生まれで小柄のため幼少期の評価は低かったが愛ダービー完勝後に頭角を現し、英セントレジャー・エクリプスSなどを制して英国最強馬の座に君臨
1960 レルコ Relko 英ダービーでドーピング疑惑に揺れたが、英仏両国で数多くの大レースを制した1960年代仏国を代表する強豪馬
1960 ツスカリー Tuscalee 障害競走年間10勝、障害競走通算勝利数37勝はいずれも米国記録となっている20世紀を代表する米国の名障害競走馬
1961 アニリン Anilin オイロパ賞3連覇・ワシントンDC国際Sで2度とも入着など、東側諸国でもその実力を存分に発揮したソビエト連邦史上最強馬
1961 インディアナ Indiana 日本で名馬タケホープなどを出して長距離向き種牡馬として活躍した英セントレジャー馬
1961 ノーザンダンサー Northern Dancer 20世紀世界最高の種牡馬としてサラブレッド血統界を支配したカナダ生まれのケンタッキーダービー・プリークネスSの勝ち馬
1961 レイズアネイティヴ Raise a Native 現役時代4戦全勝で早々に引退したが種牡馬として大成功し、ミスタープロスペクターやアリダー達を経由して自身の血で米国競馬界を埋め尽くす
1961 サンタクロース Santa Claus 57年ぶり史上2頭目となる英ダービー・愛ダービーのダブル制覇を果たすも若くしてこの世を去った競走馬のサンタクロース
1961 トスマー Tosmah アーリントンクラシックSなどで牡馬を蹴散らして勝つなど一流の成績を残し米国競馬の殿堂入りも果たした名種牡馬ヘイローの半姉
1962 ボールドラッド Bold Lad 2歳時の圧倒的な強さに関してはセクレタリアト以上の評価を受けた良血のボールドルーラー産駒
1962 ダイアトム Diatome 仏国競馬史上最強世代に産まれてしまった不運がつきまとうもワシントンDC国際Sを勝ち日本で種牡馬として活躍する
1962 リライアンス Reliance 先着を許したのはシーバードのみ、類稀なる実力を持ちながら最強にはなれなかった仏ダービー馬
1962 シーバード Sea-Bird 英ダービーを馬なりで勝ち、史上最高級のメンバーが揃った凱旋門賞も圧倒的な強さで制覇した20世紀世界最強馬
1962 トムロルフ Tom Rolfe プリークネスSなどを勝ち凱旋門賞にも果敢に挑んだ米最優秀3歳牡馬は種牡馬としても父リボーの後継として大活躍する
1963 バックパサー Buckpasser 完璧な馬体と気まぐれな性格を併せ持つ米国競馬史上有数の個性的最強馬は数々の名競走馬・名種牡馬の母の父として名を馳せる
1963 バステッド Busted 3歳時までは素質を開花させられなかったが、転厩後の4歳時に開花してエクリプスS・キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSを制して欧州最強馬の座に君臨
1963 フォルリ Forli 無敗でアルゼンチン3歳四冠馬となり亜国史上最良の馬と讃えられた名馬は種牡馬としても後世に大きな影響を与える
1963 グロースターク Graustark 陣営の無理使いが祟ってケンタッキーダービーを目前に故障して早期引退を余儀なくされたが種牡馬としては父リボーの後継として大活躍
1963 レスカルゴ L'Escargot チェルトナム金杯を2連覇した後に英グランドナショナルに4年連続で挑戦し、4度目の出走で3連覇を狙ったレッドラムを2着に破って優勝を飾る
1963 シーホーク Sea Hawk 種牡馬として天皇賞春の優勝馬を2頭、東京優駿の優勝馬も2頭輩出したスタミナ自慢のサンクルー大賞の勝ち馬
1963 シルバーシャーク Silver Shark アベイドロンシャン賞やイスパーン賞を勝つなどマイル前後の距離で活躍し、日本ではオグリキャップ・オグリローマン兄妹の母の父として知られる名マイラー
1963 テスコボーイ Tesco Boy 競走馬としては繰り上がり勝利のクイーンアンS程度しか実績が無いが、日本で卓越した速度を産駒に伝え日本競馬の質を一変させた大種牡馬となる
1964 ダマスカス Damascus ケンタッキーダービーを取りこぼしたため米国三冠馬にはなれなかったがウッドワードSで歴史的名馬2頭を圧倒して最強馬の称号を獲得する
1964 ドクターファーガー Dr.Fager 過酷な斤量などをものともせずに驚異的レコードタイムを連発した誰もが認める米国競馬史上最強の快速馬
1964 フォートマーシー Fort Marcy 北米・欧州・日本・南アフリカ・南米と世界各国から米国に集まった名馬達と戦い続け米年度代表馬・米国顕彰馬にも選ばれた米国芝王者
1964 ゲイムリー Gamely ベルデイムS2連覇など牝馬限定戦で実力を大いに発揮し3年連続の米国牝馬チャンピオンに選ばれるも僅か2頭の産駒を残して夭折する
1964 ハワイ Hawaii 南アフリカ時代はゴールデンマイル三冠を達成したマイラーだったが米国に移籍すると距離を克服して米最優秀芝馬に選ばれた南アフリカの歴史的名馬
1964 インリアリティ In Reality 同世代のドクターファーガーやダマスカスには歯が立たなかったが種牡馬として成功し、マンノウォーの直系を後世に伝える原動力となる
1964 ロイヤルパレス Royal Palace 英2000ギニー・英ダービー・エクリプスS・キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSなど英国牡馬主要競走の大半を制覇したが英セントレジャーには出走できず
1965 ダークミラージュ Dark Mirage 超小柄な馬体ながら圧勝に次ぐ圧勝で史上初のニューヨーク牝馬三冠馬に輝き、レース中の事故で散った米国の悲劇の名牝
1965 レヴモス Levmoss アスコット金杯やカドラン賞を制した名長距離馬だったが突如参戦した凱旋門賞で低評価を覆して優勝する
1965 リュティエ Luthier 種牡馬として活躍し貴重なトウルビヨン直系を1970~80年代の仏国で繁栄させる事に成功したリュパン賞・ジャックルマロワ賞の勝ち馬
1965 レッドラム Red Rum 英グランドナショナルに5回参戦して3勝2着2回の成績を残し、競馬に興味が無い人も含めた英国民の間で最高の認知度を得た英国競馬界最高のスーパーアイドル
1965 サーアイヴァー Sir Ivor 英2000ギニー・英ダービー・ワシントンDC国際Sを勝つなど欧米を股にかけて活躍し、名手レスター・ピゴット騎手をして生涯最高の名馬と言わしめる
1965 ヴェイグリーノーブル Vaguely Noble 英仏クラシック競走未登録のため凱旋門賞に狙いを絞って完勝を収めたハイペリオン直系を代表する名競走馬にして名種牡馬
1965 ゼダーン Zeddaan 仏2000ギニー・イスパーン賞などを勝った名マイラーにして、産駒に優秀なスピードと芦毛の毛色を伝えた名種牡馬
1966 アクアク Ack Ack 短距離路線から10ハロン路線に活躍の場を広げた記念すべき第1回エクリプス賞年度代表馬は貴重なドミノ直系の中興の祖となる
1966 アーツアンドレターズ Arts and Letters 無敗で米国三冠馬に王手をかけていたマジェスティックプリンスに唯一の黒星を付けた後に大活躍して米年度代表馬・米最優秀3歳牡馬のタイトルを奪取する
1966 クーガー Cougar チリからカリフォルニア州に移籍して怒涛の追い込みで数々の大競走で活躍し絶大な人気を博した「ザ・ビッグ・キャット」
1966 ギャラントブルーム Gallant Bloom 同世代のシュヴィーや年上のゲイムリーといった歴史的名牝を下して2歳から4歳まで怒涛の12連勝を記録する
1966 ハビタット Habitat サーアイヴァーと並ぶ名種牡馬サーゲイロードの代表産駒にして最良後継種牡馬となった英仏両国のマイル王者
1966 インターメゾ Intermezzo 父として名馬グリーングラスを出し、日本有数の長距離向き種牡馬として活躍した英セントレジャー馬
1966 マジェスティックプリンス Majestic Prince 史上初めてケンタッキーダービー・プリークネスSの2競走を無敗のまま制したが、脚の負傷をおして出走したベルモントSで2着に敗れてそのまま引退する
1966 シュヴィー Shuvee 同時代を生きた名牝達との対戦成績では分が悪かったがニューヨーク牝馬三冠馬となり古馬になって牡馬相手のジョッキークラブ金杯2連覇を果たす
1966 タウィー Ta Wee 兄ドクターファーガー譲りの快速と兄を上回るほどの斤量耐性を有し兄と同じく2年連続米最優秀短距離馬に輝いた美しき牝馬
1966 タイプキャスト Typecast 芝ダート距離不問の活躍を見せてエクリプス賞最優秀古馬牝馬に選ばれた名牝は日本に繁殖牝馬として輸入されて天皇賞馬プリテイキャストの母となる
1967 カロ Caro 競走馬としては1歳年下のミルリーフの影に隠れたが種牡馬としては互角の成績を残しグレイソヴリン直系の繁栄に大きく貢献する
1967 ディクタス Dictus 長距離血統ながら気性の問題で名マイラーとなった自身の特徴をそのまま産駒にも伝えた本邦輸入種牡馬
1967 ニジンスキー Nijinsky 種牡馬としても超一流の成績を残した35年ぶり史上最後の英国三冠馬
1967 パーソナリティ Personality プリークネスS・ウッドワードSなどを制して米年度代表馬に選ばれた良血馬は米年度代表馬として史上初めて日本に種牡馬として輸入される
1967 ササフラ Sassafras 当時無敗を誇っていた英国三冠馬ニジンスキーに初黒星をつけたスタミナ自慢の凱旋門賞馬
1967 ヴァイスリージェント Vice Regent 競走成績は全く振るわなかったが加国で13回も首位種牡馬を獲得し、父ノーザンダンサーから分岐した独自の系統を築く
1967 イエローゴッド Yellow God 日本で3頭のクラシックホースを出し一世を風靡したレッドゴッド直子のスピード型種牡馬
1968 ブリガディアジェラード Brigadier Gerard マイル戦で無敵の強さを誇りながらも10ハロン以上の距離もこなし20世紀における英国調教馬としては最高の評価を得た英国競馬界の英雄
1968 キャノネロ Canonero 南米のベネズエラから米国三冠競走に挑戦し、冷笑を受けながらも主役を堂々と演じきり米国競馬界を愕然とさせる
1968 ヒズマジェスティ His Majesty 故障の影響もあって競走馬としては大成できなかったが、種牡馬として兄グロースタークと同じく成功しリボーの直系存続の最大の功労馬となる
1968 ミルリーフ Mill Reef 英ダービー・キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS・凱旋門賞の3競走を史上初めて全て制覇した欧州競馬の誇る至高の名馬
1968 マイスワロー My Swallow 2歳時7戦全勝の成績を残して同世代のミルリーフやブリガディアジェラードを上回る評価を受けるも、英2000ギニーではその2頭の前に敗北してしまう
1969 ヘイロー Halo 厩務員に虐待されたために肉食獣のような凶暴な馬と化したが、その性格だけでなく卓越した競走能力を子孫に伝えたサンデーサイレンスの父
1969 アイスカペイド Icecapade 競走馬としては一流半だったがノーザンダンサーに次ぐニアークティック直系第2の主流の祖となったラフィアンの半兄
1969 キートゥザミント Key to the Mint 同世代のリヴァリッジと好勝負を演じリヴァリッジを抑えてエクリプス賞最優秀3歳牡馬に選ばれたリボー直系の名種牡馬
1969 リファール Lyphard 名馬ダンシングブレーヴを筆頭に数々の優駿を送り出し、父ノーザンダンサーの後継種牡馬として活躍した名マイラー
1969 ナイスダンサー Nice Dancer 個性的な産駒を多く出し、日本に種牡馬として輸入されたノーザンダンサー直子としてはノーザンテーストに次ぐ成績を収めた加最優秀3歳牡馬
1969 ナンバードアカウント Numbered Account 名門牝系ラトロワンヌ系出身の初代エクリプス賞最優秀2歳牝馬は繁殖牝馬としてもプライヴェートアカウントなどを産んで成功を収める
1969 ラインゴールド Rheingold 地味な血統から飛び出した凱旋門賞馬は英国調教馬ながらGⅠ競走4勝全てを仏国で挙げる
1969 リヴァリッジ Riva Ridge 傾きかけた生産牧場メドウステーブルの救世主となり、同馬主同厩のセクレタリアト以上に陣営から愛された「ゴールデンボーイ」
1969 リヴァーマン Riverman 種牡馬として大成功を収めて名馬ミルリーフと共に父ネヴァーベンドの血を後世に広める立役者となった仏2000ギニー馬
1969 ロベルト Roberto 英国競馬の英雄ブリガディアジェラードに生涯唯一の黒星をつけて英国競馬史上屈指の悪役と呼ばれた英ダービー馬で、種牡馬としても大成功する
1969 シャーペンアップ Sharpen Up 米国の名馬ネイティヴダンサーの直系を欧州に広めたエタン系の実質的始祖となった仕上がり早い快速馬
1969 スーザンズガール Susan's Girl 長きに渡り一線級で活躍し現役中の骨折も見事に克服して米国競馬史上初の100万ドル牝馬に輝いた偉大なる名牝
1970 アレフランス Allez France 凱旋門賞など仏国の大レースを次々に制覇し「ロンシャンの女王」と呼ばれた20世紀欧州競馬界を代表する名牝中の名牝
1970 エインシャントタイトル Ancient Title 歴史的名馬がひしめき合う1970年代米国において西海岸を主戦場として長きに渡り走り続けた知られざる米国殿堂馬の一頭
1970 ダリア Dahlia キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS2連覇など欧米5か国でGⅠ競走を10勝し、繁殖入り後も大活躍した20世紀屈指の名牝
1970 デザートヴィクスン Desert Vixen エクリプス賞最優秀3歳牝馬・エクリプス賞最優秀古馬牝馬を連続受賞し米国顕彰馬にも選ばれた日本の名種牡馬リアルシャダイの母
1970 フォアゴー Forego 過酷な負担重量と脚部不安を克服して米国ハンデ路線の大競走を勝ちまくり3年連続でエクリプス賞年度代表馬に輝いた米国競馬史上有数の名馬
1970 ラプレヴォヤンテ La Prevoyante 2歳時12戦全勝の成績でソヴリン賞年度代表馬に選ばれエクリプス賞年度代表馬の候補に挙がるほどの活躍を見せるも、肺破裂により現役中に夭折した薄幸の名牝
1970 ミスタープロスペクター Mr.Prospector 競走成績は一流とは言い難かったが種牡馬として記録的な大成功を収め、20世紀末から21世紀にかけての世界競馬を席巻した米国の誇る大種牡馬
1970 セクレタリアト Secretariat 米国三冠競走全てを現在も破られていないレースレコードで制し、特にベルモントSでは31馬身差で圧勝して米国史上最強馬の称号を得た第9代米国三冠馬
1970 シャム Sham 同世代のセクレタリアトの陰に隠れてしまったが、幻の米国三冠馬であると主張する人もいる、米国競馬史上有数の「偉大なるナンバー2」
1970 スターアピール Star Appeal 単勝オッズ120.7倍という最低人気の評価を覆して独国調教馬として初めて凱旋門賞を優勝する
1971 バスティノ Bustino キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスDSで14ポンドのハンデを与えた1歳年下のグランディと世紀の名勝負を演じた英セントレジャー馬
1971 クリスエヴァート Chris Evert その名の由来となった歴史的名テニス選手が頭角を現すのと同時に大活躍して、繁殖牝馬としても世界的な名門牝系を構築したニューヨーク牝馬三冠馬
1971 ハイクレア Highclere ナシュワンやディープインパクトなど数々の優駿の牝系先祖となった英国エリザベスⅡ世女王陛下所有の英1000ギニー・仏オークス優勝馬
1971 ナイトナース Night Nurse 英タイムフォーム社のレーティングにおいてハードル分野史上最高の182ポンドを獲得している史上最強のハードル障害競走馬
1971 ノノアルコ Nonoalco 日本で有馬記念馬ダイユウサクなど個性派産駒を輩出した英2000ギニー・ジャックルマロワ賞の勝ち馬
1971 ノーザンテースト Northern Taste 日本競馬界に父ノーザンダンサーの血を導入し、日本競馬の血統レベルを世界クラスまで引き上げた偉大なる種牡馬
1971 サガロ Sagaro 史上初のアスコット金杯3連覇を達成した、ゴール前の末脚で勝負するタイプの高速ステイヤー
1971 サートリストラム Sir Tristram 競走馬としては凡庸だった上に牧場で火災に見舞われて九死に一生を得るという奇禍もあったが、オセアニアで種牡馬として記録的な大成功を収める
1972 ブレイヴェストローマン Bravest Roman 日本で3頭の牝馬クラシックホースを出したが、基本はダート向きだったネヴァーベンド直子の名種牡馬
1972 フーリッシュプレジャー Foolish Pleasure 2歳時7戦全勝の成績を誇り3歳時も大活躍した歴史的名馬だが、それよりも名牝ラフィアンの最後の対戦相手となった事で知られるケンタッキーダービー馬
1972 グリーンダンサー Green Dancer 仏2000ギニーを勝ち英ダービーや凱旋門賞では完敗したマイラーだったが種牡馬としては優秀なスタミナや底力を産駒に伝えたニジンスキーの後継種牡馬
1972 グランディ Grundy キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスDSにおけるバスティノと世紀の名勝負を制した英ダービー馬だが種牡馬としては不遇のまま日本に骨を埋める
1972 ラフィアン Ruffian 圧倒的な速さでニューヨーク牝馬三冠競走を含むデビュー10連勝を達成するもレース中の故障で散った米国競馬史上最大の悲劇のヒロイン
1972 スティールハート Steel Heart 日本の中央競馬における短距離路線拡張の時勢に乗ってニホンピロウイナーなどを出して種牡馬として成功を収めた超快速馬
1973 ボールドフォーブス Bold Forbes プエルトリコから米国に来て大逃げ戦法でケンタッキーダービーとベルモントSを制した「プエルトリカンロールスロイス」
1973 エクセラー Exceller 強烈な末脚を武器に欧米を股にかけて活躍して米国三冠馬2頭を単一競走で同時に破った史上唯一の馬となるも種牡馬入り後に非業の最期を遂げる
1973 ポーニーズ Pawneese 20世紀以降では史上唯一の英オークス・仏オークスのダブル制覇を達成したばかりかキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスDSも勝利する
1973 ウォロー Wollow 英2000ギニーなどGⅠ競走を5勝して、英国の名伯楽ヘンリー・セシル調教師が手掛けた最初の大物競走馬となるも、種牡馬としては不振に終わる
1973 ユース Youth 仏ダービーを勝つなど仏国で活躍していたが3歳暮れに北米に遠征して加国際S・ワシントンDC国際Sをいずれも圧勝して世界的名声を獲る
1974 アレッジド Alleged 豊富なスタミナに裏打ちされた逃げ先行策で曾祖父リボー以来22年ぶり史上5頭目、20世紀では最後となる凱旋門賞2連覇を達成し種牡馬としても活躍する
1974 ビーマイゲスト Be My Guest 競走馬としては名マイラーとしての素質を発揮できないまま終わったが、種牡馬としては英愛首位種牡馬に輝く成功を収めた良血馬
1974 ブラッシンググルーム Blushing Groom 仏国主要2歳競走完全制覇に加えて仏2000ギニーも勝った名馬は闘争心強化型の大種牡馬としても活躍する
1974 シアトルスルー Seattle Slew 当初の評価は低かったが史上初めて無敗で米国三冠馬に輝き、種牡馬としても超一流の成績を残したアメリカンヒーロー
1974 ザミンストレル The Minstrel その闘争心を高く評価されたノーザンダンサー直子の英ダービー・愛ダービー・キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスDS優勝馬は種牡馬としても活躍
1974 トリリオン Trillion 娘である「鉄の女」トリプティクも顔負けの頑健さで世界各国のGⅠ競走で善戦し、現在世界有数の名牝系の祖ともなる
1975 アファームド Affirmed 接戦には決して負けない卓越した闘争心を武器に宿敵アリダーとの激戦を制した20世紀最後の米国三冠馬
1975 アホヌーラ Ahonoora 競走馬としては一流半だったが種牡馬として活躍し欧州では稀少となったトウルビヨン直系の中興の祖となる
1975 アリダー Alydar 類稀なる能力を有しながらも米国三冠競走で全て宿敵アファームドの2着だった雪辱を種牡馬として果たすも謎に包まれた最期を遂げた米国の歴史的名馬
1975 バッズワースボーイ Badsworth Boy クイーンマザーチャンピオンチェイスを3年連続でぶっちぎり圧勝した、英国短距離スティープルチェイス界の最強馬
1975 イルドブルボン Ile de Bourbon キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスDS・コロネーションCをいずれも完勝し父として英愛ダービー馬も出した本邦輸入種牡馬
1975 ジョンヘンリー John Henry 評価を低くする全ての要素を有していた最下級馬から大出世して6歳と9歳でエクリプス賞年度代表馬に輝いた雑草の強さを誇る米国の歴史的名馬
1975 ルモス Le Moss 史上唯一英国長距離三冠を2年連続で達成して、長距離戦のみを走った馬としては欧州競馬史上最後のチャンピオンホースとして評価される
1975 マニカト Manikato 脚部不安の悪化により若くして落命したが今日の豪州短距離路線の隆盛の礎となった豪州競馬史上最強の誉れ高き短距離王者
1975 ミルジョージ Mill George 競走馬としては4戦2勝と振るわなかったが種牡馬として日本でブレイクし全日本首位種牡馬の座も獲得した個性派種牡馬
1975 シャーリーハイツ Shirley Heights 名馬ミルリーフの後継種牡馬として活躍し、英ダービー父子3代制覇の中継ぎを担った英ダービー・愛ダービーのダブル覇者
1975 ウィッシングウェル Wishing Well 貧弱な血統の持ち主ながら競走馬としてグレード競走をを2勝したサンデーサイレンスの母
1976 アルドロス Ardross アスコット金杯2連覇など欧州タイ記録のグループ競走13勝を挙げ、時代の欧州最強馬としての評価を得た最後の名長距離馬
1976 ダヴォナデイル Davona Dale 米国牝馬三冠競走“National Triple Tiara”とニューヨーク牝馬三冠競走“The New York Triple Tiara”を史上唯一完全制覇する
1976 エラマナムー Ela-Mana-Mou 4歳時にエクリプスS・キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスDSを連勝して日本に輸入された父ピットカーンに英愛首位種牡馬を獲得させる
1976 グローリアスソング Glorious Song 繁殖牝馬としてラーイやシングスピールなど数々の活躍馬を出した加国出身のエクリプス賞最優秀古馬牝馬
1976 アイリッシュリヴァー Irish River 父リヴァーマンから受け継いだスピードを如何なく発揮してマイル戦無敵の名マイラーとなり種牡馬としてもその快速を如何なく産駒に伝える
1976 キングストンタウン Kingston Town 史上唯一のコックスプレート3連覇を達成し、豪州競馬史上初の100万ドルホースとなった初代豪州顕彰馬の1頭
1976 ケーニヒスシュトゥール Konigsstuhl 歴史上唯一の独国三冠馬に輝いた名競走馬であるだけでなく、種牡馬としても成功して後世に大きな影響を残す
1976 クリス Kris 生涯3着以下無しの安定感を誇った1980年代英国を代表する名マイラーは種牡馬としても成功しエタン直系が欧州で繁栄する立役者となる
1976 メアジードーツ Mairzy Doates 米国GⅡ競走クラスの馬ながら記念すべき第1回ジャパンCを日本レコードで優勝し、日本の競馬界に激震を走らせる
1976 モガミ Mogami 競走馬としては振るわなかったが日本で大物産駒や障害巧者を多数出して種牡馬として成功を収めシンボリ牧場やメジロ牧場の屋台骨を支える
1976 プライヴェートアカウント Private Account 競走馬としてはマイナーGⅠ競走を2勝した程度に終わったが種牡馬として超大物牝馬を次々輩出したダマスカス直子の良血馬
1976 リローンチ Relaunch レベルが低い米国芝のGⅢ競走を2勝した程度の競走成績に反して種牡馬として成功し貴重なマンノウォー直系の救世主となった異流血脈の塊
1976 スペクタキュラービッド Spectacular Bid 10ハロン以下の距離なら米国競馬史上最強と言われ、あまりの強さに他馬陣営がことごとく逃げ出してしまった事もあった、頑健かつ万能の名馬中の名馬
1976 スリートロイカス Three Troikas 仏1000ギニー・ヴェルメイユ賞に加えて凱旋門賞も完勝を収め、国際クラシフィケーションにおいて牝馬としては史上最高のレーティングを獲得する
1976 トップヴィル Top Ville 貴重なダンテ直系の血を欧州に広めた仏ダービー・リュパン賞の勝ち馬
1976 トロイ Troy 記念すべき第200回の英ダービーを驚異的な末脚で圧勝し、愛ダービー・キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスDSも制覇する
1977 ボールドンデターマインド Bold 'n Determined 惜しくもニューヨーク牝馬三冠馬にはなれなかったがマスケットSで歴史的名牝2頭をまとめて撃破し米国競馬の殿堂入りも果たす
1977 ダンチヒ Danzig 脚部不安のため競走馬としては3戦しただけに終わったが、圧倒的なスピードを子孫に伝え続けたノーザンダンサー最高の後継種牡馬の1頭
1977 デトロワ Detroit 1980年の凱旋門賞をコースレコードで制した名牝は母としても凱旋門賞馬を産んで史上初の凱旋門賞母子2代制覇を達成する
1977 ファピアノ Fappiano 父ミスタープロスペクターの2年目産駒としてメトロポリタンHを勝利し、父の最初の大物後継種牡馬となる
1977 ジェニュインリスク Genuine Risk 65年ぶり史上2頭目の牝馬のケンタッキーダービー馬は米国三冠競走全てで入着した史上唯一の牝馬ともなる
1977 ゴールドリヴァー Gold River 1981年の凱旋門賞を制した名牝は21世紀のマイル女王ゴルディコヴァの曾祖母となるなど牝系も発展させる
1977 ノウンファクト Known Fact 繰り上がりながら英2000ギニーを制しクイーンエリザベスⅡ世Sでクリスを撃破したマンノウォー直系の名マイラーは種牡馬としても活躍する
1977 クリスエス Kris S. 血統も競走成績も二流以下ながら産駒がブリーダーズカップで強さを発揮して北米首位種牡馬までに上り詰めたミラクルサイヤー
1977 ヌレイエフ Nureyev 競走馬としては英2000ギニー1位入線失格など不運が重なり大成できなかったが、致命的な故障を乗り越えて名馬を世界中に送り出した大種牡馬
1978 エイプリルラン April Run 第2回ジャパンCで名国の歴史的名馬ジョンヘンリーと人気を二分したエクリプス賞最優秀芝牝馬
1978 ドーンラン Dawn Run 英愛仏3か国のチャンピオンハードル全制覇と、英チャンピオンハードル・チェルトナム金杯ダブル制覇を達成した史上唯一の馬だが、レース中に散った悲劇の名牝
1978 カラグロウ Kalaglow 古馬になってエクリプスS・キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスDSを連勝して欧州競馬の頂点に立ったグレイソヴリン直系の名馬
1978 マーウェル Marwell 当時欧州には3つだった全世代出走可能な6ハロン以下のGⅠ競走キングズスタンドS・ジュライC・アベイドロンシャン賞を同一年に全て制覇した史上唯一の馬
1978 ミスワキ Miswaki 競走馬としては2歳戦で活躍したのだがミスタープロスペクターの後継種牡馬としては異端の晩成中長距離型種牡馬として活躍する
1978 プレザントコロニー Pleasant Colony ベルモントSを「史上最悪の騎乗」で3着に敗れて米国三冠馬の栄誉は逃したが、リボー直系を代表する種牡馬として大成功を収める
1978 シャーガー Shergar 史上最大の10馬身差で圧勝した英ダービーを筆頭に欧州の大競走を次々制覇した名馬中の名馬だが種牡馬入り後に誘拐されて行方不明となる
1978 スタネーラ Stanerra 4歳時までは平凡な馬だったが5歳になって急激に強くなり、天皇賞馬キョウエイプロミスとの死闘を制して第3回ジャパンCを優勝した愛国の名牝
1978 ストームバード Storm Bird 英愛両国で最優秀2歳牡馬に選出された仕上がり早い快速を産駒によく伝えたノーザンダンサーの後継種牡馬の1頭
1979 オールアロング All Along 凱旋門賞・ロスマンズ国際S・ターフクラシックS・ワシントンDC国際Sと4連勝して芝専門馬として史上初めてエクリプス賞年度代表馬に選ばれた世界的名牝
1979 アサート Assert 仏国外の調教馬として史上初の仏ダービー制覇を果たし、さらに史上初の仏ダービー・愛ダービーのダブル制覇も達成する
1979 コンキスタドールシエロ Conquistador Cielo メトロポリタンHを7馬身1/4差で圧勝した僅か6日後にベルモントSを14馬身差で圧勝してエクリプス賞年度代表馬に選ばれる
1979 デザートオーキッド Desert Orchid 芦毛の真っ白な馬体で果敢に先頭を走り続け、キングジョージⅥ世チェイス4回・チェルトナム金杯制覇などを果たした英国の名障害競走馬
1979 デピュティミニスター Deputy Minister エクリプス賞最優秀2歳牡馬に輝きながら米国競馬関係者の評価が低かったが、種牡馬としての大活躍で見事見返した加国血統の名馬
1979 ハーフアイスト Half Iced 米国最強馬ジョンヘンリーや後の凱旋門賞馬オールアロングなど超豪華メンバーが揃った第2回ジャパンCを大外一気の豪脚で優勝する
1979 ジュピターアイランド Jupiter Island 欧米で黙々と走っていたが、現役最後のレースとなった第6回ジャパンCで8番人気の低評価を覆してアレミロードとの壮絶な叩き合いを制して優勝する
1979 リアルシャダイ Real Shadai ノーザンテーストの12年連続を阻止して中央競馬首位種牡馬を獲得し、日本におけるヘイルトゥリーズン系種牡馬ブームの先駆けとなった良血馬
1979 シルヴァーホーク Silver Hawk 競走馬としてはGⅢ競走勝ち止まりだったが種牡馬としてはGⅠ競走の勝ち馬を続出させたグラスワンダーの父
1979 ストロベリーロード Strawberry Road 豪州でAJCダービーやコックスプレートなど多くの大競走を制覇した後に世界に飛び立ち欧州・米国・日本と世界を駆け巡った国際派ホースの先駆け
1979 タイムチャーター Time Charter 英オークス・英チャンピオンS・キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスDSなどを制した1980年代の欧州競馬を代表する名牝
1980 カーリアン Caerleon 欧州では中長距離馬、日本ではマイラーの活躍馬を多く出しニジンスキー最高の後継種牡馬の1頭となった仏ダービー馬
1980 コジーン Cozzene 引退レースのBCマイルで見事にGⅠ競走初勝利を挙げた名マイラーは種牡馬としても一流の成績を残す
1980 クリスタルグリッターズ Crystal Glitters イスパーン賞を2連覇した実力馬は日本で個性豊かな活躍馬を多く出して成功を収める
1980 ダイイシス Diesis ミドルパークSとデューハーストSを両方勝った過去100年間で唯一の馬は全兄クリスと共にエタン直系の血を後世に広める功労馬となる
1980 ディキシーランドバンド Dixieland Band 現役時代はGⅠ競走で全く通用しなかった二流馬ながら種牡馬としては100頭を超えるステークスウイナーを出して大活躍する
1980 ハビブティ Habibti 英国主要短距離グループ競走を総なめにし、短距離馬及び3歳牝馬として英国競馬史上有数の評価を得た快速牝馬
1980 プリンセスルーニー Princess Rooney 無敗で制したケンタッキーオークス優勝後のスランプを脱出して記念すべき第1回BCディスタフを圧勝した芦毛の名牝
1980 ロイヤルヒロイン Royal Heroine 欧州でキャリアをスタートしたが米国において最も活躍した記念すべき第1回BCマイルの覇者
1980 サガス Sagace 史上6頭目の凱旋門賞2連覇を果たしたと思われたのも束の間、無念の2着降着により栄誉を奪われる
1980 スルーオゴールド Slew O'Gold 史上唯一ベルモントパーク競馬場オータムチャンピオンシリーズを同一年完全制覇したシアトルスルーの代表産駒
1980 ティーノソ Teenoso 超不良馬場の英ダービーと高速馬場のキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスDSを両方制した馬場状態不問の名馬
1980 ワイルドアゲイン Wild Again 記念すべき第1回BCクラシックを人気薄ながら優勝し、種牡馬としても成功を収めてアイスカペイドの後継種牡馬筆頭となる
1981 ダハール Dahar 七冠馬シンボリルドルフが出走した米国GⅠ競走サンルイレイSの勝ち馬として知られる良血馬だが日本では種牡馬として実力を発揮できず
1981 ダルシャーン Darshaan 仏ダービーでサドラーズウェルズとレインボークエストとの後の名種牡馬対決を制し、名馬ミルリーフの血脈を欧州で繁栄させる立役者となる
1981 デヴィルズバッグ Devil's Bag 2歳時は圧勝に次ぐ圧勝でその強さはセクレタリアトの再来とまで評されたが米国三冠競走前に引退したタイキシャトルの父
1981 エルグランセニョール El Gran Senor 生涯敗戦は英ダービーの短頭差2着の1度だけ、近年稀に見るハイレベルな世代と言われた1984年欧州3歳世代において頂点に君臨する
1981 ケイティーズ Katies 歴史的名牝ペブルスを愛1000ギニーで一蹴し、繁殖牝馬としてもヒシアマゾンの母となるなど日本競馬に大きな足跡を残す
1981 マウントリヴァーモア Mt.Livermore GⅠ競走級の実力を有しながらも現役時代GⅠ競走には勝てなかったが種牡馬としてリベンジしたブラッシンググルームの後継種牡馬
1981 ノーザントリック Northern Trick 歴代仏オークス馬の中でも高評価を得ている1984年ノーザンダンサー最強3歳世代の一頭は牝系子孫も発展させる
1981 パレスミュージック Palace Music 英国と米国でGⅠ競走を1勝ずつ挙げた他にBCマイルで2年連続2位入線した米国の歴史的名馬シガーの父
1981 パークリージェント Park Regent 競走馬としては加国のB級馬だったが、日本で種牡馬入りすると主にダート向きの活躍馬を多く出して地方競馬首位種牡馬を2度獲得する
1981 ペブルス Pebbles 破壊力満点の豪脚により、エクリプスS・英チャンピオンS・BCターフなどを次々と制し、第二次世界大戦後英国最高の牝馬という評価を得る
1981 プレシジョニスト Precisionist BCスプリントなどダート6ハロンから10ハロンまで幅広い距離でGⅠ競走を制し、受精能力欠如により競走馬に復帰した後も活躍した米国顕彰馬
1981 レインボークエスト Rainbow Quest 2歳時から4歳時まで欧州トップクラスで活躍し、繰り上がりながらも凱旋門賞馬の栄誉を手にした20世紀後半における英国最高の名種牡馬
1981 サドラーズウェルズ Sadler's Wells 競走馬としても一流だったが種牡馬として超一流の成績を挙げて14度の英愛首位種牡馬に輝き、米国に押されていた欧州馬産界の救世主となる
1981 セクレト Secreto 僅か4戦の経歴で競走馬を引退したノーザンダンサー直子の英ダービー馬は日本で死後にGⅠ競走の勝ち馬を送り出す
1981 スウェイル Swale 名門クレイボーンファームを初めてケンタッキーダービー馬の馬主にしたのに続いてベルモントSも勝利したがその僅か8日後に急死する
1982 アカテナンゴ Acatenango 独ダービーやサンクルー大賞を含む12連勝、グループ競走13勝を挙げて独国最強馬として君臨し、種牡馬としても5度の独首位種牡馬に輝く
1982 チーフズクラウン Chief's Crown 大種牡馬ダンチヒの初年度産駒として父の種牡馬としての評価を確固たるものにした記念すべきブリーダーズカップ最初の優勝馬
1982 フェアリーキング Fairy King 未勝利馬ながら血統が評価されて種牡馬入りすると仏首位種牡馬に輝くなど期待を大きく上回る成功を収めたサドラーズウェルズの全弟
1982 レディーズシークレット Lady's Secret 芦毛の小柄な馬体で逃げまくり、BCディスタフなどGⅠ競走11勝を挙げてエクリプス賞年度代表馬に選出された米国版「鉄の女」
1982 リールンク Lirung 現役中に謎の病気でこの世を去った、独国競馬史上最強のマイラーと讃えられる名馬
1982 モムズコマンド Mom's Command 女性騎手アビガイル・フラー騎手とのコンビで史上6頭目のニューヨーク牝馬三冠を達成する
1982 オーソーシャープ Oh So Sharp 30年ぶり史上9頭目にして現時点における最後の英国牝馬三冠馬に輝いた1980年代の欧州を代表する才色兼備の名牝
1982 プラウドトゥルース Proud Truth 直線の激闘を制した第2回BCクラシックなど3歳時にGⅠ競走3勝を挙げるもエクリプス賞最優秀3歳馬を逃した無冠の王者
1982 リヴリア Rivlia 名牝ダリアの息子として米国でGⅠ競走3勝を挙げた後に日本で種牡馬入りするも、初年度産駒が大ブレイクする最中に急逝する
1982 シャディード Shadeed マイル戦で実力を発揮したニジンスキー直子の英2000ギニー・クイーンエリザベスⅡ世Sの勝ち馬
1982 スカイウォーカー Skywalker 第3回BCクラシックを先行押し切りの競馬で優勝し、マイナー種牡馬だった父リローンチの種牡馬としての名声を高める
1982 スリップアンカー Slip Anchor 英ダービーを逃げて7馬身差で圧勝し、名手スティーブ・コーゼン騎手をして自身が騎乗した米国三冠馬アファームドより上と言わしめる
1982 スペンドアバック Spend a Buck ケンタッキーダービーを圧倒的な強さで逃げ切るも陣営が名より実を取ったため米国三冠の残り二戦には不出走となった幻の米国三冠馬
1982 シアトリカル Theatrical 4歳時までは勝ち切れなかったが5歳になって本格化してBCターフを制して米国芝路線の頂点に君臨し、種牡馬としても芝の活躍馬を多く出して成功する
1982 トリプティク Triptych 母親譲りの頑健さと強烈な末脚を武器に日本を含む世界中で走り続け、牡馬混合GⅠ競走で8勝を挙げた「鉄の女」は繁殖入り直後の事故で他界する
1983 アレミロード Allez Milord 独国と米国でGⅠ競走を1勝ずつしたがそれよりジャパンCにおけるジュピターアイランドとの叩き合いが印象に残る個性豊かな産駒を出した本邦輸入種牡馬
1983 ベーリング Bering 見事な末脚を繰り出して仏ダービーを驚異的レコードで優勝し、凱旋門賞でダンシングブレーヴと対決するが自身を上回る相手の豪脚に屈する
1983 ブロードブラッシュ Broad Brush 競走馬としてもGⅠ競走を4勝するなど一流の競走成績を残したが種牡馬として大活躍し、米国の土着血統ヒムヤー直系の底力を見せ付けた
1983 ダンシングブレーヴ Dancing Brave 驚異的末脚を武器に凱旋門賞など欧州の大競走を次々に制覇した1980年代欧州最強馬は、数奇な運命により日本を終の棲家とする
1983 ファーディナンド Ferdinand ケンタッキーダービー・BCクラシックを制してエクリプス賞年度代表馬に選ばれた名馬だが日本で屠殺されたために米国内で大問題となる
1983 グリーンデザート Green Desert ダンチヒ産駒として初めて欧州で活躍した名短距離馬は種牡馬としては世界中の名短距離馬を輩出してダンチヒの後継種牡馬として大活躍する
1983 ハイエストオナー Highest Honor 超大物は出さないがコンスタントに活躍馬を出し仏首位種牡馬に3度輝いたイスパーン賞の勝ち馬
1983 ホーリックス Horlicks ジャパンCでオグリキャップとの死闘を制して驚異的な世界レコードで制し日本でも非常に有名となった新国が世界に誇る芦毛の女傑
1983 ラストタイクーン Last Tycoon 欧州短距離路線のトップホースだったが突如BCマイルに参戦して人気薄ながら見事に優勝したシャトルサイアーの先駆け
1983 マニラ Manila BCターフでダンシングブレーヴを撃破するなど芝では無敵同然の強さを誇り米国調教の芝専門馬としては初めて米国顕彰馬に選ばれる
1983 ミッドウェイレディ Midway Lady 英1000ギニーを勝つスピードと英オークスを勝つスタミナを併せ持ったリボー直系の結晶は、母としても英オークス馬を産んで成功を収める
1983 ムーンマッドネス Moon Madness 英セントレジャー・サンクルー大賞制覇など欧州長距離路線で活躍するも日本では運に恵まれず競走馬としても種牡馬としても能力を発揮できなかった
1983 ムトト Mtoto ダンシングブレーヴに匹敵する瞬発力でエクリプスS2連覇・キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスDSなどを制した高速ステイヤー
1983 オジジアン Ogygian 米国三冠競走にもエクリプス賞にも縁が無かったがその快速は見る者を魅了して止まなかったテディ直系の本邦輸入種牡馬
1983 シャーラスタニ Shahrastani ダンシングブレーヴの豪脚を退けて英ダービーを勝ち、愛ダービーも8馬身差で圧勝してその実力を証明した実力馬
1983 ソニックレディ Sonic Lady 同じヌレイエフ牝駒である1歳年下のミエスクと共に牡馬相手の欧州マイル路線を牽引した名マイラー
1983 サザンヘイロー Southern Halo 競走馬としてはステークス競走未勝利の身ながら亜国で種牡馬として記録的大成功を収めた「アルゼンチンのサドラーズウェルズ」
1983 ステインレン Steinlen 4歳時までは仏国の下級馬だったが移籍先の米国で徐々に実績を積み重ね6歳時にBCマイル・アーリントンミリオンを勝って米国芝馬の頂点に上り詰める
1983 ストームキャット Storm Cat 競走馬としては2歳GⅠ競走1勝止まりだったが種牡馬として数々の優駿を出し世界屈指の大種牡馬の座に上り詰める
1983 ティファニーラス Tiffany Lass ハイレベルなケンタッキーオークスを無敗で制した名牝は日本に繁殖牝馬として輸入されて牝系を伸ばす
1983 トニービン Tony Bin 伊国の下級馬から伊国最強馬の座を経て欧州最強馬の座へ上り詰めた凱旋門賞馬は日本で東京コース巧者の名種牡馬として大活躍する
1983 ウッドマン Woodman 競走馬としては単なる早熟馬だったが種牡馬としては同じ早熟ながら一流の競走馬を続出させたミスタープロスペクター最良の後継種牡馬
1984 アフリート Afleet 加国調教馬でありながら米国でも活躍したソヴリン賞年度代表馬は日本のミスタープロスペクター系種牡馬ブームに火をつけた立役者となる
1984 アリシーバ Alysheba 当初は善戦馬だったが卓越した闘争心を身につけてケンタッキーダービー・プリークネスS・BCクラシックを制覇した1980年代米国有数の名馬
1984 バヤコア Bayakoa BCディスタフ2連覇など当時の牝馬最多記録となる米国GⅠ競走12勝を挙げた亜国産の快速牝馬は孫世代にBCクラシック優勝馬を輩出する
1984 カポウティ Capote 悲劇的な最期を遂げた半兄エクセラーとは対照的に種牡馬として成功し自身と同様の早熟快速馬を次々送り出したエクリプス賞最優秀2歳牡馬
1984 ゴーンウエスト Gone West GⅠ競走勝ちはドワイヤーSのみだったが内容は12馬身半差の圧勝であり、種牡馬としても父ミスタープロスペクターの後継として大活躍する
1984 ガルチ Gulch 米国三冠競走制覇には縁が無かったがとにかく頑健に走り続けてBCスプリントなどを制した名馬はミスタープロスペクターの後継種牡馬としても大活躍する
1984 イブンベイ Ibn Bey 豊富なスタミナを武器に芝とダートを問わずに活躍し、日本では1989年のジャパンCで見せた伝説的大逃げで知られる実力馬
1984 インディアンスキマー Indian Skimmer 仏オークスをミエスク相手に圧勝し、牡馬相手に英国と愛国のチャンピオンSも勝利した芦毛の名牝
1984 ルグロリュー Le Glorieux 小柄な馬体ながら世界各国を頑健に走り、同一年に欧州・北米・アジアの3大陸でGⅠ競走を制覇する快挙を達成した第7回ジャパンCの勝ち馬
1984 ミエスク Miesque 英仏の1000ギニー連覇・BCマイル2連覇など欧米のマイル路線を美しく華麗に舞った20世紀を代表する名マイラーは繁殖牝馬としても一級品
1984 ペイザバトラー Pay the Butler 4歳時のジャパンCでタマモクロス、オグリキャップ、トニービンを破り翌年のジャパンCでも好走するが早世したため日本の馬場適性を種牡馬としては発揮できず
1984 パーソナルエンスン Personal Ensign 2歳時の故障から復帰してBCディスタフなど13戦無敗の完璧な競走成績を残した名牝は、繁殖成績も見事な成績を収めて全てにおいて完璧だった
1984 ポリッシュネイビー Polish Navy 米国三冠競走は不参加だったがウッドワードSなど米国GⅠ競走で3勝を挙げ、種牡馬としてケンタッキーダービー馬も輩出した本邦輸入種牡馬
1984 リファレンスポイント Reference Point 徹底した逃げ戦法で英ダービー・キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスDS・英セントレジャーを制覇するも凱旋門賞では脚の負傷のため馬群に沈む
1984 ソヴィエトスター Soviet Star 好敵手でもあった同世代同父の名牝ミエスクと同じく米国で産まれて欧州で走りGⅠ競走で5勝を挙げた歴史的名マイラー
1984 トランポリノ Trempolino GⅠ競走未勝利の身で出走した凱旋門賞で怒涛の追い込みを決めて、前年にダンシングブレーヴが樹立したコースレコードを1秒4も更新する
1985 アサティス Assatis 競走馬としては欧州芝12ハロン路線を主戦場として活躍したにも関わらず、日本ではダート巧者を続出させた個性派種牡馬
1985 ベタールースンアップ Better Loosen Up 当初は下級競走を地道に走っていたが4歳時に開花して豪州最強馬の座に上り詰め、迫力満点の走りでジャパンCも制覇する
1985 ブラッシングジョン Blushing John 仏2000ギニー勝利後に米国に移籍してBCクラシックにおいてサンデーサイレンスとイージーゴアの対決に食い下がりエクリプス賞最優秀古馬牡馬を受賞
1985 ブライアンズタイム Brian's Time 購入に失敗した競走成績上位の従兄弟の代替種牡馬としての来日だったが、数々の大物競走馬を輩出しダートでも良績を残した歴史的大種牡馬となる
1985 カドゥージェネルー Cadeaux Genereux 欧州短距離路線のトップホースとして活躍しただけでなく種牡馬としても成功して貴重なテューダーミンストレル直系の救世主となる
1985 キャロルハウス Carroll House 伊国や独国のレースで地道に力をつけて重馬場となった凱旋門賞を制して欧州競馬の頂点に立った力馬だが日本の馬場には適合できず
1985 クリミナルタイプ Criminal Type 4歳時までは平凡な馬だったが5歳時に突如覚醒してサンデーサイレンスとイージーゴアの2頭を連破してエクリプス賞年度代表馬に輝く
1985 ディミニュエンド Diminuendo 抜群の瞬発力を武器に英オークス・愛オークス・ヨークシャーオークスを連勝して1988年の欧州3歳牝馬最強の称号を得る
1985 フォーティナイナー Forty Niner 米国クラシック競走制覇には縁が無かったが北米首位種牡馬になるなどミスタープロスペクターの後継種牡馬として活躍したエクリプス賞最優秀2歳牡馬
1985 グッバイヘイロー Goodbye Halo 安馬ながらケンタッキーオークスなど米国でGⅠ競走7勝を挙げた名牝は日本で繁殖入りしてキングヘイローの母となる
1985 インディアンリッジ Indian Ridge 一本調子の逃げ馬だったため競走馬として大成出来なかったが種牡馬として優れた速度を産駒に伝え欧州では稀少となったトウルビヨン直系を21世紀に伝える
1985 カヤージ Kahyasi 祖父ニジンスキー以来18年ぶりに無敗で英ダービーと愛ダービーの連覇を達成し、繁殖牝馬の父として良績を残す
1985 ナスルエルアラブ Nasr El Arab 仏国から米国に転厩して開花し芝とダートを問わずにGⅠ競走で4勝を挙げるも期待された日本での種牡馬成績は不振に終わる
1985 ラーイ Rahy 競走馬としてはGⅡ競走を1勝するに留まったが種牡馬としては父ブラッシンググルームの後継種牡馬として大活躍した良血馬
1985 リズンスター Risen Star ルイジアナ州のローカル馬から出世を果たし、プリークネスSを勝ちベルモントSを14馬身3/4差で圧勝した、種牡馬セクレタリアトの牡馬の最高傑作
1985 シーキングザゴールド Seeking the Gold 競走馬としてはマイナーGⅠ競走を2勝した程度だったが日本を含めて世界各国で一流馬を出してミスタープロスペクターの代表後継種牡馬となる
1985 シェリフズスター Sheriff's Star 古馬になってコロネーションC・サンクルー大賞を連勝して日本で種牡馬入りするも代表産駒の登場前に種牡馬を廃用となり行方不明になったセイウンスカイの父
1985 サンシャインフォーエヴァー Sunshine Forever ダートでは芽が出なかったが芝で素質を開花させて従兄弟ブライアンズタイム以上の評価を得たが種牡馬としては従兄弟の足元にも及ばなかった
1985 アンフワイン Unfuwain GⅠ競走未勝利ながらGⅠ競走級の実力を発揮したノーザンダンサー最後の大物競走馬にして大物後継種牡馬
1985 ウォーニング Warning 1980年代欧州競馬を代表する名マイラーは貴重なマンノウォー直系の種牡馬として日本の快速馬を次々に出したが惜しくも早世する
1985 ウイニングカラーズ Winning Colors ケンタッキーダービーで史上3頭目の牝馬制覇を果たしBCディスタフでは無敗のパーソナルエンスンを脅かした芦毛の快速逃げ馬
1986 ブラックタイアフェアー Black Tie Affair 4歳時までは短距離戦を中心に地道に走り続けていたが、5歳時に目覚めて距離を伸ばして活躍し最後はBCクラシックを逃げ切って米国競馬の頂点に立つ
1986 カコイーシーズ Cacoethes GⅠ競走では好走すれどもなかなか勝ち切れないレースが続いたが種牡馬としては日本でダートの活躍馬を多く出したアリダーの後継種牡馬の1頭
1986 デインヒル Danehill 父ダンチヒ最高の後継種牡馬として世界中で活躍馬を輩出し史上最多のステークスウイナー349頭を輩出して歴史上最高の種牡馬とも呼ばれる
1986 イージーゴア Easy Goer 筋骨隆々の馬体を揺るがして走りベルモントSなどGⅠ競走を9勝を挙げ、競走馬時代のサンデーサイレンスの宿命の好敵手として日本でも良く知られる
1986 ゴールデンフェザント Golden Pheasant 世界各国を渡り歩きジャパンCでメジロマックイーンを破って優勝したアーリントンミリオン覇者だが種牡馬としては日本の馬場適性を十分に発揮できず
1986 インザウイングス In the Wings BCターフ・コロネーションC・サンクルー大賞などを勝ち種牡馬としても父サドラーズウェルズの最初の有力後継種牡馬として活躍する
1986 キンググローリアス King Glorious 対戦機会は無かったが同世代のサンデーサイレンスやイージーゴアの強敵になり得る潜在能力を有していた本邦輸入種牡馬
1986 マークオブディスティンクション Markofdistinction 名手ランフランコ・デットーリ騎手に初のGⅠ競走勝ちをプレゼントし、日本で種牡馬入り後は九州馬産界の救世主として活躍するも惜しくも早世した名マイラー
1986 ナシュワン Nashwan 英2000ギニー・英ダービー・エクリプスS・キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスDSの英国主要4大競走を史上初めて無敗で全勝した超大物競走馬
1986 オールドヴィック Old Vic サドラーズウェルズの初年度産駒として仏ダービー・愛ダービーを圧勝して同世代のナシュワンを上回る評価を得たスタミナ自慢の逃亡者
1986 オープンマインド Open Mind 2位入線繰り上がりの一幕もあったがケンタッキーオークス・ニューヨーク牝馬三冠競走を全勝して同世代最強牝馬となるも他世代相手では実力を発揮できず
1986 ポリッシュプレシデント Polish Precedent 従兄弟のジルザルには競走馬として敵わなかったが種牡馬としては確実に上回ったピルサドスキーの父
1986 プライズド Prized BCターフを芝競走初出走で制した史上唯一の馬としてだけでなく、スワップスSでサンデーサイレンスに黒星をつけた事でも知られる
1986 セイフリーケプト Safely Kept 非常に地味な血統ながら米国短距離路線で活躍し、短距離王デイジュールを破ったBCスプリントなどステークス競走22勝を挙げた米国顕彰馬の1頭
1986 サンデーサイレンス Sunday Silence 1980年代の米国を代表する名競走馬であるだけでなく日本の競馬界を完全制圧した、いまさら説明不要の日本競馬史上最高の種牡馬
1986 ザビール Zabeel GⅠ競走は1勝止まりだったが、父サートリストラムの後継種牡馬筆頭格として豪州・新国に長期間君臨し続けた大種牡馬
1986 ジルザル Zilzal 突如として現れて欧州競馬界を揺るがし瞬く間に競馬場を去っていった欧州マイル王者
1987 アジュディケーティング Adjudicating 米国2歳GⅠ競走を2勝して日本に種牡馬として輸入され、8年連続で地方競馬の首位種牡馬に輝き、「地方のサンデーサイレンス」の異名を取る
1987 ベルメッツ Belmez 英ダービーには参戦できなかったがキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスDSを快勝しジャパンCでも1番人気に支持される
1987 デイジュール Dayjur 他馬を寄せ付けぬ圧倒的な加速力を武器に欧州短距離路線を席巻し「世界で最も速い馬」と評された20世紀末英国の誇る稀代の超短距離馬
1987 ゴーアンドゴー Go and Go 1990年のベルモントSを優勝して欧州調教馬として史上唯一の米国三冠競走制覇を果たす
1987 ゴーフォーワンド Go for Wand 圧倒的な強さで1990年の米国牝馬戦線を席巻するも暮れのBCディスタフのレース中に命を散らした「ラフィアンの再来」
1987 ハウスバスター Housebuster BCスプリント制覇には縁が無かったが2度のエクリプス賞最優秀短距離馬に選ばれるなど短距離路線軽視の米国において時代の最強馬として君臨する
1987 インザグルーヴ In the Groove 3歳時後半から牡馬に挑戦し続け英国際S・英チャンピオンS・コロネーションCを全て制した名牝
1987 ジェイドロバリー Jade Robbery GⅠ競走勝ちは仏グランクリテリウムのみだったが日本でダート巧者を多く輩出して成功を収めたミスタープロスペクター直子の超良血馬
1987 リナミックス Linamix 競走馬としては仏2000ギニーを勝った以外はGⅠ競走惜敗続きだったが種牡馬としては2度の仏首位種牡馬に輝くなど活躍する
1987 マキャヴェリアン Machiavellian 競走馬としては仏国最優秀2歳牡馬に選ばれた早熟馬だったが種牡馬としてドバイワールドC勝ち馬を2頭輩出したミスタープロスペクターの後継種牡馬
1987 ミスアレッジド Miss Alleged 仏国ではそれほど目立たなかったが遠征先の米国でBCターフを勝利し、さらにハリウッドターフCも勝利してエクリプス賞最優秀芝牝馬を受賞する
1987 ミスターブルックス Mr.Brooks 短距離路線の裏街道で地道に走り5歳時にジュライC・アベイドロンシャン賞を勝って欧州短距離路線の頂点に立つもBCスプリントでその命を散らす
1987 パセアナ Paseana 3歳年上のバヤコアに続いて亜国から米国に渡りBCディスタフなど米国GⅠ競走10勝を挙げて2年連続のエクリプス賞最優秀古馬牝馬に輝く
1987 プレザントタップ Pleasant Tap プレザントコロニー最良の後継種牡馬は4年連続で異なる種類のブリーダーズカップの競走に出た珍記録保持馬でもある
1987 クエストフォーフェイム Quest for Fame 評価が低い英ダービー馬だが古馬になって米国を主戦場とした後も活躍してGⅠ競走も勝った点では3歳限りで勝ち逃げした英ダービー馬より評価されるべき
1987 レッドランサム Red Ransom 競走馬としては故障のためグレード競走不出走ながら種牡馬としては100頭以上のステークスウイナーを出して父ロベルトの後継種牡馬として大活躍する
1987 ロイヤルアカデミー Royal Academy 短距離路線から方針転換して出走したBCマイルにおいて復活した名手レスター・ピゴット騎手を鞍上に優勝し種牡馬としても成功する
1987 サルサビル Salsabil 英1000ギニー・英オークスを勝った後に果敢に愛ダービーに挑むと有力牡馬勢を蹴散らして90年ぶりの同競走牝馬優勝を果たす
1987 ソーマレズ Saumarez 英国調教時代は芽が出なかったが仏国に移籍して開花しパリ大賞を制すると凱旋門賞では父レインボークエストとの父子制覇を果たす
1987 サマースコール Summer Squall 好敵手アンブライドルドと好勝負を演じたプリークネスS優勝馬は種牡馬としてもアンブライドルドと同じく活躍する
1987 タイトスポット Tight Spot 芝に転向後に素質を開花させ、アーリントンミリオンなど8連勝してエクリプス賞最優秀芝牡馬に選ばれた本邦輸入種牡馬
1987 アンブライドルド Unbridled 爆発的な追い込みを武器にケンタッキーダービーとBCクラシックの米国2大競走を制し、種牡馬としても米国三冠競走を完全制覇する成功を収める
1988 アルカング Arcangues 単勝オッズ134.6倍の最低人気という評価を覆して欧州調教馬として史上初のBCクラシック制覇を達成した本邦輸入種牡馬
1988 ベストパル Best Pal 気まぐれな性格ながらもカリフォルニア州のアイドルホースとして長年に渡り活躍したが競走馬引退後3年足らずで早世した「最高の友人」
1988 ダンススマートリー Dance Smartly 牡馬相手の加国三冠競走を全勝した上にBCディスタフも優勝して繁殖牝馬としても一流の成績を残した加国競馬史上最高の名牝
1988 フローレスリー Flawlessly 米国芝GⅠ競走を9勝して2年連続エクリプス賞最優秀芝牝馬に選ばれ米国競馬の殿堂入りも果たした米国三冠馬アファームドの代表産駒
1988 ジェネラス Generous 英ダービー・愛ダービー・キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスDSを全て圧勝して1990年代欧州屈指の名馬の称号を得る
1988 ハンセル Hansel 父ウッドマンの初年度産駒として父の種牡馬としての名声を高めたプリークネスS・ベルモントSの優勝馬
1988 ヘクタープロテクター Hector Protector 仏国主要2歳競走や仏2000ギニーを含むデビュー8連勝を達成した名マイラーは種牡馬として日本を含む世界各国で活躍する
1988 クーヨンガ Kooyonga 日本人馬主の所有馬として走り英国の伝統競走エクリプスSで牡馬勢を蹴散らして勝つなどGⅠ競走で4勝を挙げた欧州の名牝
1988 コタシャーン Kotashaan 仏国から米国に移籍してしばらくして開花しBCターフを勝つなど芝路線で大活躍してエクリプス賞年度代表馬に選出された幻のジャパンC馬
1988 ロックソング Lochsong アベイドロンシャン賞を圧倒的な強さで連覇してカルティエ賞年度代表馬に選ばれた英国競馬史上最高のスピード女王
1988 マジックナイト Magic Night 小柄な馬体ながらもヴェルメイユ賞勝ちと凱旋門賞2着の実力をジャパンCでも十分に発揮した名牝は繁殖入り後も日本で一定の成功を収める
1988 メドウスター Meadow Star 2歳時BCジュヴェナイルフィーズなど7戦無敗の成績を残し「史上最も偉大な2歳牝馬の1頭」と呼ばれ3歳時もニューヨーク牝馬三冠に王手をかける
1988 オペラハウス Opera House 5歳時に本格化してキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスDSなどGⅠ競走を3連勝したカルティエ賞最優秀古馬は日本で種牡馬として超大物競走馬を連発する
1988 スキャン Scan 名種牡馬カーリアンの全妹を母に持つ米国GⅠ競走2勝の良血馬は日本でも種牡馬としてダート巧者を多く輩出して活躍する
1988 セルカーク Selkirk GⅠ競走はクイーンエリザベスⅡ世Sの1勝ながらも2年連続で欧州マイル部門のトップにランクされたエタン直系の名種牡馬
1988 シェイクアルバドゥ Sheikh Albadou 人気薄ながら欧州調教馬として史上唯一のBCスプリント制覇を果たし初代のカルティエ賞最優秀短距離馬に選ばれたた芝ダート不問の名短距離馬
1988 スターオブコジーン Star of Cozzene 3歳時から素質を垣間見せていたが5歳時に本格化してアーリントンミリオンを勝つなど米国芝のマイル中距離路線で活躍した本邦輸入種牡馬
1988 スワーヴダンサー Suave Dancer 爆発的な末脚を武器に仏ダービー・凱旋門賞を制覇して同世代の名馬ジェネラスと互角の評価を得るも、種牡馬入り6年目に落雷により若くして命を落とす
1988 スボティカ Subotica 歴代最強クラスのメンバーが揃った凱旋門賞を4歳時に制覇したレッドゴッド直系の傍流から出現した実力馬だが種牡馬としては全く振るわず
1989 エーピーインディ A.P.Indy 筋骨隆々の雄大な馬体で力強く走りベルモントSとBCクラシックを快勝した1990年代米国最強3歳馬は種牡馬としても超一流
1989 アラジ Arazi 仏国2歳GⅠ競走を総なめにした後に出走したBCジュヴェナイルを圧勝して、2歳にしてカルティエ賞年度代表馬に選ばれたワンダーホース
1989 ドクターデヴィアス Dr.Devious ケンタッキーダービーに挑戦した後に英国に戻って英ダービーを制覇しその後も国際的に活躍を続けた本邦輸入種牡馬
1989 エルプラド El Prado 競走馬としては愛国内でしか活躍できない早熟の短距離馬という評価だったが、サドラーズウェルズ直子種牡馬として史上初めて北米首位種牡馬に輝く
1989 ハトゥーフ Hatoof 古馬になっても欧米のトップホースとして活躍してエクリプス賞最優秀芝牝馬に選ばれ、牡馬相手でも互角以上の走りを披露した英1000ギニー馬
1989 ジョリファ Jolypha 仏オークス・ヴェルメイユ賞と仏国牝馬GⅠ競走を2勝しBCクラシックでも3着と健闘したダンシングブレーヴの全妹
1989 ルアー Lure ミエスク以来史上2頭目のBCマイル連覇を達成するもエクリプス賞では無冠に終わった20世紀米国芝最強マイラー
1989 マーリング Marling 稀代の快速牝馬マーウェルの娘として誕生し、鋭い末脚を武器に欧州牝馬マイル路線では敵無しの実力を誇る
1989 パラダイスクリーク Paradise Creek 好敵手ルアーとの死闘で揉まれて鍛えられアーリントンミリオンを勝つなど米国芝路線のトップに君臨し、日本でも種牡馬として活躍する
1989 ロドリゴデトリアーノ Rodrigo de Triano 優れた加速力を武器に芝のマイル~10ハロン路線で活躍し、名手レスター・ピゴット騎手に30回目にして最後となる英国クラシックタイトルをプレゼントする
1989 サンドピット Sandpit 「競馬場のブラッド・ピット」と呼ばれ、米国芝路線のトップを走り続けた貴重なハリーオン直系の伯国産馬
1989 シャンハイ Shanghai GⅠ競走勝ちは仏2000ギニーの1勝のみだったが日本で種牡馬入りするとダートの強豪馬を多く出して成功した良血馬
1989 セントジョヴァイト St.Jovite 愛ダービーを12馬身差のウルトラレコードタイムで圧勝したのに続いてキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスDSも圧勝する
1989 トゥソード Toussaud 競走馬としてもGⅠ競走を勝った名牝だったが、母として名種牡馬エンパイアメーカーなど4頭のGⅠ競走勝ち馬を産んだ大繁殖牝馬
1989 アーバンシー Urban Sea フロック視されていた凱旋門賞制覇の実力を繁殖入りしてから証明、2頭のチャンピオンホースを含む4頭のGⅠ競走の勝ち馬を産んだ世界的名繁殖牝馬
1989 ユーザーフレンドリー User Friendly 無敗で英オークス・愛オークス・英セントレジャーなどを勝利し凱旋門賞で2着してジャパンCでも1番人気に支持された女傑
1990 バラシア Barathea 2度目の挑戦となったBCマイルを入念な下準備で制し当年GⅠ競走1勝ながらカルティエ賞年度代表馬のタイトルを獲得
1990 ビッグストーン Bigstone 仏国調教馬として史上初めて英国古馬混合マイル競走の最高峰サセックスS・クイーンエリザベスⅡ世Sを両方制したメイショウドトウの父
1990 シガー Cigar 芝からダートに転向した途端に開花してBCクラシックやドバイワールドCなど16連勝を達成した1990年代米国最強馬だが無精子症のため子孫は残せず
1990 コロニアルアッフェアー Colonial Affair ジュリー・クローン騎手に女性騎手として史上初の米国三冠競走勝利をプレゼントしたベルモントS優勝馬は古馬になっても活躍する
1990 コマンダーインチーフ Commander in Chief 無敗で英ダービーと愛ダービーを連覇した種牡馬ダンシングブレーヴの最高傑作は日本で父の後継種牡馬としても活躍する
1990 エルナンド Hernando GⅠ競走勝ちは3歳時のリュパン賞・仏ダービーのみだったが古馬になっても一線級で活躍し、種牡馬としても一流馬を次々に出して成功する
1990 ハリウッドワイルドキャット Hollywood Wildcat 米国西海岸で芝とダートを問わずに活躍してBCディスタフを制した名牝は繁殖牝馬としてもブリーダーズカップ勝ち馬を産んで成功する
1990 キングマンボ Kingmambo 名牝ミエスクの初子としてマイルGⅠ競走を3勝した超良血馬は、種牡馬としても父ミスタープロスペクターの最良後継種牡馬として大活躍する
1990 ランド Lando 名手マイケル・ロバーツ騎手の慧眼によりジャパンCに参戦して独国調教馬として史上初の同競走優勝を果たした独ダービー馬
1990 モンズーン Monsun 後のジャパンC優勝馬ランドの好敵手として活躍した独年度代表馬は、独国繋養種牡馬として歴史上初の世界的大種牡馬に上り詰める
1990 プレイリーバイユー Prairie Bayou 騙馬としては79年ぶりのプリークネスS制覇を果たすも、次走のベルモントSで若き命を散らす
1990 サイエダティ Sayyedati 3歳までに英1000ギニーなどGⅠ競走4勝を挙げ、BCスプリント出走を境に陥ったスランプから5歳時に脱出に成功してGⅠ競走勝ちを上乗せする
1990 スキーパラダイス Ski Paradise GⅠ競走では勝ち切れない事が多かったが、京王杯スプリングCで見せた豪脚と武豊騎手に海外国際GⅠ競走初制覇をプレゼントした事で有名な芦毛の名牝
1990 スカイビューティ